321. DEAD OR ALIVE FINAL
竹内力&哀川翔で近未来が舞台のハイパーSFバイオレンス・アクションってところは素晴らしい。さすが三池監督。オール香港ロケでみんな広東語?を喋っているのに竹内&哀川はオール日本語。で香港の方々の広東語と日本語で会話が成立しているという所は、なかなか好感持てる作り方ですね。前2作と違い序盤から日本刀振り回すは、銃弾受け止めは、オーバーヘッドキックで弾丸打ち返すはで程好いハジケ具合に期待は高まって行くのですが・・・。中盤以降ややダらけた展開でイライラしだします。それどもクライマックスの哀川と竹内の一騎打ちは、吹替えスタントマンバリバリにわかりますが見ごたえ十分・・・だったのだがラストが弾けすぎ。「えー行き過ぎだよ」と思わず思うも「もうどうでもイイヤ・・・」と思えてしまうのでありました。 5点(2003-12-08 13:00:30) |
322. 評決
法廷モノの傑作と言って良いですよね。ポール・ニューマンの落ちぶれ弁護士役は素晴らしいです。まるでホントにポールが落ちぶれた(俳優として)と思っちゃうほどです。そして後半の弁論のシーンなどはそれとまるで逆の迫力の演技にくぎ付けになりました。シャーロット・ランプリングが綺麗だったなァ・・・。彼女の存在なくしてもこの作品成功はありえませんね。 8点(2003-12-08 11:52:58) |
323. D.N.A.
96年の作品だけど「今更・・・」って感じでしたね。「ドクター・モローの島」(77)観た時の衝撃やドキドキ感はどこえやら。ジョン・フランケンハイマーって監督がいけないのかな?ベテランが古い作品リメイクしてもあんまり意味無いと思うんですけど。どうせなら若い監督に好きなようにやらせた方が、まだもう少しマシな作品が出来たんではないかな? 3点(2003-12-08 11:33:39) |
324. エリン・ブロコビッチ
自分らしさを強調するブロコビッチとストーリーになかなかの爽快感があり最後まで飽きること無く見れてしまいます。それに主演のジュリア・ロバーツがまたいい!それまであまり好きではなかったけど、この映画でかなり好きになった。あの胸、偽物だけどわかんなかったなァ。 8点(2003-12-08 11:14:19) |
325. エイリアン2/完全版
完全版とついた作品は数あれど、たいして良くなったモノって結構少ない。逆に悪くなる作品も少なくない中、コレはとても良くなっている作品ですね。↓ポール婆宝勉さんもお書きになっていますが劇場公開版も10点なのですが、コレは未公開シーン分2、3点プラスしても良い出来だと思います。ですのでホントは10点以上と言うことで。 10点(2003-12-07 05:14:06) |
326. カリギュラ
コレ、アメリカの無修正版で観ましたよ。普通これ見たら一流のスタッフ、キャストで贈るポルノってなるよね。エロいってよりキモい、グロいって感じかな。で日本の修正版見たこと無いんだけど、どうなの?コレ修正したらボカシだらけで面白さも半減するのでは?まあ、話を追うだけだったら日本版でもいいんだろうけど。あと上映時間長く感じたな。 5点(2003-12-07 04:54:12) |
327. デイライト
やはりこの手の脱出系パニック?映画には皆さん「ポセイドンアドベンチャー」を引き合いに出していますがこの作品、そこまでも行ってないと思います。つまらなくはないものの何か違うんですよね・・・。やはりスタローン色が強いのでしょうか?パニックモノというよりはアクションモノって感じがするんですよね。悪く言えばスタローン主演作の中の1本って感じでしか記憶に残らない映画でしょうか? 5点(2003-12-05 20:47:19) |
328. 身代金
実に爽快だったなァ。何が良かったかって、それは父親が自分の感に賭けたってとこ。それと犯人たちが追い詰められていくとこ。父親は大金持ちで子供誘拐されて犯人との交渉の駆け引きがメインって言うんならこれ確かにその辺は若干弱い気がする。でも父親が犯人に懸賞金賭けて、人質とって優位な立場である犯人たちを追い詰めるとこが爽快ですよ。っていうかココがこの作品のメインなんですけど。子供を誘拐して身代金とろうなんてホント最低な奴らですよ。わたしも子を持つ親として断じて許して置けないやつらです。そんな最低な犯人たちがあのテレビで自分たちに懸賞かけられたことを知った時の青ざめた表情・・・実にイイ気分でしたよ。普通の映画のように”ラストに主役に撃たれて終わり”なんて死に方よりもこの作品の犯人たちはよっぽど辛いですよ。で最終的にはみんな死んでるしね。まあ、「父親があんな行動とったら、子供殺されて犯人逃げるよ」って意見もあると思いますが、コレは映画、娯楽ですよ。大なり小なり金を払って観ているんだから楽しくしてもらわないと。その為なら少々の無理は良しとしたい。それにしてもゲイリー・シニーズは犯人役にハマってて良かったなァ。 7点(2003-12-05 14:41:59)(良:2票) |
