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青観さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 1963
性別 男性

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321.  吹けば飛ぶよな男だが
なべおさみって、こんなにもかっこ良いとは知らなかった。この映画を観れば、解ると思います。どこか寅さんみたいって、監督が山田洋次監督で脚本も寅さんと同じで森崎東、どことなく寅さんみたいなこの雰囲気、主人公も周りに出てくる人物も寅さんシリーズのようにみんな馬鹿だけど、人情味があって、温かい。作品の出来としてはハチャメチャな感じもするけど、そのハチャメチャさがこの映画の魅力であると言えよう。それにしてもこの映画の中の緑魔子、何とも言えない不思議な魅力を感じられずにはいられない。
[DVD(邦画)] 7点(2007-01-28 18:18:52)
322.  座頭市二段斬り
えっ?あれ、お鶴役の子、小林幸子だったんだ!それは知らなかった。いや、全く気が付かなかった。それはさておき、全体的にコメディ色の強すぎる感もするし、座頭市の適役が弱すぎるし、用心棒役の加藤武にお調子者の三木のり平と、何だか観ていたら無性に「犬神家の一族」が観たくなってしまうわ、加藤武の用心棒、あまりにもあっけなくやられてしまうし、色々と不満はあるものの、相変わらず勝新の殺陣のかっこ良さと人間味溢れる姿と、やっぱり面白い。三木のり平の座頭市の物真似は噴出してしまうほど笑える。
[DVD(邦画)] 7点(2007-01-28 08:47:05)
323.  座頭市関所破り
勝新の代表的人気シリーズ第9作目の今回は、何とまあ、シリアスな話で驚いた。出来ることならあんまりシリアスな座頭市は観たくないし、やはりアウトローな雰囲気でありながらもユーモアのあるといった所を観たいものである。そんな中でこの作品はシリアスなのに勝新「座頭市」の魅力が画面全体に漂う不思議な感じの作品になっていて、面白く観ることが出来た。相変わらずの孤独な感じの侍というキャラクター、人間性の中に見せる女性に対する優しい一面を見れてこれ以降の作品もまた観たくなった。一応、点数は7点だけど、8点に限りなく近い7点です。
[DVD(邦画)] 7点(2007-01-14 22:12:20)
324.  明治侠客伝 三代目襲名
ちょっと微妙だなあ!確かに加藤泰監督らしい映像美も見せてくれているし、殴り込みのシーンも迫力を感じることは出来る。更にどの人物にしてもきちんと描ききっている。鶴田浩二他、役者の演技は素晴らしいと思う。ただ期待していたほどの作品ではなかった。私にとっては普通に楽しめた程度の出来です。亡くなった親分の後を継いで三代目を名乗る鶴田浩二と藤純子の関係がもっと泣けるかと思ったけど思ったほど泣けない。何故か自分にもよく解りません。面白いことは面白いが不満も残る。それと藤純子に関しては良いことは良いが、やっぱり「緋牡丹シリーズ」のお竜さんの方が魅力的なのと、それともう一つ、一番最初に藤純子が出ている任侠映画で観たのがマキノ雅弘監督の映画であって、「昭和残侠伝死んで貰います」や同じく「昭和残侠伝血染めの唐獅子」の藤純子に比べるとどうしても見劣りしてしまう。この作品を一番最初に観ていたらきっと評価も違うのかもしれない。
[ビデオ(邦画)] 7点(2007-01-05 19:52:58)
325.  秋日和
小津監督によるこれはパロディ映画と言える作品!「晩春」の父と娘の関係を母と娘に設定を変え、「晩春」に比べるとコミカルではあるけど、出来としては「晩春」の方が断然、上です。小津監督らしいフレーズの面白さ、構図の素晴らしさ、味わい深さも見られるけど、母と娘ではやはり父と娘に比べるとどうしても盛り上がりに欠ける。原節子と司葉子の人間としての美しさ、感情的な心を上手く表現しているのともう一人、何と言っても岡田茉莉子が良かった。それとこの作品の中でも佐分利信が男達の中でも一際、目立ってる。
