321. 遠い空の向こうに
《ネタバレ》 重厚なドラマを見られると思っていたので、案外、テンポ良くさらっと描いている様に感じた。それでも、青春モノとして要所を押さえているし、キャストも良い演技をしているので、良い作品になっている。落ちたロケットで怪我する人が出てくるのではと心配していたが、運も味方して成功となったのだろう。 [DVD(字幕)] 8点(2008-01-28 17:05:11) |
322. フィラデルフィア
《ネタバレ》 こういう題材を真摯に映画化したことは評価できるものの、映画としてバランスが悪い。まず、途中からのデンゼルの活躍に少々トムが消され気味。かといって、頭がおかしくなっているのを表すかのようなわざとらしいオペラのシーンはさすがにやり過ぎ。更に、法廷のシーンも中途半端なところでぶつぶつ切り過ぎ。話としても少々飛びすぎではないか。トムもアカデミー賞主演男優賞受賞と言うのは、やはり病人を演じたからと言う感じしかせず、納得のいくものではない。最終的に家族と言う原点で話がまとまっているのは良いが、作り方次第ではもっと良い作品になったのではないか。 [DVD(字幕)] 4点(2008-01-27 17:00:46) |
323. 狼たちの絆
《ネタバレ》 ジョン・ウー作品の中ではまあまあの出来。終盤コメディ色が強く、あんなユンファは初めて見た。ジョン・ウー作品の中では気軽に見れる方。 [DVD(字幕)] 8点(2008-01-27 16:06:10) |
324. ゲーム(1997)
そこまでやっといてそんなオチかよと言う感じ。でも、こんなオチの映画を作れるフィンチャーは凄いね。 [DVD(字幕)] 6点(2008-01-27 16:04:21) |
325. リービング・ラスベガス
《ネタバレ》 すごく切なくなった。お互いが認め合っていて、この先のことは予測できても止めようとしない。でもお互いは求め合う。なんて切ないんだろうと思った。あと、オープニングとエンディングで流れる曲や、夜のべガス、役者の演技もあって、この切なさはかなりレベルが高くなってます。ダメダメ男役のニコラスケイジはこの映画でアカデミー賞主演男優賞を取りましたが、こんだけはまっていたら当然だろうと勝手に思いました。エリザベスシューもニコラスケイジに消されないだけの存在感はあったので良かったと思います。 [DVD(字幕)] 7点(2008-01-27 16:02:36) |
326. フライド・グリーン・トマト
《ネタバレ》 人から人への影響っていうものをすごく感じられた作品です。自分勝手なイジーに心優しいルースが影響を受け、その話をする老人に影響を受けるエブリン、そしてその夫、などなど…その影響も時が経てばまた変わっていくもので、汽車が廃線になって町が廃れたり、ルースの死に際にイジーが話したかもの話などがそうである。いわゆる「運命」と言うものではないかなぁと思った。そして老人の話も少しミステリー調になっているので、この映画を面白くする要素にもなっていると思います。 [ビデオ(字幕)] 7点(2008-01-27 15:59:08) |
327. リーサル・ウェポン4
シリーズ毎に進化し続けてきた「リーサル・ウェポン」シリーズの最終作。みんなが揃い、まさしく集大成のような作品に仕上がっている。これからもみんなには頑張ってほしい。 [DVD(字幕)] 7点(2008-01-27 15:58:26) |
328. フェノミナン
《ネタバレ》 ジョン・トラボルタ良いねぇ。悪役から素朴な人間と、彼の演技の幅には感服です。脳腫瘍だとか話の結びつけは強引だが、ファンタジーと割り切れば普通に観れると思う。人との関わりから得られる温かみって必要だなぁと感じられた。登場人物もそれほど多くないので、それぞれの人物のエピソードも深みのあるものであったと思う。そして、エンディングの「チェンジ・ザ・ワールド」は反則級。 [DVD(字幕)] 7点(2008-01-27 15:58:14) |
329. マトリックス
一対一の決闘。スローモーションに二挺拳銃。そしてハトが飛ぶ。いや、新聞紙だった。 [DVD(字幕)] 7点(2008-01-14 23:20:14) |
330. トータル・リコール(1990)
《ネタバレ》 アイデアもストーリーも良く、その中にしっかりテーマ性もある。しかし、これと言う見せ場がなく、案外地味なイメージを受けた。まぁB級SF映画として観ればなかなかだと思うが。 [DVD(字幕)] 5点(2008-01-04 11:48:12) |
331. 真実の行方
