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ちずぺさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 102

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21.  がんばれ!ベアーズ
アメリカ人っていうのは子供のときからアメリカ人だなーーー、と感じた。バイク乗り回してもガムかんでてもやるときやるよ!ってなところが。監督役のウオルターマッソーはやっぱりいい。彼は顔に男の歴史がきざまれている感じがする。
10点(2001-09-08 22:26:08)
22.  羅生門(1950)
圧巻でした。「世界の黒沢」だからって、なんぼのもんよー!と思っている人々には是非みていただきたい作品です。場面転換もそれほど多くなく、基本的に低予算ムービー的な作りなのにこの骨太さ。「生」と「性」とが、この「こざとへん」一つの微妙な違いであること、この作品を見て感じることができるはず。男の人にとって「不貞」というのは本当に決定的なものであり、女性の価値そのものを否定するに十分である、という描き方は衝撃的でもあります。時間も短めなので黒澤入門編としてもおすすめです。
9点(2002-02-12 22:33:10)
23.  地球は女で回ってる
この作品、実は90年代以降のアレン作品のなかで、1、2を争う出来なんじゃないかと密かに思いました。といっても、1年前に見てチンぷんカンプンで、1年後再びみてやはりピンとこず、ビデオで巻き戻しながらやっと「あーーー!」っと思ったぐらい鈍い私ですけれど。この作品にはウディアレンの一人の男性としての、そして作家としてのエッセンスが短時間にぎゅっと詰まっていると思います。詰まり過ぎて分かりにくいのが難点ですが、まあガイリッチ-作品を思えば人間関係はずっと単純です。というのが今の私の見解ですが、そのあと「ワイルドマンブルース」を見てスンイーのことを知り、そのあとにこの作品を見たらまた違ったかも、などと思ったりもしました。まあ、アレン作品は1年おきに毎年見直す覚悟で見るのが正解なのかもしれません。
9点(2002-01-24 23:41:38)
24.  花様年華
この映画ほど好き好きが分かれる映画はあまりないんじゃないでしょうか。筋書きや前宣伝を見る限り、これってもしかしてアート系監督にありがちな自己満足系作品である危険性もあるな、と頭の片隅におきながら、高まる期待を押さえつつ見たのですが・・・、うーんこれは良い方に転んだアート系作品だ!と私は思いました。よかったなあ、もう。そうですねー、たとえるならば、時間をたっぷりかけてなんどもなんども塗り重ねながら丁寧に仕上げたフェルメールの油絵のよう、とでも言いますか。(ほめ過ぎ?)そういう濃密さが、監督の自己満足だけでなく、見ている人もちゃんと感じることができます。よく、作品自体に誉めるところがない場合に衣装をほめたりするけど、この映画のマギーチャンの衣装は本当にすばらしい。衣装のすばらしさがちゃんとこの作品自体の絵画的な美しさに華をそえていてなんともいえません。トニーレオンはもうかなり年だけど相変わらず美しくて・・・。あんな人が隣に住んでたらそりゃだれだってざわめくでしょうよ。あのマジメな昔の青年ぶりに、その昔「悲情都市」で口のきけない台湾青年をやったころとちっとも変わらない若さと美しさを見ました。それに更に円熟味も加わって・・・。もう説明しようがないので見るっきゃないですね。言葉で説明できない世界だからこそ映画にしたのでしょうから。
9点(2001-12-30 23:47:05)
25.  ロック、ストック&フォー・ストールン・フーヴス<TVM>
いいですね。ロックストックとその仲間たちって感じで。ワンパターンといわれようとしばらくこのまま突っ走って欲しいです。今回のはとくにラストの××が飛んでっちゃうところが意外性があって良かったのではないでしょうか。うだつの上がらないチンピラがほんまもんの街の顔役に翻弄されるってところはパターンですけど。立て板に水のようなテンポの良さは「スナッチ」「ロックストック&トゥ~」よりもさらに磨きがかかった感じがします。
9点(2001-12-07 00:54:46)
26.  パルプ・フィクション
はちゃめちゃで、お馬鹿で、乾いていて、ハードアクションで、ブルーズウイルスやジョントラボルタといった豪華キャストがそろっている割にお洒落で垢抜けていて、盛りだくさんな一本。最初のうちあのノリについていけなかったけど、最後には「パルプフイクションワールド」に見事に引きずり込まれてしまう。お洒落系のアメリカ映画は、意味も無く銃で人を撃って、意味も無くみんな鼻でドラッグすってるからやだー、と夫に言ったら、そう言う細かいとこを気にしてる人間にパルプフイクションを見る資格はないと言われた。そういうもんなの???
