361. 白い刻印
《ネタバレ》 人間の「業」というものを感じました。人格形成には家庭と学校が大きく影響すると思っていますが、良くも悪くも両親の影響って何らか必ず受けていると思います。最後の「生まれながら愛と信頼をゆがめられ、他人と関わらぬ生活と願うようになる、人生を放棄するのだ」は心に響きますが、各々が人生を放棄することなく、悪循環を断ち切り、好循環のみを後世に伝えていければと思うのは夢想でしょうか? 6点(2004-03-03 05:13:20) |
362. ボーマルシェ フィガロの誕生
ボーマルシェの足跡をなぞるだけで、あまり人物像にまで踏み込めていない印象。また、私は歴史モノは基本的に好きなのですが、大学受験は日本史で、世界史は全くと言っていいほど判らないので、仏革命の背景・経緯への知識不足なせいか、イマイチ映画に入り込めない。ただし、このサイトの住人の中では「フィガロの結婚」の認知度はかなり高いであろうと思われるので、一応参考までに観ておいてもよいのでは?という感じです。 4点(2004-03-02 20:39:19) |
363. シーズ・ソー・ラヴリー
娘達は皆いい子だったなあ。バカな大人達を反面教師にあのままいい子に育って欲しい。 3点(2004-03-01 01:57:21) |
364. ピアノ・レッスン
テーブルに鍵盤の絵を描いて、それを叩いて弾いたような気になるのは、ピアノ弾きにとってはいたって普通の事です。(私は紙の鍵盤でやったことあります。大成しませんでしたが・・・)それを異常だと決め付ける夫の妻への理解不足が不幸な結果を招いたんでしょうね。ちなみに私は男です。 5点(2004-02-29 21:21:26) |
365. 櫻の園(1990)
公開当時かなり話題になったので観にいった記憶があります。高校時代の年中行事ってのは、当人にとっては1年の集大成である一生に一度の出来事。また桜の季節が誕生日の人はわかると思いますが、桜が咲き誇る4月上旬ってのは他の人とは違ったなんとも言えない心理状態になるものです。自分の誕生日に一生に一度の出来事である芝居を行い、ヘアースタイルを変えて、自分の気持ちを告白する。ちょっと気持ちが浮ついた特別な1日をリアルタイム形式で上手く表現していたと思います。 6点(2004-02-29 20:57:17) |
366. ポネット
仏4歳少女版「フィールド・オブ・ドリームス」ですね。こちらはまだ非科学的な事を信じる事が可能な世代なだけに、ストーリー展開にダイナミックさに欠けますが、やはりラストは良いです。私はいい大人ですが、死んでしまった友人や家族に会いたい・話したいという衝動に駆られる事はしばしばあります。夢にもよく出てきます。死者からのメッセージ「楽しく生きろ」を素直に受け入れられるのも4歳というこの世代ならでは?ある意味凄いけど。私なら「生きるのも結構大変なんだよ」と死者に対して愚痴のひとつも言い返したくなるところです。嫌な大人だなあ。 8点(2004-02-29 18:32:59) |
367. グッドフェローズ
結局マフィアには信頼関係などはなく、金と名誉と権力しかないって事ですね。実話とはいえ後味の悪い作品です。私はロマンのある方がすきだな。 5点(2004-02-29 04:22:35) |
368. ブロンクス物語/愛につつまれた街
なかなかよい青春映画だと思います。印象に残った一言「即対応」 7点(2004-02-29 04:00:40) |
369. クリフハンガー
札束で焚き火するなよー!!! 7点(2004-02-29 00:43:00) |
370. 17歳のカルテ
人生を半分ぐらい生きたのですが、「生きる」って大変だなあって最近よく思います。だからといって別に死にたいとも思いませんが、「人間なんてウソつきで、世の中は無知でくだらない人間ばかりかも」と思うことはしばしば。だから世の中とは結構距離を置いているほうだと思います。病気って程でもないと自分では思ってるのですが、ウーピーの言うように「甘えている・人生を無駄にしている」と思うことはあります。単に傷つきたくないだけなのかもしれませんが。まだまだ大人になりきれないんでしょうかねえ。 7点(2004-02-28 02:24:08) |
371. ナインスゲート
ホラーは殆ど観ないのですが、これは別に怖くはないし、結構笑えますね。ちょっと勘違いした欲に眩んだ人間の姿や彼らが無様に消えていくところなんかは面白いです。 6点(2004-02-27 16:48:43) |
372. わんぱくデニス
ウォルター・マッソー可哀想。ちょっとフセインに似てる? 6点(2004-02-27 04:38:13) |
373. リトルマン・テイト
「自分がこの子のような天才だったらどうしよう?」とありえない空想をしたのは私だけでしょうか??? 6点(2004-02-26 12:05:45) |
374. シザーハンズ
「純粋さ」というのは美しくもあるが、時には凶器にもなる。作品では純粋さをハサミで表現し、美を創造したり、恐怖を与えたりする。純粋さが美になるか凶器になるかは、それに接する人間がどう付き合っていくか?って事だと思う。自分自身の純粋さも含めて。 7点(2004-02-26 03:56:04) |
375. ターザン(1999)
悪くはないんだけど、ちょっと夢がないかな。 5点(2004-02-26 01:02:57) |
376. グラスハープ/草の竪琴
全体的にいい雰囲気の映画。最後のセリフ「変化は避けられない。思い出も薄れていく。だが、大切なあの秋があってこそ、作家の私がある」が印象に残る。変わりゆく時代の中で、大切なものだけが心に残り、それはその人にとって永遠に生き方のベースとなる。皆人それぞれの「グラスハープ」があるから今の自分があるのだとという事に気づかされる。 6点(2004-02-25 18:33:11) |
377. ドン・サバティーニ
マーロンブランドに見込まれたら・・・。嬉しいやら怖いやら。実際にはありえないけど。そういう(ゴットファーザーをベースにした)パロディーなのだが、マシューがちょっと好青年過ぎてコメディーになりきれていないのが残念。 5点(2004-02-23 20:39:26) |
378. ワイルドシングス
「ケビンとマットがホモだったのかあ。じゃレイプなんてしないよなあ。やられたなあ。」と思ったら全然違ってた。 7点(2004-02-23 01:57:25)(笑:2票) |
379. ヴァージン・スーサイズ
自殺に至る苦悩が明確に描かれていないため、結構危険な映画だと思いました。明確・具体的な感想ではなく、「なんとなくわかる」「雰囲気が好き」等の吸い込まれていくような感覚的な印象や共感を持った人は潜在的な自殺願望を持っている可能性があるような気がしますが。 3点(2004-02-22 17:15:43)(良:1票) |
380. エニイ・ギブン・サンデー
最後の試合前のアルパチーノの名ゼリフには鳥肌がたち目頭が熱くなった。これだけで十分。 チーム格闘技の未経験者には理解し難いのかも。 共感した方は早稲田の大西鉄之祐関連の書籍を是非ご一読を。 あとは、ベテラン選手QBを演じるデニスクエイドがなかなかいい。 チーム格闘技は身体的能力だけでなく、ゲーム経験やチームの信頼・人格等の要素も必要だという事を教えてくれる。 10点(2004-02-22 15:01:20) |