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クリムゾン・キングさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1658
性別 男性
年齢 39歳
自己紹介 【好きなジャンル】…面白ければ何でも。
【オールタイム・ベスト】…「十戒」「死霊のはらわた」「ゾンビ」「マグノリア」
「アンドロメダ…」「悪魔のいけにえ」「悪魔のような女(55)」「霊幻道士」
「劇場版からかい上手の高木さん」「洗骨」「映画はアリスから始まった」

結構感覚で書いている部分もありますが、過去観た作品の更新もしつつ、ぼちぼち書いていこうかと思います。

結構タイポります。

ヨロシクです。

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21.  SLAM DUNK スラムダンク 《ネタバレ》 
なるほどそこからネタを持って来たのね(笑)という感じです。 ですが正直、本編のキャラクターがみんな個性的というかしっかりと「キャラクター」が確率しているのに対して映画版のためかどうしても取ってつけた感が感じられてしまいました。 それとそんな理由で女の子ぶつなよ、って自分も思いました。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2021-08-01 20:26:33)
22.  地獄先生ぬ~べ~ 恐怖の夏休み!!妖しの海の伝説! 《ネタバレ》 
今回のヒロインに関してはちょっと好みではありません(笑) ですが、妖怪の持つ宿命とそれを断ち切る絆、最後の「転生」を思わせる描写など、ちょっとウルっときてしまったので今回はこの点で。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2021-08-01 20:20:31)
23.  地獄先生ぬ~べ~ 午前0時ぬ~べ~死す! 《ネタバレ》 
今回の妖怪は心の闇が作り出したピエロ、ということで冒頭の部屋のシーンからやけに暗いシーンが多く、ちょっとホラー度は高い感じがしました。ガチに殺しにくるあたりも、今のアニメじゃ考えられないような気がしますがそこがいいところ。 最後のエンドロールでしっかりと友達の輪に入れて、大団円という感じで終わるので最後までハラハラドキドキ、最後は爽快という感じで楽しめました。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2021-08-01 20:18:33)
24.  地獄先生ぬ~べ~ 《ネタバレ》 
ドンピシャな世代で、手袋をつければ「鬼の手」ごっこをしたものとしてはそれだけで最低でも5点の価値はあります。 映画版オリジナルのキャラクターの性格がやたら弱気でちょっと気になりますが、添えれでも最後はその弱さを克服するし、主要メンバーもしっかりと彼女を守るために立ち上がりこの手のジュブナイルものとしても面白かったです。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2021-08-01 20:15:46)
25.  ボディ・ターゲット 《ネタバレ》 
ボディ・ターゲットってなんだよって思わずツッコミ入れたくなってしまいます。原題結構格好いいのに(笑) ヴァン・ダムの役柄はこれまで景観だとか軍人だとかキック・ボクサーだとか、とにかく拳で語る役柄が多かった気がしますが、今回はちょっと影のある主人公。アクションもありますが、母子との親交を交えたちょっと感動系のストーリーで見せる感じで、たまにはこういうのも悪くないのかな、と思いました。 ラストのくだりなどもなかなか余韻の残る終わり方ですし、結構好きな部類です。 ただ、いい意味でのむさ苦しさがほぼないのと、格闘戦についてはもう少し映えるもの(ハイキックだったりスピンキックだったり)があればなぁというのが正直なところでした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-07-22 16:50:15)
26.  ゾンビ2001 ザ・バトルロワイヤル 《ネタバレ》 
