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shintaxさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  舞妓はレディ 《ネタバレ》 
まずなによりも「緋牡丹のお竜」へのオマージュでスタートしたこと。この作品の通奏低音は富司純子つまり藤純子だってことです。そのうえに、なんと緋牡丹博徒の主題歌以降絶対に歌わなかった富司さんに歌わせたのがすごい、よくOKしたな。この2点だけで評価は上がりますね。個人的に「ムーンライト」のシーンがMGM(たとえば「雨に唄えば」とか「バンドワゴン」に特徴的)というか、クレージーキャッツ映画的で素晴らしかった。配給が東宝だから似たのかな?このシーンに出てた大原櫻子は逸材だと思います。ちょっとトロくなるとこもあるけど、よろしいんじゃないでしょうか。もっと「ピグマリオン」でもよかったかも知れない、ラストの台詞がちょっと浮いてるから。京都弁ネイティブ二人と、京都の学校と撮影所に通ってた富司さんだから言葉的な破綻がなかったのは見事。主演の娘は掘り出し物だとは思いますが、この先がむつかしいね。舞台方面に行っちゃうしか日本では活躍の場がない気がするけど、少し背が足りないから舞台映えしないんじゃないかな?
[映画館(邦画)] 8点(2014-09-18 17:04:03)(良:1票)
22.  GODZILLA ゴジラ(2014) 《ネタバレ》 
ダメだ、こりゃ。先頭のかたが指摘されてるように、MUTOはギャオス。ゴジラの二の腕と太腿の動きが人間らしすぎてヘン。それからオールドファンにとって伊福部氏のテーマ(自衛隊テーマも含む)が出てこないとストレス溜まる。エンディングのオーケストラ演奏にじゃっかんオマージュあるけど、それだけじゃね。ジョンソンくん、キックアス2作、ジョン・レノン、アルバート氏の人生と観てますけど、筋骨隆々になっちゃってなんか違う人みたいですね。気づいた小ネタを2つご紹介。金門橋でスクールバスに鳥が…ってのは、ヒッチコックの「鳥」でもともと予定されてたんだけど予算の都合で諦められたシーン。ラスヴェガスで最上階のスイートを捜索するシーンに流れてたのはエルヴィスの “(You're the) Devil in Disuguise”。ラスヴェガスといえば、エルヴィス(つまりエルヴィス・オン・ステージね)だし、曲名の意味は「お前は見せかけだけの悪魔だ」って、強がってるというオチです。
[映画館(字幕)] 5点(2014-07-26 17:46:07)
23.  チョコレートドーナツ 《ネタバレ》 
いくつかの映画館で予告編観てたわけですよ。で、“I shall be released”が圧倒的にフィーチャーされてるし、うかがい知れる気配から絶対泣くだろうなと思いながら観に行きました。結果、それほど泣かなかった。マルコが死んだのは(実話とは関係なく)悲しい結末なんだけど、検察局の上司の行動が予想の範疇だったので、当時だったらよくある話と腑に落ちてしまったから。ということで音楽面のみコメントを。まずラストに歌われて、全体を貫くテーマになっている“I shall be released”ですが、60年代ディランの「隠れ名曲」として有名です。原題“Any Day Now”はこの曲の一節。ルディというキャラクターはどことなくルーファス・ウェインライトを彷彿させるなあと思ってたら、エンドテーマは彼の作品でビックリ。ルディが歌ってるシーン=Show Bizへの強い憧れが、ものすごくルーファスとシンクしててよかった。ただ、背景知らないと全然わからないよね。そうそう、自分勝手な母親のテーマのようにT.Rexが使われてたのが心外。「ダラス・バイヤーズ・クラブ」ではゲイ・サイドのアーティスト扱いだったのに。T.Rexファンとして残念でした。 ポール役のギャレット・ディラハントって、なんかクリストファー・リーブをグーで殴ったみたいな顔だなぁと思ってたら、ちゃんとスーパーマン・ギャグ入れててくれたので1点加点。
[映画館(字幕)] 9点(2014-06-07 20:19:30)
24.  WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~ 《ネタバレ》 
