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アルメイダさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 604
性別 女性
ホームページ http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/
自己紹介 2004年から映画専門サイトをたちあげました。
ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。
リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に
のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ
ザフューチャーなどのアンブリンもの。
十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・
自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ
思いも変わると思います。その中で、共感できる人が
多ければ売れるのでしょうね。
たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・>
と、マニアックな映画にも手をつけますが、
できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、
子供時代に帰ってるみたいです・・
それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・

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401.  ラブ・オブ・ザ・ゲーム 《ネタバレ》 
ケビン・コスナーは苦手で「フィールド・オブ・ドリーム」 しか観たことがありませんでした。 出演作の予告とか見ても彼だけ目立つんですよね。 私にとってのトム・クルーズかな(苦笑) ああまた彼だけ活躍して終わるんだなぁみたいな・・ 観るきっかけとなったのが先日と同じく、 サム・ライミ監督作だから。   引退間近のピッチャーが人生を振り返る映画。 野球は9回あるからそのつど回想シーンが入るんだろう。 想像したとおりにコトが運ぶのも別に気にはなりません。 だいたいそういう映画なのだから。 ただ、題名どおりに(恋愛)映画だとは思っていなかった。 それならば(恋愛)の棚に置いておいてくれれば・・ (ドラマ)の棚にありました。 でもジャンルは関係なく監督で選んでますからしょうがない。 野球は好きですから撮り方が変わってるライミの演出はよかった。 (ノイズ消去)とヤジが聴こえなくなるマジックとか、 ボールのスピード感とか楽しめました。 こういう躍動感ある演出や奥行きのある撮り方はうまい。 恋愛がほとんどだったのが邪魔でした。 しかもその恋愛が高校生のような感じで恥ずかしくなるくらい。 ええと何が描きたいんだ?と戸惑います。 過去を振り返るシーンのたびに恋愛が入るので、 野球選手の挫折や栄光といったものが薄く感じました。 繰り返しますが試合のシーンは本当にいいんです。 サム・ライミにスポーツ映画を撮る才能がこんなにあったかと感心。 恋愛モノはちょっと・・ですね。  ちなみにハッピーエンドで終わる映画はあまり好きではありません。 ハッピーエンドとは報われることです。 悪い奴らのハッピーエンドなら笑えるんですが、 普通に正義が勝つ!みたいなハッピーエンドは苦手。 犠牲や成功の裏に失くしたものを描けていれば、 最後にハッピーエンドで感動できます。 惜しいなぁ・・ ゲームが終わるまではそれはよかったんだけれど(恋愛以外は) パーフェクトの裏で引退というちょっとかっこいい筋書きなのに、 あの空港での抱擁は全て安っぽくしてしまいました。 空港のロビーで目が合ったところで終わっていれば、 そこそこ残る映画になっていたと思いました。 ケビン・コスナーは最初から最後まで映画の中で主役なんですね~ 
[DVD(字幕)] 5点(2006-05-28 15:09:04)
402.  007は二度死ぬ 《ネタバレ》 
すごいものを観てしまったような・・気がする。  「ゴールド・フィンガー」がよかっただけにこれは、  またロシアネタですか~(うんざり)  しかも舞台が日本というのは予想していたとおりに違和感ありの演出。  こんなにスパイものと日本の漁場!が合わないのは誰でも予想できる。  相撲に芸者に忍者・・  あげくの果てにボンドは日本人女性と結婚し漁師になる(大笑)  コメデイとしてみてもついてゆくのが大変。  冒頭からロケットをロケットがパクリと誘拐するなんて、  SFとして見てもこれは開いた口がふさがらない。  前にもロシアネタでロケットが出てきました。  Qの発明品もあまり褒められない。  遊園地の乗り物のような空飛ぶ秘密兵器。  丹波哲郎の提供したタバコ爆弾のほうが面白い。  唯一おおっと驚いたのが、  磁石つきのヘリに釣られた敵の車が東京湾に投げ込まれるところ。  あれをぱくっているのはまぎれもなく「ソード・フィッシュ」  あとはもう笑うしかないですね。  日本人がみんな忍者か柔道着か着物なんだから・・  丹波哲郎はハリウッドでも十分通用すると見た。  しかし女性陣は・・今ならどうなのかなぁ。  外見よりまず会話力だから。  昔から女優さんはハリウッドには縁が薄いですよね。  男優はわりと今でも活躍してるけれど・・  どうも私はこのシリーズのスペクターが出てくる作品が好きじゃあないな。  だってロケットとか規模が大きすぎてその割りに内容はちゃちなんだもの。        
