21. ターミネーター3
続編っつーかパロディ臭い。男性ストリップの所で☆サングラスをかけるところはバカ映画のノリだし、警官に止められたTXがおっぱいを大きくするところはパクリポルノみたいだし。にしても、TX弱いなぁ。ヘリ如きにやられんな。それでも最新型か?メカニックがヘボだったのか?シュワルツネッガー知事が車を殴るシーンはストⅢ3rdのQが車ぶっ壊してるみたいで可愛い。でも、昔に比べると大分しぼんだねぇ、知事。空気が抜けたようですね。先生は風船ですか?ラストは色々あるけどまあ好きにしてちょーだいって感じだったなぁ。まだ続編あるの? 5点(2003-12-06 22:33:18) |
22. 刑務所の中
愉快。実に愉快。刑務所なのに。これで老後は安泰かも。腹が減っている時に観るとまた興が増す。乙な味。それじゃ。 8点(2003-12-01 22:17:15)(笑:1票) |
23. アンブレイカブル
夢があっていい。つまりこれは“超人父さんカッパマン”の誕生秘話である。「説明しよう!人ごみの中で悪人を察知すると、暗い瞳に力が宿り、デビッド・ダンは超人父さんカッパマンに変身するのだ!雨合羽を翻し、正義のために戦うぞ!必殺技はチョークスリーパーホールド!背後から忍び寄るのがミソだ!弱点は水!高級住宅はプールがあって厄介だね!」ってな感じで。巻き込まれ型ヒーロー第1話とだいたい同じルートで話が進むので安心して観られるし、デビッドとイライジャのメンタルな部分に焦点が当てられているのにも好感が持てる。ラストも悪党の悲しみが伝わってきてグッド。ただ、イライジャの髪型はいただけない。アレがなかったらツルッパゲ対決でなお良かったと思うんだけどなあ。駄目かなあ、ツインハゲ。まあ、それを割り引いても「シックス・センス」よりは面白かった。 7点(2003-12-01 22:09:12) |
24. コンフェッション(2002)
裏切り者が物凄く分かりやすい。故にオチが弱い。これはスパイものとしてどうなんだろう。しかし、そこに到るまでの過程は楽しく拝見した。みんな上手いね、本当に。この人が本物の殺し屋だったのかどうかよく分からないが、どうせだったら本当であってほしい。そのほうがおもろい。 6点(2003-12-01 21:38:39) |
25. 座頭市(2003)
うーん、面白かった。難癖つけようと思えば結構言いたいことはあるけれど、そういうのを吹っ飛ばすパワーがあります。殺陣というか人斬りシーンが多いのに残酷さはなく、もうやたらめったら爽快です。スカッとしてしまう。人殺しなのに。ミュージカルシーンもいいですねー。これは、日本の娯楽映画に新しい境地を開いたと言えるのではないでしょうか。時代劇のあり方としての答えの一類型を。面白ければそれで良し、時代考証という名のリアリティは二の次。お見事。 8点(2003-11-01 21:31:08) |
26. ウォーターボーイズ
面白くない。唯一笑ったのは「食ーべ放ー題」の歌。あとはつまらん。だいたい、高校のプールでシンクロやったって足つくんじゃなかろうか。ついてないのか、アレは? 4点(2003-10-29 21:24:00) |
27. 天国の口、終りの楽園。
途中までの暴走をラストまで引っ張ってくれればもっと面白かったじゃないかな。しんみりして終わるのもいいけど、小さくまとめたような印象を受ける。青春映画はどこまでも突っ走らにゃあ、いかんですよ。 6点(2003-10-27 20:51:31) |
28. TRICK トリック 劇場版
出来が良くない。評判の割にはこの程度かぁ~、という感じ。ミステリーとしてはあまり上等の部類には入らない。「トリック」なのにトリックがへっぽこ過ぎる。オチも実に弱い。最初から最後まで常に説明臭い。ただ、細かいところで面白いところはいっぱいあった。上田のウルトラマンポーズとか、「人という字」のところとか。ドラマを観ていないので分からないけれど、ああいうのはお約束として入ってるのかな。 5点(2003-10-22 20:28:40) |
29. 永遠のマリア・カラス
マリア・カラスの事はな~んも知らなかった。CDすら聞いたことがなかった。だいいち、オペラを観た事が1度もない。で、まあ、観たわけですが。物凄く綺麗な声だと言う事は分かる。でも、私にはそこまで。よっぽど音楽のセンスがあるか、マリア・カラスのファンでないと一番良いところが楽しめないかも。でも、マリア・カラスを知らない世代でも十分楽しめる。感動できる。監督はじめ製作者と出演者に愛があるからでしょうね、マリア・カラスに。 8点(2003-10-18 17:41:42) |
30. えびボクサー
異色のボクシングコメディー、なのか?はたまた巨大海洋生物パニックものか?どうにも分類しがたいヘンテコ映画。なかなか肝心の試合にまで行き着かないのでやきもきするが、いざ試合開始となると・・・。ラスト近くえびが走り出すシーンは必見。爆笑! 6点(2003-10-13 16:30:57) |
