21. クリスタル殺人事件
不謹慎だがとくにこれといってパッとした事件ではない。特にこれといった謎もトリックもない。意外性ある展開もない。対立する女優に品がないので画的に華もない(ビックネームのようですが・・・)。日本の2時間TVドラマ、いや1時間の刑事ものドラマで充分ではないでしょうか。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-09-14 20:15:25) |
22. エンゼル・ハート
《ネタバレ》 予想以上に現実離れした内容で、ドロドロに根暗なファンタジー(?)といった感じでした。 序盤に何やら怪しげな依頼人が出てきて、その後単調な人探し・・・この設定でだいたい結末は予想がついてしまいます。 ホラー・サスペンスということでしたが、特に恐怖はなくて、オカルト色が濃く気色が悪い、という中途半端な印象。 「ミッキー・ロークってこんなカッコいい時あったんだ」、「デ・ニーロもこんな役引き受けるなよ」とキャラクターばかりに目がいってしまいました。 [DVD(字幕)] 5点(2010-09-13 21:43:54) |
23. バック・トゥ・ザ・フューチャー
《ネタバレ》 テンポがよくてわかりやすい、マイケル・J・フォックスがまさにはまり役の作品。 さしずめマーティは、のび太としずかちゃんの運命を守るために未来からきたセワシ君(セワシ君は孫ですけどね)といったところか。しっかり典型的なジャイアン役も出てきてるし(^^; ちょっと抜けてるドラえもん役が誰かは言わずもがな・・・ それくらいわかりやすく愛されるべき作品ということです。 それにしても、マーティがあれだけカッコよく活躍すれば、そりゃ(未来の)母親から惚れられるでしょう。 最後にちゃっかり「続編も見てね!」という感じで終わっているところが抜け目ない。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-11 08:58:42) |
24. レインマン
家族(兄弟)愛をライトタッチに描いており、気持ちよく観れました。 自閉症自体がどのようなものかわかりませんが、その実態はこんな軽く表現できるものではないでしょうし、関わっている家族の苦労の部分はこんなものではないはずだと思います。 しかし、この作品は自閉症自体を深く掘り下げてはいないと思いますので、その辺は評価の対象とはしていません。 かと言って、あまりにもフィクションの度が過ぎると白けてしまいそうですが、許容範囲ギリギリで兄弟間のコミュニケーションを表現しており、バランスがとれた作品になっていると感じました。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-04 22:20:03) |
25. スター・ウォーズ/ジェダイの復讐
難しく考えて観る必要なし。もう単純明快、典型的なSF、ハッピーエンドストーリー。これまでのシリーズをうまくまとめ上げた印象です。もともと複雑な話ではないのでまとめるのは容易だと思いますが・・・大きく風呂敷を広げつつ回収しない作品よりかなりマシです。けして名作、感動作ではないでしょうけど、悲壮感もなくリラックスして楽しめる、良い意味での娯楽大作だと思います。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-14 18:09:00) |
26. スター・ウォーズ/帝国の逆襲
《ネタバレ》 どう評価すべきか迷ってしまった。いろいろ詰め込んでいた印象だが、一つ一つがやや間延びして退屈な印象、序盤など果たして必要なのか?といったシーンもあって少しストレスでした。一方、ヨーダの登場や、ダース・ベイダーとのやり取りなど見所も多く、ラストも次回作に期待をもたせる終わり方(前作の無理やり大団円に比べるとかなりいいのでは?)だったと思います。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-08-14 17:50:50) |
27. アンタッチャブル
《ネタバレ》 各所に名シーンがちりばめられていて飽きさせません。キャラクターも印象に残りますし、爽快感と悲壮感のバランスもよく鑑賞後も気持ちよい余韻に浸れました。最後のほうで主人公がヒットマンを突き落としたのはちょっと蛇足というか無意味なシーンに思えて残念です。 [DVD(字幕)] 9点(2010-05-09 05:40:56) |
28. 遊星からの物体X
《ネタバレ》 異性人モノやホラーは、相手の姿が現れた時点で冷めてしまうのですが、この作品は相手の得体が知れないことで緊張感がありました。 また、周りが誰も信じられないという状況により恐怖感が増しており、生き残った2人も何となくお互いが信じられないような微妙な空気で終わったような感じがします。 リメイク作品ですが、前作とはかなり内容が違っています。 名作のリメイクはハードルの高さゆえ失敗し、凡作のリメイクはやはり凡作というイメージが個人的にはあるのですが、この作品に関しては前作をかなり宇上回っていると思います(特に緊張感の面で)。 [DVD(字幕)] 7点(2010-05-07 21:52:16) |
29. ブレードランナー
《ネタバレ》 近未来の描写に惹きこまれました。それに合わせ、SFアクションとはいえ、終始落ち着いた雰囲気です。 いわゆるドンパチは最小限なので、アクション、ヒーロー好きの人には物足りないかなと思います。 レプリカントによる殺害シーン描写はかなり抑えていて、 製造者を苦しげな表情で殺害したり、デッカードに止めをささず目の前で息絶えるなど、 どこか人間に逆らいきれないレプリの悲哀が印象的でした。。 デッカードが何とか最後のレプリを倒すという展開だったら、かなり平凡な作品だったと思いますが、 あの息絶えるシーン(真っ白の灰になった?)に救われました。 [DVD(字幕)] 7点(2010-04-29 17:29:29) |
30. アラビアのロレンス 完全版
とにかくジェットコースターのように内容が転々と進むことが求められる現代映画に慣れているせいか、特に前半は非常にゆっくりな展開に感じました。それでも飽きることなく引き込まれました。これぞ「映画」といったところでしょうか。じっくりと鑑賞したい作品です。 長い映画は苦手なのですが、主人公のキャラクターに序盤から興味がわき見入ってしましました。いい意味でも悪い意味でも彼の変人(?)ぶりが際立つ作品だと思います。 [DVD(字幕)] 6点(2010-04-23 08:48:13) |