[DVD(字幕)] 5点(2006-05-28 15:05:05)
403.  クリムゾン・タイド 《ネタバレ》 
密室劇=潜水艦、人間ドラマは好きだから合うと期待大。  しかし私にはまるで時代劇を観ているような感覚・・  この作品をすでにごらんになっている方にはある意味わかってもらえるかも。  陰謀や策略は国どおしならばシュミレーションのように楽しいんですが、  戦国時代の内部謀反や会社の内部の派閥争いみたいな違和感・・  非現実的な大風呂敷を広げた設定の中身は、  実は本当に暑苦しい陰謀ドラマだったりする・・  「摩天楼を夢みて」のようなセールスマンの陰謀や裏切りドラマならわかる。  でもこれは一応はサスペンス・アクションなのでは・・  ラストが特に時代劇の感覚を強めた。  水戸黄門ですよ~!  両成敗めでたしったって・・  ロシアは何やってたんだか(爆)  途中経過を映してほしいよ(苦笑)  大統領やらいっぱい説明映像を映した冒頭は何?  まあハリウッド映画のいつものことなんだけれど・・  思わずニヤリとする人も多いと思うんですが、  私はどうも時代劇だと見てしまったので合わない。  似たような人間のばからしさや真実を問う映画では、  「戦争のはじめかた」の方が(ラスト似てます)のほほんと許される描き方がよい。  こんな奴らのせいで戦争は始まると呆れるコメデイです。  クリムゾン・タイドのほうは固いし熱い。  見ていて飽きるくらい息苦しい。  艦長の権限が代わる裏では営業よろしく人脈作りみたいな細かさ。  もうね、戦争映画にこんな現実的な社会を見たくない。  実はこんな世界なんだよということなんでしょうけれど、  それならば冒頭やラストの世界規模映像はいらないと思う。  時間を短くして全部潜水艦の中のほうが密室劇でいいと。  もっとテンポよく軽くするか、  そうだったのか!みたいな演出がほしい。  音楽も合わなかったなぁ・・  もう最初から時代劇だと見ているので音楽も演歌調にしか聴こえない(爆)  この配役の中で一番よかったのは意外と、  ヴィゴ・モーテンセンなのでした。  その他の人の中では存在感あった。  主役ふたりがあまりに熱いので違和感。  どっちかクールな役とかにすれば悪か善かわからない面白さがあるのに。  さすがにハックマンもワシントンもうまいんだけれども・・  真面目~!固い~!  顔のアップ!斜め画面の連続~!これ人気ある作品なんですが・・   
[DVD(字幕)] 5点(2006-05-28 15:03:37)
404.  エビータ(1996) 《ネタバレ》 
歌ばかりなんだろうなぁ・・と覚悟はしていましたが、  本当にほとんど歌です。  ミュージカルは突然歌いだすから苦手。  演出にだけ没頭しようと努力。  ところが大作だけあってもうほとんどがアップかロングの演出・・  途中からなんか「ドクトル・ジバゴ」を観ているような感じ。  成り上がり映画としては「エリザベス」のような凄みのある作風が好き。  しかしそんな男まさりな主人公でもなく、  女であることでのし上がっていくさまは、  内容は全然違うんですが「SAYURI」を思い出しました。  いやぁ私はSAYURIのほうがよかったですが・・  エビータを観てて応援するとか共感するとかの感情が湧かないもの。  それぞれの役者はよかったし歌もそこそこうまいんだけれど、  やはりほとんど歌のセリフだとかなり違和感がありました。  ミュージカルでもセリフが時々あるのが普通なのですが、  これはもうほとんど歌いっぱなし。  泣きながら歌われるより少しですがスピーチの時のほうが感動しました。      前半セリフ半分で後半歌半分でもよかったのでは?  特に演説のシーンなどはセリフで聞きたかったです。  マドンナは黒髪の若かりし頃のほうがよいです。  ジョナサン・プライスは本当にどの作品でもこういう役ですね。  好きな俳優のひとりなんですが・・  今回も自信なさそうで根本的にはよい人役を無難にこなしています。  意外とマドンナとは合っていました。  アントニオ・バンデラスはこんなに歌がうまかったんですね。  彼も濃いですが好きな俳優です。  ちょっと力が入りすぎた気がしましたがミュージカル口調だからかな。  彼の役がよくわからないのですが、  語り部でもあるし大衆の映し絵のようでもあるし・・  最初のふたつの時代のお葬式が鍵なのですが、  ここをもう一度最後に持ってくるのはくどいかな?  私はもう一度もってきたほうが感情移入はしやすいと思いました。  アルゼンチンという国もカトリックなんでしたね。  政治的な背景や宗教もよくわかっていると楽しめたと思います。     