[ビデオ(邦画)] 7点(2006-10-22 18:42:59)
326.  昼顔(1967) 《ネタバレ》 
これはやばい!何と言うエロチックな作品だ!この作品はとにかくカトリーヌ・ドヌーブですよ。もう最初からしてやばいぐらいのエロさです。並木道を一台の馬車が通り抜ける。男達と女、いきなり林の中に連れ込まれる。この時のカトリーヌ・ドヌーブを映し出す足、何たるいやらしさ、そして、男達がカトリヌー・ドヌーブを木に縛り付ける。うわあ~何?何?て思っていたら何とこれがまた夢とは、何と言う妄想!この妄想の世界がこの後の何か不思議で怪しい感じのどこまでが夢で、どこからどこまでが現実なのか?この映画はそんな妄想的なシーンを徹底して描いておいて、観る者に人間の欲望とは何か?てことを深く考えさせる。夢で始まり、その観ていた夢と同じことがこれから起きるのか?というような所で終りとなる。全てが何とも言えない怪しげな作品です。
[DVD(字幕)] 7点(2006-10-15 18:11:58)
327.  反撥
怖い!恐ろしいです。この映画!何が怖いって?既に何人かの方が書かれていますが、オープニングからして、本当に怖いです。カトリーヌ・ドヌーブのあのドアップの眼、それがまず怖い。そして、始まってからも、薄暗い画面の中でのカトリーヌ・ドヌーブの眼、無表情、それを映し出すカメラワーク、次第に壊れていくカトリーヌ・ドヌーブの演技の凄さと恐ろしさ、薄暗い画面の中で、鳴り響く時計の音、更にいきなり鳴り出す電話のベルの音、何もかもが本当に怖くて、怖くてびびりました。カトリーヌ・ドヌーブが家の外にいる時以外はほとんど音楽なしの中で、しかも、あの暗闇のような世界とでも言うのか?とにかく画面構成からして、本当に怖いです。無表情のカトリーヌ・ドヌーブの片方の眼だけをドアップで撮るという何とも恐ろしい撮り方、物語そのものよりもこうした取り方一つ一つが観ていて本当に怖かった。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-10-10 21:42:09)
328.  大菩薩峠(1966)
内田吐夢監督のとは違った雰囲気で、あれはあれで面白いけど、この岡本喜八監督版の方は凄い殺気が漲っている。机竜之介役の仲代達矢の眼が怖かった。最後はちょっとやり過ぎなんじゃないかと思うぐらいとにかく斬る。斬って、斬って、とにかく恐ろしいぐらいです。出来ることならもう少し血の見せ方を工夫して欲しい気もした。あれはいくら何でもやり過ぎでしょ!それでも今の時代劇よりは圧倒的に良い(俳優も脚本も)
[ビデオ(邦画)] 7点(2006-09-18 18:38:21)
329.  続・サラリーマン清水港
昨日に引き続き観たこの続編となる作品、昨日観た最初のよりも面白かったなあ!相変わらず、三木のり平のいい加減さが抜群です。「社長」シリーズでのいつものお馴染みのメンバーの勢揃いの中にあって、三木のり平の可笑しさは群を抜いている。話としては相変わらず森繁久彌の社長の女好きと部下達の悪戦苦闘による戦いという話で、それにしても全ての部下や酒に「次郎長」ものに関係した名前を付ける森繁久彌の社長のセンスはどうかな?個人的に「次郎長」ものは好きなので(特にマキノ雅弘監督による東宝版が好き)、さほど苦にはならないけどね。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-09-12 22:16:35)
330.  社長忍法帖
これもまた三木のり平の面白さがよく現れていて気軽に楽しめるので、良い。三木のり平のいい加減さと、お調子の良さ、そんな三木のり平の部下を持って頭が痛いだろう、社長の森繁久彌の演技とそこに関わってくる人達のあたふたした演技、やりとりなど、面白い。こういった軽いノリの喜劇がもっともっと沢山、観たいと思うし、撮られることを願いたい。
[DVD(邦画)] 7点(2006-08-30 22:45:09)
331.  社長洋行記