ふ~ん、前のお二人はそーゆー評価なんだ。矢口監督と言えば、①オリジナル脚本であること、②テーマに関わることを役者たちに実際にやらせる、③群像劇である、という3点が柱です。「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」はそのとおりだし、「ハッピーフライト」は②が弱いけど③を強く打ち出してバランスを取ってたと思います。今回は①原作あり、③主役がはっきりしてるとかなり趣が違うことになってますね。この変化はバックのメインがCXからTBSに変わったせいなのかな? ②はCGの力借りてましたけど、かなりの部分役者たちがやってるなと見ました。で、観終わって私的には好印象だったので原作読んでみました。一旦各エピソードをバラして、省くとこと、追加するところなどを勘案した上で前後関係を入れ替えたり、デフォルメしたりして再構築した作品だと見ます。まったくなぞってはいないんだけど、原作の描きたかった世界はきちんと表現されていて、もっと印象がよくなりました。わたしは好き。むかしの彼女+その友だちたちがやってくるシーンはいらんけどね。
[映画館(邦画)] 8点(2014-05-18 13:56:15)
25.  ある過去の行方
ベレニス・ベジョが出てるってことで観に行ったのだけれど、なんかこの10年くらいに自分に起こったことがオーバーラップしてきて、深く考えさせられる作品でした。エンディングはちょっとやりすぎかなって、わたしは感じましたけどね。とにかく、押し寄せてくる限りない「日常」のなかで懸命に生きている、複雑な環境の家族を精緻に描いてたとこ、好きです。そうそう長女役の娘がめちゃくちゃきれいで、マリオン・コティヤールをもっときれいにしたみたいだなと思ってたら、ピアフの少女時代やってたんだね。
[映画館(字幕)] 8点(2014-05-18 13:15:57)
26.  アップサイドダウン 重力の恋人 《ネタバレ》 
わたしの街では公開されなかったし、近隣の大都市でもあっという間に終わっちゃってたので今頃。このとんでもない絵空事を映像で見せたってことで良しとします。設定からなにからいい加減の極みなんですけどね。とくに「頭に血が上りっぱなし」を想像してしまって、燃え出すタイミングより先に息が苦しくなっちゃう。大甘な点数は、ティモシー・スポールのほのぼのさに対してのもの。「ラッキー・ブレイク」「ラストサムライ」などおなじく、彼が出てるだけでなにかホッとしました。
[DVD(字幕)] 7点(2014-04-08 14:30:21)
27.  ダラス・バイヤーズクラブ 《ネタバレ》 
この作品のキモって、女性のエイズ発症者がやって来て、そのことを知ったロンが次のシーンで「やっちゃって」るとこ、スーパーでのシーンの最後でレイヨンの眼が訴えてるとこに集約されてます。わたしはそう感じました。前者は、ストレートのエイズ発症者が「デキ」る環境ってそれしかないわけだし、そう、相手にとってもね。後者はロンを愛してしまう瞬間を見事にとらえたってことで。おめかしするシーンの台詞にそれが顕れてるよね。マーク・ボランの使いかたが美しいし、一発屋 Animotion の “Obsession” をうまくはめこんだとこも音楽的には賛辞。そうそう、渋谷見せるシーンだけは勘弁、右の角に“TSUTAYA”あっちゃダメでしょ、80年代ってことになってるんだから。 減点1はそこ、ということはほとんど満点ということ。
[映画館(字幕)] 9点(2014-03-19 19:32:02)
28.  ホビット/竜に奪われた王国 《ネタバレ》 
原作にはまったく登場しない「“キーリの思い人”タウリエルの創造」だけで、本作は存在意義があると考えます。恋、それは突然のアクシデント。剣を求め、それをあしらわれる初対面シーンにほのかに見える未来。これだけで、この第2作を最後まで引っぱってこれたし、次回最終作へ期待を込めたつなぎとなる作品に仕上げただけでOK。実際、観てた私、この気持ちを引きずったままでした。かくなるうえは、このextended versionにつきあいましょうよ。だけどね、Evangelin Lily、だんだんだんだん真矢みきに見えてきたのは私の眼が曲がってるせいなのでしょうか?