9点(2001-10-16 01:00:26)
27.  アメリカン・ビューティー
前半は、「鳴り物入りの割にはたいしたこと無い??」かと思ったが、どっこい最後の最後で大感動の作品だった。少女にセーターをやさしく肩にかけてあげる大人の男の優しさは、まさに父親としてのそれであり、何度見ても最高の場面だった。母親役の女優はちょっと奈美悦子ににてる?一見模範的ながら実は何か歯車がくるっている典型的なアメリカ家庭を描いた本作はアイスストームとか普通の人々などのホームドラマをおもいださせる。ロリータあり、サイコあり、ヒューマンドラマありでもりだくさんな作品でした。
9点(2001-10-16 00:29:08)
28.  ぼくの美しい人だから
ずっと昔に原作を読んでいたので、いつかみたいなあ、と思っていた作品でした。原作でのイメージでは、ノーラはもっとブスだと思ってたんですが、スーザンサランドンは結構きれいでした。でもさすがにとてもうまい演技だったので、そんなことは吹っ飛ぶくらいよかったです。人間、年をとっても自分の尊厳を大事にすべきですね、という年増版プリティウーマンのような作品。おしむらくは、原作で描かれていた、主人公の男の母親像にもっとつっこんでほしかったかなあ・・・。でも、ひさびさに時間をわすれて見られた映画でした。おすすめです。
9点(2001-10-16 00:18:55)
29.  ロッタちゃん はじめてのおつかい
クリスマスツリーがなくて泣いてしまうヨナスとミアがかわいい。ロッタがいたずらをするたびに「ロッタ!!」といってため息をつく母もリアルでまたよい。シュワルツネッガーを中年ぶとりさせたようなロッタパパも好きです。もうだれもロッタちゃんをとめられない!と言う感じ。
9点(2001-10-07 03:31:01)
30.  ロッタちゃんと赤いじてんしゃ
ロッタちゃんがかわいいだけでなくちゃんとオチもあり、サザエさん的なところもあって良かった。眉毛をさげて怒った顔がとってもチャーミングなロッタちゃん。変に子供らしくかわいらしくというところがぜんぜんなくて、ふてくされるわ、いじわるするわでとってもリアルな子供像が新鮮。ただ、すれすれなんだけど、人間的にゆるされないようないたずら(たとえばもらったプレゼントをめのまえでなげすてるとか)はしないなど、おさえるとこはおさえているロッタちゃんはさすがちゃっかりものの末っ子。
9点(2001-10-07 03:26:59)
31.  真実の行方
エドワードノートンってホント怖い。うますぎちゃって申し訳ナイす!って感じです。彼はきっと自分の才能がコワイって思ってると思う。
9点(2001-10-07 03:19:47)
32.  恋人たちの食卓
この作品、たしか村上春樹がエッセイの中で、その年のベスト映画としてパルプフィクションと並んであげていたと思います。すごいご馳走を不機嫌な顔で食べるシーンが多くて、なんかおかしいんですよ。「年をとった父親の身の置き所」みたいなのがテーマです。ラストのどんでん返しはひっくり返るほどおかしい。アンリー監督の大ファンになった一本でした。「推手」、「ウエディングバンケット」とともに「父親三部作」と呼ばれてるけど、全部要チェックです!!
