Menu
 > レビュワー
 > だみお さんの口コミ一覧。21ページ目
だみおさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 650
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
21222324252627282930313233
投稿日付順1234567891011121314151617181920
21222324252627282930313233
変更日付順1234567891011121314151617181920
21222324252627282930313233
>> カレンダー表示
>> 通常表示
401.  アンストッパブル 《ネタバレ》 
豪華で念の入ったCGがスゴイわりに全く興奮できない映画が増えた中で、この作品はグイと引き込む力を持っていたと思います。ちゃんとハラハラドキドキできました! よほどの作品でない限り、このテの映画でヒューマンなドラマパートなど、さほど記憶に残る出来にはならないのだから、そういう部分の物語は、内容じゃなくて記憶に残るワンシーンさえあれば合格点と思ってます。で、僕の場合、無事に列車が止まった後でコルソンが開いたケータイのディスプレイに奥さんの着信履歴の画面。彼女が電話したことは先に描かれていて観客は分かってはいるのだけど、コルソンがさんざん無視された冒頭への心地よいオチとして、彼が着信を知るあの1画面は絶品だと思います。二人のシークエンスについてはそこで終わらせて余計な愛の再確認の会話とかさせずにクールにまとめていて良かったと思います。うたの歌詞なんか作るとき、印象的に絵が思い浮かべられる情景を盛り込めるとイイと聞いた覚えがあるけど、こういうことなんだろうなと思います。現場を長く経験したベテランの話も無視して、職権で部下を脅しコントロールしたがる上司がクビになるというのも気持ちよく締めてくれた感じで、妙にヒネたことしてないからスッキリ出来ました。
[DVD(吹替)] 8点(2011-07-26 00:58:11)(良:1票)
402.  イノセンス
絵がカタ過ぎて嫌い。電脳ナンタラを言っても、描くのは人間のはずでしょう。その人間がハナからセルロイド人形かなんかにしか見えない。主要人物達の妙にカッコつけて陰な感じの喋り方もかったるい。気取ってんじゃねぇと言いたくなる。
[DVD(邦画)] 1点(2011-07-13 19:02:35)(良:1票)
403.  トロイ(2004)
監督さん、超大金かけて現代の人々に何を思ってほしかったんですか? あんたは何を大切にして生きてんだ?
[映画館(字幕)] 0点(2011-07-13 18:24:10)
404.  テラビシアにかける橋 《ネタバレ》 
『ジュマンジ』や『ポーラーエクスプレス』などが映像化されたオールズバーグという好きな絵本作家が『2匹のいけないアリ』という絵本を出しているのを知ったとき、僕は衝撃を受けた。パステルの柔らかい感触から離れて、硬質なタッチのロボットみたいなアリを描きながら、冒険することを良しとしない物語が展開され、真面目に砂糖を女王様のもとに運び、喜ばせ、やっぱりおうちが一番と言わしめるのです。いったい何がどうして、こんな寒気のするものを出すのか、自分が知らない世の中の裏事情に思いを巡らせ怖くなりました。日本人青年が他国で集団に捕まり首を切られた事件の記憶がまだ鮮明な時でした。それから、あるダークファンタジーの映画で主人公の少女が殺されるも、その少女は死に際、別の世界(夢の世界)で王女となるというものを観てしまいました。とんでもない。世の悪事に目をつぶって、被害を受けた弱者に対して「よけいな所に勝手に行ったあなたがいけない」とか「本気で夢を描ければ、どんな場所にいたって幸せになれるよ」とか本気で言えるのだろうか?! その点、この映画は「危ないことするから死ぬのよ」みたいな冷たい説教はしないし「あの人はひどい死に方(殺され方)したけど脳内は幸せでしたよ」みたいな他人事キレイゴトも言わない。世の現実に危険なことや辛いことがあることには、きちんと寄り添いながら、それでも「あの世界は忘れないよ」っていう姿勢が好感持てました。
[DVD(吹替)] 6点(2011-07-13 17:25:13)