まず90年が製作年なのにゾンビ2001っていうタイトルにするあたり勝負を諦めてる感じです。 と言うのはこの作品に限ったことではないのですが、みんな大好き(?)ドイツの3大鬼畜監督の1人、アンドレアス・シュナースの初期ゾンビ映画。 もうストーリーや設定なんてヘロヘロで、演出とかカメラワークなんてどんなに控えめに言ってもそこらへんの学生さんの方がよっぽど良いもの撮るよな、と言う出来です。 ではこの作品の見どころは?と聞かれればそのゴア描写。 クオリティはまあ置いておくとしてとにかく全編にわたって吹き飛ぶ首と手と血飛沫と内臓のオンパレード。ストーリーや演出などを犠牲にしてゴア描写にステータス全振りしたようなこの潔さは好感が持てます。 アナログのビデオ撮り作品のため、チープさは目立ってしまいますが、個人的にホラー映画はこうしたチープな方が雰囲気でるし特殊効果の拙さもカバーできると思うので良いと思います。 まともに観るととても観られた代物ではないのですが、そもそもこの監督の作品をストーリーだ演出だなんて視点で観る人は皆無だと思うので、諸々込めて5点くらいが妥当かと思います。 もちろんゴア描写の量と情熱に関して言えばは10点満点です。
[DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2021-07-20 02:46:01)
27.  モータル・コンバット(1995) 《ネタバレ》 
21世紀になっても未だ続編が出続けている残虐格闘ゲームの実写版、というか我らがボンクラ、(ダメな方の)ポール・アンダーソンの初期作。 結構ダメ映画?みたいな感じですが、意外とまともに作ってあります。 ↓みなさんも突っ込んでいる通り、冒頭から流れる「モォータルコンバァーット!」としか叫んでいない(笑)BGMもなかなかツボですが、結構話が単純で世界観に入り混みやすく、ゲームの設定とか知ってると色々と笑える場面が多いです。 なんで人間界守るために武術大会なの?とか、なんで10回勝たないととかそんなめんどくさいの?とか気にしたら負け。原作ゲームも半分以上が残虐なフィニッシュブロー、フェイタリティ(究極神拳)を楽しむようなものだから良いんです。 ゴア度はマイルドになりましたが、一応フェイタリティの数々も再現されていますし、後半になれば格闘シーンも結構見応えあるものになってきます。 ただそれと同時に、結構敵側もあっさりやられたり、単調になったりするので終盤になると飽きてくるのですが、それもご愛嬌ということで。
[インターネット(字幕)] 6点(2021-06-20 02:23:04)
28.  夜逃げ屋本舗2 《ネタバレ》 
前半はスナック感覚でサクッと自己破産する債務者たちのいい加減さと、借金を踏み倒された良心的な町金のギャップでまず「自己破産の是非」をとい、中盤以降は悪徳金融のせいで「借金を踏み倒さなければならない事情」にも言及、とはいえ半分くらい自業自得な連中はしっかりと「しっぺ返し」を食らっているのでちょっと爽快。 ただ、一部人情のある債務者は悲しい結末になるので、やはりちょっとシリアスな展開。 細川俊之扮する豊臣も、一見すると正論言っているようで、結局は詭弁でしかなく、しっかりと悪事も働いていル。しかも迫力とカリスマ性抜群、それでいて主人公?に固執するのもかつて(自分の強引な取り立てが原因で解雇された)逆恨みなので、絶妙な器の小ささが実に適役だと思います。 終盤の夜逃げも、ちょっとスマートさには欠けるけれども、さながらスパイ映画のような衣装や装置などで適度にスリリング。前半の溜めも相まって十分面白い作品でした。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2021-06-11 19:51:27)
29.  フランケンフッカー 《ネタバレ》 
「バスケット・ケース」の監督だけあって、「一体どうしたらこういう描写が思いつくんだろう」というのがまずすごいです。 冒頭の変なクリーチャーいじくりまわしてても誰もそこに突っ込まないという時点でこの作品の作風を察し、中盤の連続娼婦爆死で「どうしてそうなるんだよ!?(笑)」と驚かされ、極め付けの終盤、保管庫?から溢れ出るクリーチャーの造形は「どうやったらこんなゲテモノを思いつくんだろう?」ともはや関心のレベル。 ラストも黒いユーモアが効きすぎていて、個人的に好きです。 そしてヒロイン?のフランケンフッカー(エリザベス)を演じる人のぎこちない動きと顔芸がまたクセになる作品。 今見ると、ダミーヘッドなどの作り物感が非常に気になってしまいますが、それでも十分楽しい作品でした。
