21. 1408号室
《ネタバレ》 ほぼ主人公役のジョン・キューザックの一人芝居を見るような映画。 超常現象を信じない主人公が、この部屋に泊まることでついに霊の存在を信じるようになる、というシンプルな内容。 最初は怖くて面白かったのですが、超常現象がどんどん激しくなっていき、ホラーというより脱出ゲームのようになってしまい、なんとなく釈然としませんでした。。 主人公は結果的に幸せになれたので、泊まって正解だったということかな? [インターネット(字幕)] 5点(2022-09-07 08:52:57) |
22. クリムゾン・ピーク
《ネタバレ》 正当派ゴシックホラーだと思って油断していたら、目を覆うようなグロいシーンが・・・。苦手な方は要注意。 幽霊の造形はとても綺麗でおどろおどろしいものの、怖さは控えめ。映像美は見応えあり。 ストーリーはミステリー仕立てになっていて、特にひねりはないですが、ドキドキハラハラが止まらず。 中盤からクライマックスまでほぼ3人だけで話が展開するにも関わらず、緊張感を保ったまま一気にラストまで惹きつけられました。 トム・ヒドルストンの準男爵姿が非常に美しく、愛に葛藤する抑えた演技は素晴らしかったです。 気になったのは、蓄音機用のシリンダーレコードが残されていたこと。なぜルシールはあんな重要な証拠を処分しなかったのか・・・。 それから、手すりに体を強打しながら真っ逆さまに落ちて骨折したのに、タフなイーディス(ミア・ワシコウスカ)・・・ [インターネット(字幕)] 7点(2022-09-07 08:13:21) |
23. コーダ あいのうた
先にフランスのオリジナル版『エール!』を見ました。 比較すると、全体的にソフトな仕上がりになっていると思います。 王道のハートフルストーリーで、愛と勇気と元気をもらえます。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-09-07 07:15:37)(良:1票) |
24. ダーク・センス
予備知識ゼロで視聴。 魅せ方とかカメラワークとか、、は決して悪くないのですが、そもそも話が破綻しているというか何というか、、ツッコミどころ多過ぎです。プロット(構想)は興味を引くのに、もったいないなあ・・・というのが正直な印象。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-09-05 17:30:12) |
25. テスラ エジソンが恐れた天才
ニコラ・テスラ。 "生まれるのが早すぎた天才" "不遇の天才" と言えば誰?と問われたら、真っ先に思い浮かぶのはこの人。 伝記を読んでも、映画を見ても、ため息しか出ません。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-09-04 00:06:57) |
26. 偽りなき者
《ネタバレ》 日常に潜む不合理を描いた秀作。 温厚で物静かな性格のルーカス(マッツ・ミケルセン)が、ある日突然冤罪という悲劇に見舞われる。 きっかけはほんの些細な出来事。子供の小さな乙女ゴコロ。。 映画冒頭に、デンマークには「子供と酔っ払いは嘘をつかない」ということわざがある、というテロップが流れるのですが、そういう前提があるからこそ驚くほどあっさりとクララの「嘘」が真実として受け入れられてしまった、ということを事前に教えてくれているわけですね。このことを知らないと、ただただ園長の対応に怒りしか感じず、見るのが苦痛になりそうですし。 視聴者は当然ながらマッツに感情移入して見ていると思いますが、冷静に園長の立場に立ってみれば、子供が突然あんなことを言い出して、それがもし事実だったら大事件ですから、慎重にならざるを得ない気持ちも分かります。やり過ぎ感は否めませんが。 そんなこんなで、エンデイングまで見ていくと、この映画がただの冤罪映画ではないことに気付きます。さらに、原題がデンマーク語で『Jagten』(英題:The Hunt)であることを思い出し、狩猟とは、、、何の罪もないルーカスが突然逮捕されることへのメタファーなのではないかと思い至ります。意外に奥が深いストーリーなのではないか、、と。 なお、この映画はデンマーク版アカデミー賞を受賞、さらにマッツは「主演男優賞」を受賞しています。実生活でも善きパパである彼は、"普通の父親"役もとても良く似合います。唸りたくなるような迫真の演技をぜひご堪能あれ。 [インターネット(字幕)] 8点(2022-09-03 18:37:09)(良:1票) |