このシリーズ、やっぱり何と言ったら良いのか?もう、余計なことなど一切、考えず気楽に楽しむには持ってこいて言葉がぴったしで、この作品にしてもそんな感じで、とにかく気楽に楽しむには最適の作品だと思います。森繁久彌の社長とその部下との会話、やりとりが可笑しい。中でも三木のり平のいい加減さと直ぐに芸者!芸者!て結びつけようとするところなんて、本当に笑える。
[DVD(邦画)] 7点(2006-08-30 22:39:50)
332.  マンハッタン物語
アクションスターのスティーブ・マックイーンとナタリー・ウッドの競演によるこれまたなかなか面白い映画でした。というのがまずは観ての感想で、スティーブ・マックイーンのアクションものでない演技がこれまた微笑ましい。そして、何と言っても、もう一人、ナタリー・ウッドがこれまた本当に可愛い。この二人を見ているだけでも観て損のない作品だと思う。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-08-26 16:28:52)
333.  特急にっぽん
ほっほ~なるほど!これはなかなか面白い!まだ新幹線が走っていなかった時代の東京から大阪へと向う特急こだまの中で繰り広げられる群衆劇的なちょっと変わったコメディと言って良い作品で、列車内で起きる様々なトラブルを川島雄三監督はどの人間にしてもどこか変で、一体、誰が誰と関係あるのか?という何とも怪しげな感じで描いている。フランキー堺と森川信の二人のやりとりも面白いけど、この列車内に乗り込んでくるいかにも悪人て感じの男達が面白い。作品の出来としては川島雄三監督作品にしては、特別凄い作品でもなければ、傑作だとは思わないけど、なかなか楽しめる仕上がりになってると思いました。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-08-16 22:02:55)
334.  不信のとき
怖い映画だ!ホラーやサスペンスのような怖さとは違う、何て言うのか?人間の心の奥底、闇、女の怖さを様々と見せ付けられた気がする。田宮二郎を取り巻く二人の女性、一人は妻、そして、もう一人は愛人!この関係、描き方が凄まじいほどの恐ろしさです。とにかくこの作品は被害者と加害者、いずれもが被害者でもあり、また加害者でもある。そんな風に思える内容で、とにかくこのドロドロした物語の中で、最後の最後に田宮二郎が見せる微笑みはいつまでも心に残るほどの何とも言えない余韻の残し方、今井正監督作品としては、何か異色の気がするが、なかなか見応えのある本当に怖い作品でした。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-08-12 21:59:03)(良:1票)
335.  接吻泥棒
これまた川島雄三監督、何か得体の知れない雰囲気十分に、いきなり見せつける。団令子のはじけっぷりが凄まじい。宝田明とのバトルの中で見せる女としての素顔とでも言うべきか?この作品は団令子の凄さを観ているだけでも可笑しい!作品全体の出来としては、それほどだとは思わなかったけど、一人の女優のはじけた演技だけでも観て損のない作品だと思う。脇を固める俳優の中では新珠三千代が抜群に良い。飲み屋での草笛光子との喧嘩のシーンが良かった。このように女優陣に関しては良いのだが、それに比べてどこか男優陣は他の傑作と比べると川島雄三監督ならではのものが少し薄く思えたのが不満です。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-08-11 20:11:59)
336.  座頭市血笑旅 《ネタバレ》 
シリーズ第8作!この前の二つがいまひとつといった感じでいたけど、これはなかなか面白かった。監督がこのシリーズの産みの親でもある最初の監督でもある三隅研二監督に戻ったことで、大分、活きを戻しつつある感じがしたのと、今回、やはり俳優、勝新太郎の座頭市としての人間的な一面を上手く描いている気がした。ふとしたことで赤ん坊の世話をすることになってしまった市が赤ん坊に自分の乳をくれてやる時の表情が何とも可笑しかった。勿論、最後の決闘シーンもなかなか良かったと思います。
[ビデオ(邦画)] 7点(2006-07-15 17:52:38)
337.  緋牡丹博徒 一宿一飯 《ネタバレ》 