[映画館(字幕)] 8点(2014-03-13 20:51:33)
29.  ヘルプ 心がつなぐストーリー 《ネタバレ》 
内容については他のかたが書かれているので、短めに… 主人公(というか狂言回し)スキーターの動機は純粋に内から出てきたものでしょうけど、60年代初頭という時期だから表面まで達し行動を起こさせたと考えるのが妥当です。公民権運動、ワシントン大行進、マーチン・ルーサー・キング、そしてブラックパンサーなどによって、奴隷解放から100年後に南部にもツケが回ってきたわけですから。合衆国自体が景気よく、全米で最も貧しい州と言われているミシシッピでさえ貧困は黒人だけ(本当はヒルビリーもいるんだけど)っていう時代です。で、別の面からの評価を。音楽がすばらしい。時代にフィットし、それらの楽曲を選ぶことで歌詞が持っているメッセージまでも折り込まれてます。いきなりジョニー・キャッシュ&ジューン・カーター・キャッシュ「ジャクソン」。この曲ティン・パンアレーの「キャラメル・ママ」で松任谷正隆くんがカバーしてて知りました。ヒリーが暴走するシーンではチャビー・チェッカー「レッツ・ツイスト・アゲイン」。そしてエンディングはこの深南部ミシシッピ出身メイヴィス・ステイプルズの“Don't Knock”。この曲は一家でやってたステイプル・シンガーズがこの頃流行らせた曲なんですが、このバージョンは最近ソロでレコーディングしたもの。ほかにもフォー・シーズンズ、ボ・ディドリー、ロイド・プライスなんかが使われてますが、白眉は、スキーターが振られるシーン後のディラン「くよくよするなよ」これはベストマッチングでしょう。アメリカのルーツ・ミュージックに関心のあるかたは必見です。ところで、シリーの母親役が「キャリー」のシシー・スペイセク、ニューヨークの編集者役が「タイム・アフター・タイム」「バック・トゥ・ザ・フューチャー3」でおなじみのメアリー “時をかける” スティンバージェンだったのにはビックリ。 〈追記 2014.2.4〉DVDで再見して… シーリア役はジェシカ・チャステインだったのね。彼女、どの作品も素晴らしい!
[映画館(字幕)] 9点(2014-03-07 21:15:26)
30.  キック・アス ジャスティス・フォーエバー 《ネタバレ》 
1作目公開時はほぼ単館上映と言える状態で、行ったホールで同時公開されてた「冷たい熱帯魚」を続けて観ちゃたので頭の中グチョグチョになってしまい、1年くらい前にDVDで再見して前作の立ち位置がわかった、という経緯があります。今作はとても勧善懲悪でしたね。ただ、エンドロール後の短いシークエンスで次作がほのめかされてたので、公開するなら「バック・トゥ・ザ・フューチャー3」程度にはちゃんとしてください。デイヴは、ストーリー的に親父生きてて→死んでしまって、ジョンソン個人としてミドルネームなしだった→すごい年上のおばさんに捕まっちゃってテイラーが足されて、結果として主要構成役の3人が結果おなじ列びになってちょっと笑った。そう、ジョンソンくんは歳食ったせいもあって高校生には見えなくなったけど、相変わらず「ジョン」に見えるのはすごい、声もちゃんとジョンだし。「トワイライト」シリーズに代表される、現在のアメリカのティーンエイジャー文化を馬鹿にしたところ、オチに至る前の森のシーンが「キャリー」につながるように作られてたのは意図的なんでしょうかね?
[映画館(字幕)] 9点(2014-02-27 20:38:08)
31.  小さいおうち 《ネタバレ》 
中島京子さんは、書店の棚にささってた「イトウの恋」に呼びとめられて以来ずっとファンで、本作も出版直後=受賞ずっと前に読んでて映画化が決まったときから期待してました。で、正直なところ、再婚で恭一ぼっちゃまが連れ子であること、そして旦那様の性癖の件が設定から外されてしまい、単に時子奥さまの「姦通」話になってしまったことがとても残念です。昨今のようにギスギスした物言いがネット等で横行する世の中になりますと、これらの緩衝がなくなってしまえば、感情移入できない人たちがかなり発生してしまいますから。ここが減点理由。物語のなか、言葉遣いは完璧だったと思います。たとえば黒柳徹子さん、向田邦子さん、野際洋子さん、下重暁子さん、そして小野洋子さんなんてかたたちが過ごした戦前の東京の「山の手」と「郊外」が見事に再現されてましたね。それから、タキを演じた黒木華って見事なくらい昔の顔。さて、ラスト近くの絵本「小さいおうち」のシチュエーションで、さりげなく左に見切れてディスプレイされてた「風が吹くとき」に、山田監督の強いメッセージが込められていると思います。台詞にも、昨今の情勢に対するメッセージが散見する箇所がありますしね。そうそう、満男とさくら、純と蛍が同一画面に出ないようにしたのは正解。今回は違うとわかってても一緒に出てくると前のイメージに引っぱられちゃうからね。
