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ロカホリさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1504
性別
自己紹介 先日(2023/6/10)PCが逝ってしまいました。
長年のデータが全てパーです。登録前のレビュー数十本も全部消えました。
バックアップは大事ですねえ。

皆さんも気を付けてください。

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381.  レスラー 《ネタバレ》 
プロレスの舞台裏がそれなりに描かれてますが、暴露本が流行ってしまい、すっかり社会から元々低かった地位をさらに落として低迷してしまっている業界的にはどうなんだろうな。最近はそれを分かった上で見るべき物になっている状態なんだろうか? ミッキー・ロークの歩んできた道と、かつてはトップを極めたが今はインディ団体で日銭を稼ぐロートル・レスラーの姿がマッチしてますね。数年前の「シン・シティ」でビルドアップされた身体を見てびっくりしましたが、本当にプロレスラー並の立派な体つきだったし技を受けてたのは立派。 ストーリー的にはベタであり、娘とのやり取りのオチなどは唐突感もあり違和感を感じたが、バイトをしながらもレスラーを続けるのは、観客の歓声が麻薬的な魅力があるからなど、レスラーに関しては心情を理解できているしドキュメンタリーのようで優れた脚本と思った。社会的地位が無く色モノ扱い、技を受けまくったせいで体はボロボロ、人生的にも不安しか残らない先の見えないプロレスラー達。そのプロレスラーにしかなれない男の悲哀っぷりが痛いほどきちんと描かれていた。 プロレスは他の格闘技と違い相手の技を受けて成り立つ。その中でも相手の技を全部受け、相手の力を引き出し、観客を魅了した上で勝つのがトップのレスラーだ。それはプロレスラーという限られた職業の中でも選ばれた人間しか出来ないコトだろう。でもそんな人並み外れた頑丈さ、タフさでも限界はあるんだよ。ファンは限界を超えた先を見たくないし知りたくないよ。
[映画館(字幕)] 7点(2009-06-19 22:43:19)(良:2票)
382.  トランスフォーマー/リベンジ 《ネタバレ》 
前作は可変シーンなどの映像にかなり衝撃度がありましたが、今回も敵味方のロボット増量でますます凄いコトになっています。相変わらずトランスフォームの音が気持ちよく、大きいのから小さいのまで滑らかに細やかに動きまくるし重量感抜群なので「金属生命体」がリアルに感じられますね。ただ戦闘シーンになると敵味方の判別がつき辛くなったり、シーンが中途半端に飛んだり、オプティマスの台詞が残虐的で悪役っぽいのが気になったかな。後半のピラミッドの戦闘なんか物凄く映えるし、なんにせよ大迫力なので、これこそスクリーンで観るべき物だと思います。
[映画館(字幕)] 7点(2009-06-19 22:42:12)
383.  ウォッチメン 《ネタバレ》 
 原作未読。「ヒーロー狩り」ってとこだけ聞いて観に行きましたが重たいですね。ヒーローとはいえ、普通の人間と同じように悩み様々な葛藤をしている。正義を旗印にはしているが、すぐに悪に転じる怖さある。すべてが茶番と考えているコメディアンが一番人間臭く、やる事がアメリカ的だった。それに対してロールシャッハの分かってはいるが妥協出来ない、不器用で世渡り下手そうなトコは、やっているコトにだいぶ差がありますが「俺がいる」と思いました。 自警団から発生した地域限定ヒーロー達がいくら何をしようとも、結局は世界の何が変わるんだ?と。でも何かを変えられる可能性もあるわけだな。それが普通の人間にも出来るかもしれないと。ヒーロー受難の時代だね。 ザック・スナイダーは相変わらず映像含めセンスが良いわ。 
[映画館(字幕)] 7点(2009-04-05 00:34:16)
384.  相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿 《ネタバレ》 
