21. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
個人的に、名作を満を持して鑑賞する気分だったのですが、裏切られました。すごく長いうえに、長さに見合った印象的なエピソードがない。インターミッションを挟むのに、ここまでつまらないと感じた映画は初めてです。 [DVD(吹替)] 3点(2020-09-28 22:44:13) |
22. AKIRA(1988)
劇場でリバイバル上映やると知ったら、私は行ってしまうでしょう。それくらい今観ても映像の迫力が突出しています。これで、終盤の怒涛の展開(鉄男やアキラやネオ東京のあれこれ)が整理されて示されていたら、まさにパーフェクトでしたのに。 [DVD(邦画)] 7点(2020-06-07 23:09:21) |
23. セロ弾きのゴーシュ(1982)
音楽には疎い者ですが、60分音楽漬けで心地良かったです。動物たちの動きもユーモラスで良い(特に「たぬきの子」の振舞いが可愛すぎる!)。そして、ジブリについて、私はこの古い時代ののっぺりした絵柄が好きなんだと再認識しました。 [DVD(邦画)] 9点(2020-03-15 12:58:57) |
24. ポルターガイスト(1982)
監督が「悪魔のいけにえ」作ったのと同じ人なんだぜ、と言っても信じてもらえないくらいマイルドな印象。最後の10分を除けばホラーではなくSF作品ですね。異世界にいる女の子との交信シーンには、想像力が刺激されて素敵。 [DVD(字幕)] 6点(2020-02-18 23:47:37) |
25. U・ボート
飛行機に乗った時も恐怖を感じましたが、水面下を潜水艦で移動するのも想像するだに怖いですね。海底に沈んで、時間をかけて窒息死するのは絶対にご免こうむりたい。 [DVD(邦画)] 7点(2020-01-22 19:57:07) |
26. ウォール街
《ネタバレ》 目的達成のため、手段を選ばないことには徹底しているゲッコーと、時おりためらいを見せるバドでは、いずれ衝突が起こるのは予想できるのですが、その過程がとてもドラマチックでした。ゲッコーのイケイケぶりと、カール・バドの親子関係で2倍楽しめます。ラストで敗北した主人公にもわずかに救いがあるのも良かった。(追記)「アンネの日記」で魅力を感じたミリー・パーキンスの出演記録をたどっていて、この作品に当たりました。作品自体には満足しましたが、ミリー・パーキンスについてはチョイ役で残念でした。主人公の母親役なのに・・・。 [DVD(字幕)] 8点(2019-12-28 11:59:17) |
27. 未来世紀ブラジル
他人の見た夢の話に付き合わされてるようで終始つらい。現実か妄想か途中から曖昧になる演出も、作り手の狙い通りではあるのでしょうが、鑑賞後の満足につながるわけではない。そもそも、主人公1人を制圧するのに、こんな凝った仕掛けが必要か?と思う。 [DVD(字幕)] 5点(2019-10-26 18:11:58) |
28. ロジャー・ラビット
エディはいい男だな!というのが第一の感想。 [DVD(吹替)] 8点(2019-10-09 23:13:55) |
29. スリーメン&ベビー
可もなく、不可もなくですね。ただ、母親の、赤ちゃんを出来れば男たちに押し付けたいという態度はよく分かりました。あそこは名演技かもしれません。 [DVD(字幕)] 6点(2019-10-04 19:40:19) |
30. スペースバンパイア
《ネタバレ》 日本公開1年後に鑑賞して以来、2度目の体験です。有名なエネルギー吸い取りシーン以外、忘れていたのですが・・・。⓵あのカッコイイBGMがこの作品のテーマ曲だったとは、今頃気付きました。⓶途中からゾンビものっぽくなるのは唐突ですね。⓷聖剣エクスカリバーみたいな武器は、どこから出てきたんですかね?⓸光の帯が天へ上るスペクタクルは、当時は話題になったのでしょうね。劇場で観たかったと思います。 [DVD(字幕)] 5点(2019-06-15 12:15:37) |
31. 俺たちは天使じゃない(1989)
《ネタバレ》 単なる設定とはいえ、主人公二人とも刑務所へ入るほどの罪を犯しています。それに、神父になりすますのも女の子と歩きに出ようとするのも、いかに捕まらずに済ますかが前提の行動なので共感しにくかったのです(勘違いから生まれるコミカルさは楽しいですが)。終盤、彼らが身の危険を顧みず動いたことでようやく思い入れができた気がします。しゃべりだした女の子に人々が「奇跡だ」と一斉に十字を切る場面、ネッド、ジムの別れの場面がとても良い。 [DVD(吹替)] 7点(2019-02-24 09:18:22) |