329. チェンジリング(1980)
これはなかなかの佳作でした。謎解きも楽しませながら怖いシーンはきっちり怖く見せる。良質のサスペンスホラーと言って良いんだろうな。怖いシーンと言っても最近の脅かすようなモノではなく、鳥肌の立つような何か感じる怖さがまたいい。そして音も効果的に使われ素晴らしい。コレを観てから十数年になるが、もう一度この作品が観たい今日この頃です。 8点(2003-12-05 13:11:32) |
330. 幸福の条件(1993)
”愛とお金”を計りにかけるような、一見単純のようで実はかなり深いテーマを扱ってる割には以外にわかりやすくラストも陳腐でしたな。↓かーすけさんも書いておりましたが、わたしも”お金に困った経験があるか、無いか”で見方が変わると思うし、”結婚してる、してない”でも変わると思いますね。うちなんかコレ夫婦で観ながら・・・かーちゃん(妻)は「行っていい?(レッドフォードと一夜を過ごしに)」と言えば、わたしは「行って良し!(100万ドルゲットだぜ)」と答える。挙句には、妻が「まずは家買うでしょ」、わたしは「ホームシアター作りたい!あと最強スペックのPCでしょ、後ね~」、子「アバレンジャーの変身する時のやつ!」、妻「貯金もしないとね」などとありもせぬお金の使い道を話し始めちゃいましたから。うちの家族はなんだかなァ・・・。 5点(2003-12-05 03:05:57)(笑:1票) (良:1票) |
331. ドラゴンへの道/最後のブルース・リー
わたしの中ではブルース・リーの作品の中でも一番好きな作品。その理由をあげるとしたら、それは敵役である。当時は無名だったチャック・ノリスとのコロシアムでの死闘!これは歴史に残る名勝負だろう。本物の空手世界ミドル級チャンピオンであるチャック・ノリスは対戦相手として一番リーを苦しめた相手だったと思うからだ。コロシアムでのロケが許されなくてショボいセットであろうがそんなことはあの2人の死闘で気にはならない。そして序盤カラテでリーを追い詰めて余裕まで見せるノリスが、後半逆転されてからのあの哀愁漂う情けない表情。わたしの中では間違いなくその年のアカデミー助演男優賞に値する演技である。そして忘れてはいけないのがロバート・ウォールとウォン・インシクの凸凹コンビである。特にウォンは韓国人でテコンドーの選手でありながら日本人を演じるという常人では難しいと思われる演技をさらりとこなしている。「おまえはタン・ロンか」と「あいててて」と言う名セリフは今でも耳から離れない。リーで言えば珍しく陽気なキャラクターを演じているところも見所と言えるだろう。とにかくリーが監督と言うことでリーを思う存分堪能できる傑作であると断言できるだろう。 10点(2003-12-05 03:04:38)(良:4票) |
332. 学校
↓のコダマさんも書いておりますがわたしもテーマが良かったと思いますね。確かに気になる演出や演技など探せばあるんですけど、そう言ったことよりも、もっと大切なものがこの作品にはあると思います。少なくともわたしはそれを感じられました。こういった作品がソコソコヒットして続編が3本もあるというのが嬉しく感じます。それにしても田中邦衛の演技は悲しくなるほど良かったなァ。 7点(2003-12-05 03:03:36) |
333. 愛と青春の旅だち
《ネタバレ》 当時公開は題にやられました。だって「愛と青春の旅立ち」ですよ。その頃小学生だったわたしでさえ「この題名、名作くせえ・・・」と思ってしまったものです。で、それから数年後のアクション&ホラーバカだった高校生の時見たんですけど、「やっぱり良いもん観た・・・たまにはこういうの見なくちゃな」なんて思ったものです。で社会人になった今改めて観たんですけど・・・名作とは言わないまでも良かったなァ。ギアがルイス・ゴセット・Jrのシゴキに絶えながらも泣く所や友人の自殺する所はわかっていても涙が出そうで瞬き我慢してたもんな。いや~いい年こいたおっさん(自分)が何やってんだか。 8点(2003-12-05 02:44:37) |