原作は未読。すっかり人気になったドラマ「相棒」。2008年お祭りのゴール的な劇場版を受けてのスピンオフの今作ですが、スケールを無駄に大きくし勢いで誤魔化したような感のある前作(と書きます)に比べ、身の丈に合ったというか「らしい」お話でTVシリーズを見ている人なら、かなり楽しめると思います。映画化を聞いた時は「無謀だなぁ」とか「調子乗ってんな」としか思わなかった私は浅はかでした。謎のベールに包まれていたオタク気質で多趣味の米沢の色々な面が見られ、脇を固めるレギュラー陣も抜群、シリーズ物の強みですがニヤニヤ出来ることでしょう。冷静に物的証拠から推理する米沢と猪突猛進刑事の相原は良いコンビでしたね。片桐はいりは「こんな人いるよなぁ」ってお局様風を存分に醸し出していたし、見るからに「セクハラ大好きです」って伊武も流石だった。終盤も鑑識の能力で落としてもらいたかった気もしますけど、趣味の落語をヒントにってのも「本家・相棒」っぽくて悪くはなかった。 最後に特命係とのやりとりがありますが、何かを予感させる亀山の顔つきが後のコトを考えるとしんみりしちゃいますね。 【余談】ファンサービスのつもりで入れたんだろうけど、右京と新相棒神戸のやりとりを最後に流したのは大失敗でしょう。映画の余韻もなくなるし、従来のファンには拒絶される可能性が高いのに何を考えてるんだか。ちなみに及川は好きな方なんで期待してます。
[映画館(邦画)] 7点(2009-03-29 01:28:34)
385.  マンマ・ミーア!
ノリの良いアバの曲とギリシャの孤島の美しさはマッチしてたし、素人っぽさのあるダンスシーンも悪くなかった。なかなか豪華なキャストでしたが、いかんせん年を食い過ぎてるかな。あのメリル・ストリープが弾けまくってるのは面白かったけど10年前にやって欲しかったわ。元気なおばあちゃん達と孫って設定ならもっと簡単に受け入れられたと思う。 でも曲が素晴らしいので許せちゃうなぁ。
[映画館(字幕)] 7点(2009-02-03 22:24:43)
386.  ワールド・オブ・ライズ 《ネタバレ》 
なかなか重厚で見応えありました。つねに死と隣り合わせの危険な現場で活動しているCIA工作員、遠く離れた安全な場所で指示を出すだけの上司。まんまサラリーマンに当てはまりますね。現場を知らんくせに偉そうに能書き垂れられるとねぇ(しみじみと)。 現場で地道に活動しているのに肩越しに上司が作戦を展開、しかも仲間の助手すらそれを自分には教えない。上司にとっては駒に過ぎない自分の存在意義を疑問に感じてしまいますね。 地元の局長ハニに根回ししてたら直属の上司ホフマンが勝手に作戦を展開しハニの怒りと失望を買う。ハニには「嘘をつかない」と宣言しておきながら、今度こそとホフマンと練った作戦を教えず出し抜こうとし失敗。組織にバレてアイシャを連れ去られ、自らと交換のため連行され処刑されかけるところを、ハニが恩情をかけ事前に潜伏させていたスパイにより指導者逮捕のついでに助けられるという失態。実はハニがすべて裏で操作していたというオチは上の人間のさじ加減でどうとでもなるサラリーマンの悲哀を感じた。 誰に従い、誰を欺くか。アッチを立てればこちらが立たず的なモンですが、いやぁホント現場って大変ですねぇ。給料上げてください。
[映画館(字幕)] 7点(2008-12-21 22:52:14)(笑:1票) (良:1票)
387.  ジョー・ブラックをよろしく 《ネタバレ》 
コレ見たら女性陣はブラピファンになるでしょうね。死神がここまで無知で純真なのか?とは思いますが純粋無垢で少年のようなあの笑顔をみたらイチコロでしょう。徐々に人間社会を知ってからは凛々しくなってくるし、最初と最後は好青年だしプラピの色んな面が見られて好きな人にはたまらないでしょうな。色男は絵になるから羨ましいですねぇ。 脇役もピタリとはまっていてホプキンスは際立って存在感があったな。音楽含めとてもロマンティックで雰囲気も良い。「死と税金」の前振りなど面白かった。最後にくっ付くのはどうかと思いましたが、人生についてや愛する人のために出来る事など色々と深いので悪くないです。