[ビデオ(字幕)] 7点(2021-06-05 13:04:36)
30.  21エモン 宇宙いけ!裸足のプリンセス 《ネタバレ》 
半分以上思い出補正も入ってるのですが、小さい頃によくビデオを借りて観ていました。 時間にして約40分、テレビアニメのスペシャル的な時間で、登場人物も主要3人以外はほぼ劇場オリジナル。 展開も所謂「ローマの休日」なのですが、短い時間の中にぎゅぎゅっと見所が詰まっていて楽しい作り。 何よりヒロインのファナ王女のお転婆さと可愛さ、世間知らずさ云々が観ていてある意味心地いいアクセントになっているので、今も時たま観返したくなる作品です。
[ビデオ(邦画)] 8点(2021-06-03 16:59:27)
31.  ボディ・バッグス<TVM> 《ネタバレ》 
3話からなるオムニバスっていうかテレビ映画だそうですが、出ている人たちがみんなB級ホラーの旗手という感じの人たちばかりなので、そういう意味でもうれしくなってしまいます。 93年製作の割には役者陣が「あの人は今」状態のようですが。こちらはリアルタイム世代ではないので何とも言えないのですが。唯一マーク・ハミルに関しては「こんなのに出てるんだ(笑)」といった感じです(近年某星間戦争映画でまたスクリーンに大々的にカムバックしましたが)。 話自体はこうしたオムニバス形式においてありきたりと感じますが、時間も適度に短く、ちゃんと盛り上がるように作られており、なおかつしっかりとゴア描写も入っているので飽きずに観ることができると思います。 今ではこうした作品も多くなり、表現もより過激になっていたり演出面も色々と工夫されているのでこの作品が特出しているか、と言われるとそうでもないのですが、すでに鬼籍に入ってしまった監督たちの動く姿が拝める貴重な作品だと思うので、点数は7点ということで。
[ビデオ(字幕)] 7点(2021-06-01 20:23:52)
32.  イグジステンズ 《ネタバレ》 
内臓と云うか胎児と云うかを彷彿とさせるゲーム・ボードや骨製の拳銃と云った、なんだかよく判らない造詣の小道具が顕在、それでいて同題材のビデオドロームよりも幾分か判りやすいというか取っ付きやすくなっているという点では初心者向けなのかもしれません。 ジュード・ロウやウィレム・デフォーと云った今や大御所の出演も良いですが、以前の作品に比べるとインパクトと云うか、独特のアングラ感が薄れている気がします。
[DVD(字幕)] 6点(2011-03-22 02:12:36)
33.  サイコ(1998) 《ネタバレ》 
元がサスペンス映画の最高峰だけあってこれを再映画化するのは相当な勇気が要ったでしょう。もっと云えばこれをリメイクできるということは相当な誉れなのかもしれませんが。 で、実際内容としては、「悪魔のような女」のような改悪はないにしても現代的な解釈もなく、最後にライラの一発が加わるだけで(あとは館の外観が違う)ほぼオリジナルと一緒です。 カラーになってとっつきやすくなった分、オリジナルが放っていた白黒の不気味さ云々がすべてなくなっているように思えます。登場人物については、言わずもがなでしょうか。 元々完成度の高い作品だけに、外れもしませんがリメイクの域は脱していません。まあ当然といえば当然なのでしょうが…。
[DVD(字幕)] 5点(2011-03-20 01:36:11)
34.  スティーブン・キング/アーバン・ハーベスト2 《ネタバレ》 
2って書いてあるけど、たぶん続きじゃなあいんだろうな。1作目は未見。 題名が分からんことになってるけど、チルドレン・オブ・ザ・コーン(トウモロコシ畑の子供たち)のリメイク。 よくわからんうちに悪霊が復活してたり、しもべとなる子どもたちがやけに少ないと感じさせたり、いろいろと突っ込みどころ満載。 しかし一番痛いのは、ラストに死闘を繰り広げてくれると予想していた、やっとの思いで現世に復活した悪霊の少年が、いともあっさり倒されたこと。 このあっけなさは逆に見る価値あるかも??