[映画館(邦画)] 8点(2014-01-27 21:32:23)(良:1票)
32.  REDリターンズ 《ネタバレ》 
テンポは1作目のほうがよかった。場面=ロケーションの切替でアニメーション使ったのは感心しないけど。ま、観て損はしないと思います。はまったのは、ベイリーの造形がどう見てもハンニバル“カニバル”レクター意識してるとしか思えないところ。数々のシェイクスピア作品や「エリザベス1世」演じてるヘレン・ミレンに、今度はスコットランドのメアリーやらせたこと。残念だったのは、オープンルーフの2CV使ってるんだから、狭い路地に挟まったときは上から抜け出すシーンほしかったこと。そうそう個人的に大受けだったのは、葬式シーンでオルガン演奏されてる曲が、なにげにストーンズ「無情の世界」なことですね。
[映画館(字幕)] 7点(2013-12-16 16:54:13)
33.  共喰い 《ネタバレ》 
青山真治にしては、1. 台詞がちゃんと耳に入ってくる、2. 部屋のディテールがわかるほどに明るい、3. 我慢できる範囲の尺に収めている、と画期的な作品です。ただね、私、ロケ地の地元民だし、下関から岡山までの山陽道の言葉をかなり細かく聞き分けられるのですが、方言に関してはまったく「ダメ」。山陽道は「独特」の抑揚があります。あくまで海峡のこっち側のイントネーションなのね、青山、光石両君はこっち側の人だし。女子2名の一人称代名詞「うち」は、下関なら平板に発音していただかないと。高→低は関西圏のイントネーションです。それから↓1番の方に賛同、バンドのヴォーカリスト→ソロ歌手の妻と、彼を支えてたベーシストの共演は2度目だと思いますが、とてもとてもうれしかった。
[映画館(邦画)] 8点(2013-09-21 10:45:15)
34.  許されざる者(2013) 《ネタバレ》 
エンディング変更しちゃったから、この点数。ただ色んな意味で「セデック・バレ」踏まえていて、そこはかなり評価します。個人的に「黒潮に乗ってやってきた民」の物語に強く惹かれているので。クリント版もう一回観ます。
[映画館(邦画)] 7点(2013-09-20 18:10:12)
35.  実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 《ネタバレ》 
ちょうど高校入試の真っ最中だったので中継を見た記憶が希薄、少し前に札幌オリンピック、横井さんが「発見」された年の事件です。最初ゆるい気持ちで観はじめたんですよ。ナレーションが原田のオッサンだって気づくまで少しかかった。従兄弟たちが大学在学中だったし、わたし自身ませたガキで時代の空気もそれなりに受けとめてたから背景はわかります。入山するまでに起こったことを淡々と列記し、悪夢の記述に取りかかってからは目を離せなくなってしまい、そのままエンディングまで一直線。事実は後でわかることなんだけど、とてつもなく「牽強付会」な殺人が主義や理念のもと実行されたのは、文革、ポル・ポトにも匹敵するくらいの出来事ですね。森は「脱走」の汚名返上のため先鋭化したんだと理解できる演出で、彼自身が為したことはとてもひどいことなんだけど、まだ理解の範疇というキャラクター設定がされていますね。フィクションだったら「受け入れられる」役。それに引き替え永田の描写は一刀両断。35のかたが書かれてるようにしつこく捲土重来の機会をうかがい、そのチャンスが到来するや嵩にかかって攻撃するという「ケチな人格」。わたしそんな人何人か知ってます。結局、赤軍の残党には「カス」しかいなかったという現実をちゃんと語っているのでこの評価。なお党派的修辞学がわからないと、彼らのしゃべっている言葉がまったく頭に入ってこないので低評価になると思いますが、当時の活動家はこんなだったんです。徹底的に赤軍側を描くことにより、山荘での警察側や「鉄球」という費用がかかるシーンを出さずに成立させたのはうまい。寒さ、冷たさ、そしてなにより「臭い」があまり伝わってこなかったので1点減点。
[DVD(邦画)] 9点(2013-08-21 21:45:58)(良:1票)
36.  スター・トレック(2009) 《ネタバレ》 