9点(2001-10-07 02:39:04)
33.  現金に体を張れ
ラストまでいきおいよく引っ張る引っ張る!で、「THE END」。キャー、キューブリック、かっこよすぎるよー!!エンドクレジットなんかなしでブチ切り。これって現代の映画だったらもしかして不可能なんじゃないかなあ。あの悪妻のキョーレツキャラぶりは歴代インパクトキャラクターランキングのベスト3に入ります。
9点(2001-10-07 01:35:06)
34.  あの子を探して
チャンイーモウはまだ広西省の撮影所でつくってたんですねー。昔からぜんぜん変わっていない人の心をがちっとつかんで笑って泣ける骨太作品に仕上がってると思います。この作品を見て気に入った人は「秋菊の物語」も見てみると良いですよ。田舎人の素朴さゆえに話がでっかくなってしまうというあたりがちょっと似てます。
9点(2001-10-07 00:42:53)
35.  ラン・ローラ・ラン
「ほんの1秒のタイミングで、人生の結末は多いに違ったものになる」というとても哲学的な命題を、軽快な音楽とテンポではつらつとしたヒロインが演じる。映画にしては短いほうだが必要にして十分な緻密な脚本。言うことなしの一本。
9点(2001-09-19 10:32:29)
36.  マンハッタン
ウッディアレンらしく、ところどころ鋭く、粋な言葉がちりばめられた佳作だと思います。以下抜粋「なにをやっているんだ?」「脚本のノベライゼーションよ。」「そんな才能の浪費はやめろ。フイクションはどうだ」この一連のやりとりには、なにも産みださないえせインテリへのウッディアレンらしい永遠のクリエーターとしての皮肉がこめられていると思う。将来、何かを産み出そうとしている人はぜひ一度見ておくべき作品だと思います。
9点(2001-09-14 23:33:44)
37.  アメリカン・ヒストリーX
ネオナチの話だと聞いていたし、宣伝でも怖そうな印象だったが、ホントに良い映画だった。エドワードノートンはあいかわらずうまかった。この役は彼にしかできない。ネオナチにはまり、意味もなく黒人をころしてしまった兄が、刑務所で苦労して改心し、出所後いまだに自分をカリスマ的にあがめている弟を立ち直らせようとする話。「ファシズムとは何か」というのを説明するのに、この作品をみればわかる、と答えられる作品。ファシズムとは「憎しみを個人にではなく、その属性(たとえば黒人であることとか、ユダヤ人であることとか)に帰すること」、それが筋道たててわかるようになっている秀逸のストーリーです。関係無いけど、弟役のエドワードファーロングはILOVEペッカーであり、ラストシーンでは「ペッカー殺すなよ!!」と思ってしまいました(笑)。
9点(2001-09-10 18:44:03)
38.  ロレンツォのオイル/命の詩
医学の限界を知ったオドーネ氏は、一から畑違いの医学の研究を始めるが、それが着実に成果を上げていく。このオドーネ氏のすごさは、「誰にも負けない当事者意識」、これに尽きるだろう。医者が持っているのは伝統に基づいた体系的な知識であり、患者の家族が持っているのは、切迫した状況と、誰にも負けない当事者意識である。オドーネ氏の業績はこの2つが結びついた所に結実した。体系的な知識を持つ医者の権威に屈するか、逆に当事者意識が空回りして、怪しげな宗教やカルトに走るのが患者の家族のできる限界とされていたのに、氏は息子を助けたい一心で、正しい科学的な方法によって次々に医学のパラダイムを開いていく所が実に偉大だといえる。人間に不可能なことは何もない、ただ、方法を間違えなければ、ということだろう。
9点(2001-09-10 10:23:06)
39.  スティング
最高に面白いエンターテイメント。Rレットフォードはいんちきくさい詐欺師も似合う。ポールニューマンという俳優を意識してみたのは始めてだったけど、なかなか渋い。タラリランリランリランというテーマ音楽がしばらく頭を駆け巡りました。2転3転する脚本もGOOD。おしゃれな映画。
9点(2001-09-09 00:54:14)
40.  恋する惑星
好きな人の部屋に勝手に入って模様がえをしてしまう恋する女の子の気持ちが痛いほど伝わってくる。王家衛作品で唯一好きな作品。関係ないけどトニーレオンって佐田啓二ににてる・・・・。トニーレオン大好き。
9点(2001-09-09 00:50:40)
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