監督が前作の山下耕作監督から鈴木則文監督へとバトンタッチしてのシリーズ第二作目となる今回はどちらかというとややコミカルな部分を描こうという監督の狙いというものが見えた気がする。例えば藤純子扮する緋牡丹のお竜こと、矢野竜子の弟子になろうとする二人の男、山城新伍の七と玉川良一の六のキャラクターと雨の中、傘を差しているお竜に対して、喧嘩をしかける笠松組を傘を武器に一人ずつ倒すシーン、どぶの中に投げ落とす所なんて、まるで漫画のようだし、そんな中、鶴田浩二が物凄くかっこ良い。行く先先でお竜のことを助ける鶴田浩二の風間周太郎、出来ることなら最後のあのシーン、銃で撃たれての死は描いて欲しくなかったなあ!それと私も前作よりも更に美しさをかもし出している藤純子のお竜については、前回の方が個人的に見て、好きです。
[ビデオ(邦画)] 7点(2006-07-09 12:04:05)
338.  次郎長三国志 甲州路殴り込み 《ネタバレ》 
やっと、東映版も観終わった。前回の続きとなる今回は、次郎長一家が甲州へ殴りこみをしに出かけるのだが、人質となったお仲さんが、何ということだ?なんで~?なんで~?と川尻松子みたいに叫びたい気分になりました。なんで、丘さとみやないんだよ?前作までは丘さとみだったのに、なんで?まあ、そんな中で、次郎長親分をはじめとする一家を支えるお蝶夫人が、病魔に冒されるこの悲しき物語が東宝版同様(東宝版では第6作目)悲しい中に見せるお蝶夫人の美しい涙と横顔、一家全員に死ぬ間際に一人、一人と声をかけるシーン、涙なくして、観てられませんでした。東宝版、そして、東映版と観てきたわけですが、個人的には東宝版の方が好きです。キャスティング等、含めて、次郎長親分の鶴田浩二はかっこ良いし、お蝶夫人の佐久間良子もなかなか良かった。ただ、子分の顔ぶれを観ると、東宝版、特に石松に関しては、断然、森繁久彌の方が良い。お仲さんが丘さとみから変更してしまったことも含め、かなりのマイナス!1本の作品としてはよく出来てるけど、やはり東宝版や同じ東映版でも前作ほどの点数は挙げられません。よって、7点です。
[ビデオ(邦画)] 7点(2006-06-15 21:55:25)
339.  殺人狂時代(1967)
冒頭のモダンな雰囲気の世界、映像、セットなどはどこかスタンリー・キューブリックの「2001年宇宙の旅」を思わせる。日本映画ではあるけど、日本的でない、ヨーロッパの雰囲気があった。岡本喜八監督によるこれまた何か得体の知れない不気味さとでも言うべき不思議なタイプの作品!仲代達矢の上手さと天本英世の不気味さがかもし出すこのシュールな世界、一癖も二癖もある一風変わった内容の作品だが、最初のうちは単なるB級もののコメディかと思ったけど、結構、楽しめたのでこの点数です。
[ビデオ(邦画)] 7点(2006-06-05 21:10:26)
340.  次郎長三国志(1963)
今月の初めに東宝版「次郎長三国志」を1作目から8作目まで一気に観て、今度は同じマキノ雅弘監督で、キャスティングも違う。東映版「次郎長三国志」シリーズも観たいということで、ずっと前にテレビで放送したらしいのをビデオに録画してあるという知り合いからビデオ借りてきました。で、この東映版は次郎長役が鶴田浩二で、東宝版の小堀明男とは一味も二味も違う雰囲気の次郎長親分としての粋の良さ、東宝版の小堀明男はどちらかというと、骨太な感じだったのに対し、鶴田浩二の次郎長親分は小粋な感じの親分!そんな鶴田浩二のかっこ良さの前に次から次へと集まってくる子分達、その顔ぶれがこれまたマキノ映画ならではのいかにもマキノ!て感じのメンバー勢揃いで見応えあり!ただ、個人的には今回のカラー作品の東映版よりもモノクロの東宝版のメンバーの方が好きだなあ!それでも作品全体の雰囲気は悪くはないし、マキノ雅弘監督作品に漂う、陽気で粋でそーれ!ワッショイ!て感じのノリの良さ、まずまずのスタートと言えるのではないでしょうか!
[ビデオ(邦画)] 7点(2006-05-26 23:12:26)
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