[DVD(字幕)] 5点(2006-05-28 14:41:38)(良:1票)
405.  80デイズ 《ネタバレ》 
世間では低評価な作品ですが私はそれなりに面白かったです。 それなりといっても笑えるというのではなくて、 小さい子供とか家族で観る作品なのではないかなぁ・・ ハリー・ポッターと同じ種類のような気がするんですが、 子供版インディジョーンズと観てもよいし。 音楽もバック・トゥ・ザ・フューチャーとハリーポッターを合わせたよう。 コメディも子供くらいにしか受けないような感じ。 お話も無理やりだしやたらと長い。 しかしまあまあ楽しめたというのは、 CGで作られたとはいえ色がきれいな演出があるんです。 各国に入るときにその国の演出がされますが、 フランスはおとぎの国みたいでしたね。 中国も箱庭みたいなのがかえっておかしくもよい。 あの時代の中国の広さはわからない設定なのでしょう(苦笑) 各国紹介といえばインディジョーンズですごいアイデアだと思った、 地図の上に航空線が書かれてゆくアレ。 もっと夢の冒険旅行かなと期待したのですが、 元の八十日間世界一周も観ていないのでまた観るつもりです。 違和感はあるもののカンフーのシーンは嫌いではないです。 やはりマトリックスのようなスローなカンフーよりずっとよいです。 中国のシーンでジャッキーの敵をやってた俳優がかっこよかった。 あとヒロインはかわいらしいです。 主役の科学者も悪くない。 もちろんジャッキーのアクションもよい・・ けど役がかわいそうでしたね(前半などチャップリンみたい) 極めつけはキャシー・ベイツです。 シュワちゃんはあのような安全な役より(爆) やはり破壊王として敵キャラでジャッキーと対決させてほしかった。 それを楽しみにしていたので残念。 配役は悪くはないし絵としてもファンタジー感がある。 何が足りないのか? やはり子供向けな映画(比べるとヤングシャーロックのほうがだいぶ大人向け) そしてカンフーと冒険モノの違和感だということですね。 カンフーはよかったので中国の監督にコメディとして撮ってもらったほうが、 割り切って見る分には面白い娯楽作になったと思いました。 
[DVD(字幕)] 5点(2006-05-28 14:30:23)
406.  ヴィデオドローム 《ネタバレ》 
 ジョン・カーペンターを謎にして一般受けしないようにしたような世界(爆)  演出にカーペンターっぽさを感じたのですが・・  クローネンバーグのほうが病んでいますね。  だからカルトなファンがつくのかもしれない。  映画の完成度はクローネンバーグのほうがすごいと思います。  でも観たいと思う気軽さはカーペンターのほうですね。  この作品は私的には非常に惜しいなぁと思うところがあります。  それが短い時間でありながら長く感じたところ。  コメデイなのか高尚なる風刺なのかわからない・・  その線のうやむやさがうまい監督がテリー・ギリアムなのですが・・  誰もが考えられないおなかからビデオやピストル。  あのグニューッとした演出は気味悪く面白いのですが、  なぜおなかからなのか??  どうも気味が悪いを通り越して笑えてしまう。  私は脳からビデオのほうを期待したんですが・・  あと関係のない変な日本の世界もどうかと。  サムライドリームって私は香水の名が浮んできて違和感(苦笑)  私が浮んだのはサムライとアナスイのスイドリームだっけ。  ちょっとこれらの香水を見るたびこのシーンが浮んじゃいそうだ・・  SM女役をブロンデイがやっててやけに似合っていた。  主役のジェームズ・ウッズも「ドク・ハリウッド」以来久しぶりに観ました。    よかった演出は今で言うネットカフェみたいな間取りの怪しくも質素な、  ビデオドロームの大元の店の世界。  そして犯罪に使おうとしているもっと怪しい普通のメガネ屋。  なんかすごい風刺の世界を的確に表現しているよなぁと感心したものの、  結局はそんなに重要な世界ではなかったみたいでした。  ラストは説明のしようがない後味の悪さ。  後味の悪い結末の作品は結構好きです。  何かを残すから。  でもちょっと説明不足で静止画で説明するような感覚的なものがあります。  テレビの中に逃げる男を撃ったあと胸から血を流し絶える男とか、  もうちょっとわかりやすい演出にしてほしかったですね。  まあこれがこの監督の醍醐味なのでしょうか。  テレビから吐き出された贓物?というのは結構理解でき気持ち悪かったです。  昔あったスピルバーグ制作の「世にも不思議なアメージングストーリー」  アレを思い出しました。  
[DVD(字幕)] 5点(2006-05-28 14:27:06)
407.  地球で最後の男 《ネタバレ》 
