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男ザンパノさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 440
性別 男性

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21.  ロシュフォールの恋人たち
俺は単にフランス憧れバカなのだろう。ロシュフォールかあ。いいなあ。 ドービル、マルセーユ、カレー。さいはて。フランス、港町。いいなあ。ルグランの最高のアルバムだな。(バカラック的雰囲気、時代も混ざって) おっさんの俺がいうのもなんだが、俺にとって 、強烈に恋い焦がれる、せつない、ぜったいにとどかない、非常に遠くのほうにある、 空想のなかのおとぎ話の最高傑作。すべてが最高!わたしの人生のせつなさと、ノスタルジーの極地。かなしいなあ。 ちょっと前(というか15,6年前)に銀座でリバイバルしたんだよなあ。残念! ラストシーン!ロシュフォールを後にする車列。映画は終わる。これで終わってしまう!!しかし、登場人物たちみんなの人生は、続いてゆく!! かなしいな、さびしいな、せつないなあ。  、、、、ヤッター!ヤッタゼ!!運命の09年正月、シネセゾン渋谷、デジタルリマスター版、公開決定!!!!!!こりゃ死ぬぜよ!!!!前売りポスター特典付き!ついか!上の英語の題名をみてびっくり!どこがヤングガールやねん!!?!
[映画館(字幕)] 10点(2006-11-16 21:04:43)
22.  ゆきゆきて、神軍
最高の映画! そして、それに超反比例する主人公奥崎の最低の人間性!いまいちど、見直して、感想をのべるならば。そうですね。ただ単純に、スキャンダラスですね。まあ、たとえば、ある人物の実際の殺人の過程を、キャメラで追うこと。単純に、その一点だけにつきるわけだが、それを、ドキュメンタリー映画として企画、構想して、実際に、撮影、編集、一般公開してしまうんだから、これはもう、とてつもなく、凄い!! しかしまあ、キャメラで追っかけて、撮ってるもんだから、ご本人が、悪ノリしている。って感じも、大いにあるんだけどもね。ただ、これはないものねだりだが、奥崎が、問題の、戦争当時に、どれくらい、死に物狂いで、”戦争”というより、”軍隊の理不尽さ””ひどい上官と部隊”と戦ったのか!!!!”ということである。おそらく、このひとは戦後、いままで、不断の戦いを続けている、とは、到底おもえない。戦後、何10年も過ぎたあとで、急に思い出したように、あんにゃ野郎!アッタマ来っから、いっちょぶっ殺してやろうか!!ってな、感じ。何十年も過ぎたあとなのに、いまさら、遅えよ!!戦時中に、内輪もめして、上官と戦って、死ねばよかったのに。タダタダ、迷惑なオッサンである。追加!そう!くりかえし、言いたいのは、モラルも法も、何も制限がなければ、ラクなもんである。なんでもありならね。現実はそうではない。しかし、この作品は造られた!そして映倫を通った!(??ですよね、、、)公開された!そう!ニッポンも捨てたモンではない。残るは”暴力団”と”天皇”だ!そのうち、誰かがやってくれるはずだ!小学校の授業で”働くおじさん”(古いね!)なんてのを見せてるヒマがあったら 、こんなのを、小学生にも是非みてほしい。
[映画館(邦画)] 10点(2006-08-29 19:44:04)(良:1票)
23.  トム・ホーン 《ネタバレ》 
ハリウッドやスティーブマックイーンの名前自体、このころすでに、”伝説”(しかもあまり価値のない)になっていた気がする。タワーリングを最後にした、長期の休眠と時代は、彼を普通の”男”にしてしまった。作品は、ほぼ9割以上彼の”監督作”といってもいいだろう。その、虚飾や演出を欠いた(というか知らない)平凡、単調なつくりは、マックイーンとはいえ目を覆うものがある。むかし、かのスーパースターだった”マックイーン”はこの作品にはもういない。ここに出演している老ガンマン”トムホーン”を演じるひとは、むかし、”スティーブマックイーン!”だった、肺を深く病んだ、老人だ。そしてここに、老人は、この作品で、主人公を絞首刑にて殺すと共に、みずからの俳優人生に別れを告げる。そして彼は示した。この作品で、マックイーンがライフルを撃つ、多くのシーン、それだけで、、、、ただそれだけで、これから生まれてくる、数十数百のどんな男性俳優たちも、絶対にマックイーンにはかなわない!