[DVD(字幕)] 7点(2008-12-21 22:49:49)
388.  1408号室 《ネタバレ》 
原作未読。色んなモノを見せ、感じさせ、宿泊者を自殺に追い込むお化け部屋。元は小説家でいながら娘の死後、売れない信じてもいないオカルト作家になってしまった主人公はずっと粘ってたから心の奥底にある娘に会えたんでしょうかね?部屋的には「これでどうよ?」ってトコか。 部屋での超常現象は、かつて宿泊した自殺者達の最後や殺人鬼、壁から血が流れたり、天井の裏に上がったら変なのに追いかけられたり、廃屋風になってみたりとキングっぽい描写がたくさんで飽きなかった。支配人役で出てきたサミュエル・L・ジャクソンは「お前どっち側だ?」と思える悪の雰囲気があったなぁ。 部屋の怨念がどこら辺にあったのかは解明されませんが、終始緊迫感が漂い良い雰囲気でしたね。エンディングは微妙だったので、もっとはっきりとバッドエンドに振るか、娘の出来事を吹っ切るハッピーエンドなど他の描写が欲しかった気がする。
[映画館(字幕)] 7点(2008-11-25 23:53:08)
389.  ダイアリー・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 
最近流行り(?)のカメラ目線の主観映像。ロメロ御大も作っちゃいましたかって感じでしたが、相変わらず社会風刺が効いていて良かったです。今では当たり前のように走りまくるゾンビ映画に対してだろうけど、「死んでるんだから走ったら脚がもげるだろ」と直球な正論を出演者に吐かせたり、素朴で朴とつそうなオッちゃんが実は過激な人だったり、薬品でジワジワと溶けてくゾンビ退治があったりで地味な展開ながらも「おおっ!」と思えるシーンもありソッチ方面も楽しめましたね。それからやっぱりロメロのセンス、嗅覚は鋭いな、と。 「カメラを持ったら傍観者」。誰もが情報発信者になり、煽り叩ける現代の動画投稿サイトやブログ。目の前で起こった事件や事故に対し必死に携帯カメラを向ける人、自慢げに犯罪行為を語る人。凶悪な犯罪が毎日起こるしネットじゃグロでもエロもなんでも垂れ流し。情報量が多すぎて感覚がマヒしちゃうんですかね。情報操作、印象操作をしているテレビやメディア。誰が真実を語り、なにが嘘なのか。モラルを持ち見極める目を養わないと情報社会は生きていけないな。テクノロジーの進化に対し扱う側の人間は対して進化してないんだなと思いますね。むしろなんでもオートマチック化して退化してるのかもな。
[映画館(字幕)] 7点(2008-11-17 22:49:25)
390.  アキレスと亀
戦後の高度成長期にウマい事やったんだろうなぁ、と思わせる田舎の成金趣味の家に生まれた男の少年期から中年期までのお話。相変わらず随所に「毒」があり「死」がすぐ間近に感じられる作風だった。生死は表裏一ってのは一貫してますね。 自由気ままに思うように創作活動する真知寿とそれを支える妻幸子。売れようが売れまいが好きな事をしている映画監督北野武とそのファンという図式にもはまるかな。描写がいろんな解釈をすることが出来るので好きに解釈してみるのも楽しいかと。 天才と馬鹿(天才と狂気など色々ありますけど)は紙一重といいますね。一般的には結局お金がついてくれば天才(成功)なんでしょうけど本人にとっては好きな事を出来ていれば取るに足らないことなんでしょうね。振り回される方はまいっちゃうけど。
[映画館(邦画)] 7点(2008-09-26 23:37:47)
391.  崖の上のポニョ
人魚姫ですね。童話や絵本をまんま映像化した真っ直ぐな作品。小さな子にはとっても楽しめる内容だと思います。水の動きや海の生物たち、登場人物たちの動きが滑らかで観ていて気持が良かった。子供たちには宗助とポニョのように相手を思いやる気持ちを持って欲しいな。 「生まれてきてよかった」というジブリ作品で毎度おなじみ糸井重里のコピーは今の世の中を考えると深いですね。ポニョは可愛かったわ。
