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anemoneさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 646
性別 女性
自己紹介 2006年のレビュー本数4本ってあんまりですわね。
2005年には「姑獲鳥の夏」まで見ていたクセに。
ってこういう使い方やっぱ邪道ですよね。来年こそは。

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401.  クジョー
原作小説と映画化作品を比べるのはルール違反と知りながらも、さすがにこれだけは落胆以外の何物も見出せなかった。スティーブン・キングの作品としては1、2を争う怖さを誇る原作だが、文章から喚起される想像の世界の恐怖感が、映像化されるといかに陳腐化してしまうかの見本を見せられているよう。もちろん仕方のないことなのだろうが、他のキング作品が比較的まともな映像化のされ方をしているだけに、もうちょっと何とかならなかったのかという疑問は残る。様々な不幸な偶然が積み重なって行く経緯に面白さがあるはずなのに、セントバーナードの巨大さだけが不自然にクローズアップされてしまい、しかもサメだのワニだの過去の映画に登場した巨大化生物と比べるとイマイチ中途半端な巨大さであるために、何をどう怖がったら良いのかわかりづらいという混乱を招いたように思う。B級ホラーとしてもせいぜい中の下レベルの映画だが、残念ながらB級に絶対的に必要なキッチュさも感じられない、箸にも棒にもかからない作品となってしまった。何にしても正しい目標レベルの設定は必要だと思う。
4点(2003-12-13 12:35:51)(良:1票)
402.  疑惑(1982)
桃井かおりのふてぶてしい個性が役柄に見事にハマりましたね。岩下志麻、桃井かおり、この2人って本当に金太郎飴でどこを切ってもこのキャラしか出て来ない人たちなんですが、うまくハマればこういう面白い作品が出来るという良い見本だったと思います。役者として決して器用な人たちではないし、演技者なら絶対に手本にしちゃいけないキャラクター至上主義の権化みたいな女優さんたちですが、うまく活かされることのできた数少ない例だと思います。私はラストシーンの桃井かおりのセリフにシビれました。女なら一度は言ってみたいですが、実際に言える人は極めて稀だと思います。しばらくこのキャラに憧れて、周囲からかなり嫌われていました。女がカッコいい、という意味では女性向きの作品なのかも知れません。
8点(2003-12-13 12:27:11)
403.  鬼龍院花子の生涯
五社英雄+宮尾登美子作品の中では凡作の域を抜け出せない出来ではあるが、「なめたらいかんぜよ」の一言で一連の宮尾登美子ブームに突破口を開いてしまった夏目雅子の存在感だけは見もの。印象としては、下の[じゃん++]さんとまったく同じ意見です。見せ場はあるのに、土台というか外堀の全然埋まっていない映画。公開当時、これは宣伝の勝利だなあと感じましたが、要するに宣伝以外の実体があまりにも希薄でした。予告編だけ観ればいい映画ってけっこうありますが、代表的な例だと思います。
4点(2003-12-13 12:21:37)
404.  キリング・ゾーイ
暴力を「美学」と言い切れる世界観にスルッと入り込める人なら堪能できるんでしょうね。私は「トゥルーロマンス」から入って行ったので、これは入り口を間違えちゃったんだなあという自覚にはなりました。もしかしたらトニー・スコットの一般大衆向けオブラートに包んであるぐらいの方がちょうどいいのかも?と思いながら観ていましたね。後半のジュリー・デルピーの活躍ぶりはなんとなくアラバマにつながるところがあって、ああこういうふうに女性が血まみれになって闘う絵が好きなんだろうな、と感じました。ある程度監督に肩入れした立場から観れば「好き」を素直に表現した非常に伸びやかな作風ではあるんですが、単体で捉えた時、自分がこれを素直に受け入れることができたかどうかはちょっと疑問です。新人の場合、ある程度極端な路線を打ち出さないとなかなか注目を集められない部分はあると思うので、そういう意味では頭のいい人なんだろうと思いますが。後に「パルプフィクション」で見せてくれる気のきいたユーモアのセンスはあんまり感じられなかったです。まあ人間は成長するっていうことなんでしょうか。
5点(2003-12-13 12:14:55)
405.  恐竜の島
この時代のキッチュな特撮に違和感を感じてしまう人には辛いだろう。そうでない人には楽しめるだろう。ノスタルジックな味わいで、ベタベタに描かれた普通の特撮映画だが、「海を越えてずうっと行ったところに、恐竜の島がありました。」だけで1本映画が出来ちゃうってだけでもうすごいでしょう。これだけで映画1本ですよ。今じゃもうどんなB級でも企画も通らないでしょう。そういう意味でも、もう絶対にこんな映画観られないと思うので、これは買いです。内容もベタベタの冒険映画です。タネも仕掛けもないあたりに、非常に好感の持てる作品です。