405.  GAMER ゲーマー 《ネタバレ》 
プレイヤーと繋がってるとかプレイヤーに全て支配されてるとか、ほとんど関係なくなってない? 最後は結局主人公だけで勝てた感じがするんですけど。プレイヤーの青年をもっと存在感ある役者さんでやって、最後は『ダイ・ハード』の主人公と黒人警官のタッグと同じくらい、2人3脚による達成感をもたらして欲しかったです。プレイヤーからフリーの状態で自ら志願して送り込まれたという黒人キャラは『バトル・ロワイヤル』のパクリかと思いました。ジェラード・バトラーの出てる映画って、あまり良かったためしないね。目力とか存在感はあるのに・・・早くなにかドカンと当たり役に恵まれるといいんでしょうけど
[DVD(吹替)] 3点(2011-07-11 20:05:49)
406.  モモ 《ネタバレ》 
原作を読んだことがあり、その時に印象に焼き付いたのは、花が咲いては消えゆく大振り子の場面と、ラストに列車内でのおじさんのお話として締めくくられるところでした。もともと大人が読んだって難解このうえない物語だと僕は思ってますが、自分が思うに、この物語は社会の搾取的なシステム構造について「自分たちがいったい誰の為に人生の多くの時間を使っているのか気づけよ」とほのめかしている話だと思っています(全然違うかもしれないけど)。けれど、この物語をそのまんま映像化したからって、さらにワケ分からん感じだなと思いました。頭よくないから、ホントのことは分からないけど、この物語の原作は文章の中にいっぱいいっぱい謎かけが隠れてるんだと思ってます。大きな搾取構造がどのようなカラクリで人々を騙しているのかってことを、いくつかの職種の灰色の人たちの登場で説明している感じもしました。喋るおもちゃのくだりなんかリアル過ぎてゾッとした程です。だから、その謎について解釈できていないと、ただ文章にある通りに映像化したって、なんにも理解できないんじゃないかなと・・・それに、自分が原作読んで強く印象に残した花咲く振り子の場面とラストの列車の場面、この映画で観た記憶がない(あったのかもしれないけど、映像として見た記憶が残ってないんです)。単に意味もなく映像化するにしても、こういうのこそCGが発達した今の時代に映像化をチャレンジして欲しいです。ふと思ったけれど、『モモ』をカーペンター作品の『ゼイリブ』テイスト交えてアレンジしたらスゴく分かりやすい映画が出来たりして(笑)
[ビデオ(字幕)] 3点(2011-07-08 18:11:08)(良:1票)
407.  知らなすぎた男
TSUTAYAで発掘良品コーナーにあったので観てみました。ものすごくつまらなかったです。子供と一緒に観る為、吹き替えで観ましたが、吹き替えわざとらしいし、こういうのは英語そのものの持ち味も影響するんでしょうかね。そもそもギャグなんかは日本語で訳出来ないものもありますし。ジム・キャリーの『ライアー ライアー』なんかは吹き替えでも家族で大爆笑できたんですけど・・・。この作品は子供さえもシラケていました。
[DVD(吹替)] 2点(2011-07-07 19:48:36)
408.  unknown アンノウン(2006) 《ネタバレ》 
6点か迷ったけれど、5点で。アイディア悪くないと思うし、ラストも「ほう!」と思ったけど、そろいもそろってみんな記憶喪失っていうのが、なかなかリアルには受け止めにくいです。しかもその原因がガスですか? それに、短期間で記憶がよみがえるけど「ああ、いったいダレが先に思い出しちゃうんだ?! あいつが先に思い出したらヤバいよ!」みたいなスリルがない。ただ、謎を解き明かされて「そうだったんですか」と思うだけ。勿体ない作りです。
[DVD(吹替)] 5点(2011-07-05 20:23:33)
409.  もののけ姫 《ネタバレ》 
神妙に葛藤してるっぽく説教くさくてハナにつく。手の痣が消えないラストとか、映画版『バトル・ロワイヤル』で主人公がラストにナイフを手にするのと同じシチュエーション。「100パーセントよい子ちゃんにはなれませぬ、それでは生きていけませぬ」っていう、そういうことをウダウダ抜かして神妙ぶるのって、うさんくさぁ~~~~いっ!! まるでサラダを食べながら「植物にだって命はあるんだよね、食べちゃってゴメンね」とか言ってるヤツを見てる気分。バカみたい。