[映画館(邦画)] 7点(2008-09-03 22:47:16)
392.  インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 《ネタバレ》 
遂に出来た4作目ではありますが「こりゃ全く期待できそうにないな」と思ったのが予告編を観た感想。レイダース以降、掃いて捨てるほど出た亜種と同じ香りを感じましたね。 しかし、そこらへんの作品とはやはり実績と格が違いすぎたようで、シリーズのお約束もあり、予告編で老いたなと思わせたハリソンのインディもらしい活躍をみせ、演出の上手さや各所で流れる音楽の安定感(あのテーマ曲だったり、チラッと見えたアークの旋律だったり)もあって悪くはないですね。ただ序盤のネバダの核実験場は悪趣味というか入れる必要を感じませんでしたが。 「ネバダ州」「エリア51」ときたらピンと来ますが、世界各地に残る古代遺跡の不思議さを考えると宇宙人に行き当たるは必然といえば必然かなぁ。私的にはギリギリ許容範囲…にしときます。駄目な人は駄目だろうな。 最後に飛んできた帽子を被ろうとしたジュニアから、「まだ顔じゃないぞ」とばかりに奪って被るインディはカッコいい!まだイケるな。 【余談】日本語吹替え版が村井国夫さんじゃなくて非常に残念です。DVD化の暁にはぜひ村井国夫さんでお願いします! ハン・ソロとインディは村井さんじゃないと違和感が。
[映画館(字幕)] 7点(2008-06-23 22:53:11)(良:1票)
393.  ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛 《ネタバレ》 
原作未読。何作かまとめて前売り券を買った際に、この作品の前売り券もオマケ(結局は袋にしまったまま放置)に釣られて勢いで購入。落ち着いた後「そういえば1章はかなり微妙だったなぁ…」と思いだし全く期待せずに鑑賞。 しかし前作と同じスタッフ?と思うくらい見せ方やテンポが格段に良くなっておりストーリーも分かりやすく好印象。運命の王子とそれを助けるペベンジー兄妹とナルニアの民。それに対し王位を狙う叔父、一物ありそうな副官たち、隙あらばとばかりに復活を狙っている魔女とキャラはぞれぞれ立っていて観てて飽きませんでした。前作は出てくるナルニアの民(動物)に魅力を感じませんでしたが、今作はネズミの騎士リーピチープやドワーフのトランプキンがとても良い。この手のキャラがいると物語も廻しやすくなるなぁ。 勿体ぶってやっと終盤に出てくるアスランも前作は軽く思えましたが威厳と風格を感じた。4人の兄妹たちは見せ場もそれぞれあり、勇ましい姿はとても頼もしかったですね。おかげで運命の王子はかなり影薄かったわ。
[映画館(字幕)] 7点(2008-05-22 22:09:50)
394.  クローバーフィールド/HAKAISHA 《ネタバレ》 
予告編であった自由の女神の首が吹っ飛んでくるトコを見て期待してました。 手持ちカメラで撮影されたドキュメンタリー風の作品というとアイデアの勝利だった「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」が思い出されますが、この作品はその手法を使った怪獣映画。ブレアに比べたらお金もかけたようですが、他のハリウッド大作に比べたらだいぶ安価にあげたようですね。ハンディによる撮影はアングルが固定されず、手振れもあるおかげでリアリティに溢れ臨場感抜群でした。断片的に気になるモノが映し出され興味を引きますが、ネタ振りしといて回収せずに放置して終了ってのは正解。下手に結末を描かない方が妄想が広がりますからね。 ブレアは続編を作って失敗してますので、万が一作るなら手法を考えて欲しいです。ドキュメンタリー風ハリウッド版ゴジラって趣もあります。エンディングの曲は日本の怪獣映画のようで良かった。
[映画館(字幕)] 7点(2008-04-11 23:07:28)
395.  ガチ☆ボーイ 《ネタバレ》 
若年層向け風な作りだがこの「高次脳機能障害(記憶障害)」という物があると知らせる為にも作った価値は大いにある。 この作品の主人公は同じ障害のある方の中では相当ラッキーな部類だろう。喋ったり動いたり人並みに出来ない程の障害を受けてしまった方々はたくさんおられる。医療の進歩により命は助かったが…というパターンだそうだが、それをも治す、回復させる、というコトが出来るようになるんだろうか?社会的にも問題になって来ており、力を入れて取り組んで欲しいところだが、まだかなりの時間が掛かりそうだ。ひょっとしたら無理な問題なのかもしれないが、本人にも周りの人にも命を落とす方とどちらが良いのだろう?と考えると答えが見つからない…。  この主人公は「新しい事を覚えられない」。それにより毎日目覚めるたびに恐怖を感じ絶望し、苛酷な現実を受け入れ、ゼロから始まる不安でかなりの勇気が必要な日々を送っている。その描写も演出が巧みで分かりやすい。「日記を見ろ」という張り紙、「明日の僕へ」という分厚い日記。記憶が無いというのはとても苦痛だろう。しかし入部したプロレス研究会の仲間達との出来事を綴った日記や一緒に収まったポラロイド写真が自分を奮い立たせているんだろうな。 生きていてもしょうが無いと思っていた中で出合った学生プロレス。試合やトレーニングで出来た筋肉痛や傷で生きている、という実感を得る事が出来た嬉しさや喜びは、佐藤隆太演じる五十嵐の屈託の無い満面の笑みを見れば良く分かる。 レッドタイフーンの台詞である「自分の記憶に残らなくても、みんなの記憶に刻んでやれよ」。五十嵐の試合は多くの人の記憶に刻まれたことだろう。  デビルドクロはコスチュームが蝶野なのに、困った時や素の時は顔が永田に似ててそれだけで面白かった。学生プロレスのお約束的なコミカルなお笑い、実況や解説のノリの良さは上手く出ていたけど、実際の学生プロレスの方は最近はどうなんだろう。学プロ上がりのプロレスラーは結構いるけど、色んなプロレスラーモドキがいたっけ。コッペパン・ベイダーとか何してんだろうなぁ。
[映画館(邦画)] 7点(2008-03-02 22:51:57)(良:1票)
396.  ウォーター・ホース
昔からよくある少年と動物の心の交流、成長物語ですが、UMA(Unidentified Mysterious Animal=未確認動物)の象徴のような存在であるネス湖のネッシーを題材にし、映像化してくれたのはUMA好きとしては嬉しいし、昨今色んな物の裏がバラされたり科学的に解明されちゃってるだけに意義があったかな。まぁ信じる信じないは別にしてね。 多少造形がイマイチでしたが、「角があった」とか「馬に似ていた」なんて目撃談があるのでそれに合わせたんでしょうか?プレシオサウルス系の首長竜が良いなぁと個人的には思ってます(実際には両方見たこと無いのでなんとも言えませんけどね)。でもプレシオサウルスは爬虫類に属するようなので長い時間潜れません。ほとんど姿を見られることなくアレだけ水中にいられるってコトは実際は…。いや!でも可能な何かがあるんだろう…未知なる生き物だからきっとそうだ!、と無理やり納得(願望?)させてる方が多いんではないだろうかと。 CGで作られたネッシーの動きはリアルでネス湖の神秘的な情景とマッチしてました。水中を泳ぎまわる姿や首だけ湖面にだしている姿はたまらないですね。人物の背景が中途半端だったり色々と突っ込み要素もあり話もベタなんですが、コレ系にしては丁寧な作りで夢に溢れ好感が持てました。今作では伝説の幻獣として扱われてますが、実際はどうなんだろうなぁ。やっぱ私は信じてます。
[映画館(字幕)] 7点(2008-02-19 01:43:52)
397.  アメリカン・ギャングスター 《ネタバレ》 