32. ツインズ
礼儀正しいシュワに違和感があるも、なかなか楽しいロードムービー。でも、せっかく彼がいるんだから、もう少しアクションが欲しかったかな。コマンドーやターミネーターを彷彿とさせる描写がいくつかありましたね。 [DVD(吹替)] 7点(2019-02-11 21:59:59) |
33. シャイニング(1980)
通して観るのは4回目ですが、4回目が一番楽しめた気がします。その不穏な空気が良いですね。記憶に残るシーンがやけに多いです。 [DVD(字幕)] 10点(2019-02-10 23:10:40) |
34. 異人たちとの夏
《ネタバレ》 お父さん・お母さんのキャラクターが良いですね。いろいろ構ってくれて心がほのぼのとします。私が同じ状況にあったら、きっと泣いてしまうと思います。後半、主人公がやせ細っていって、いくら優しくてもやっぱり死者と関わってはいけないのか?と思いきや、悪霊は別にいたというドンデン返し。ホラー映画ばりの演出に驚きましたが、破綻しているわけではなく良作と思います。 [DVD(邦画)] 8点(2018-04-08 13:37:54) |
35. 最後の誘惑
私はクリスチャンではないので深い部分までは分かりませんが、死ぬことを恐れたり、悪魔に騙されたり、救世主性を否定したり、人間くさいイエス像にはショックを受けるのかもしれませんね。 [DVD(字幕)] 7点(2018-02-10 16:46:02) |
36. ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版
《ネタバレ》 何が起こるか、どんな物語になるかとワクワクしたのはトトの子供時代まで。山場らしい山場もなくダラダラしてるけど、いつ終わるんだろうと気になって仕方ありませんでした。浸れなかったんです。特にアルフレードの葬儀でエンディングと思ったらまだ・・・蛇足感が一杯でした。どうも、劇場公開版から先に観るべきところ、順番を間違えたようです。そっちの方はいつか見ましょう。こちら単独の評価は、音楽の良さを加味しても5点です。主人公がせっかくナイスミドルに成長したのにストーカーまがいなのはいただけない。 [DVD(吹替)] 5点(2017-10-22 17:09:37) |
37. ストリート・オブ・ファイヤー
90分格闘しまくる映画と期待しましたが、ほぼ最初と最後だけで拍子抜けです。でも、町を席巻するギャングと戦うという設定や、ちょくちょく挟まれるロックンロールのシーンで退屈はしません。ハンマー対ハンマーの対決は危険そうで新鮮でした。ラストに流れたあの曲(「ヤヌスの鏡」のメインテーマ!)に80年代は良い時代だったなあと思いだしました。 [DVD(吹替)] 7点(2017-10-17 09:29:03) |
38. ゼイリブ
えらい首の太い主人公だなあと思っていたらプロレスラーでしたか。投げっぱなしに見えるけど、その後のことを想像すると楽しいラストでした。 [DVD(字幕)] 7点(2017-09-26 11:53:04) |
39. エレファント・マン
《ネタバレ》 30年ほど前に観た曖昧な記憶では恐怖映画でしたが、久しぶりに通して鑑賞すると人間ドラマだったと分かりました。その容姿で他人に翻弄され続けたメリックですが、幸せな経験をした日に自ら人生を終わらせることを選べて幸せだったのかもしれません。 [DVD(字幕)] 7点(2017-09-07 01:05:02) |
40. サイクロンZ
●変な作品名。スパルタンXからの連想でしょうけど。しかしアクションの楽しさ・激しさはそれを超えている、この作品にはカンフー映画の魅力が詰まっていると思うのは、ユン・ピョウの活躍が多いからでしょうか。特に高低差を意識した数々の動きには感動すら覚えます。●今回はラスボス的な奴が二人。細身のスーツ姿でいかにも弱そうなのに、うるさいハエのように立ち回る社長も良いが、やはりベニー・ユキーデ。ジャッキーとよほど手が合うんでしょうね。流れるような、しかし重みはちゃんと感じる格闘。サモハン、ユン・ピョウが連破された後の大将戦的な構図も燃える要素。●アクション以外のシーンは無かったことにしたいですね。 [DVD(字幕)] 9点(2017-04-04 20:55:27) |