[映画館(邦画)] 4点(2011-07-04 00:36:52)(笑:1票)
410.  ドリームキャッチャー 《ネタバレ》 
命をかけても爪楊枝が欲しいのか? っていう突っ込みどころを除けば、宇宙人が出てくるところまでは好きです。記憶違いかもしれないが、吹き替えだと「イースター・ゲイ」の謎はなくなってしまっていたような気がする。他人の頭を覗くとか、頭を乗っ取られるとか、パソコンやインターネット当たり前の時代だとハッカーの暗喩として観られるネタなはずなのに、こんなにスリルがなくて共感も出来ない演出はどういうものだろう。分裂する人格表現はなんだか失笑ものだし、記憶倉庫(パソコンのファイル置き場の暗喩?)とそこに侵入して追っかけてくる宇宙人(ハッカーの追撃の暗喩?)もお粗末で「これギャグ?」と観る姿勢に戸惑う。それに木の実を食べただけで惨事が展開されたのに、ラストはあんなもんで本当に大丈夫なんだろうか。
[DVD(吹替)] 5点(2011-07-04 00:10:10)
411.  ゲーム(1997) 《ネタバレ》 
この計画を実際に遂行したら、目的達成へ向けてうまくいくわけがない。シナリオライターは登場人物を好き勝手に動かせるが、現実の人間は誰かの計画したシナリオ通りに動いてくれはしない。不慮のアクシデントだって考えとかなきゃいけない。こんなことされて怒りまくらない兄なら、そもそもこんな計画に陥れる必要のある人間にはならないのではないかと思ったりもする。映画で、(やらせの)どっきりカメラを制作する意味が分からない。気が抜けるオチで面白くも何ともない。
[映画館(字幕)] 1点(2011-07-03 23:17:06)(良:1票)
412.  タイムマシン(2002) 《ネタバレ》 
原作を読んだことなかったので、かなり楽しめました。月が割れてしまうシーンは夢に見そうです。地底人の出現もビックリでした。前半は軽快なテンポで進んでいくので、80万年後に行ってから、けっこうダラダラしたムードも感じはしましたが、好きな作品です。ただ、自分の場合、好きになった作品は何度も観たりするのですが、この作品は中だるみに付き合うのがかったるくて何度も観る気になれません。ガイ・ピアースは前半の雰囲気には高貴でシャレたムードで合ってると思いますが、80万年後を舞台にしたとたん、なんとなく存在感が物足りない感じに思えてしまいます。ボディビルに打ち込んで優勝もした経歴だそうですが、そのわりになんだか僕の目には貧相で頼りなさそうなイメージに見えてしまいます。かわりに理知的というふうにも見えてこない(タイムマシンを作り出したというのに)。80万年後は図書館のガイドさんに存在感と頼もしさを持っていかれた感じがします。そんな彼が最後に対峙するジェレミー・アイアンズの安っぽすぎるメイクも、萎えてしまうところです。とてもノスタルジックかつワクワクする映像も多々あるのに、とても勿体ない。ラストの風景も余韻があって印象的だし、部分部分はスゴく良い感じだと思ってます。本当に勿体ない。
[映画館(字幕)] 8点(2011-07-03 22:54:54)
413.  グリーンフィンガーズ 《ネタバレ》 
7点にはしたけれど、ちょっとどうしても気になって納得できないことがあります。映画の始まりに「これは本当にあった物語である」と日本語字幕が出ます。けれど原文は「This story is inspired by actual events」です。英語は得意じゃないけれど、この日本語字幕は少々乱暴なのではと思い、見終わった後にDVDに収録された「プロダクションノート」というのを覗いてみると・・・・「プロデューサーがニューヨーク・タイムズの記事『英国でベルフラワーを育てる自由』を読み、イギリスで囚人達がガーデニングをしていることを知った。そして、脚本・監督のジョエル・ハーシュマンは、美しく繊細な一輪の花と、無骨な男という、対照的な二つのイメージをモチーフに、この笑いと感動に溢れた、救いと再生のヒューマン・ドラマを作り上げた」とありました。結局、ほとんど作り話なんじゃないですか??? 最後の最後に出る字幕とかホントなんですか??? もう、どこまで信じたらいいのか分かんないんですけど・・・もうさ『一杯のかけそば』的なことだけはしないでいただきたいです。うまく作った作り話で構わないのに、「実は実話じゃないんです」みたいなシャレにもならんことがあると後味悪くなっちゃいますけど。そこんとこハッキリしないから目をつぶって「最初から作り話」としての7点です。