8点(2003-12-13 01:20:45)
406.  救命士
連れがいたので帰りませんでしたが、一人で観に行ってたら途中退場しちゃってたかも知れません。スコセッシ&シュレイダーコンビがこれで最後のコラボレーションだと言うので素直に騙されてしまいました。時々この人たちは仕事ではなく趣味で映画を撮っているんじゃないかと思うことがありますが、これなどまさにその代表的な例だと思います。見せる努力があんまり伝わって来ませんよね。ニコラス・ケイジはどんな映画でも本当に一生懸命マジメに演技をする人ですが、この映画でこの頑張り様はちょっと気の毒な感じさえしました。アホらしい、と切り捨てられない中途半端さが目につく映画でした。特にもう1度観たいとは思いません。スコセッシ作品なら他に観るべきものはいっぱいあると思うので。
3点(2003-12-13 01:16:09)
407.  キューポラのある街
吉永小百合って顔でかいなあ。と、日本人の美人感の変遷ぶりにちょっと衝撃を感じた映画でした。私がこの映画を見た当時は、小顔ブームが始まりかけの頃だったので。でもこういう映画に人々が夢や希望を与えられた時代って、ある意味とっても幸せだったんだよな、と思いました。頑張ることで誰もが生きて行けた時代。こういうシンプルな時代って、今の時代に生きてる人間からするとすごい貧乏話でもちょっと羨ましかったりします。
5点(2003-12-13 01:13:02)
408.  CUBE 《ネタバレ》 
お金も知名度もなかったら、アイデアで勝負するしかないじゃーん。という中でもこれはちょっと図抜けてましたね。掴みも早いし、ワケわからんモードに引きずり込まれたが最後、絶対に最後まで引っ張り回されてしまう。映画でパズルをやろうと思った監督は偉いと思うし、率直に楽しい映画だったと思うけど、欲を言えばちゃんとオチまで考えてから撮ってもらいたかったです。そういう理由で残念ながら1点減点。でも限りなく満足度は高かったです。オチさえあれば、満点だったのに。
9点(2003-12-13 01:10:22)
409.  9か月
目のつけどころが新しかったですね。改めて、世紀末のこの時代に「家族」っていったい何なの?というベタなテーマに挑戦しつつも、男女の心の機微がきちんと描かれていて楽しめる内容だったと思います。ロビン・ウィリアムスはこのへんから単なるうるさい人になっちゃったんでしょうか?私がヒロインだったら、まず絶対にこの医者に出産を委ねようとは思いませんけど。まあ映画だからいいか。
7点(2003-12-13 01:07:12)
410.  キャノンボール2
なんとなく、1も観たから続きも観ておくか。ぐらいのノリで楽しむにはほどほどに面白かった気がします。わざわざ観るほどの映画ではないですが、ヒマつぶしにはなります。あまり期待しないぐらいでちょうどいいんではないでしょうか。娯楽映画ですし。
6点(2003-12-13 01:04:23)
411.  キャノンボール
映画は面白ければいいんだ、という主張が非常に明快に伝わって来るミもフタもない娯楽作品。楽しきゃいい主義の私は普通に楽しめました。エンドグレジットも楽しかったですね。何も考えないで観るのがよろしいかと。
7点(2003-12-13 01:03:01)
412.  キャット・ピープル(1982)
特にストーリーがどうとかいう映画ではないように思うけど、ナスターシャ・キンスキーのプロモ作品としてはなかなか良く出来ていると思います。まあ、だから何なんだと突っ込みたいところはいくらでもあるんですが。ポール・シュレイダーってたまに傑作を撮るから見逃せないんですが、ハズレると大きいというか作品にすごく波のある監督なのに、この作品は彼の作品にしては実に珍しく毒にも薬にもなってないという点で新しかったです。でもナスターシャ・キンスキー主演でネコ女を撮ってみたいと思う気持ちはすごくよくわかります。相手役のマルコム・マクドウェルもかなり濃いので、全体的に濃密すぎてちょっとアタりました。これも雰囲気一発モノだと思いますが、陰湿な映像が好きな人ならけっこう浸れるのではないですか。
7点(2003-12-13 01:01:42)
413.  キャスパー
こういう映画、私はあんまり観ないんですが、何も考えずに「楽しいわぁ」と観流してしまう娯楽映画としては、なかなか良くできた作品だったと思います。やっぱりクリスティナ・リッチって上手いですよね。この作品でもなかなかの芸達者ぶりを発揮していました。ご多分に漏れず「大人の女優」への転換期に苦戦しているようですが、子役時代の彼女の作品を観ると本当に上手い子役だなあ、とちょっと感動する場面がけっこうありますね。娯楽映画がこのぐらい楽しければ、まずまずの合格点と言えるのではないでしょうか。
7点(2003-12-13 00:57:52)
414.  逆噴射家族