31. ぼくの好きな先生
いいですね、素敵ですね、みんな。難しいことは考えずに(本当は少し考えた方がいいのだけど)、観ましょう。楽しいです。 9点(2003-10-13 16:15:09) |
32. 北京ヴァイオリン
頑張るお父さん。ドジるお父さん。怒るお父さん。いまはもう、絶滅危惧種に近いこういうお父さん。いいです。あと、一人目の先生。君子とは、多分こういう人でしょう。ラストレッスンで後光が差してます。 8点(2003-10-13 15:59:09) |
33. マニトの靴
観終わってすぐに忘れ去ってもいい程度の値打ちしかないが、観ている間はめっちゃ笑える。ギャグやパロディがかなりキてるのは勿論、無意味に挿入されるミュージカルシーンがいい。「蜂の巣マシーン」の歌なんか、踊りたくなっちまう。 6点(2003-08-19 19:59:47) |
34. 黄泉がえり
観終わってから鼻で笑ったった。舌出したった。つまらんわ、ほんまに。いや、つまらんやろとは思って観たんやけど、ある意味で期待以上。あかんよ、あきませんよ、これは。褒めるとこ、何処にあるんや。テレビで充分、って言うかテレビでさえ観る価値があるか疑問やね。特に最後のライヴシーンは電波に乗せたかてファン以外は誰も喜ばへんわな。 3点(2003-07-20 23:01:35) |
35. 人生は、時々晴れ
生活苦を絵に描いたような風貌、言動。嗚呼、ティモシー・スポール。彼の持つ「おっさんのリアリティ」はあまりにも見事すぎる。名台詞も多い。地味で陰気だけど、そんなどん底でも挫けそうで挫けない辺りがイギリスなのかな。アメリカだったら2人や3人自殺してそうだ。 7点(2003-07-14 21:58:45)(良:1票) |
36. 戦場のピアニスト
逃げ隠れするしかしょうがない。人にすがるしか生きる術がない。ドラマティックではないが、それが本当のところなんだろう。「ライフ・イズ・ビューティフル」の方が好きだし面白いけれど、あれは言ってみれば“お話”でこっちはほとんど実話だから。余談ながら、銃声がするたびに体がビクッとなるので戦争映画を観に行くといつも明かりがつく瞬間が恥ずかしい。 7点(2003-06-28 21:50:20) |
37. ボウリング・フォー・コロンバイン
はっきり言って、今年観たどのハリウッド映画よりも面白い。マイケル・ムーアの主張は自分の考えと非常にあうので鵜呑みにしてしまいたくなる。しかし、映画でも言ってるように客観的な判断もなしに情報を頭に詰め込んではいけない、んだよね?見終わると、ムカつくところにはムカついて、スカッとするところは実にスカッとする。そのまんまだが、そう思う。 8点(2003-06-28 21:36:00) |
38. 壬生義士伝
テーマであるところの義や家族愛について異論は全く無いが、なんかこう、入っていけない。新撰組の羽織の色が黒赤なのはひょっとしたら理由があるのかもしれないが、時代考証はアレでいいのか?北辰一刀流とかいっていたが、「鶺鴒の尾」やらないし。近藤は牛鍋(豚肉に見えない)やらメロン(瓜ではあるまい)喰ってるし。薩摩隊に斬り込んだのに、相手は誰も示現流で斬りつけないし。細かいところまで言えばきりが無いのでやめるが、いくらエンターテイメントでも最低のラインは守ってほしい。鉄漿やら眉落しやらまでするのは女優の「現代的評価における美しさ」を減損することになるので求めないけれども。それに随所で光るミスキャストもイタかった。最たるものは大久保一蔵!殺意すら覚えるだめっぷり。「独立少年合唱団」の二人もなんかどうでもいいような存在だったし。それから、中井貴一も切腹前が長すぎ。序盤の演技が台無しだ。 5点(2003-06-15 15:20:42) |
39. シカゴ(2002)
ミュージカル好きなので、不自然さなど微塵も感じなかった(まあ、どんな作品でもだが)。やっぱり、もともとがいいからどういじっても面白くなるのだ。刑務所でのタンゴと腹話術、あとミスターセロファンが特に良い。それはさておき、ダニー・エルフマンの曲はどこで使われてたの?エンディング? 7点(2003-06-06 21:52:27) |
40. 愛してる、愛してない...(2002)
掛け値なしに面白い!しかし、「アメリ」を観てない人には面白さ半減かもしれません。前半のアンジェリクの可憐さはまさにオドレイ・トトゥの真骨頂ですし、後半の“ブチ切れ電波系妄想”も「アメリ」で見せた空想癖を土台にしているためか、やたらとリアリティがあります。こんな人いないだろうけど、いそうで怖い。観せ方が抜群に上手いので、同じ事象を視点を変えて2度描いているのに少しもくどくありません。むしろ、2度目の展開の方が観客を惹きこんでいくのではないでしょうか。「アメリ」とオドレイ・トトゥのファンなら必見です。「いい妄想」と「悪い妄想」の比較が出来て楽しいはず。 9点(2003-06-06 21:40:18) |