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21.  日本のいちばん長い日(1967) 《ネタバレ》 
日本人であるならば一度は見ておきたい映画の一つ。  敗戦、という未曾有の事態を、ドキュメント的ながら決して中だるみしないタッチで描いている。 敗北という、まさしく最悪の決断を全責任をもって下さねばならない、そしてそれを突き通さねばならない、その苦しさ、大変さがにじみ出ている。  大体の学校の歴史教科書では「御前会議→玉音」で終わりなのだが、この「→」の間の一日が壮絶だというのは初めて知った。 軍による宮内庁占拠、玉音盤争奪作戦などはこの映画で初めて知った。    さて、今日の日本の政治家で、かのように全責任をもって重大な決断を下せる人間はいったいどれほどいるだろうか。 皆、人が言ったから、のような責任転嫁ばかりしそうである。 いや、それ以前に、アメリカの言いなり、中国の言いなり(これは与野党ともだからたちが悪い)、などであっては何の決断が下せようか。 仲良く、とか、和、とか言っていたのではダメなことが政治の世界には多々あるのだから。  また、日本人は平和というものを「守る」意志をどれだけ持っているのだろうか。 「護憲!」「平和」「憲法改悪は戦争への道」などとバカみたいに騒ぎ立てることが平和を守ることだと誤解してやしないか。 国民一人一人が、民主主義的プロセスにおいて政府をきちんと監視し、不断の努力でもって政府に平和への道を歩ませるべきなのだ。 すなわち、国民一人一人が常に義務を持つべきであって、「憲法が禁じているから」などといって憲法にお任せしてしまおうというのは怠惰以外の何者でもない。  多数の日本人の犠牲の飢えに今の日本は成り立っているということは、もう少し感じてもいいだろう。
[DVD(邦画)] 10点(2008-03-25 07:54:42)
22.  ワイルドバンチ 《ネタバレ》 
まあ皆さん書いているように「男」の映画でしょう。 銃撃戦のすさまじさは一級品、ラストだけでも一見の価値あり。 銃撃戦は「男たちの挽歌」に肩を並べる(いや抜くか)ほど。  でも、なんか中だるみしているのと、すさまじさがあくまでもすさまじさで止まっている(大体誰が敵だかもよくわからないし)のでこの点数。 要するにドラマ部分に入り込めなかったということで。
[DVD(字幕)] 7点(2008-03-09 13:18:25)
23.  大脱走 《ネタバレ》 
エンターテイメントとして普通に楽しめる映画。高評価も納得。  ただ皆さん書いているように、捕虜収容所のドイツ軍がぬるすぎ。捕虜が全然苦痛そうに見えない。捕虜が官吏をからかってたりするし。普通1回脱獄したら死刑でしょ。何独房って。  逃げ出した後が意外と長い。1時間ぐらいある。 そしてみんな捕まっちゃう。逃げ切れた人があまりいない。バッドエンドでもないけど、あまりスカッとは終わらない。  トンネルが短かったのは不幸だね。ここの部分は歴史事実だから、実際はそうとうショックだっただろうに。  リアルな脱獄劇を見たい人は「穴」をオススメ。「大脱走」はエンターテイメントに絞って見たい人向き。
[地上波(字幕)] 8点(2007-11-18 18:52:04)
24.  用心棒 《ネタバレ》 
つまらないわけではないんだけど、「椿三十郎」を先に見てしまうと、テンポの良さも笑いもアクションもラストもあちらの方が上だなぁ、という印象ばかりする。  とりあえず、冒頭であんなに一生懸命切れた手首を出す必要はないと思う。グロに走る必要はない。  知的な攻撃も悪くないんだけど、途中まで知的な攻撃「だけ」ってのはいただけない。伏線の張り方とかは椿よりこちらの方が上だと思うのだが、どうも知的な面が空振っているように思える。  ラストの決闘もなんか・・・1対1にしたほうがよかった気がする。