334. クリムゾン・リバー
雰囲気も良いし、序盤の猟奇的な事件など「これはいけるかも・・・」と思い、観つづけたが思っただけで終わった。この系の映画の良い所をいろいろ取り込んでいる感じなのだが、肝心の話の方が後半になってもまとまりを見せず終わった感じ。こういう作品で明確な犯行理由があるって何か違う感じもするのはわたしだけかな? 5点(2003-12-04 11:46:45) |
335. オースティン・パワーズ ゴールドメンバー
オープニングだけで満足!後はどうでもいいや・・・と、いうわけにもいかないんですけど、まあ前作デラックスよりは、かなりマシになったかなと思います。豪華なカメオ出演者たちを一度に観れるということでこの位の点数は付けときます。続編撮るとしたら、ぜひトムとグウィネス主演で作ってほしいと思うのはわたしだけ? 6点(2003-12-04 03:00:17) |
336. オースティン・パワーズ:デラックス
前作はそれなりに観れたが今回はちょっと・・・。2作目でいきなりネタ切れですかね?とにかくバカ度はアップしてるし下品なところも倍増。しかしそればっかりじゃねェ・・・。前作以上に好みが分かれること間違いないし、正直、人に薦められる作品じゃない。 4点(2003-12-04 02:48:47) |
337. オースティン・パワーズ
かなり笑えた。でも普通の笑いと違った。あまりにもバカ過ぎると言うか、観ているこっちが恥ずかしくなってちょっと引いちゃった部分もありました。正直2度目は面白さ激減。エリザベス・ハーレイ綺麗・・・。 6点(2003-12-04 02:40:02) |
338. ブルース・リー/死亡の塔
《ネタバレ》 さすがに酷い言われようでね。まあ、ホントに酷いんだからしょうがなんですけど。でわたしがコレを見たのは十数年前、ボンクラなブルース・リーファンだったわたしは、とにかくリーの作品を観まくり最後に残った作品がコレでした。明らかに怪しい香りを放っていたパッケージではあったが、リーの勇姿を見るには、この作品しか無かった。そしてレンタルで観た時、あまりの内容にダビングするのも忘れて返してしまった。この作品とはそれっきりになるのだが最近無性にこの映画が恋しい・・・。酷いのはわかっているのにほしくてほしくてたまらない。で、この度、台湾版のDVDを購入。改めて酷い作品ということを思い知らされた。ツッコミ所はあり過ぎて、いちいち突っ込んでいたら体が持たないほどだ。その中でも最大のツッコミ所は「燃えよドラゴン」の未公開フィルムと他の出演作から切り抜いて繋ぎ合わせたブルース・リーのシーン。この本物のリーのフィルムにそっくりさんのシーンを入れて話を進めるのだが、ココがもう適当で「髪型くらいどうにかしろよ!」と言いたい。挙句にもう、めんどくさいとばかりにリーは序盤で死んでしまう!その死に方も間抜けで驚かされること間違い無し。と、こう書いただけでも普通の方なら観たがらないと思うがそれ以外の所はやっぱり酷い作品です。でも、わたしは以外に好きな作品なのである。 7点(2003-12-02 16:51:40) |
339. スペース・サタン
この作品には3つの思い出があります。まず初めて観たのは小学生の頃「ロボット出てるー楽しい!」これが初めての感想である。次に中学生だったと思います「ファラ・フォーセット、ファラ・フォーセット、ファラ・フォーセットのヌード!」思春期だったせいだろうか。そして大人になって観るとやっぱりファラ・フォーセット以外観るべきところはあまり感じられなかった。それにしても若い頃のハーベイ・カイテルは1、2位を争うほどのSFの似合わない男ではないだろうか。 4点(2003-12-02 16:38:08) |
340. 悪魔のいけにえ2
前作は映画史に残る傑作だがこの続編はあまり頂けないデキである・・・のはずでしたが、この度ひょんな事からDVDを購入、久々に再見したら、これが以外に面白い。前作の低予算による一切セットを使わなかったことで生まれたリアリティが今回まるでないが、その代わりと言ってはなんだかコミカル色が出てきた感じで、それはそれでおもしろいのだ。見所は、小型電動ノコをいくつも装備したD・ホッパーが2刀流でレザーフェイスと繰り広げるチェーンソー・チャンバラだろうか。 6点(2003-12-02 16:28:48) |