21. 猿の惑星
記憶を消して、何度もあのラストを味わいたい映画です! [DVD(字幕)] 8点(2019-09-16 02:32:43)(良:1票) |
22. エルマー・ガントリー/魅せられた男
《ネタバレ》 耳の聞こえない人を治す下りは演出だろうと予想していたのですが、それは不明のままアクシデント発生。なんだあのガソリンまいたような大火事は? [DVD(字幕)] 4点(2019-06-30 08:53:20) |
23. 穴(1960)
《ネタバレ》 ●やけにスムーズに進行する脱獄計画。楽勝かと思いきや、敵もさるものだったというオチ。ま、そりゃガスパールも裏切りますよね。悲劇ですけど、こういうのは好きです。鏡に映った看守軍団の演出がすごい。こちらも「うわっ!」と声が出ました。●街中のマンホールから顔を出しながら、一旦引き返した二人。これで嫌な予感がしました。 [DVD(字幕)] 8点(2019-03-11 19:43:42) |
24. 怪談(1964)
1~3話、どの話も怖くありません。むしろ、切なさ、やるせなさを感じました。ホリゾントの強い色彩も印象に残ります。 [DVD(邦画)] 7点(2018-11-25 22:24:32) |
25. 大殺陣
「集団抗争時代劇」か・・・。『十三人の刺客』と監督は同じ、物語の構造も似ているはずなんですが、こちらは一層とっちらかった印象でした。画面内で数十人がそれぞれ斬り合いするのは迫力ありますけど、やはり私はメインキャラクターたちがキチンと目立っている方が好みです。 [DVD(邦画)] 5点(2018-01-23 18:46:11) |
26. 忍者狩り(1964)
《ネタバレ》 相手の忍者側には、無名のそこそこ強い奴が多数いるより、一人だけものすごく強い奴がいる、とした方がメリハリがあっていいと思う。しかも、そのものすごく強い奴(闇の蔵人)と主人公和田倉との間に因縁があるので、物語はがぜん興味深くなる。和田倉が恨みのあまり味方まで手にかける無茶も許されるものだ。戦いの場は屋敷内、街道と次々変わり、面子が徐々に減り、最後は廟内での和田倉・闇の蔵人の対決と進む。和田倉は執念で蔵人を討ち、自らも倒れる。敵味方とも(大名家の面々を除き)全滅して物語はキッチリ着地・・・と思ったら和田倉生きてた!これが一番びっくりした。 [DVD(邦画)] 7点(2017-12-23 16:24:04) |
27. アパートの鍵貸します
《ネタバレ》 フランがアパートに居座りだしてからが長く感じた。ジェフからバクスターに心が移る経過の描写が必要としても、自殺を図るほど好きだった相手を吹っ切れるだろうか、何かをきっかけにまた不倫男のもとに戻るんじゃないかと不安だった。しかし、バクスターが終盤、身勝手な上司の要求を蹴ったように爽快な場面もあったのでこの点数。 [DVD(字幕)] 6点(2017-12-08 22:21:15) |
28. 裸のジャングル
開幕15分で死のチェイスがスタート。上映時間が短いこともあり、追い付かれたら死ぬ緊張感が最後まで持続しました。文明人代表として駆り出されたコーネル・ワイルドですが、知恵と体力を駆使して逃げ回ります。原住民としては僅かながらチャンスを与えるつもりだったのでしょうが、ちと手ごわかったようです(最後は息切れしていましたけど)。 [DVD(字幕)] 7点(2017-10-22 16:58:44) |
29. 大魔神
《ネタバレ》 大魔神が動くのは最後の20分。それまでは悪党の無法ぶり・若様たちの無力ぶりを描いて期待をあおります。一旦大魔神が怒ると、後は胸のすく勧善懲悪劇なんですが、農民が苦しんでいても動かなかったり、左馬之助に個人的な制裁を行った風でもあり、神様の身勝手ぶりもうかがえて、それもまた良いなと思います。 [DVD(邦画)] 7点(2017-08-25 14:42:02) |
30. けものみち
森塚敏やら小沢栄太郎やらが気持ち悪過ぎて伊藤雄之助が普通に見える不思議。 [DVD(邦画)] 6点(2017-07-21 23:06:51) |
31. 何がジェーンに起ったか?
何らかのドンデン返しがあるらしいとの前情報のみで鑑賞。モノクロでも気持ち悪いと分かるジェーンの化粧ぶりに嫌悪感を持ちつつ、後のミザリー的監禁劇に気を取られて、ラストまで真相に思い至りませんでした。お互いを大事に思いながらも、少しでも相手より優位に立ちたいと願ったゆえの悲劇ですか。似たような現象は現代にも多くあると感じます。兄弟姉妹は同じ進路を行くべきではないですね。 [DVD(字幕)] 7点(2017-05-24 19:19:27) |
32. 奇跡の人(1962)
《ネタバレ》 ヘレン・ケラーの伝記は子供の頃、くりかえし読みました。映画では、105分という長くはない尺でどうあの人物が描かれるのか気になっていました。その内容は、獣のような人間からコミュニケーションの取れる人間へ変わる転換点を描くものでした。大変密度が濃く感じました。知らない人が見たらコントですらある食事の躾のシーンがまず超圧巻です。二人とも必死の格闘です(この時のカメラワークが恐ろしくテンポ良い!)。そして有名なWATERのシーン。決定的瞬間を見せてもらったと思わずじわっときました。途中までヘレンには諦めの感情、良くて「~さえできればそれでいい」と考えていた家族たちがサリバン先生の熱意に巻き込まれていく様子も見ものです。 [DVD(字幕)] 9点(2017-02-03 20:16:25) |
33. 切腹
《ネタバレ》 面白かったです。浪人が切腹を押し売りするも当てが外れて本当に死ぬことに…という単純な話と思いきやとんでもない。津雲が井伊家へやって来たこと、求女に対応した家臣三名が不在なこと、いずれにも理由があると分かるスリリングさ、そして、最終的に井伊家も切腹者を出さなければならない理不尽さが印象的で良い。役者ではなにより仲代達也氏。後半までほとんどお白洲から動かないのに凄くカッコいい演技は必見です。最後に、残念ではないですが微笑ましかったのが殺陣。形のうえでは1対30くらいなんですが、しっかり1対1の繰り返し。ああ日本の時代劇だと思いました。 [DVD(邦画)] 9点(2017-01-22 12:09:21)(良:1票) |
34. 天国と地獄
《ネタバレ》 前半8点、山崎努が顔を出してからの後半は3点ですね。主人公が自分の野望か(他人の)子供の命を選択する緊張感が最後まで持続しませんでした。会社をめぐる暗闘が途中で消えてしまって残念。いっそ自作自演で世論を背に会社を乗っ取るなんて結末だったら楽しかったのに。 [DVD(邦画)] 5点(2016-11-11 21:24:47)(良:2票) |
35. 鳥(1963)
家に立てこもる場面はナイト・オブ・ザ・リビングデッドを彷彿とさせて面白かったのですが、それ以外は、襲われても即死することのない鳥相手なので緊張感が微妙に薄かったです。実際あの場にいたら間違いなく怖いでしょうけど。 [DVD(字幕)] 6点(2016-03-24 19:16:21) |
36. サイコ(1960)
《ネタバレ》 他人の金を横領してしまった女性の逃避行?→まさかの惨殺!→足跡を追う探偵。これも殺害!犯人はノーマンの母親か?→母親は既に死亡。一体どうなっている?・・・と観客を振り回してくれる素晴らしいプロット。二名の殺害や母親が振り向くシーンの構図もすごい。サスペンス映画の教科書などと称されるのも分かる出来です。 [DVD(字幕)] 9点(2016-02-07 11:46:33) |
37. 愛と死をみつめて
《ネタバレ》 ●「健康な日を3日下さい」等のモノローグ、泣けました。あざといと分かっていても、私は若い人が病気やケガで死んでいくのが とても悲しいのです。●ラストの宇野氏の語り、どうなんでしょう。迫力があり、悲しみも十分伝わるのですが、直前にあった誠との別れのシーンが、このインパクトで塗りつぶされてしまった印象でした。●若き日の吉永小百合さん、めちゃくちゃ美人ですね。ビックリです。 [DVD(邦画)] 8点(2015-11-18 18:22:36) |
38. 飢餓海峡
《ネタバレ》 長い、というのが鑑賞後の第一印象。樽見が八重を殺してしまい、一直線に転落かと思えば、真っ向から犯行を否定。爪などの物証を示されても粘る粘る。八重と書生が殺害されるシーンがなければ、この人本当は無実?と考えたかもしれません。どんな決着を付けるのか注目したのですが突然の自殺。主人公の背景がほとんど描かれていないので納得感が足りません。しかし、戦後間もなくの日本の様子は記憶に残りました。 [DVD(邦画)] 6点(2015-09-12 11:51:20) |
39. 不知火檢校
《ネタバレ》 小さな子供が金に執着する姿を見せる冒頭から、荷車に括り付けられ引っ立てられるラストまでピカレスクの雰囲気がぷんぷんとしていました。主役の勝新太郎が全然役を演じてる風でないのがすごいですね。希望を一つ挙げるなら、検校へ登りつめてから、もう一発大きい悪さをかまして欲しかったです。 [DVD(邦画)] 7点(2015-09-10 12:30:07) |
40. 史上最大の作戦
なるほど、プライベート・ライアンの冒頭を思い出す戦闘シーンですね。視聴者目線のキャラクターが連合国軍にもドイツ軍にも存在しないため、どうにも観ていて落ち着かない。でもその俯瞰する作り方によって歴史に残る映画となっているのですが。 [DVD(吹替)] 6点(2015-07-15 20:13:45) |