21. 引っ越し大名!
「国替え」という折角の題材が活かしきれてないように思える。アチコチ飛ばされ続けた松平直矩主役で政治ドラマとして見てみたい気がした。星野源の演技はイマイチで、時代劇向きではないし主役の器でもないので少々退屈するが、脇役陣の活躍でどうにか最後まで見られる。ただし、オチは悪くないので後味はよい。 [地上波(邦画)] 5点(2023-06-19 00:48:07) |
22. 聖☆おにいさん
原作はある程度読んだ事があるが、映画化により良くも悪くも万人向けにマイルドにした印象。ユルイ世界観はキープできているかな。 [地上波(邦画)] 5点(2023-06-15 23:59:04) |
23. きみはいい子
原作未読だが、3つの短編を1つの作品として映像化するのは少々無理があったように思える。個々のストーリーはそれなりに印象的ではあるんだが。子供たちの演技は自然でよかった。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-06-15 00:14:32) |
24. 七つの会議
《ネタバレ》 野村萬斎に新鮮さはあるものの、全体的には『半沢直樹』と一緒の出演者のワンパターンな演技・演出で少々飽きる。内容的には証拠品は納品物を調べればわかるのに、偶然サンプルが残っていたという逆転劇?はどうなのかと。 [地上波(邦画)] 4点(2023-06-14 02:20:13) |
25. バトルフロント
スタローン脚本だからなのか、良くも悪くも古臭くてオーソドックスな内容ではあるが、それがステイサムには逆に新鮮に思えるから不思議。父親役ってどうなんだろうとも思ったが、無難にこなしているし。冒頭のロン毛とウィノナ・ライダーのオバサン化には驚いたが。 [地上波(吹替)] 6点(2023-06-13 13:12:51) |
26. アリー/スター誕生
才能ある女と結婚するのはいいが、同業者はヤメトケってことだろうな。同業者夫婦あるあるで時々言われることではあるが。会社員夫婦でも奥さんが出世しちゃうとギクシャクするらしいけどね。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2023-06-06 12:52:11) |
27. お父さんと伊藤さん
《ネタバレ》 頑固で厳格なお父さんが子供たちとの同居を選択しているというのがわかりにくいのだが、要するに「寂しい」ということなのかもしれない。スプーンも「団欒」の象徴であり、家族愛に飢えていると考えれば辻褄が合う。嵐や火事等の災害を経て家族が再生していくという展開には『岸辺のアルバム』的な既視感もあるが(スプーンがアルバム的なキーアイテムというか)、佐藤さんの存在感にもインパクトがあり心に残る作品ではある。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2023-06-05 01:13:54) |
28. パリより愛をこめて
設定が面白く、テンポもよくて楽しめる。なぜか坊主頭のトラヴォルタがデブなのに、やたら動きがよいのに驚くのだがどこまで自演なのか。 [地上波(吹替)] 6点(2023-06-04 20:28:30) |
29. メカニック:ワールドミッション
続編になっているのか否かは疑問だが、脇役陣も豪華だし、ステイサムの無双ぶりを楽しむ分には悪くない。 [地上波(吹替)] 6点(2023-06-04 15:39:56) |
30. 種まく旅人〜みのりの茶〜
内容的にはまさに「お役所推薦映画」という印象。俳優陣は悪くはないんだけどね。とくに田中麗奈は自然な感じがよい。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2023-05-28 16:35:17) |
31. クロール -凶暴領域-
《ネタバレ》 それなりの緊迫感はあるが、他の人は次々と噛まれて食い殺されていくのに、いくら主人公だからと言って噛まれても何ともないってのがやはり違和感。こういう適当なことするなら、主人公は噛まれずに逃げ回る&戦うって方が全体的な整合性がある。 [地上波(吹替)] 5点(2023-05-24 11:59:05) |
32. 劇場版 マジンガーZ/INFINITY
良くも悪くも現代的。個人的にはもっと素朴で単純な方が好みかな。小難しくしたいなら別アニメの新作でやれば?って思うが。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-05-17 00:11:51) |
33. 湯を沸かすほどの熱い愛
《ネタバレ》 直情的な主人公にちょっとついていけなかった。夫がだらしないとこうなってしまうのだろうが。他方、「家出記念日」に毎年カニを送る元母の神経もよくわからない。花ちゃんの演技はよかったかな。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-05-10 21:28:20) |
34. ロボコップ(2014)
《ネタバレ》 AI時代が進展した昨今だからこそリアリティーを持って見ることができる。近い将来には警官ロボットが本当に登場するかもしれない。そこで問題になるのが感情の有無なわけだが、もちろんロボットには感情はない。で、ロボコップは人間なのかロボットなのか。「感情の制御」をテーマとしつつ、その辺のある種の「曖昧さ」は上手く描けていたように思う。面白いのは警察やオムニ社を捜査し始めるところで、一点の曇りもない清廉潔白な人間など殆どいないわけだから、それをロボット警官が捜査し始めたら、殆どの人間は犯罪者になってしまうのではないかと思った。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2023-05-09 00:40:37) |
35. オズランド 笑顔の魔法おしえます。
悪人が誰も出ない(強いて言えば倫也か?)、オール善人のホノボノ作品。かと言って「癒し」があるかというとそうでもない。内容的にはそれなりの覚悟をしつつ、波瑠目当てで見たんだが、彼女の魅力もイマイチ引き出せていない。 [試写会(邦画)] 4点(2023-05-08 01:34:26) |
36. 建築学概論
《ネタバレ》 あまり中身のない気軽に見られる恋愛映画で息抜き程度にはなるが、ストーリーには違和感もある。結婚直前だというのに昔の女に出会って、心動かされてキスまでしちゃって、婚約者の彼女が可哀そうでしかなかった。また、ヒロインの厚かましさにも気になる。自分の人生が上手くいかなくて「初恋相手」が気になる気持ちはわからないでもないが、婚約中なら設計依頼は止めるべきだろう。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2023-05-04 11:40:05) |
37. Ryuichi Sakamoto: CODA
全てをさらけ出すという感じではないので、イメージ映像的な印象はあるが、それなりに人物像的なものは描けていたようには思う。いろんな事情があったのだろうと推察するが、できれば音楽活動に専念して欲しかった。 [地上波(邦画)] 5点(2023-04-28 19:57:46)(良:1票) |
38. 幸福なラザロ
ドイツ統一後には東ドイツの人々は前の方がよかったと嘆いたという話を聞いたことがある。どんな社会が「幸福」かなんてのは相対的なものでしかないのかもしれない。描き方が極端ではあるが、実話をベースに寓話的に資本主義批判をしている展開には興味深いものがある。ただし、オチは少々ヤリスギかなと。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-04-26 11:55:24) |
39. エジソンズ・ゲーム
TVでたまに取り上げられる話題なので、ある程度は背景を知ってはいたが、やや駆け足な印象。前提知識がないと物語が少々わかりにくいので、もうちょっと長尺で丁寧に描いた方がよかったのではないのかと。が、それなりの見ごたえはある。テスラにもう少し光を当てて欲しかったかな。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2023-04-25 23:53:01) |
40. 詩人の恋(2017)
これは「恋」と言えるんだろうか。そもそも「恋」って何のかって話もあるが。同情にも思えるが、本人は否定している。「こうするしかない」と。やむにやまれぬ感情とでも言おうか。「対象物」によって創作魂が刺激を受けているからと言えなくもないし。となると仕事に夢中で家庭を省みない夫と類似しているということにもなるが。なんだかスッキリしない作品ではあるが、それなりの味わいはある。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-04-17 12:43:09) |