実在の人物と事件という事でどこまで事実なのか気になりました。2時間37分と長めの上映時間ですが、男たちの人生はどれも見応えがあり、70年代の街並みやファッションなど絶妙に再現しており音楽もよくあっという間でした。ただ、結局はイタリア系マフィアに牛耳られ下に付いたくだりや、軍や警察の汚染などもうちょっと深く描いて欲しかったかな。常に抑制し目立たぬよう行動してきたフランク。妻に贈られた派手な毛皮のコートを着て他のマフィアよりも良い席でボクシングを観戦するというチョットした慢心から目を付けられてしまったわけですが、自らへの怒りでコートを焼き払ってしまう姿は鬼気迫るものがありましたね。デンゼル・ワシントンは知的かつ危険な匂いをさせ好演。ラッセル・クロウが演じたリッチーを突き動かした物は正義感だけなんだろうか。世の中には大なり小なり不正が罷り通っているが、あそこまで正義を貫く信念の強さは立派だ。
[映画館(字幕)] 7点(2008-02-12 22:21:12)
398.  テラビシアにかける橋 《ネタバレ》 
原作未読。原作は児童文学の名作なんですね。CGや演出や役者は控え目ながらも、それぞれに置かれている立場や考えが分かりやすく、現実と空想の世界も上手くリンクさせていてテンポがいいです。95分と短かめですが、かなり魅せられました。家庭の苦境や学校でのイジメなど難しい心情を巧みに演じたジェス役のジョシュ・ハッチャーソン。ロック風というかパンク風なファッションが尖がってて、個性的なレスリーにピッタリだったキュートなアナソフィア・ロブ。子役はどの子も良かったですが主役の2人はとても可愛いですね。要所に配した役者もみんな好い味が出てて良かった。現実逃避って言葉は悪いけど時には必要なんだよね。ちゃんと現実を直視しつつ息抜きの場が必要だな。 予告編はネタバレし過ぎでしょう。アレは残念な構成だった。
[映画館(字幕)] 7点(2008-01-31 02:12:57)
399.  スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師 《ネタバレ》 
バートンらしいダークな映像満載の王道的な悲劇と血まみれミュージカル。今までのバートン作品やデップが好きだから、というだけの人は止めた方が正解かもしれませんので注意。ちなみに私が観に行ったトコでは、予告が始まっても大きな声で普通にお喋りしていた若干お年を召したご婦人方が数十人いらっしゃいましたが、上映後は皆さん足どり重く無口になっていましたね。 髭剃りでどれくらい稼いでいたのか分かりませんが、喉を掻っ捌いた後のトドメの脳天逆落としは合理的だなぁと感心してしまいました。悪趣味というかさすがバートン!みたいな。殺して落としたら後処理(肉の処理)担当のラベットが大変なんだけど血糊は別として殺しは妙にリアルだった。ラスト、知らずに殺めてしまった嫁を抱きかかえ「斬れ」とばかりに首をもたげ、嫁を包み込むように崩れていったトッドには哀愁を感じたな。ミュージカルとしては皆さん高音も十分に出ていて上手かった。
[映画館(字幕)] 7点(2008-01-22 20:51:43)(良:1票)
400.  魍魎の匣 《ネタバレ》 
原作未読。ちょっと中国っぽい風景が多いですけど、戦後間もない日本という趣も感じられ猟奇的な事件と相俟って雰囲気は抜群。ロケをやった効果は大いにあったと思います。バラバラ殺人と関係無さそうなそれぞれバラバラの話が絡まり纏まっていくのは上手かったかな。ボクっ子の加菜子、その加菜子に完璧を望んでいた頼子、久保の狂気っぷり、美馬坂の研究、京極堂の胡散臭い宗教のやり込め方なんか色々と詳しく知りたくなったので原作を読んで補完しようかと思います。 各キャラ立っていて掛け合いも余裕綽々で観ていて楽しかったですね。まぁお話は猟奇的で多少グロもありですけど、関口が椎名になったおかげかな。永瀬より明るいダメ人間風で良い味が出てました。田中麗奈を含めチームとして輪が出来てたなと思いますが宮迫は忙しいなら無理して出なくてもいいのに。 あと、さすがの黒木瞳もかなり厳しいですね。そろそろ後進に主演女優の「座」を譲った方が良いんじゃないかと思われます。音楽は今回も良かったです。
[映画館(邦画)] 7点(2008-01-09 19:34:19)
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