《ネタバレ》 それだけ賢いんだったら、殺人がばれない様に出来たはず、とも思うが、よくある二重人格ネタ以上のオチがありなかなか楽しめた。そして、何よりこの映画でエドワード・ノートンの才能を見出したのが一番の成功。 [DVD(字幕)] 7点(2008-01-03 18:52:44) |
332. マーヴェリック
遊び心が満載で、キャストものびのびやっていて良いのだが、肝心のハッタリが微妙。結局行き当たりばったりで、何の伏線もない。そこがしっかりしていればもっと面白い映画になったはず。 [DVD(字幕)] 5点(2008-01-03 11:46:30) |
333. ダブル・チーム
《ネタバレ》 ヴァンダム映画はどれも同じ。終盤トラが出てくるのにはびっくりしたが、爆発が起こりコカ・コーラの自販機で難を逃れるとは。どうせなら爆発にも動じないくらいの無敵ぶりにした方が笑えたと思う。デニス・ロッドマンもただついて来るだけで、セガール映画に出てくる相棒役と同じ役回り。 [DVD(字幕)] 3点(2008-01-03 11:43:46) |
334. プリティ・リーグ
悪い映画ではないがあんまり印象に残らない。時代背景もきっちり描いるのは良いが、主演の3人以外の描写は結構適当。やはりスポーツものは個人それぞれを描くのが難しいのだろう。そして、センスのない邦題は何とかならなかったのか。 [DVD(字幕)] 4点(2008-01-03 09:36:02) |
335. 沈黙の要塞
《ネタバレ》 本当にアクション映画なのかというほどのアクションのへぼさ。セガール映画の面白さは素手のアクションにあるのにもかかわらず、爆発ばかり。これでは面白くはない。でも、白熊をやっつけるシーンが面白かったのでプラス一点。 [地上波(吹替)] 2点(2007-12-31 19:43:27) |
336. マッド・シティ
《ネタバレ》 これでもかと言うほどのメディア、マスコミ批判は、鬼才コスタ=カブラスだからこそ出来たのであろう。マスコミにより狂っていく主人公の姿はうまく表現されていた。しかし、もっとシリアス且つ社会色を出しても良かったのではないか?前半は妙にコメディタッチだったし、サム(トラボルタ)が、空軍に属していたが高卒だったため操縦はさせてもらえなかったエピソード(本人はプライベートでは飛行機が趣味)は不要。サムのような経済状況の人は山ほどいるわけで、それもこの映画のテーマならもっと掘り下げても良いと思う。でも、視聴率を稼ぐため、特ダネを取るために、必死で動く様をこれほど愚かに見せたのはすごい。 [DVD(字幕)] 5点(2007-11-28 15:10:59) |
337. アウトブレイク
《ネタバレ》 やはり鳥インフルエンザにせよ、SARSにせよ伝染病には独特の怖さがある。しかし、この作品にはその迫り来る恐怖があまりない。町ごと破壊しようと言うのはなんともアメリカ的発想だし、後半からは焦点がぶれまくり。ご都合主義展開が全開で、サルの写真や少女の絵はかなり強引。全く無駄なヘリのチェイス、そして、投下する必要もないのに海へ爆弾投下。人間さえ生き残れば魚など海に住む生き物は死んでもいいのか。自然の恐怖を描いているにも拘らずこのシーンはなんとも人間中心主義。そして、ラストも2人が仲直りして終わり。このラストも強引だし、やはりみんなが協力する場面が最後に必要だと感じた。 [DVD(字幕)] 3点(2007-11-28 10:33:10) |
338. ロビン・フッド(1991・ケビン・レイノルズ監督作品)
《ネタバレ》 少々長いのは難だが、気軽に観れる。熱いドラマはないものの娯楽作品としてなら合格ライン。ラストのショーン・コネリーには笑った。 [DVD(字幕)] 6点(2007-10-19 23:27:01) |
339. 酔拳2
《ネタバレ》 どこか地味だった前作に比べ、訓練シーンはないものの今作はいろんな技が楽しめる。顔を真っ赤にして戦う姿は面白い。戦闘シーンも多く、ストーリー関係なく楽しめる。ただ、いくらなんでもラストは消化不良。 [DVD(吹替)] 8点(2007-10-19 15:34:09) |
340. ニキータ
《ネタバレ》 ハリウッドでは出せない渋いカッコよさ。選択の余地のない主人公にとっては望んでもいない人殺しの仕事。普通の幸せを得られない生活と、エリック・セラのチクチク突き刺さるような刺激的なスコアはものすごく良い塩梅。決して美人ではないアンヌ・パリローだから出し得る弱さを抱えた孤独な人間は観る者を惹きつける。そして、脇のチェッキー・カリョの存在感も良かったし、おいしい所を持っていくジャン・レノも憎い。突然のエンディングもこの映画だからこそのカッコよさがある。 [DVD(字幕)] 8点(2007-10-13 23:29:59) |