[ビデオ(字幕)] 4点(2008-09-28 04:02:52)
35.  Dr.ギグルス 《ネタバレ》 
ホラー・スプラッターが下火になった90年代前半に制作されたサイコホラー…というかメディカルホラー。 宣伝文句等では「ジェイソンやフレディに次ぐ新たなホラーキャラ登場!」みたいな事が書いてありますが、まあ誇大宣伝とまでは言わないまでもそこまでの迫力、カリスマ性があるわけではありません。 まあ、命を救うはずの医者が殺人鬼、という設定は良いとしても、そう云った設定は過去にもいくつか存在していますし、何より、宣伝文句にある「心臓採集」が全然描かれていないので、お話になりません。 かといって、他の殺人シーンはといえば、特に代わり映えのしない方法で殺していくだけ。ラストで「私の発明だ」といって怪しげな医療器具…というか殆ど殺人道具が登場しますが、そんなもんがあるならもっと早く使えって感じです。 しかも、警官には腹(胸)撃たれるわ、医者には脚刺されるわでどこか間抜け。まああの笑い方(ギグル)だけは不気味で良いですが。 ストーリーのほうも、孤児になったのに成人した後は何故か精神病院に入院していたり、ゲームしてる子ども見て「手遅れだ」とか言って見逃したり(まあ、そこはアメリカ的といえばアメリカ的ですけど)、ヒロインは心臓が弱くて激しい運動するなとか言われてるのに思いっきり走ってるし(走らないと映画が映えないんだけどね)、ヒロインの友達カップルが「苦労して盗んだんだぜ~」と彼女に母ちゃんの下着着させようとしたり…っておいおいおい(汗)そんなの着させるなよ。俺だったら絶対ヤダけどね。 と、まあこんな感じに、どこか間抜けでゆるい感じに進行していくので、暇つぶし程度にしかなりませんよ、と。
[ビデオ(字幕)] 5点(2008-07-20 03:22:02)
36.  ジェイコブス・ラダー(1990) 《ネタバレ》 
悲しいかなあらかじめオチを知っての鑑賞だったのでラストでの衝撃は半減だったのですが、それでもなかなか唸らせる内容だと思います。 こういう系はやったもん勝ちで、それこそ今では主人公は実は…な展開は結構見ますけど、やっぱり初期のころだけに衝撃度などは大きいと思います(無論、これよりも前の作品でも同様の展開の作品はありますが)。 一見するとサイコ・サスペンス調で、閉鎖された駅で見る怪物や担架で病院内を搬送される場面など、非常にシュールで印象深い場面もありますが、ストーリーの方はと言えば、死に対して自分はどう向き合えばよいか、という非常に哲学的なものになっています。 現実(敢えてそう呼ぶ)と幻覚の狭間でどんどん精神を衰弱させていくティム・ロビンスや、最後の“ヤコブの梯子”でのカルキンの包み込むような演技など、非常に見ごたえのある作品だと思います。
[ビデオ(字幕)] 7点(2007-11-04 04:44:40)
37.  ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間 《ネタバレ》 
今年になって全シリーズをDVDで見ることができまして、すっかりとツイン・ピークス・マジックにハマってしまったので、その総仕上げとして本作鑑賞、ということになります。 さて、ローラの最期の7日間の描写ということですが、まあ、謎が解決と思いきやちっとも解決されず、むしろ深まったというのが事実だと思いますが、そこ(解けそうで解けない謎)こそがツイン・ピークスの魅力ではないでしょうか。 謎は完全には明らかにはなりませんが、テレビシリーズで仄めかされるローラ殺害当日の描写等があるので、「あそこはこういういきさつだった」というのがよくわかります。 そして、おとーちゃん役のレイ・ワイズがとにかく迫真の演技ですから、それだけで見る価値はあると思います。 …とはいえ、やはりこれはテレビシリーズを見てることが半ば前提のような作品であり、実際結構かったるい作りをしてるので、一つの作品としては、可もなく不可もなくといったところですかね。 カイル・マクラクランも脇役程度の扱いになっちゃってますし(苦笑)。
[ビデオ(字幕)] 5点(2007-09-05 19:51:05)
38.  ベスト・キッド4 《ネタバレ》 
我らがカラテ師匠ミヤギさん活躍のシリーズ4作目(最終作?)。 と、云う事で、前作までの弟子(主役)だったダニエルさんは今回は登場せず、男勝りな女子高生、ジュリーが新たな弟子としてミヤギ流カラテを伝授されます。 …と、要は今までと大体同じストーリー。ただ主役が女の子になったので今までよりも幾分か可愛らしさがプラスされてます。 それゆえ、今までよりもミヤギさんは悪戦苦闘。すでに皆さん仰ってますが年頃の娘を抱え悪戦苦闘するお父さん的役割になってます。 そして、相変わらずの嘘やねん!?と思う要素も健在だったり。特に驚愕の“禅ボウリング”や“禅の弓道”。ガーターがストライクになるってどんな能力だよ!?とか、あんな射形…というかあの引き分けと会で飛ぶんかい!?とか突っ込みどころ満載でしたが、まあなんだかんだで楽しんで見てましたし、今回も“ミヤギさん強ぇ~”を堪能できたので大目にみますか(笑)。 それと、ロング・ヘアーのヒラリーはなかなか女の子してて可愛かったですねぇ(笑)。
[DVD(字幕)] 6点(2007-07-22 08:22:31)
39.  ポンヌフの恋人 《ネタバレ》 
確か"東京で半年近くのロングラン”と書いてあったので、はじめの方の展開で「おや?もしかして俺、見る作品間違えた??」と思ってしまいましたが、次第に見ていて、作品に引き込まれていきました。 まあ、完全に引き込まれてしまったわけでもないんですが、中盤あたりで、ハンスが初めて自分の身の上を話す場面(マイノリティであるがゆえに、マジョリティになりうるミシェルを"こちらには来るな”と警告するあたり)は、とてもよかったです。 終盤にかけての展開も、まあこういうのもありかなと。 考えて見る、というよりは、感性に訴えてくる作品のような気がします。
[ビデオ(字幕)] 7点(2007-04-04 03:40:46)
40.  美しき諍い女 《ネタバレ》 
まず浮かんでくる当然の感想として、やたら長いと音楽が一切流れないというものがありますがそこはあえて無視します。 あまり撮影技法だとか、映画の理論、そして芸術云々の難しいことは僕は判らないのですが、場面の一つ一つがとても絵画的であり、また、まるで小説を読んでいるような感じを受けました。 音楽が流れない、というのが一役買っているのだと思いますが、たとえば庭園で語らう時などは木々のざわめきや小鳥のさえずりとうの自然の音がとても特徴的で、アトリエにて絵を描く場面に至っては、神の擦れる音や描くときの筆の音等がとても特徴的で、ここで繰り広げられている心理面での闘いだとかは、観る人が自由に連想してください、といった印象を受けました。 内容はたぶん、画家の哲学と自己開示とかそういうことを云ってるんでしょうし、ほとんど会話と絵を描く場面で構成されているので、かったるいといっちゃかったるいんですが、久しぶりに「なんかすごいもん見たぞ!?」と思わせてくれる作品でした。
[DVD(字幕)] 8点(2007-04-02 05:42:54)
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