[DVD(吹替)] 7点(2011-07-03 01:35:20)(良:1票)
414.  バグダッド・カフェ 《ネタバレ》 
20代の頃に観た時は、何も感じ取るものがなく、なぜ世間がそれほどに評価するのか理解できずにいました。それから二十数年が過ぎた最近、気が滅入る程に散らかった家を大掃除し、その精神的な影響の程を大きく感じた瞬間に、ふとこの映画のことが頭をよぎりました。そんなわけで、何となく気になりだし、とうとうDVDレンタルして二十数年ぶりの鑑賞。今回は完全版というヤツを観ました。覗き穴から撮ったみたいに周囲が丸くつぶれた映像が挟まれたり、露出不足で暗くなったかと思うと灼熱のように明るくなる事故なのか意図的なのかなんだかよく分からないオープニングや、あまりにも「ポットが拾われたことに気づいてくださいね!」とアラームのごとくピンク色に点滅主張する画面など、ちょっと「ダサイじゃん」と感じるクセもありました。けれど、約20年前にはほとんど何も感じなかったこの映画に今回は微笑みや癒しを受け取りました。ラストのオチに存在がなくてはならないトラックオヤジとの絵のモデルのやりとりなんてすっかり記憶から消えていましたが、今回の鑑賞ではとても印象に残ったし、「そういえば20年前はあんな感じの太った女性を置いたイラストレーションや絵画がよくあったよなー」とノスタルジックな気分にもなりました(彼女のヌードに魅力を感じ取れるようになった自分に、ちょっとした驚きも)。映画全体どぎつくフィルターかけた映像も、そういえば公開当時はコマーシャルフォトの類にはけっこう流行ってたスタイルだったような気もして、そうしたことごとも加味されてか、なんだか元気のあった懐かしい時代にリフレッシュされる感じがしました。ともかく、意外で些細な何かで、人なり社会なりの元気って取り戻せるのかもしれないと、そんなふうに感じました。他人に勧めるには相手をかなり選ばなきゃいけない感じがあるので、7点を迷いながらの6点ということで・・・
[DVD(字幕)] 6点(2011-07-03 00:46:47)
415.  レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語
原作の第一巻「最悪の始まり」は読みましたが、まさか映画化されるとは思っていませんでした。原作は何話あるのだろう? そしてこの映画はシリーズを完結する予定で映画化されたのだろうか? 製作されて6年を経ても次回作が登場しないので「ボツに終わったのか?」とちょっと気になります。子供の成長は早いですし、ハリポタはかなり急ピッチで連作進めているのに・・・音楽は結構好きでした。 【2011-6-26追記】多分、企画ボツって続編なしなんだろうなー。となると、シルエットでしか出演しなかったジュード・ロウは、あのままですね。「ハッピーエンドはナシだ」とするこの物語の最終地点で、ジュード・ロウに振り当てられた謎の人物にどんなエピソードが絡むのか、そこだけ期待してたんですが・・・原作をわざわざ読む程ではないし、DVDで手っ取り早く成り行きを知りたかったのに残念。
[DVD(吹替)] 3点(2011-06-26 02:21:48)
416.  日本沈没(2006) 《ネタバレ》 
日本が沈んでしまうような天変地異を回避させるほど、プレートを断裂させるっていうその威力とエネルギーは、物凄い災害をもたらさないのでしょうか??? そういうことは置いておいても、僕は基本的にハッピーエンドを好物としますが、かといってこんなふうに「めでたしめでたし」ってすればいいってものでもないでしょう。最近、初めてオリジナルの方を観ましたが、今回のリメイクを原作者はどう思ってるんでしょう? オリジナルには「自分の暮らす国がなくなる緊迫感」は感じられましたが、リメイクの本作は柴崎コウと草薙剛の話にずいぶん逸れまくってミニマムな視点に寄り過ぎですし、どんだけ特撮に凝ったところで「国が失われる」という危機感に訴える表現が皆無でした。自分は戦争を知らない世代ですが、この映画は『平和ボケ世代のお遊び作品』て感じがしました(戦争は関係ないだろうけど、自国の存亡という意味では、オリジナルには戦争以上のタダならぬ雰囲気がありましたから)。