27. トップガン マーヴェリック
遅まきながら、、、IMAXにて鑑賞してきました。 オープニングから、懐かしさで鳥肌が立ちました。 これもまた映画館で見たい映画で、迫力満点なドッグファイトは必見ですね。 旧作を意識しすぎている嫌いやツッコミどころが無いとは言い切れませんが、それを補って余りある完成度でした。 [映画館(字幕)] 8点(2022-09-03 12:49:28) |
28. ラストナイト・イン・ソーホー
Amazon Prime Videoで偶然見つけて視聴。 ホラーとも知らずに視聴してしまったので、展開に驚きましたが、見応え十分でした。 視聴後に『ショーン・オブ・ザ・デッド』の監督作品と知って、納得。 多少グロありですが、ホラー特有の怖さはほとんどないです。 ぜひ予備知識ゼロで。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-09-02 18:35:23) |
29. ガール・イン・ザ・ベースメント
怖い、怖い。気色悪すぎ。 これでも実話よりもソフトにしてあるだなんて、信じがたい。 ある意味、どんなホラーよりも怖い映画。 [インターネット(字幕)] 4点(2022-09-01 23:37:00) |
30. レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで
《ネタバレ》 『タイタニック』の二人が共演している上に実力俳優が勢ぞろいしている映画ということで、否応なしに期待値は上がりますが、、、説明不足というか何というか、誰にも感情移入できず。 サム・メンデス監督は人間の闇を描くのを得意とするそうですが、この映画のせいでケイトと離婚することになったのでは?なんて思ってしまいました。。当時のアメリカにあんな堕胎方法があったなんて、それが一番衝撃的でした。 [インターネット(字幕)] 4点(2022-09-01 22:17:53) |
31. ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮
《ネタバレ》 再視聴。 デンマークでは誰もが知る王室ゴシップを、王妃目線で語った実話ベースの佳作。 「特捜部Qシリーズ」の脚本家ニコライ・アーセルが期待どおりに素晴らしい脚本を手掛けていて、マッツ・ミケルセンを筆頭に出演者たちの言外の演技が光っています。中でも印象的だったのは、国王のお風呂シーン、ストルーエンセと王妃のダンスシーン、終盤の馬車のシーン。また、マッツのダンスと流暢なデンマーク語(当然ですが)も必見必聴。 ストーリー的にはドロドロしても不思議はないはずなのに、愛憎劇に徹することなく視聴後感の良い作品に仕上がっていると思います。真実は闇の中ですが、ストルーエンセは王妃も国王も愛していたと信じたい。 [インターネット(字幕)] 8点(2022-09-01 18:17:43) |
32. ハッピー・デス・デイ 2U
《ネタバレ》 完全に『ハッピー・デス・デイ』の続編。 もちろん見なくても楽しめるようには出来ていますが、伏線が散らばってるから断然見た方が良いです。ループの"うんざり感"を主人公と共有できるという意味でも。 内容自体は前作より少しややこしくなりますが、映画の中でも語られている通り、『バック・トゥー・ザ・フューチャー2』にインスパイアされた感じもすごくgood。 ドラマ要素ではツリーの母親とのあれやこれやに涙が溢れました。死のテーマはコメディになってもつらい。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-09-01 18:13:21) |
33. ハッピー・デス・デイ