シニカルもここまで行けば一つの芸になるという見本。これは傑作でしょう。家族として機能していない家族、という最近流行りのテーマを先取りした作品としても、大いに評価したいと思います。こういうドタバタから何も読み取れない人には辛いだけの作品だと思いますが、行き過ぎた疾走感や小林克也の暑苦しさに不快感を覚えない人には楽しめる作品だと思います。不毛な中にも、高度経済成長期を支えたニッポンのお父さんたちの心の叫びを切々と訴えかける、意外にも中身の濃い映画です。
8点(2003-12-13 00:54:51)(良:1票)
415.  君がいた夏
雰囲気一発モノとしては、悪くないと思います。ただし本当に雰囲気一発なので、乗れない人は乗れないでしょう。特に何が良いとか悪いとかじゃなく、単に雰囲気が楽しめればいいのかな、という気がします。それはそれで、ずいぶん無責任な話なのですが。ジョディ・フォスターも特にジョディだからどうこうというノリではないですよね。「ふーん」という感想がぴったりな映画でした。
5点(2003-12-13 00:50:32)
416.  キネマの天地
藤谷美和子の降板劇だけが話題の的になった作品ですね。何が言いたいのかさっぱりわかんないし、人情モノにしては話もバラけていて締まりゼロ。もうちょっと話を整理して、きちんとシナリオを詰めていれば30分でおさまったでしょう。「蒲田行進曲」に味をしめたとしか考えられないですが、思想の次元でもう全然違います。アホ映画として笑うにはマジメに作りすぎているし。救いようがない。
2点(2003-12-13 00:48:05)
417.  キタキツネ物語
親に連れられて子供の頃に観ました。子供心に、なんてイヤな映画だろうと思い、二度と観る気がしませんでした。せっかくの休日に子供を喜ばせようとしてくれた母には申し訳ないですが、映画を作るためにキタキツネをスノーモービルで追い回したり、罠にかかった母キツネを慕って鳴く子ギツネを撮影してる人たちはなんで助けてあげないのだろうと思って心が痛かったです。実際には本物ではなかったのかも知れないですが。動物を傷つけて、人々が楽しむための映画を作るなんて間違っていると思いました。日本人が「野生のエルザ」を理解する日はいつになったらやって来るのでしょうか。
0点(2003-12-13 00:45:06)
418.  鬼畜
イヤな話ですが、邦画の中では好きな作品の一つです。緒形拳のダメ男ぶりも、岩下志麻の悪妻ぶりもなかなかの見ものだと思います。最近観てないのではっきり覚えていない部分も多いですが、ラストシーンでは胸の詰まるものがありました。この頃の日本映画って評価される機会が少ないですが、ちゃんとアメリカンニューシネマに対する日本なりの回答になってるような気がします。小粒ながら、訴えるものはある作品です。
8点(2003-12-13 00:40:42)
419.  奇跡の人(1962)
先に79年のメリッサ・ギルバート版を観ていたので「つまんなかったらどうしよ~」と要らぬ心配をしてしまいましたが、まったく比較の対象にするのもおこがましいほど素晴らしい出来でした。これまで数え切れないほどの「天才子役」を紹介されて来ましたが、天才というのは本当はパティ・デュークのような人にしか言ってはいけないことだったんですね。彼女のヘレン・ケラーがこれほどまでに語り継がれていることに心の底から納得できました。本当は目が見えるんですよ、って言われたらちょっと驚くぐらいの本物っぽさで。舞台出身のアーサー・ペンらしく、長回しも多く非常に演技力を問われる作品なんですが、有名な食事の特訓シーンなど、観ているこちらまでヘトヘトになってしまうすさまじさでした。アン・バンクロフトも女優然としてなくて良いですね。いかにも根性ありそうな、当たり役だったと思います。語り尽くされた感のある物語で、何を今さら、という感じはするかも知れませんが、百聞は一見にしかずと言いますので、まだご覧になってない方は是非観てみて戴きたいです。泣けますよ。
9点(2003-12-13 00:37:21)(良:1票)
420.  キスへのプレリュード
結局、売り出し中のメグ・ライアンを可愛く見せるのだけが重要で、他のことはあってもなくてもどうでもいいんじゃないの?という感じでしたね。たしかに可愛いんだけど、ストーリーはお粗末そのもの。ネタとしては当時はそこそこ新鮮だった気もするけど、企画倒れに終わっちゃった典型的な例でしょうね。これでメグ・ライアン主演じゃなければ、特に誰からもバッシングされなくてすんだのに・・・という本末転倒な同情だけが煽られてしまいました。まあメグ・ライアン目当てで観に行ったら、メグ・ライアンがやっぱり可愛かった、というだけで、わざわざ怒り狂うのも面倒臭くなるような脱力感がありました。あまりお勧めはできません。
3点(2003-12-13 00:28:07)
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