ということを必然的に決定している。もうマックイーンはいないのだ。 氷山が消えてゆくがごとく、ある種の”才能”も当然!消えてゆく運命なのだ。  代わりに今は、”アレキサンダーマックイーン”と”メジロマックイーン”がいる。(いません!) 追加!これの制作過程のハナシを知ったので書く。マックイーンの構想によれば、この作品は、3時間を超えてしまう、大河ドラマになってしまう物だったそうだ。しかし、出資側との折り合いがつかず、前半、ジェロニモを捕える戦いのくだりや、若かりし頃の話をすべて吹っ飛ばしたらしい。それでこういう作品にしあがった。それでわたしとしては、納得できたのでした。この作品はトムホーンの後半生で、しかもカットしすぎである。観客としては、絞首刑だけみせられてもしょうがないのである。(いくら、マックイーンフリークでもね)しかし、これ考えてみりゃ70年代の作品なんだよなあ。同じ年のイーストウッドがずいぶんと、若くみえてしょうがない。ブランド、ディーン、ニューマンそしてマックイーンと比べてイーストウッドはだいぶん落ちる。だからこそ、監督業をやったのだ。 いくら”ダーティーハリー”がおもしろくて、非常に優れていても、スティーブマックイーン”ブリット”にはかなわないのだ!
[映画館(字幕)] 10点(2006-08-22 00:56:57)(良:1票)
24.  シンシナティ・キッド
エドワードGロビンソンの役、最初はなんと、スペンサートレイシーだったらしい!非常にくやしい!トレーイシーとマックイーン。オードリーとマックイーン。ストライザンドとマックイーン。ヘストンとマックイーン!ブランドーとマックイーン!ディーンとマックイーン。競演が死ぬほど観たかった!観たいぜ!チキショウ!それと、ゲームのルールが解らない。また、キッドが恋人家族に見せた手品をできる人って、人類にいるのだろうか。タネわかる人がいたら、ぜひ教えてほしい!(Any card you!)そう!最初は監督サムペキンパー!主演スペンサートレーシー!スティーブマックィーン!カールマルデン!IN”シンシナティーキッド!!”でスタートした作品だったのだ!!ちくしょう観たかったーーー!!
[映画館(字幕)] 10点(2006-08-21 23:55:07)
25.  パリ、テキサス
若いころ、ロス~ガルベストンをひとりで、クルマでおよそ5日で往復、旅した。 1日、千キロ以上走った。この映画はそのときの体験、そのまんまだ。この映画のすべての風景が大好きだ。片岡義男ロンサムカーボウイだ。昔のWAVE,写真集UNCOMMON PLACESそうゆう雰囲気に満々ている。映画というよりも、非常に典型的な、しかし私から観ると非常にあこがれるアメリカの生活、風景に満ちている。また男としては、作品のなかのキンスキーのような最高の女と、手っ取り早く言うと”やりたい”。いっしょに生活をしたいという男の欲望を非常に喚起している。そして、物語はというと実は、まったく大したことはない。普通の男の身勝手なハナシ。というか、どうみても、簡単に言うと”ファッション””かっこいい”だけである。もちろん、ラストのトラヴィスの悲劇が、もし自分だったらと考えると、とっても切ないというか。むなしい。でもそれだけだ。監督は主人公とキンスキーの鏡向こうの超長い対話シーンで映画に深みを持たせる効果をねらっているようだが、全く見せかけ。実はそんなことではなく、単に、美しいキンスキーを長く、効果的に映したかっただけ。我々は映画館のイスに深く腰掛け、タダタダこの映画の気持ちイイ雰囲気にひたるだけだ。渋い音楽。きれいな景色。いい女。いい写真。渋い写真。荒野の写真。精神の流れ者。主人公の自由な生活。うらやましくみえるアメリカでの普通の生活。くらし。”男と女”にならぶ、これぞDVD永久保存版。人生一生、世界中を旅して暮らせれば、家族はいらないかも。でもそのうちかならず、旅にもアートにも飽きるのだ!アート!さて、”ベルリン”はだめで、なぜ、この作品が普遍的によいのか。ずばり!言い当てましょう。それは、旅行だからです。美しい写真、きれいな風景、たそがれの、退廃、アメリカ一般サバービアだからです。観てて、気分いいわけよ。慣れると、きっと飽きるんだろうなあ。”風景写真がなければ、魅力半減の作品”   ラスト、暗黒の精神と風景のなか、ハンドルを握る主人公は、ふたたび、オープニングの精神の荒野にかえってゆく。  ”絶望のラスト!” 
[映画館(字幕)] 10点(2006-08-19 23:47:18)(良:1票)
26.  恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ
片思い中の思い出深い作品。出張先浜松で、同時上映イギリス映画”ディーラーズ”(だれもしらない)。もうぞっこんで、CD、ビデオを買うのが待ち遠しかった。 まず、主人公の仕事ね!2台ピアノのラウンジプレーヤーなんてめずらしいよ。アメリカのピアノ流しですよ、自由ですよ。 好きなところ。宣伝のため地方テレビスタジオを訪れる2人。(ファビュラスバンカーボーイズ!!)。そのときスタジオで流れていた、もろに”アメリカのいなか”ののんきな口笛音楽。オーディションで女性が歌った”アップアンドアウエイ”そしてせつないラストのスージーダイアモンドの歌う”マイファニーバレンタイン”。そして自分たちが売れない状況を、なかば皮肉ってジェフが言う、”ピアノは昔から弱い!”という台詞。これは歌やバンドに比べてという意味かな。時代おくれの感じがしていいです。(”アンダーカレント”いわゆる低流ですな。)雰囲気最高、音楽最高です。
[映画館(字幕)] 10点(2006-08-17 23:58:51)(良:1票)
27.  探偵物語(1951) 《ネタバレ》 
これを観たのはやはり東京12チャンだったと思う。 ダグラスがやはり宮部昭夫で吹き替えでみる。 非常に引き込まれる。思い出すのはやはりエリノアパーカー に惚れたことと、なんと言ってもラストの超悲劇だ!これはつくずく 宮部のマクラウドでよかった!わたしはこの、最愛の妻を追っ払ってからの、狂気の主人公の悲劇のラスト15分ぐらいのシーンにめっぽう惚れてしまい、キングスレーの舞台の脚本を覚え、何度も自分ひとりで演じて 超感動していた大学のときを思い出す。 ひどいマジメと潔癖症と嫉妬と悪と他人と自分をどうしても許すことのできない、悲惨な主人公刑事のラスト。(書いていて涙でてきた)非常に残念ながらバカは死ななきゃ直らないの典型であるのだが、自らをコントロールできなくなるところから、虫の息で自分の死期を悟ったダグラスが、神に自らの罪を悔い改めるシーンは、もう、もう、もう、もう、、、、、、うあーーーん!!である。ダグラスの演技は白眉である。 亡くなった主人公に、同僚が”どうか、罪深きこの男をお許しください”と十字を切る!もう、号泣である。こうゆうの観るとつくずく演技(芝居)っていいなあと思う。うーん。ワイラーかー! 
[地上波(吹替)] 10点(2006-08-09 23:00:33)(良:2票)
28.  恋するトマト
とにかく、大地康雄がとんでもない映画をつくりました!(南部監督ごめんなさい) いまはそれだけ、言っておきます。大好きな作品。”俳優”伊丹十三もそうであったが、映画の中での”俳優の、リアリズムある演技”に関しては現在、右に出るものがない。 いちおう上手いと思われている(?)売れっ子の役所、真田、三国、佐藤、仲代など足元にも及ばない。とにかく、まったく普通のひとりの実在の人間としてそこに普通に存在しているのだ。フィリピンに渡って(?)からの芝居は、弾けぶりは他の追随をゆるさない!こういうのを”上手い”というのだ。特にホテルのロビーのシーンは唸った。楽しくてしかたがない。われわれ日本人は、デニーロやニコルソンの演技が上手いなんて、永遠に解る分けがないのだ。絶対に。(一番不思議なことだが、そんな事は誰も言わない) この作品のなかの、ホテルのロビーでの仕事打ち合わせシーンの大地さんの芝居、世界最高!!スタニフラススキー玉砕!!追加!なんと、大地さんが合衆国の”アクターズスタジオ”にいたとか、いなかったとか(?)ってことを最近知った。やっぱり、、、、、。それから、やはりフィリピンのマニラってとこはホント、絵になるなあ。フィリピンの黒社会、極悪恐怖の暗部を描いた作品をみてみたいなあ。追加ァー!”かもめ食堂”出演者達が、脅されても出演しなさそうな日本映画。
[映画館(邦画)] 10点(2006-07-23 20:11:40)(良:1票)
29.  華麗なる賭け
最高!なんてったって、ジュイソン、ルグラン、マックイーン、ダナウエイ、ウインストンだぜ!し、び、れ、る。すべてをルグランのフレンチサウンドをバックに。グライダー、デートするボストンのレンガの町並み、絵画のオークション、ロールス、サンドバギー!海岸の建築中の別荘。スイスの銀行。ハドソンでもコネリーでもない。マックイーン。こらほんま”ヴァニティーアフェアー”だぜ。このボストンのロケ地はあるいたなあ。非常にめずらしい映画。わたしにとって”男と女”と同列。しかも、そうとうに場違い、マックイーン主演の映画。ああうれしいや! コレにマックイーンがでてるなんて、奇跡!世界のスーパースター!マックイーン! 追加!思えば、これの邦題を付けた人物は、晩年、おかしな?、オカシナ!作品を創られた、エラーくて、太ったヒトでしたが、”華麗なる”は”賭け”の枕詞といっても過言ではない。おまけに原題もよい。完璧!そして、不思議なことに、このような高度な作品は(男と女とか)今後、2度と創ることができないでしょう。そう。もはや”ブランド”である。
[映画館(字幕)] 10点(2006-07-04 00:07:47)
30.  戦う翼 《ネタバレ》 
最初に、一番星桃太郎さん。失礼いたします。、、、、、突撃隊に並ぶ、マックイーンの自爆映画。おまけに性格悪いわ、女から嫌われるわ、マックイーンの真骨頂!しかし、なんと言っても涎デルほどのマクイーンの飛行服すがたと、ジープの運転、そして唯一、パイロットのマックイーン!機のチェックからローテーションまでもうカッチョエーのなんの!しかし、この映画の、まったく演技ではないこのいやな人間性の、不良の、まったく楽しくない、孤独な男。これが人間マックイーンの本質であることはいうまでもない。なんでそんないやな奴になったのか?それにはふれていない。同僚に、女に、そして自分自身にむけるその冷酷な眼。そしてマックイーンは自分の演技を、自分を魅せる才能にかけて天才性を発揮している。厳然と確固たる存在で君臨している。スクリーン上のマックイーンを観ることが楽しくてしょうがない。最後、墜落寸前の自機を操り、着陸を試みるのだが寸前でドーヴァーの白い崖に突っ込む!何度観ても、助かってくれと思う。突っ込めマックイーン!  最後に、この作品と”突撃隊”の2本が、俳優”マックィーン”の”人間”の根幹を貫いている ことは今更言うまでもない。マックィーンそのものである、と俺はおもう。 ”大脱走”でまったく別の俳優になってしまう!!
[DVD(字幕)] 10点(2006-07-03 23:26:53)
31.  突撃隊 《ネタバレ》 
最初見たのはやはり12チャンの夕方4時のやつか。オリジナルでもそうゆう雰囲気があるのだが、この映画ちょっとコメディはいってるんです(吹き替えだと)。しかし、吹き替えで何度も観てる。内海賢二、広川太一郎でしょう。コンバットみたい。まさにコンバットの単なる1話。そのなかでマックイーンは後から部隊に左遷され入ってくる。まさに、カミソリの引き締まったマック。オオカミのよう。”俺に近寄るな!”という感じのマック。広川からは”これはお偉い社長さんで!”なんて言われちゃう。しかし、ここは地獄の戦場。敵の丘の上のトーチカを攻略すべく戦う。マックイーンは最後、虫の息でそれでも爆弾かかえてトーチカになだれ込む。このときのマックイーンのふらふらの姿、表情。彼はその姿を客に見せたいのだ。凄くよくわかる。俺もそうだ。幸せな俳優だ。”戦う翼”とまるで同じ。大脱走以前のマックイーンは違う俳優に見える。もちろん、大脱走の出演で大きく変わってしまったわけだが。いったい、何が変わったか。 さて、突撃隊。最後は自爆だ。そして一人だ。勝手にしやがれだ。孤独だ。カッチョエーのだ。しかし 不幸だ。まったく楽しくはない。マックイーンは自分の出演作の中でとても好きな作品としている。わたしからは言葉もない。たいした映画ではない。この映画が大好きだ。 追加!TV、コンバットにはビックモローが監督した長編”丘を血に染めて。1966年”があり、(昔、確かゴールデン洋画でやらなかったか?)これが、なんと原題”hills are for heroes"ということを今日知り、軽いショック!なんと!" hell is for heroes"をもじってるんではないかい?あるいは、アメリカにはこういう”言い回し”があるのかもしれない。いや、でも、、、、確か、内容も似ていなかっただろうか?  
[地上波(吹替)] 10点(2006-07-03 22:54:32)
32.  栄光のル・マン
”STEVE McQUEEN”IN ”Le Mans”. 1971年かあ。いい時代だなあ。なぜかって、このころまだ日本は世界の、ど田舎だったから。とてつもなく遠い夢の世界。あこがれ。上流社会。パリ郊外。サーキットの遊園地。遊ぶ家族。恋人たち。ミッシェルルグラン。フェスティバル。ロマンティック。シネラマ。コミューン。ヒッピー。福生。キャンティ。東京モーターショウ。GULF.船橋サーキット。船橋ヘルスセンター。三保敬太郎。浮谷東次郎。式場壮吉。うあああ!切ない! うあああああもうだめ。信じられない!マックイーンが”ルマン”でポルシェを駆っている!マックイーンは神だ。奇跡の映画!このころ(6さい)の僕にとって、ハリウッドやフランスなんて、もう地球外でした。(火星ぐらいかな?)ほんと、せつないなあ。ジョンフランケンハイマー!!じゃないけど、なんか本当にもう、デッカイなああ!
[映画館(字幕)] 10点(2006-06-19 23:49:03)
33.  レイダース/失われたアーク《聖櫃》
中学のときたしか、日比谷映画か?とにかく、しょっぱなの洞窟!特に巨大な石ころころの超迫力は劇場映画の興奮度NO1です。(いまでもあの衝撃はわすれず。)でかい画面でそれはもう、すごかったんですから!そしてあらゆる面での最高傑作!ジョーズの次。第2作、3作でどんなにがっかりしたか!なんといってもレイダースですよ! それと、ちまたではコレ、”インディジョーンズ”シリーズですが、間違ってます! ”レイダースシリーズ”です。これ、ホントに!            思いだした!!高校生時、コレみた友人に”ドーだった?”と聴いたところ、”俺、砂漠モノにがてなんだよなあ!”と言った。これには、まいった!俺もその気持ちが、すごく、良くわかったから。
[映画館(字幕)] 10点(2006-05-08 00:13:50)
34.  タクシードライバー(1976)
今はなき名画座ですよ。高校生の僕はそのハーマンのサックスに乗って、一緒にタクシーに乗ってニューヨークの街をただよい、最高の気分。しかし、なんといってもこの映画は全編、最高に面白いんです。ハナシが。で、やはりかっこいいんですねー。”ダイアリーオブタクシードライバー”トラヴィスの台詞を暗記しましたよ。で、なんといっても最高のシーンはラスト。ベッツイーをタクシーから下ろしたすぐ後の、トラヴィスのバックミラーの見返しのあの不思議で超かっこいい、光と音の一瞬ね。最高の芸術です。あのシーンでベッツイーを振った男のかっこよさを中和してるんだなあ。いいよ。  あ、それから、候補者暗殺失敗のあとの、いったん自宅に戻ったときのあの狂気の感じね!40歳独身の今!再度見返す!高校生のときの印象は単にデニーロ、ニューヨーク、ジャズ、孤独、カッコイイ、スゲー!だが、今は、トコトン男の孤独を身につまされ、ラスト!わかってはいるものの、ベッツイーを笑顔でサヨナラするシーンで号泣してしまった。ばかと孤独は、死ななきゃなおらねえよ!ってのは、世界共通ですなあ!!! それから!これが10点でなけりゃ、なにが10点なのか!!!? あっつ!それから、はじめてトラヴィスがアイリスに名前を聞いたとき”イージー!”。”そんなナマエない!”ってのにはわらったな。追加!結構有名な話なんだけれど、配給会社によれば、この作品には当初”邦題”をつけて公開する予定があったそうだ。”ニューヨークタクシー狂死曲!”、、、、、、”USODAYO------んんn!" 
[映画館(字幕)] 10点(2006-05-07 22:50:20)(良:1票)
35.  シャイニング(1980)
わたしにとって、この映画はせつない、なつかしい、豪華で非常に遠い夢(悪夢でも) の世界なんです。なつかしいロマンティックな音楽にのって、冷たい誰もいない高い天井の絢爛豪華ボールルームに入っていくと壁に、高貴な古き良き時代のパーティの写真が映される。最高のラスト。それはあたかも、現代人を絶対によせつけない、高貴な階級の大人だけにゆるされた、古き良き時代の冬山の奥地にとざされた甘く切ない夢なのです。音楽、映像、クレジット、タイトル、美術、ホテル、なんでこんなにも高貴なんだろう!すばらしい!第一級の芸術品です。ああー怖い。 それから、冬のシーズンオフが近づき、すこしずつ、ひとりひとり、ホテルから従業員がはなれてゆく様を観てゆくところは、何度観てもイヤだ! 名作。
[映画館(字幕)] 10点(2006-05-07 22:24:43)(良:1票)
36.  裸の銃を持つ男
やはりこれは吹き替えでしょう。声優を選ぶディレクター、相当勉強しますよ。面白いところ。1、やはり、まずは”ぶっつけ駐車”でしょう。車ぶつけてんのまったく無視して建物に入ってゆく。2、桟橋での聞き込みのやりとりですね。情報を探るためにワイロを借りたり、払ったり。もうどうしよもない。ここばっか10回ぐらいくりかえし見ました。こうゆう映画つくるひとは信用します。残念ながらマックイーンには備わっていないユーモアです。(またかよ)。ああ、ニールセンにあいたい。 あっつ忘れてた。3、そう、部屋のなかでムダにグルグルでんぐり返しするシーンね!4、 あと、この映画だかわすれたが、ドレビンがななめ下にむかって手を出して、デスクの上のインターフォンのボタンを押して話しをしてる。と思いきや、とても小さいヒトと話をしてるところ。逆にカメラに上半身入らない大男の同僚。ゲラゲラ。あーあほらし。 ”裸のガン”は”禅”だ!!ああ!この映画の製作に参加したい。というか、親戚になりたい。
[地上波(吹替)] 10点(2006-05-07 21:56:34)
37.  男と女(1966)
こういう映画がもっとあったら、あるいは自分で撮ってみたいなあと切望する作品。もちろんストーリーは重要ではない。非常に高度な品質の、撮るべき素材と、音楽が重要である。もっと夢のような、絶対に届くことの出来ないようなビューティフルな夢の世界。アヌークエーメのような女性と満ち足りた日々を過ごす、非常に遠くにあるかすかな思い出。誤解を恐れずに言うと、こないだの黒木瞳の”東京タワー”みたいのがいくらがんばって、求めて、創造しても、到底届かないような世界。どうして?日本では所詮無理だってこと?いやそんなことはない、絶対そんなことないって。(なに言ってんだ俺?気分最悪)、、、、、イメージには限度がない。でも創れない。(ああ、なに言ってんだ。)センス?文化?いや、どうしようもない。この映画は一級の美術品です。追加!10点に変更!あえて言いたい!これぞフランス映画!もとい、これぞ”フランス”!(本気です、、、、?まあこれはセンスや文化ではないのです。いや、男と女ではなく、”フランス”という題名にしたい作品) 
[映画館(字幕)] 10点(2006-05-03 19:19:42)
38.  少林サッカー
わたしにとって、10年に一度、いや20年に一度の映画が出現してしまった。これは世界の映画界にとってもしかり。まちがいなく、この後世界中で撮られるであろう、多大な映像作品群は、その表現上において多かれ少なかれこの映画のマネをせざるを得ない。巨大な映像表現のエポックメイキングです。いいかえればコロンブスの卵。すきなところ。ぶざまな試合のあと皆が少林に目覚めるところ。超感動的な、シンのサッカーボールのロング壁打ちは”世界”の映画史に残る名シーンだ。なぜか一目で涙腺を刺激する、かわいい刺繍だらけのサッカーシューズ。歴史的にあほらしい、しかしあまりにも感動的なサッカーのシーン全て。 06年6月20日以下、追加!現在。TV,映画を観るたびに、あまたの映像表現にて、あまりにも目に余る”若き”映像作家達の腐った醜態は某日出る国の、超恥知らず”トレーシング得意芸術院画家”の出現を見るまでもない! 思っていたとおり、”原画”である名匠チャウシンチーの名作”少林サッカー”は早くも、急速に貶められてゆく。
[映画館(字幕)] 10点(2006-05-03 18:55:52)(良:1票)
39.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
人類の遺産でしょう。奇跡の出来です。バックトゥザフユーチャーしてもこんな映画はそんなにないかもよ。
[映画館(字幕)] 10点(2006-05-03 16:23:20)
40.  未来世紀ブラジル
この映画を作るにあたっての監督の最初のイメージ”工業地帯の近くの汚れた黒い砂浜は、とてもきれいな黄昏に満ちて、どこかのラジオから懐かしいメロディーが聴こえて来る”というのを映画を観ただいぶ後に読んで超感激した。やはり!!それは、私がこの作品をみて抱いたこの映画のイメージどうり!人生のなつかしさ、さびしさ、せつなさを全てあらわしていたから。 自分の理想の女性と結ばれ、しあわせに長く添い遂げる。空を自由に飛び回り、抑圧された未来社会から解放される。しかし、大抵のひとの人生は思いかなわず、凡庸でまたは非情で、夢は幻で一生を終える。70年代、小6のころ、日本からはるかかなたの真裏はブラジルあたり、というのを知った私はすぐにブラジリアの未来都市のことを知り、その写真、超モダンな建築郡、リオのカーニバル、霧の中山頂のキリスト像、おもいを遂げられないテレビの中の綺麗な年上の女性(梅田智子だ!)への思いにたそがれ、あこがれ、いつのひにか、と切望し、今現在も常にさすらっています。ハリウッドと喧嘩して、私にとって最高のラストを用意してくれたギリアム監督ありがとう。(ここで涙) ””時はながれ、ぼくは新しいことに手をつける。でも、ぼくはまたいつか帰る。 あのなつかしいブラジルへ、、、””わーん悲しいよーせつないよ!でも人生は最高です。映画は、すばらしいイメージだ。追加!子供のころ”ウルトラセブン”の”なんとか惑星”の回の未来都市の風景と、その寂しいお話をタイムリーに大好きで、同時に当時(5、6歳のガキが!)感じた非常なせつなさは、無力感は、心地よさは、この作品を大人になってみた時のせつなさに非常に相通じるものがある。こういうようなものを、感覚を、眠っている時に我々が見る”夢”の変わり、代用にわたしは”映画”を捜し求めている。人は見たい夢をみることができないから。ラスト近く。整形ばかの母親  の葬式に入ってゆくところの音楽はすばらしいし、その後、ラストまでの怒涛の展開はまさに、”悪夢!!!”そう、”わたくしのイメージする悪夢”そのもの。でも、観た当時に思ったことだが、”ブラジル”とは、ブラジリアを指すか?はたまたリオか? また、この作品には、”ブラジル”のメインテーマ音楽ではなく、、、、、、アントニオカルロスジョビンの”フェリシダージ!”が最適である!
[映画館(字幕)] 10点(2006-05-03 14:57:38)
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