邦題が醜い。  SF作品と勘違いさせる。  細菌感染かエイリアンの侵略で死滅した世界ではない。  DARK HEAVEN  原題そのまんまならもっと違う観方で観られる人も多いと思う。  まあ題につられて借りたので文句は言えません。  地球で最後の男・・  まあ自分が息絶えれば地球=世界はなくなるわけで。  自分がいなくなっても相変わらず世界は続いていくという、  客観的な考え方は果たしていつまで続きますか?  自分がいなくなったらもうそれで終わりなのです。  だからといって退廃的に考えて自殺や人殺しをしちゃあいけない。    それならば「世界で最後の男」  あるいは「最期の男」でよろしいかと・・  ある意味キリスト教を否定している作品ですね。  死んだらこの世界は終わるんだという救いようのなさは、  現実的で古いのに現代的なユダヤ教ではありませんか。  ただ自殺すれば天国へ行けないというのはキリスト教ですが・・  さらに親子の絆も妻との絆も切れたから、  キリスト教お得意の感動の来世がない・・  どっちつかずのというか両方否定しちゃってるような。  ジェイコブズ・ラダーのような死んだ子が迎えに来るという、  離れ業を出すまでには至りませんでした。    チャチな天使は私は許せます。  シンドバッドの冒険を思い出しました(苦笑)   
[DVD(字幕)] 5点(2006-04-23 13:49:08)
408.  メン・イン・ブラック2 《ネタバレ》 
なんで1に最低点をつけたのかがよくわからないのですが、  この2はつまらないだろうと諦めていたにもかかわらずよかった。  たぶん真面目にかっこつけたギャグが受け入れなかったんだろうなぁ・・  どうもかっこつけ映画は合わないみたいだ。  というかたぶん1は固かったのではないかな?  この2は同じ決めポーズでもバカに徹してて、  違和感はあまりなかった。  ギクシャクしたところもないし余裕さえ感じました。  スピルバーグが制作したバカ映画だと1はひいたけれど、  2はああスピルバーグの世界かなぁとなんとなく安心感。  徹底的にファンタジーの世界である。  街も古くさくて近代的な車との違和感はまるでバック・トゥ・ザ・フューチャー2。  かぐや姫のエピソードを全体にちりばめて、  コメディの毒やわかりにくいギャグは控えめにしてわかりやすい。  世界観は80年代のアンブリン映画そのものであり、  スピルバーグというよりは「グレムリン」のジョー・ダンテ作品。  そこが私には観やすかったのかもしれませんね。  そしてウィル・スミスも(年とらないなぁ)1のキザさが薄れ自然だし、  トミーリー・ジョーンズも目に哀愁を漂わせ(年とったなぁ)好感。  実は最近の某缶コーヒーのCMでこの作品を観たくなったというのもある(苦笑)  3は作らないのか~と今頃思うんですが、  作っちゃうともうワンパターン映画になるのは決まってるし・・  もうひとつこの映画を選んだ理由は、  「マトリックス」シリーズを最近観て、  エージェント・スミスのいでたちから思い出したんですよね。  そうか、葬式スーツというのかコレは・・  ちなみにあと気に入ったのがバグ犬ですね。  どうも1でも犬は気に入ってて犬には期待していました。  はっきりいってブサイクな犬ですがかわいいです。  
[DVD(字幕)] 5点(2006-04-23 13:21:38)
409.  007/サンダーボール作戦 《ネタバレ》 
「ゴールドフィンガー」と前後を間違えて観てしまった・・  テレンス・ヤング作に飽きがきたのか(飽きるのも早いか・・)  展開とか演出がおんなじようなものだし、  何よりも悪役が同じ系列なので本当に飽きてきたようだ(爆)  長さも気にはなったし。  今回の楽しみはやはりQの発明品。  しかしあまりピンとはこない。  海中が舞台というのも一作目とだぶるし。  サメが登場するというのも実は「サンゲリア」と一緒に借りてしまい、  さらに新鮮味は薄れてしまう(苦笑)  見終わったあと内容がはっきり思い出せないくらいだ。  「ネバーセイ・ネバーアゲイン」がこれのリメイクにあたるそうだ。   
[DVD(字幕)] 5点(2006-04-23 13:14:11)
410.  リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い 《ネタバレ》 
お話自体は「バンデットQ」の逆タイム・トラベルみたいで面白いんですが、  とにかく時間のわりに内容が整理されていなくてわかりにくい。  サスペンスでわかりにくいというのではなく、  せっかく仕分けした面白いものをごっちゃに無理やりロッカーに詰め込んだような感じ。  しかもラストも続編が出ますよ~みたいなホラー落ちで無理やりすぎ。  関係者の趣味だけで作られたような映画に見えました。  だからそう思ってわりきると案外面白いかもしれませんが・・  突っ込みどころが多すぎる上に後からこじつけのような演出は呆れる(苦笑)  まあ面白いところをあげてみましょう。  あちこちの時代から集まったSF小説の主役たちは、  たぶん誰でも知ってるような面白い人物?ばかりです。  特にネモ船長には呆れました。  なぜネモ船長のノーチラス号はベニスの狭い水路を通れるのか?  しかもいやにばかでかい!!  ジキルとハイドはまるで超人ハルクのようだし、  主役であろうショーン・コネリーのいでたちは、  まるでインディ・ジョーンズ/最後の聖戦であります。  しかも彼に命令を下すのが(M)という名前・・  007じゃあないですか(爆)  しかもそのMの正体がファントムって・・  オペラ座の怪人じゃあないですか(苦笑)  水夫は全員アラブ人のような様相。  吸血鬼ペア(と私は呼んでいます)はまるでヴァンヘルシング(未見)  透明人間の使い方は最初はよかったんですが、  後半になるとつじつまあわせにしか思えない演出。  核となる主役やエピソードを絞った方が面白いのに・・  そして悪い役のオヤダマの影の薄さと意義のなさ・・  コメディならばお決まりでも世界征服としたほうがいいのでは?  と、まあパロディ映画大合戦のようなはちゃめちゃさ。  1899年のロンドンの街がダークシティそっくり!  街が夜中に動き出すところまで(まあ爆撃されてるんですが)  映画、特にSFや冒険映画のお好きな方なら、  内容はどうあれ一度は観賞されてみては?  くだらないんですが要所要所は面白いことは確かです。   
[DVD(字幕)] 5点(2006-04-23 13:08:43)
411.  亡国のイージス 《ネタバレ》 
(平和とは戦争と戦争の隙間にあるもの、  それでいいと思っている)  という岸部一徳のセリフはよかった。  過去現在未来どの時代にも意義があり、  ただ自分がどこにいるかが問題なだけで・・  日本を守るとかたいそうな内容でもなくそういう話なのである。  そこに熱い熱血漢の真田広之が抵抗し自分のあり方を主張するのだが、  これが本来の昔からの日本人の正義なのかもしれない。  ただ演出がハリウッドのアクション映画のようで、  そのわりには全体のキレが悪くつながらない。  なぜ真田広之は律儀に名乗ってから再入船するのか、  これってヒーローものなのか??ととまどった(爆)  派手に人が死んでゆくシーンだけはやたらと小気味良い。  それも違和感があった。  まあ「レッド・オクトーバーを追え」のような映画は作れるわけがないんだけど。  総理が出てきてからの中半がとにかくたいくつ。  なぜ人間ドラマになると切れが悪いんだろうか。  そこで先ほどの岸部一徳のぽつりとしたセリフがよいのだ。  中井貴一が好きなので観たんだけれど、  外見的にはOKだけれど(日本人に見えない)  内面を描けていない。  野球観戦と家族の写真だけのシーンではやってることの意味がない。  テロリストなんだからもっと祖国の思いとか演出しないと、  ただでさえ複雑で日本人に馴染みのない題材なのに・・  その分寺尾聡への時間はあったので、  こちらはわかりやすいと思う。  登場人物でよかったのは、寺尾聡、中井貴一、岸部一徳くらい。  もっとクールで深刻な大人っぽい作品を期待していた・・  冒頭が日本の行く末や日本の盾の話だったので。  真田広之の役は織田裕二でも変わらないと思うし・・  日本の戦闘SFというのを観たかったんですが・・   ああどうせアメリカのお世話になるんだろうなぁと観てて、  そうなったら東京湾は被害を受けるから、  いやそれよりも目の前には発電所がなぜかあるし・・  後半忙しすぎ中半たいくつで無駄前半ネタばらしすぎ。  真田広之がブルース・ウィリスのダイ・ハードしちゃってるし。  中井貴一はゾンビのように復活する執念の役なのに過去や祖国の演出がない。  
[DVD(邦画)] 5点(2006-04-23 13:07:03)
412.  クロウ/飛翔伝説 《ネタバレ》 
この作品は前から気にはなっていました。  「ダークシティ」の監督作ということで観ることにしました。  評判もよい映画ですがこれは好き嫌いもあると思いますよ~  ダークな世界は好きなのですがビデオだったからかもしれないけれど、  暗すぎてよくわからない・・(爆)  極端に言えば白黒にパート・カラーをつけたような、  白黒とカラーの中間のセピアよりの暗さというか・・  「ダークシティ」も暗かったんですがコレほど暗くはない。  街の演出や世界観は撮影監督も同じですから似ています。  アメコミというよりもカルトなアメコミなのでしょう。  ちょっと私には合わなかったです。  だいたい「シザー・ハンズ」を敬遠して観ていないのですから。  ビジュアル系の音楽は大好きですがどうも男の人の化粧が苦手・・  主役があのブルース・リーの息子で、  映画撮影中の事故で亡くなったといういわくつきの作品。  だからほとんどのシーンは撮り終えていたものの、  残りの演出はCGなどで仕上げたそうです。  それもあってか危機せまるもの哀しさや迫力が伝わりました。  お話の内容もSFホラーというよりもファンタジーに近い、  大人向けの復讐悲恋物語になっています。  もしかしたら私が苦手なだけで、  こういった世界観の映画を数見慣れれば、  ふいに感動できるかもしれません。  
[ビデオ(字幕)] 5点(2006-04-02 13:50:40)
413.  南極物語(2006) 《ネタバレ》 
ノラ犬みたいな不細工でもかわいげがある犬が好きなので、  ほとんどがブリーダーに手入れされているような犬ばかり。  と思っていたらブリーダーが出てきた・・  元の南極物語を忘れろといっても大まかな筋は同じですから、  見比べてしまうんですよ。  努力して別物と思っても見せ場とかは元のをいただいちゃってるし・・  再会シーンも警戒することなく大喜びで駆け寄る犬たち、  しかもほとんどの犬が生き残ってるから南極の自然の試練や過酷さが嘘みたい。  犬が1年くらいあそこにいるのに毛がきれいで太ったまま・・  ここまでが犬中心での私の不満です。    科学的にもおかしい・・  春はどこにあったんでしょうか。  白夜はいったいどこに・・  そしてあんな風に月が南極で見えるんだろうか??  日本の南極物語では(こんなところに行きたくない)と怖さまで感じたのに、  洋画の南極物語では(こんなきれいなところだし航空機でも行けそうだし)  リゾート気分で客観的に観てしまう。   人間ドラマはもうめちゃめちゃでした。  よかったのは博士の存在が話の都合に合ったこと。  これはもう覚悟していたのですが、  航空機で別の基地に降り雪上車で犬を救出し、  主役の男女ふたりはキスして犬がその間に割り込むシーン・・  嘘・・泣きたくなった(苦笑)  やっぱりディズニーだ・・  あちこちでそういう声を聞いてなぜなのかわかり納得。  ディズニーはアニメは1級品なんですが、  実写はあまりよい印象がありません。     唯一よかったのは館内が騒ぐくらいびっくりさせるシーンがあったことくらい。  でも・・「JAWS」のあのシーンのパクリとしか取れませんよ。  しかもCGであれを出すなんて・・  やはり今の時代とディズニーという点で難しいリメイク。  別れて出会う感動物語までは同じ設定なのだから、  内容はどんなにいじってもよいのです。  ただ自然の厳しさや生きることの厳しさが描けていません。  残酷なシーンが無理ならばアニメでリメイクしたほうがもっともっと、  ディズニーの技術でしたら見ごたえのあるよい作品に変わっていたでしょう。  劇場作なので点は甘くしています。  
[映画館(吹替)] 5点(2006-04-02 13:47:56)(良:1票)
414.  ハンニバル(2001) 《ネタバレ》 
評なこの作品も観ていなければ「羊たちの沈黙」も評価できないと、  こちらは初めて観賞しました。  前評判が悪かったことからなんの期待もしなかったので、  そんなに悪いつまらない作品とは思わなかった。  けれども2回観ようとは思わない。  やはり誰もが思うように主役が今イチ(今3くらい)  これならば全く逆の発想でニコール・キッドマンとか別の個性でもよかったのでは?  「ターミネーター3」とどちらがいいかというくらいダメでしたね。  クラリスの真剣な強気とか弱さと無邪気さが・・  まるでジュリアン・ムーアはただのインテリFBIに見え、  メリル・ストリーブに見えてしまいました(爆)  クラリスの姉とかの設定に変えてもよかったり・・  この違和感は最後まで付きまといました。  あとゲイリー・オールドマンのあの役は・・なんであんな役ばかり(泣)  レクターが自在に犯行計画を実地してゆくので、  羊たちのような怖さは全く感じず、  恐怖よりは不快感のみのグロ映画になってしまった。  脳ミソを食べるシーンなどは「魔宮の伝説」のほうが優秀だし、  おかしくて逆に笑えてしまったくらい。  よかったところは刑事が賞金目当てでレクターを売ろうとしたくだり。  あれはダンテの歌曲にかけての制裁なのですが、  これはこれで羊たちのクラリスに対するトラウマ探しと同じですね。  こちらでは先祖の首吊りのトラウマを使うわけですが、  もう完全にホラーしていますね。  羊たちではゲイ団体から抗議が起きたそうですが、  こちらはカトリックから抗議が起きそうな感じです。  これではカトリックは悪の宗教みたいな描かれ方で、  これを主体にむしろホラーにすればよかったと(苦笑)  その場合クラリスは必要ないわけで、  結局今回の2作目も私はいらないとさえ思っている。  あれだけレクターが活躍すればいらないかなと。  むしろ出さずにでも映画として成立できそうです。  レクターの回想シーンや独り言にしたら面白そうだ。  よかったのはあと・・音楽くらいですね。  とにかく私はやはりリドリー・スコットとは「エイリアン」以外は相性が悪い。  大きな理由に画面の青黒さが苦手だということ・・  ヤヌス・カミンスキーの撮影する最近のスピルバーグの作品も色は苦手。   
[DVD(字幕)] 5点(2006-04-02 12:51:55)
415.  ツイステッド 《ネタバレ》 
普通に面白かっただけのミステリー・サスペンスです。  内容はテレビ映画みたいなのすが監督も配役も有名どころばかり。  犯人も特定できず最後になってようやくわかる。  とにかくよくある最後に説明して終わるサスペンスです。  そのたぐいの中ではまあまあアイデアはいい。  とにかくあのキーワードが気になって・・  主人公が血液鑑定を出す場面があるのですが、  あそこでひっぱるなら小さくどんでん返しにしないで、  それを根拠に新しい大きなどんでん返しがほしかったです。  「ユージュアル・サスペクツ」の犯人が実は、  ガブリエル・バーンだったみたいなオチもいいのではと。  ありきたりに既存のどんでん返しの刑事ドラマだと、  もう誰が出てても同じようなものだと思いますよ。  ヒッチ・コック作品を今更観ているような気分にもなりました。  時間の問題もあるでしょうけれど、  後半をもっと丁寧にしてほしかったです。  この作品に一番似ている系統では、  「リクルート」でしょうか。  父親の死の謎を意味なくひっぱり、  CIAと刑事と微妙には違うものの、  携帯電話の使い方も同じです。  もし観た人は見比べると面白いですよ。   
[DVD(字幕)] 5点(2006-03-05 10:58:47)
416.  CUBE2 《ネタバレ》 
 現時点では同じような筋でしかも予想通りのCUBE2は、  普通に娯楽サスペンスとしてはこの普通な採点です。  CUBEとの大きな違いをあげておきます。  立体感がないことですね。  CUBEのときの立方体の高さが表現できていないので、  全く平面的でした。  ここは大きなマイナスですからこのCUBE2はもう観ないでしょう。  意外にも面白かったけどそれだけ。  もしかしたら全くの平面になっちゃうほうが怖いかも。  1次元とか2次元とか怖くはないですか?  この4次元はある意味では全く怖くはなくコメディです。  バック・トゥ・ザ・フューチャー2でドクが黒板に説明してた図を思い出しますよ。  時間のねじれはCGで作っちゃつまらないでしょう。  わかりやすいんだけれども難解にさせてるだけの確信犯みえみえ。  セイコーの時計をいくつも集めては自分の存在を確認する男が面白い。  あの数字の解き方はただの偶然だからみんな1のように計算なんか不得手。  1でもややこしい計算をやろうとしてそれがただのあがきでしかなかったこと、  そこがまた難解な面白さと単純なオチだったんですが、  2ではそのややこしいことすらわかっていても兵器のような危険性。  こっちのほうが惨殺度は高いのに全然怖くはないのはなぜだろうか。  ジャンルでいえばサスペンスでもあるしホラーの要素も入れなければつまらないのに、  怖くはないダンジョンというのも致命的であります。  でもコメディとしてみたからまあまあでした。  無差別に墓場に放り込まれた1はもしかしたら失敗作です。  映画では大成功ですがダンジョンの製作者はこれを教訓に2を作った。  まあこれのほうがラストはひどいよね。  (閣下)という言葉がでてきたところでやはり、  政府が作った公共墓場なのでしょうが、  2のラストが1のあの白い景色の向こうかどうかはわからない。  もしそうだとすればあの1の生還者はまず生きてはいない。  もし未開発の旧式のままのダンジョンならば外も未開発だから逃げられたかも。  私は予想通りのラストなんかよりもあの1の結末の男がどうなったかのほうが気になる(苦笑)  あいつにとんでもない冒険をやらせるのも外伝みたいな感じで面白いと・・  
[DVD(字幕)] 5点(2006-03-05 10:33:25)
417.  帝都大戦 《ネタバレ》 
先に見た帝都物語より私はこちらの続編の方が面白かったです。  普通は続編の方が面白いはずなんですが(評価もたぶん)  でもこちらのほうがより(漫画チック)になり、  さらにホラー色が濃くなっていてオカルト~!  このくらいオドロオドロしいほうが面白い。  もの哀しいホラーは苦手なのですがこういう笑えるホラーは大丈夫。  時代も第二次世界大戦のころ、  日本とドイツと組んでいたのかぁ・・と今さらながら思いました。  こういう映画の見方をしたのも初めてです。  だいたい映画はドイツは悪い敵国みたいなのばかり見てるから。  新鮮というか戸惑いました・・  日本側からも見なきゃいけないんですが・・  しかし・・カトーと将門の末裔との対決が、  ヒットラー自殺に関係あるとは(嘘)  このくらい飛んでる方がまあ楽しいかも・・  主演女優は前作の方がいいのですが男優はこちらがいいかな。  加藤(カトーではない)昌也はガタイがあってかっこいいです。  よりいっそうジョジョの奇妙な冒険+バビル二世っぽい。  そしてカトーはもう、  ストリート・ファイターズのベガですよ!  知ってる人は懐かしいかな?  ベガというキャラがいてたんですが、  この速い動きが面白くて制御ができず難しい(爆)  私はこのゲームではバルログを好んで愛用しておりました。  ふわりと飛ぶキャラが好きで別の(侍スピリッツ)では右京使いでした。  いやぁ、ベガはカクッと飛ぶので難しいのです。  まさにカトーの動きはワイヤーを使い放題の、  中国映画のような(マトリックス系)サーッ!ピタッ(と立つ)動き。  怪しくも似合っている丹波さんの僧侶もいい。  加藤昌也の白いロングコートは学ランみたいでバビル二世だし・・  内容はどうあれ見て楽しめますよ(笑)   
[ビデオ(字幕)] 5点(2006-02-28 09:50:12)
418.  es[エス](2001) 《ネタバレ》 
この作品って評価高いんですよね。  でも生理的に合わないだろうなぁと後回しにしていました。  やはり合わなかった・・  しかも生理的になのではなく演出的になんとも思わなかった。  最近こういう込み入った精神にくる映画を観ているので慣れてきたのか、  それともあまりにストレートすぎて推理とかの面白さがなかったのか・・  題名からしてesというのはそのまんまじゃあないですか。  ミスチルの曲でesという曲がありましたが・・  その曲が好きで曲が流行ったころ(自我)の意味を知ったのですが、  この作品の題名を見た瞬間すぐにわかってしまいました。  ので過度の生理的な嫌悪感と心理描写の演出への期待感がありました。  ドイツ語のesと精神分析語のesと映画の題名は同じなのかは知りませんが、  私はこのふたつをかけた言葉だと思います。  暴力はいけない・・  そういうルールで始まってはいるものの、  どこまで自分をコントロールできるか、  看守のグループのほうに注目していました。  先入観からかドイツ=ナチなら人体実験とか妄想してしまい、  よほど問題映画に違いないと勝手に思い込んでいましたから、  このくらいの描写なら「フルメタル・ジャケット」のほうが残忍ではと・・  もちろん題材が戦争映画なのでそれと比較はできないのですが、  やはり演出という点では囚人グループの精神描写は描けていても、  看守グループのほうが今イチでした。  結局は大元の研究グループのずさんさからあんなことになってしまったのですが、  ずさんだから悲劇が起こり明るみに出たという結果論も・・   
[DVD(字幕)] 5点(2006-02-15 10:58:26)
419.  愛されちゃって、マフィア 《ネタバレ》 
またしても音楽がデヴィッド・バーン(トーキング・ヘッズ)♪ 映画が終わっても最後までポップな曲が流れ続けます。 しかしこの作品・・かなり俳優が豪華です。 ミシェル・ファイファーはどうなのでしょうか。 私はわりと好きな女優さんなのですがこの髪型このコスチュームは・・ すぐに殺される夫のアレック・ボールドウィン・・ わりとかっこよかったのになぜこの役なのか(トラボルタ似) ジョン・キューザック・・出てたのわからなかった! もちろん マシュー・モディーン目当てで観た作品なのですが、 この曲者濃い連中の中でひときわ存在感のないごく薄顔といったら! あまりに薄すぎて逆にドタバタ映画がまとまってるという好例。 観終わったあと記憶に残るのがこのごく薄マシューと、 派手ケバファイファーと、ボスの妻(ボスもよいが妻がホラー) その他の方はドタバタの中に消えていってイマイチ印象が・・ 監督もジョナサン・デミという大御所! このあと「羊たちの沈黙」で賞監督になるのですが・・ どこをどうすればトラボルタのギャングコメディみたいになるのか・・ やはり脚本かな? 贅沢すぎで詰め込みすぎです。 マシューがバック・トゥ・ザ・フューチャーのパパ似と言われていたのですが、 この作品ではマイケル・J・フォックスの役みたいでおかしかったです。
[ビデオ(字幕)] 5点(2006-01-20 04:53:55)
420.  カットスロート・アイランド 《ネタバレ》 
なぜなぜ、途中で面白くなくなったのか?? こういうジャンルのジェットコースターアクション映画は、 突っ込みどころを笑いながら観られるのでかまわないのです。 都合よく主人公たちが逃げとおせてお宝にありつく。 そしてぶっ壊される帆船やら街やらは映画ならでは。 面白いじゃあないですか・・ ではなんで飽きてきちゃったのか? アクションがひつこすぎ! 私は中華映画は映像のきれいさで好きなのですが、 中華アクションは同じことのひつこさで苦手です。 そんなノリがこの映画にあると思うのです。 山ばかりでしたしアクションシーンがいつ終わるのかと思うくらい長すぎる。 基本的にはこの映画は恋愛ではなくコメディなんでしょう。 そう見てみるとツボにはまるおかしいシーンがあったのですが・・ マシュー・モディーンの登場シーンがおかしすぎて、 何回もそのシーンを見直しました。 クリクリのパーマ毛かつらで変装した顔立ちは、 リチャード・ギアそっくり(ダビテ王の役のに似てた) 変装がばれて踊り場から落ちて囲まれて頭をたたかれるんですが、 この間合いは大うけしてしまった(そういうキャラなんだ・・) ジーナ・デイヴィスは女性なのにジャッキー・チェンなみの活躍で、 とび蹴りやらパンチやら顔関係なしのアクション(普通顔つぶれてるって) 男なのにマシュー・モディーンの役といったら、 後頭部をいい音させてたたかれるんです(お決まりのよう) 何回か続くとすっかりお気に入りになって(大笑い) この人・・「バーディ」や「フルメタル・ジャケット」の主役なのに・・ と笑えなくなってしまうくらいバカ映画に染まっていた・・(納得) なぜこのふたりはこんな映画を真面目にやってるのかと思うくらい真剣・・ しかし完全にジーナ・デイヴィスの映画なんだとその繰り返しに思いました(爆)  キャサリン・ゼタ=ジョーンズで観たかったなぁ(苦笑) このスタローンみたいな女性と頭いい役なのにマヌケな男性・・ 恋愛シーンになりそうな展開になるとまたコメディに戻っちゃう。 でもこのふたりだと恋愛には見えない・・女性が強すぎ。 ・・ん?結構気に入ってる作品かも。 ではなぜこの点?? 「1941」のようにバカ映画ですがぜ~ったい1941のほうがお金の無駄使いが快感。 「インディジョーンズ」のスピード感はあるものの女性が強すぎてしらけた。 
[DVD(字幕)] 5点(2006-01-20 04:24:55)
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