[DVD(邦画)] 7点(2007-11-07 15:55:24)
25.  荒鷲の要塞 《ネタバレ》 
難攻不落の荒鷲の要塞、というわりには大して苦労もせずにささっと潜り込めるあたりは大きくマイナス。 敵の弾は全然当たらず、味方のは全部敵に当たるという超ご都合主義もあそこまで続くとちょっと・・・、になる。  ただ全編通して流れる音楽はいい。すごくいいと思う。 ロープウェイの格闘シーンはなかなか。 それと、スパイを挙げようとするあの疑心暗鬼のシーンはドキドキする。  でも、いいところはいろいろありながら、もっとサスペンス性を強めたり、もっと面白く出来るところを無駄遣いしている感じは否めない。まあ時代も時代でしょうがないか。
[地上波(吹替)] 7点(2007-10-15 23:33:46)
26.  殺人者たち 《ネタバレ》 
DVD化されたので、買ってみてみた。 見せ方がなかなかうまい。いきなり中核の人物が殺されて、で回想による謎解き。ありきたりではあるが、回想の映画はいいのが多い。これもその一つ。 レースシーンなんかものんびりしていながらも見ていて楽しめるし、後半の強盗は緊迫するし短い中で話が二転三転する。 狙撃のアングルからの写しや、ラストのよろめきながら倒れるシーンなんかも凝っている。 レーガン大統領の映画時代の姿も初めて見た。 そして、女は怖い、ことに美人は、ということを思い知った。 ただ、暴力描写が激しいと言うわりには、個人的にはたいしたことがないと思った。「オールドボーイ」とか見ちゃっているせいかな?
[DVD(字幕)] 6点(2007-08-11 22:47:06)
27.  椿三十郎(1962) 《ネタバレ》 
96分というコンパクトさで、テンポがよく、軽めで、笑いも多い。 実のところはギャグ映画ではないか、というくらいコミカルだし、登場人物全員どこかネジが一本違っちゃってるようで何かおかしい。「金魚の糞」もそうだし、「赤でも白でも、どっちでもいいだろ」(これは伏線だが)とかもわりと面白い。ラストの決闘は確かに名シーン。長く間を置いて一瞬で決まる。だけどあの血の出かたも、本当はああいう風になるのかもしれないけど、なんかギャグな感じ。 ということで私的にはギャグ映画という認定ですが何か(笑)
[DVD(邦画)] 10点(2007-07-13 20:27:20)
28.  切腹 《ネタバレ》 
いや、ホントに引き込まれるいい映画。白黒で古臭く、音響もほとんどない。でもまず脚本がうまい。回想でだんだんと真実がわかっていくのはホント上手。そして役者陣もみんな演技がうまい。 一応善悪はきちんと分かれているけど、ご家老によってきちんと事実がもみ消されてしまうのは「歴史は勝者が作る」にぴったり。家名の前には家臣もなんら意味を持たず「病死にしておけ」で終わりとは。 千々岩求女、最初と最後と全然違って見える。最初のはだらしない浪人だったけど、最後のほうは腰の座った人という感じが出ている。それにしても竹光で切腹は厳しい。痛そう。見てるこっちまで痛さが伝わってくる。多少しつこいし直接的描写だけど、あのぐらい描くからこそ悲劇性やその後の主人公への感情移入を容易にしているのであろう。 武士道はいろいろと本も出てて、いわゆる普通の武士道イメージと合戦の武士はかなり離れていたらしいが、そんな武士道の虚構性に着目していて、特にその中で切り捨てられていく浪人武士にスポットを当てている。「畳の上の水練」も、実際の合戦(だまし討ち、卑怯な手、はざら)と本の武士道(正々堂々)との差がよくわかる。津雲半四郎も最後はすべてを投げ打ってかかってくる。最後の殺陣はしつこすぎる感もあるけど、こうした思いを反映していると思えば納得できる。 この映画、カンヌでいい評価受けたらしいけど、やっぱり日本イメージを大きくねじ曲げたよね。やっぱ切腹シーン強烈だもの。