[映画館(邦画)] 2点(2011-06-25 23:57:12)
417.  ブルースチール(1990) 《ネタバレ》 
サイコなストーカーだと知りもせず恋人同士になるくだりはキモくて不気味だったが、同僚に手錠かけたり、両親に何も警告しなかったり、最後まで単独行動とったり、とにかくアホらしくて付き合えない映画でした。
[DVD(字幕)] 3点(2011-06-25 23:30:15)
418.  ATOM 《ネタバレ》 
手塚治虫氏の原作マンガを読んだことがないし、原作とはまるで違うノリのものになったと言われるモノクロのTVアニメもきちんと観たことがありません。なので手塚作品の映画化という点では評価しようがありません。けれど、少なくともヒーローのアトムが鉄腕で敵をやっつけまくるといった昔アニメのバカ単純さで収まってないことは確かですし、原作を知らない身としては、少年からロボットへと変わるいきさつは見物でした。原作を良く知るファンにとっては、きっといろいろ不満もあるかもしれませんが、知らない立場から見れば良質の映像化と思えます。原作を読んでみたくなりました。そういうきっかけになれば、制作されたことはプラスだと思います。少なくとも『ドラゴンボール』みたいなヒドイことになってないのは充分に評価価値があると思います。点数は「なかなか面白い」の7点には届かないものの、6点はかわいそうかな・・・という微妙なところ。
[DVD(吹替)] 6点(2011-06-25 20:25:19)
419.  怪盗グルーの月泥棒 《ネタバレ》 
『アイスエイジ』のスタッフということで品質的に不安はなかったものの「まぁ、それなりなんだろうね」くらいにしか思ってませんでした。ところが観てみると、意外とキャラたちの造形とか表情とかに好感持ちました。特別ハンサムだったり可愛かったり不細工だったりするわけでもなく、際立った特徴が光る見栄えのキャラはないのに、なんかすごく魅せられました。とくに3人の女の子は動いてるところを観ると、静止画で知った時の「可もなく不可もなく」と感じていたものがどんどん剥がれていく感じで、かわいさが強く印象に焼き付きました。そして、最近の多くの映画で、見終わった後に「ま、それなりに楽しかったな」程度の乾いた満足しかできないなか、この作品ではお決まりのエンディングへ向かってるはずなのに、見飽きたワンパターンに収まらず、かといってスゴく奇をてらったヒネリ方をするわけでもなく、上品な味付けでラストをグッと良質にまとめてくれたと思います。主人公が3人姉妹にキスするラストは「ほら、きたきた」と想定内なのに、ここで3人の使い方が巧かった。思わず泣きそうでしたよ! また、中盤ときおり挟まれる黄色いチビ集団ミニオンのギャグが予想外の大ウケで家族全員で大笑いしました。こんなに楽しい作品なのに、静止ビジュアルとしてはそれほど惹きを感じないことがスゴく勿体なく思います。子供と一緒なので吹き替えで観ましたが、とても残念なのは鶴瓶さんの声がグルーのキャラと合って感じないこと。上手だとは思いますが、鶴瓶さんの顔姿が思い出されるのはグルーのイメージとしてはマイナスに感じます。冷淡で美男でもないかわりにファッションや居住空間のデザインはそれなりに気を使ってるグルーのイメージにそぐわないし、関西弁というのがどうも違和感バリバリでした。シュレックと同じ扱いで考えるのは無理があります。もっと適役の声優さん選んだら9点以上つけられたかもです。
[DVD(吹替)] 8点(2011-06-25 19:58:04)(良:1票)
420.  羊たちの沈黙
面白くも怖くも感じなかったのを覚えています。画的に真っ暗闇での銃の場面は印象に残ってますが、それだけ。なんでアカデミー賞なのかさっぱり分からないと思った最初の作品でした。
[映画館(字幕)] 5点(2011-06-15 19:55:07)
0213.23%
1243.69%
2385.85%
38312.77%
47010.77%
57711.85%
613120.15%
7639.69%
88212.62%
9396.00%
10223.38%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS