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飛鳥さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1679
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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341.  オールド・ボーイ(2003) 《ネタバレ》 
誰が何の目的で15年間も監禁したのか、謎を追究する主人公に自然と思いを重ねてしまい、最後まで引っ張られる。 その謎を解くキーはなぜ解放したかにあったというのが、意表をつく展開で良かった。 日本の漫画が原作だけに、劇画的な部分もあちこちに感じられる。 15年間の監禁生活で体を鍛えイメージトレーニングを重ね、大勢の敵を金槌で倒せる格闘の達人になるなんて、いかにも漫画チック。 少年の頃に持つような空手の通信講座で達人になる空想を、そのまま映像化したかのよう。 リアリティはまったくないけど、これはこれで楽しい。 ただ、犯行動機と手段が近親相姦も関わってあまりに衝撃的でシリアスなもの。 なので、時折り混ざっていたギャグタッチの描写とのギャップに違和感はあった。 そういうのもないと重くなりすぎるのかもしれないが。  アラを探せば、主人公が解放後に一番気になるはずの娘の消息を追わなかったのはおかしい。 また、万能薬的なアイテムともいえる催眠術を使っているのも引っかかる。 ただ、そうしたことをさほど気にならなくさせるだけの勢いがこの映画にはある。 ウジンの犯行動機は理不尽な逆恨みに近く、これほど苛酷な復讐はありえないと思われるかも。 でも、イカレた人間の逆恨みのターゲットになる怖さは今の社会なら常に潜在しているので、絵空事とまでは思えない。 タブーを恐れないアンダーグラウンドの臭いがして面白い映画だった。
[DVD(吹替)] 8点(2013-01-20 21:38:10)(良:1票)
342.  千年の恋 ひかる源氏物語 《ネタバレ》 
舞台が似合うような演出なので、舞台を映像で見たときに感じる物足りなさがある。 キャスト、衣装、セットは豪華なのに、ストーリーがダイジェスト的で味気なく退屈。 源氏物語の筋を知らないと楽しめないし、知っていたら知っていたで随所でイメージが違ってくるかも。 宝塚じゃないんだから、光源氏はやっぱり男が演じないと。 歌う松田聖子の浮きっぷりも半端なかった。 ファンタジー色を加えるとこうなるのか。
[地上波(邦画)] 3点(2013-01-19 23:08:51)
343.  ひぐらしのなく頃に 《ネタバレ》 
コミックは読んでいたけど、この映画化は失敗か。 自主映画レベルの演技と演出で、「嘘だ!」の文字には口あんぐり。 メインキャストにも惹きつける魅力が乏しい。 ストーリーは映画化するなら独立した作品として完結させるべき。 原作や続編を待たないとわけがわからないようなら、それは失敗作といえるのでは。 未解決のまま放り出された感があって、これではスッキリしない。 続編を見るのが前提の作りなら、制作サイドが勝手すぎる。 そんな続編だったら意地でも見たくない。
[DVD(邦画)] 1点(2013-01-19 23:07:28)
344.  猟奇的な彼女
冴えない男が気の強い女に振り回されるだけかと思いきや、だんだんステキなカップルに見えてくる。 スカーレット・オハラのワガママ自己中は嫌悪感を催すけど、彼女のは愛しく思えてしまう。 その辺りの匙加減がよかったし、なにより脚本が伏線をうまく張りながらよくできていた。
[ビデオ(吹替)] 8点(2013-01-18 23:24:48)
345.  明るいほうへ 明るいほうへ -童謡詩人 金子みすゞ- <TVM>
映画の中で時折り挟まれる金子みすずの温かい詩が心に残る。 金子みすずがこんな悲しい人生を送っていたなんて知らなかった。
[ビデオ(邦画)] 5点(2013-01-18 23:17:13)
346.  サッド ヴァケイション 《ネタバレ》 
千代子の包み込むような母性が、捨てられた建次の燃えさかる復讐心を鎮める。 そんな画を描きたかったのだと思うが、ピンとこなかった。 あれって母性で片付けられるのかどうか、どうしてそういう行動になるのか共感できない。
[映画館(邦画)] 4点(2013-01-18 23:12:31)
347.  エッチを狙え! -「イヌネコ。」- 《ネタバレ》 
葉月京の漫画「イヌネコ。」の映画化だが、なんともチープな出来栄えで、誰も見ない深夜テレビの低予算ドラマのよう。 カミナリで人格が入れ替わったり、女子高の先生目当てに男子が女装して入学したり、とにかく設定が古臭い。 ひと昔前のコメディのようで笑えないし、かといってエロスもほとんどない。 ベタ展開の薄っぺらな作品なので、GYAOの無料配信ならまだ許せるけど、お金を払って見る価値があるかどうか…。
[インターネット(字幕)] 2点(2013-01-17 21:57:05)
348.  プラダを着た悪魔 《ネタバレ》 
鬼上司ミランダのふるまいに、自然とアンドレアに肩入れしてしまう。 ミランダもプライベートでは思わぬ人間らしい弱さを垣間見せて面白い。 アンが変わっていくにつれて、彼氏など今までの人間関係もギクシャクしていく様子がうまく描かれている。 夢のために人を冷酷に切り捨てていくミランダの生き方を、アンは最終的には選ばなかった。 ミランダは見込んだ相手に去られて、ダメージも大きかっただろう。 それなのに、アンの生き方を認めて再就職を陰でサポートしていたのが粋でよかった。 脚本がよくできていて、テンポと起伏があって最後まで一気に見せてしまう。 ただ、うまくまとめているものの、予想の範囲内ではあるのであまり後には残らないかも。
[DVD(吹替)] 7点(2013-01-16 22:12:32)(良:1票)
349.  転々 《ネタバレ》 
全編に散りばめられた洒落っ気のある小ネタが見どころ。 臭いつむじ、岸辺一徳、時計屋のカンフーなど、ストーリーの本筋とはあまり関係ない小ネタも多いが面白い。 あるあるネタも多く、思わずニヤッとさせられる。 登場するのはクセのある人物が多くてユニーク。 擬似家族の体験でカレーを食べながら泣く文哉。 息子を小さい時に亡くしたらしい福原と、親に捨てられた文哉が、本当の父子のように見えて微笑ましい。  福原と文哉の散歩は、福原が妻を殺した後というような緊迫感や暗さはない。 終始ゆるくて遊び心を感じる映画で、独特の雰囲気に包まれている。 随所に感じる会話のセンスはすばらしいが、ストーリーの起伏で巻き込まれる感じはない。 まさに散歩と同じようなゆるさと遊び心を持つ映画なので、それが性に合わないとダレてしまう。 散歩するようなつもりで見ると、ちょうど波長が合う映画だろう。 逆にいえば、散歩したくないときに無理やり散歩させられている気分になるかもしれない。
[映画館(邦画)] 4点(2013-01-16 22:01:53)
350.  ザ・ビーチ(2000) 《ネタバレ》 
人と違うことがしたくて、でも結局同じことの繰り返し。 都市伝説のような話に乗っかってみたくなるのは共感できる。 ただ、楽園として描かれるコミュニティでの生活もビーチも、一週間もすれば飽きそうで、憧れは湧いてこない。 秘密を守るために自由に本土に帰れないのはつらい。 小さいサメと格闘したリチャードの武勇伝は笑えた。 終盤、リチャードが単独行動になってから妄想が入りだしてわけがわからなくなった。 結局、リチャードのせいで楽園はブチ壊しで人も死んでいる。 それなのに、元に戻って何もなかったかのようなエンディングは解せない。
[DVD(字幕)] 4点(2013-01-16 02:21:21)
351.  しんぼる
数分のコントを映画サイズに引き伸ばした感じなので、見ていてダレる。 外国人にも通じる笑いを狙ったようだが、まったく笑えなくなった。 すべっているのを目の当たりにしたときに感じる、なんとも言えない居心地の悪さ。 バラエティであれだけ面白い人が、どうして映画だとこうなっちゃうんだろう…。
[DVD(邦画)] 1点(2013-01-14 23:56:59)
352.  ヒトラーの贋札
ユダヤ人収容所での贋札作りというユニークな設定。 ホロコーストの話といえば、何の罪もない犠牲者として一面的に描かれることが多い。 そこに贋札作りの小悪党の視点を入れたことで、より生身の人間臭さが出て良かった。 生き残るためにナチの手伝いをするか、信念をもって拒否するか。 その葛藤と人間模様に、思わず前のめりになる。
[映画館(字幕)] 6点(2013-01-14 18:16:42)
353.  クラッシュ(2004) 《ネタバレ》 
ハイウェイでの交通事故から、物語が始まる。 複数の話が交錯して、微妙に登場人物が関連している。 偶然が幾つも重なって登場人物が関連しているので、リアリティは感じないが、お話としてはよくできている。 人種のる壷である現代アメリカの抱える問題が垣間見えて興味深い。 人種差別者の警官が黒人女性を自動車事故で救い、その警官を批判していた若い警官がヒッチハイクの黒人を誤解から撃ち殺してしまったのが皮肉。 人間は光と闇、どちらの要素も持っていて、流れや状況次第でどちらにでも転びうるということか。  交錯する話の中では、透明マントのエピソードが良かった。 女の子が撃たれたのに、傷一つなくて、急にファンタジーストーリーになったのかと思えば、ちゃんとオチをつけてくれる。 脚本が綿密に練られていて、しっかりしているので、観ていて変なストレスは感じない。
[DVD(吹替)] 8点(2013-01-13 07:48:50)
354.  メメント 《ネタバレ》 
見終わって、すぐにまた見直して確認してみたくなる。 時間軸を逆にしているので、事件の真相が次第に明らかになっていく構成。 こんがらがって時間軸を自分の頭の中で整理するのに追われてしまう。 ストーリー自体は時系列を直せばわかりやすいものだが、主人公が自分の置かれた状況を必死で把握しようとするように、謎を解明したくて最後まで引っ張られる。 ラストはすべての謎が解けてスッキリ。  モノクロとカラーの使い分けも2回目に見るとループ構造になっているのがはっきりわかる。 記憶の捏造は映画やドラマによくあるアイテムだけど、意外性のある使われ方がバッチリ決まった感じ。 乙一の『ZOO』が思い浮かんだけど、『メメント』のほうが先に出来ていたようだ。 脚本がしっかりしていて、ループが主人公の意図とはラストまで思わなかったし、伏線もしっかり効いている。 「さて、何だっけ?」の落としもお見事。  それより大ショックだったのは、十年くらい前に見たことがあるはずなのにほとんど忘れていたこと。 さて何だっけ状態で、自分の記憶の不確かさにゲンナリ。 当時のメモによると五段階評価のDをつけていて(これも記憶にない…)面白くないとの評価だったが、今回見直して印象は全然違っていた。
[DVD(吹替)] 8点(2013-01-12 22:52:26)
355.  空気人形 《ネタバレ》 
人形が心を持つというのはありふれたファンタジーだけど、ダッチワイフというのがおもしろい。 ペ・ドゥナは外国人なのに日本の映画に主役で抜擢されるだけのことはある。 他の映画で見て注目するようになったが、全然違う役どころをこなしていたので演技の幅も広いようだ。 キュートで演技もできて存在感がある上に、脱ぎっぷりもよく肝が据わっている。 それだけ揃うのは日本の女優でも限られてくるので、オファーも回ってきたのだろう。 日本人女優で見たかった気もするが、これを同等に演じることのできる女優がオファーを受けるとも思えない。 役柄も多少カタコトのほうが都合がいいし、キャスティングがどんぴしゃでハマった。 心を持ったばかりの無垢な子供のような姿が愛おしくなる。 レンタルショップの男との哀しい恋の顛末が切なすぎる。 心に空洞のある人たちに人形の吹き込む息が風に乗って広がっていくのが救い。 ヌードシーンは結構出てくるけど、艶かしいエロさというより清楚な感じさえする。 男がベッドで何度も空気を抜いたり入れたりした理由は、もう少しわかりやすい形でサジェスチョンしたほうがいいとは思った。 裏にある物語を見せないと、見る人によってはただの変態的行為に受け取られかねない。 また、ラストで過食症の女の「きれい」のひと言は、意図はわかるんだけど違和感あり。 細かく見ればいろいろ粗も出てくるが、ファンタジーであるということと、空気人形の存在感が優ってあまり気にならなかった。