[DVD(邦画)] 10点(2007-07-11 20:24:58)(良:1票)
29.  太陽がいっぱい 《ネタバレ》 
ラストの雰囲気はいいですね。笑顔で立ち去って終わりだなんて。 でも、淡々と感電犯罪を続けるだけの感じで、なんかまったりしすぎてた。退屈さ加減が少し行き過ぎ。 あと内容とは関係ないけど字幕が読みにくい。
[DVD(字幕)] 5点(2007-01-26 23:32:20)
30.  マイ・フェア・レディ 《ネタバレ》 
英語の授業で無理やり見せられました。 名作らしいが、長くてだるい。歌って踊ってても、「で、なんなのよ」といった感じしか残らない。オードリーも妙にいやみな感じに映るし。なんかかわいいとも美しいとも思わず、なんか腹立たしい感じ。
[DVD(字幕)] 1点(2007-01-09 20:32:02)
31.  天国と地獄 《ネタバレ》 
これは10点つけるしかない。 最初の重役との会議から一転して誘拐が発生。身代金を払ったら会社を追い出されると分かっているのでその間での苦悩。そして身代金の受け渡し。ここまでが前半戦。 そして今度は子供が帰ってきたので警察が執念の捜査。ホームズやコロンボみたいに誰か一人が天才的に解決するのではなく、みんなが足で稼ぐ。そうした地道さがたまらない。あの有名なピンクの煙、そして犯人のめぼしをつけてからの徹底した追い込み。そしてあのラスト。犯人の絶叫、シャッターが下りて終わる映画。 サスペンスとしても人間ドラマとしても楽しめる一品。
[DVD(邦画)] 10点(2007-01-05 11:55:03)(良:1票)
32.  影なき狙撃者 《ネタバレ》 
傑作であるのは間違いないのだが、なんか見にくくて分かりにくいシーンが多いことと、敵役を応援する気には絶対になれないのとで、「ジャッカルの日」「ブラックサンデー」よりは低めの点数。 前半が少し退屈。後半は俄然面白くなるのだが。最後とかは本当に緊張した。
[DVD(字幕)] 6点(2006-12-27 12:33:01)
33.  2001年宇宙の旅 《ネタバレ》 
68年ということを考えると、この映像美はすごい!。ただ、肝心のストーリーはよくわからない。キューブリックは意図的に分かりにくくしたらしいし。「映画の見方が分かる本」に説明がしっかりあるから、ちゃんと理解は可能だが、説明されてもあまり面白くなるわけではなかった。ストーリーを楽しむより映像を楽しむべき映画かも。
[DVD(字幕)] 7点(2006-12-19 14:26:42)
34.  未知への飛行 《ネタバレ》 
場所はほとんど3ヶ所(会議室・司令室・通信室)なのに、この緊迫感は何!軍の協力が得られなかったらしく、それが原因だろうが、見えないことによる恐怖がすごい。電話のあのキーンという音で背筋が凍りました。 ヘンリーフォンダの苦渋の決断。重い、重すぎる。今の大統領にはとてもじゃないが無理ですね。
[DVD(吹替)] 10点(2006-12-19 08:36:46)
35.  サイコ(1960) 《ネタバレ》 
あまり怖い映画ではない。シャワールームも今見ると別に、な感じ。ラストのお母さんのシーンはドキッ、とはしましたが。 それでも二重人格は当時としては新しかったのでしょう。
[DVD(字幕)] 7点(2006-12-18 18:20:43)
36.  穴(1960) 《ネタバレ》 
脱獄ものでは一番というのも納得です。 最初の掘るシーンだけでもう釘付け。本当に緊迫したシーン続きですごい。一方でおかしなシーンもあり、手足を作ってごまかすところや、途中の柱を肩車で回るところとかは思わず笑ってしまいました。それにしてもあのラストは・・・
[DVD(字幕)] 10点(2006-12-18 17:54:33)
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