《ネタバレ》 B級ホラーを期待すると裏切られます。怖くないです。 いわゆるループ映画で、オープニング・ロゴからもう良い味出しています。 ドタバタなサスペンス・コメディなんですが決して荒唐無稽ではなくて。恋愛やらドラマやらてんこ盛りの割には主題がブレないのは、脚本がしっかりしているからだと思います。とにかく先が気になって、どんどん引き込まれ、最後に、結局どうしてこうなった?と思うんですが、それは続編で解明されます。 これを見たなら、続編『ハッピー・デス・デイ 2U』を絶対に見るべき。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-09-01 18:07:58)(良:1票) |
34. NOPE/ノープ
IMAXで鑑賞してきました。これは映画館で見るべき映画かも知れません。 ホラーとしては怖くないんですが、コワイです。笑 カメラワークが上手いんだと思います。 『ゲット・アウト』に衝撃を受けたこともあって、それと比較すると拍子抜けするくらいストーリーがシンプルですが、しっかりと細かい伏線やらがあって、すべて回収できていない気がします。円盤待ち。 [映画館(字幕)] 6点(2022-09-01 18:04:27) |
35. バスケットボール・ダイアリーズ
ディカプリオ作品をコンプリートすべく視聴中。爽やかな青春モノと思っていたらまさかのダークな内容でした。ドラッグの怖さを痛感できる作品。怖すぎる。 [インターネット(字幕)] 4点(2022-08-30 08:25:28) |
36. バレット・オブ・ラヴ
マッツは闇の魔法使いを演ってもダメ男を演っても、イイ男になってしまう。狂気の中にも反則級の色気と哀愁が漂ってる。 シャイアの霊感ネタ?をもう少し膨らませても良かったんじゃないかと思ったりもするけれど、意外とおもしろかった。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-08-30 00:05:29) |
37. 顔のないヒトラーたち
《ネタバレ》 『アウシュビッツ裁判』までの過程を正面から描いた名作。俳優でもあるイタリア人監督ジュリオ・リッチャレッリによる初の長編作品で、計算され尽くしたカメラワークと無駄なセリフのない演出が見事でした。『すべてはプロパガンダだ』というセリフが大変印象的で驚きを隠せませんでした。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-06-20 20:47:21) |
38. オールド
皆さん同様、大風呂敷を広げっぱなしで謎のまま終わるんじゃないかとハラハラしていましたが、きちんと収拾してくれたので、ホッとしました。ツッコミどころ満載、パニック要素満載。だけどどこかノスタルジックなのはやっぱりシャマラン監督だから。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-06-20 17:22:59) |
39. シン・ウルトラマン
ウルトラマンについては記憶の片隅にほんの少しある程度ですが、日本人なら映画館で見るべしと思い立ちました。 戦闘シーンは感涙モノでした。役者にスマホを持たせて"アングル"にこだわって撮影したとのことで、これから見に行く人はその辺も鑑賞ポイントになると思います。 [映画館(邦画)] 6点(2022-05-26 13:23:57) |
40. ザ・ドア 交差する世界
《ネタバレ》 タイムリープものというよりはサスペンス色が濃くて、娘が「パパじゃない」というところとかハラハラさせられたりして、序盤は期待感でいっぱいになる。でも、埋めたはずの死体が出てきちゃうとかパーティでの騒ぎとか、いくらなんでもお粗末すぎて、コメディかと思った。 ドアに気づいた人が出入りしているという設定自体はとてもおもしろいけど、もしも、いつでも誰でも使える「タイムマシン的なドア」がそこにあったなら、あんな世界になっていないと思うので、例えば「本気で反省している人だけにドアが見える」とかそういう限定的な設定が加えられていれば、もう少し説得力があったんじゃないかと思ったり。 ラストはそれなりに上手くまとめてあると思うし、細かいツッコミどころに目を瞑れば決して悪くないんだけど、もっと面白く作れたんじゃないかと思える設定だけに、残念な気持ちが拭えませんでした。 マッツは、ル・シッフルとかグリンデルバルドみたいな悪役も似合うけど、情けない役もうまい。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-05-20 14:35:19) |