[DVD(邦画)] 9点(2013-01-12 20:01:59)(良:1票)
356.  君の涙 ドナウに流れ ハンガリー1956
ハンガリー動乱のことは知らなかった。 オリンピックの水球チームと絡めての視点は面白い。
[映画館(字幕)] 5点(2013-01-12 16:57:18)
357.  ビジターQ 《ネタバレ》 
エログロおバカ映画といえばいいのか、シュールなスプラッターコメディなのか、シニカルな社会派カルト映画なのか、 新機軸のナンセンスホームドラマなのか…。 とにかくとことん突き抜けてた作品で、なかなか見られない類のもの。 壮絶なイジメ、援交している娘と父の近親相姦、家庭内暴力、主婦の覚せい剤と援交、オヤジ狩り、強姦致死、死姦、倫理の欠片もない報道。 あらゆる社会悪を詰め込みながら、ポップでシニカルに描いている。 出てくる人間がネジが完全に外れていてイカれてる。 もうメチャクチャすぎて、こんな映画で笑っちゃいけないみたいな観念はあったが、最後のほうはとうとう笑ってしまった。 心情的には文字通りクソ映画と認定したいところだけど、笑ってしまったら低評価もしにくい。 突っ込みどころが満載で、こういう映画もあるんだということで記憶に残る。 カルト的な賞賛か、クソ映画との酷評かに分かれそうな気がする。
[インターネット(字幕)] 6点(2013-01-11 00:13:00)
358.  六月の蛇 《ネタバレ》 
青みがかったモノクロ映像が、独特の空気を醸し出す。 変態露出系のポルノ映画かと思えるような冒頭から、次第に純粋な人間愛、夫婦愛へと昇華されていく。 黒沢あすかが周囲の目を奪うようなフェロモンを放つイイ女になっていく変化がすごい。 手術しなかったのは共感できないが、抑圧から解放されて覚醒した女を見事に表現していた。 雨のイメージも、女が傘を捨ててすべてを晒す場面ではジメジメと鬱陶しいものではなくなっている。  ただ、シュールで幻想的なシーンなど、理解できないところが幾つかあった。 解釈しようとしてそこで引っかかってしまうので、スッキリしない。 こういう感覚に訴えるタイプの映画は苦手だが、イメージは妙に鮮明に頭に残る。 死んだような目で夫に従ってきた女と、生と死から目を背け続けてきた男。 その二人が、最後は生の輝きに包まれて交わっている姿が印象的。
[DVD(邦画)] 4点(2013-01-10 00:46:24)
359.  プライベートレッスン 青い体験 《ネタバレ》 
タイトルでラウラ・アントネッリが出ていたイタリア映画のようなものかと勝手に思っていたが、全然違った。 エロティックなシーンもあるが、シリアスな青春ものに仕上がっている。 なんでこんなタイトルがついているのか不思議。 この作品に登場する人物は、感情が激しすぎて違和感を覚える。 恋愛がうまくいかなくては泣き叫び、求愛表現も積極的で激しい。 恋愛がらみで二人も自殺しているのはちょっとやりすぎ。 その自殺も説得力のあるものではなく、何でそんな選択になるのかがよく理解できない。 特に、女性教師に惚れていた高校生の自殺は意味不明。 この辺りは韓国独特なのだろうか、感情の波長が合わないので共感するのが難しい。 看護師役のぺ・ドゥナはこの映画で初めて知ったけど、コケティッシュでチャーミング。 スタイルもいいが表情の豊かさが魅力的で、ストーリーの物足りなさをカバーしている。 邦画でも主役に抜擢されて日本の監督にも認められているようだが、それも納得の存在感。
[DVD(字幕)] 5点(2013-01-09 12:54:35)(良:1票)
360.  容疑者Xの献身 《ネタバレ》 
石神の献身的な愛には心打たれるものがある。 でも、顔のない死体のトリックで巻き込まれたホームレスが気の毒で…。
[DVD(邦画)] 5点(2013-01-09 00:22:30)
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