公開時に観ていたのですが、最近たまたま2を観て「コバヤシ丸」の件を確認したくなったので再見。なるほどカークの処理方法はこうだったのかと納得しました。他のかたの批評見ていて、どなたも指摘されてなかったので補足します。この作品はTNGのTVシリーズで放映されたスペシャル版「スポック大使」の回(たしか2回あったと思います)の続編として作られていること。ここでヴァルカンとロミュランの関係がこじれていることが明らかになります。なお、ロミュランの星はロミュラス、台詞ではちゃんと言ってますけど字幕はいいかげん。そこからの物語に、タイムスリップをからめてパラレルワールドを作り出したわけですから、何でもありが可能になってる平行宇宙。未来からきたスポックが老けてても、宇宙歴2300年代つまり100年以上後のスポック(ヴァルカンは長命、それこそ長寿と繁栄を)だからありなわけ。このTVシリーズ、ビデオ時代は大きいまたはマニアックなレンタル店にはたいていあったのですが、DVD時代になってから見かけませんので現在観ることはかなわないかもしれません。Tがチベリウス(英語発音だとタイベリアス)だったり、ボーンズの語源だったり、ウフーラのファーストネームがニョータだったりと、トレッキー長年の疑問に解決つけてるんだけどいいんだか悪いんだか… ジェリー・ゴールドスミスのテーマが使われなかったのは大いに不満です。エンドロールで4小節でいいから出せよ。007新シリーズでもテーマ音楽が重要なファクターとして扱われてますからね。こっちの新しい進行でスポックは死んで再生するのかね? それよりスポックにあるまじき恋愛沙汰はどうなるのか? なんでもありならQはどのタイミングでも登場できるな! ということで公開されるたび観ちゃうんだろうなぁ。
[DVD(字幕)] 8点(2013-08-21 21:23:35)
37.  スター・トレック/イントゥ・ダークネス 《ネタバレ》 
スポック“大使”に「カーン」と言わせてるだけで満点ですよ。しかもね、ここでのカークとカーンは初対面なわけだし。カーンの血清というオチで「カーク艦長を探さ」なくてよくなったし、金門橋バックの宇宙船降下までやってちゃんとカタつけてるし。ということは、次回作は「新・カーンの逆襲」で決まり。あ、案外ヴィジャーだったりして。
[映画館(字幕)] 10点(2013-08-21 10:15:48)
38.  オブリビオン(2013) 《ネタバレ》 
ご都合主義的シナリオに評価がわかれる作品ですね。わたしは好き。52番の覚醒というお手軽な結末だっていいじゃない。ヴィクトリアが「シャドー・ダンサー」の人だったってのは、エンドロール見るまで気づきませんでした。メイクでずいぶん印象違う女優さんですね。さて、“Ramble on” 使ったのは「アルゴ」が “堤防が決壊するとき” をうまく組み込んでオスカー取ったから? ま、時期的にそんなことはないだろうけど。あちらは曲名とそのシーンのシチュエーションが見事に重なってるし、ちゃんとB面の4曲目だってわかるように針乗せてるから大絶賛ですが… こっちの場合、Atlanticのレーベルも映らないし、B-3なのに1曲目に針乗せてるからアウトだね。そうそう、“青い影” はステレオ・バージョン存在しないから、いきなり音のレンジが狭くなってもったいなかったと思う。
[映画館(字幕)] 8点(2013-06-06 15:34:19)
39.  図書館戦争 《ネタバレ》 
内容うんぬんはともかく、今この時期に製作公開することに意義があると思う。その意味では「リンカーン」と双璧を成す。評価はそのことのみ考慮しました。原作は全巻(含む別巻)読んでます。「華氏451」越えるのはなかなかに大変でしょう。決定的にラブストーリーとしての演出が稚拙だね。そこが骨格なんだからもっとちゃんとしなよ。薬莢の排出、弾倉の交換、口径による弾着ショックの大きさの差異などはきちんと表現されてましたから、日本映画としてその点は出色の出来。ま、最近はNHK大河でもちゃんとするようになってますけど。十日町情報館、水戸市立西部図書館、あこがれます。一度行ってみたい。
[映画館(邦画)] 8点(2013-05-16 16:18:54)
40.  リンカーン 《ネタバレ》 
う~ん、以下のことしか言えません。憲法96条改正を声高に叫んでる人たちは、この作品観てからにしてね。安直に自分たちの主張を通す方法に邁進するより、出来るだけ多くの人の納得の上に立つ合意が必要だと150年前の米国人は言ってるわけですよ。その後時間的余裕があったら「声をかくす人」観てね、青臭い物語だけど正論だから。そうそうトミー・リー・ジョーンズが演じたスティーヴン、もうけ役だよね。でもよかった。
[映画館(字幕)] 9点(2013-04-22 20:47:03)
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