421. シノーラ
「荒野の用心棒」の焼き直しという感じもしますが、そこそこ楽しめます。ラロ・シフリンの音楽はなかなか好い感じです。この頃のイーストウッドは好かったなあ。ロバート・デュバルは最近はいい人ばかりですが、この頃は悪役が似合っていましたね。 7点(2003-12-02 00:36:21)(良:1票) |
422. シティヒート(1984)
面白かったですよ。M・R・サイケデリコンさんおっしゃるとおり、たしかにあの銃は強調されていますね(笑)。ただ、わたし的にはバート・レイノルズ要らなかったなあ。イーストウッドだけで観たかった気もします。 7点(2003-12-02 00:31:28) |
423. 七年目の浮気
女性の皆さん、男って奴は暑いとついつい妄想がふくらんでしまうんです。すみません(笑)。「マリリンとアインシュタイン」で出てくるのは、この映画の撮影をしていた頃の設定ですよね。自分の女房がスカートヒラヒラではたしかにディマジオが怒るのもわかりますが(笑)。まあ、馬鹿な男のおバカな妄想を許してやって下さいな(平身低頭)。この映画のマリリンも魅力的でした。 7点(2003-12-02 00:29:18) |
424. 7月4日に生まれて
我がJTNEWSのシネマレビューでは6.18なのに対し、IMDbでアメリカ人が7.0をつけているのは、この手の映画はアメリカ人には受け入れられるということなんでしょうね。みんなで被害者意識をあおって、敗戦の現実を忘れようという雰囲気が(私には)伝わってしまい、戦争批判意識が薄れてしまいました。たしかにトム・クルーズは車椅子で熱演しているけど、ちょっと長すぎるなぁ。せめて90分くらいにまとめてください。 6点(2003-12-02 00:25:12) |
425. 3人のゴースト
クリスマスシーズンの風物詩、ディケンズの「クリスマス・キャロル」ですね。そのものずばりの「クリスマス・キャロル」(1970)が役者の演技で魅せている作品なのに対して、こちらは「ゴースト・バスターズ」ばりのCGで見せる作品ということでしょうか。まあ、そこそこ楽しめます。 7点(2003-12-02 00:02:30) |
426. サルバドル/遥かなる日々
「キリング・フィールド」と比較される作品ですね。フリージャーナリストって、かなり危ない目に遭っているんだなって実感できる作品です。ジェームズ・ウッズがいい加減な男を好演しています。ゲリラとタバコ吹かして談笑しているシーンなんかその典型かも。わたし的には「キリング・フィールド」の方が好きですね。 7点(2003-12-01 23:58:58) |
427. ザ・フォッグ(1980)
霧の中から何かが出てくるという感じの演出は面白かったですよ。B級ホラーとして楽しめます。 7点(2003-12-01 23:52:47) |
428. ザ・ドライバー
若き日のライアン・オニールは格好良かったねえ。「サイレント・ランニング」のブルース・ダーンが、犯罪者の手助けをするオニールを執拗に追いかける刑事でいい味を出しています。イザベル・アジャーニのような顔って大好きなので、クールでミステリアスな感じにぴったりで、それも魅力。 7点(2003-12-01 23:49:32) |
429. ザ・デイ・アフター
「ポリス・アカデミー」のあのスティーブ・グッテンバーグがシリアスな役を演じています。っていうか、こっちの方が先だから、まだコメディに開眼していなかった時期だね。テレビムービーながら、かなり重い内容を丁寧に描いた佳作ですね。放射能汚染というのがジワジワと進行するのが怖いことです。ラスト近くで、女性の髪が抜けてきたときに、彼が帽子を取ってニッコリするシーンが忘れられません。 8点(2003-12-01 23:45:13) |
430. 真夜中の戦場/クリスマスを贈ります
《ネタバレ》 第二次世界大戦末期1944年12月のアルデンヌ高原が舞台の戦争映画です。「バルジ大作戦」や「パットン大戦車軍団」とは異なり、派手なドンパチもあまりなく、雪深いアルデンヌの森を背景にして淡々と映画は進みます。ヒトラーが最後の賭に出たバルジ大作戦が始まり、アメリカ軍の一個小隊が孤立することになります。彼らは夜ごとの歩哨に立つウチ、敵であるドイツ軍と奇妙な交流をはじめることになり、やがて一緒にクリスマスを祝うことになります。そうやって心の交流が始まったかと思ったところで、まだ戦争中なのだと言うことを実感させられる事件が起こります。ドイツ軍が彼らに降伏を申し出て、それを受け入れた彼らとドイツ軍の間で、まねごとの撃ち合いが始まるところで、ゲイリー・シニーズ演じる兵士”マザー”(←彼の手柄とするために小隊の他のメンバーが画策していたので、何も知らされていなかった)が、味方がドイツ軍に襲撃されていると勘違いして、ドイツ兵を撃ち殺してしまいます。その騒ぎの過程で”ファーザー”が撃たれて死んでしまいます。ドイツ兵は皆殺され、彼らは”ファーザー”の遺体を運びながら、ドイツ軍の包囲を突破しようと試みます。何かキリストを彷彿とさせるようなシーンがあり、最後にどういう手段をとるかは伏せますが、戦争映画らしからぬ淡々とした描写に心を打たれます。実際に、アルデンヌの戦場には新兵が多かったことを知っているので、小隊のメンバーに若い兵士が多いのもニヤリとさせられます。”ノット”(イーサン・ホーク)に上官が命令するシーンが、戦争の非情さを感じさせます。 9点(2003-12-01 23:39:25)(良:1票) |
431. ファイヤーフォックス
1976年に、函館にミグ25が強行着陸したことを想い出し、それを併せてこれを観ると、旧ソ連の新型戦闘機という設定は感慨深いモノがあります(しみじみ)。でもあんな思考を読む操縦って、かえってしずらくないか?(笑) 7点(2003-12-01 22:45:04) |
432. ペイルライダー
《ネタバレ》 「荒野のストレンジャー」のリメークといった感じでしょうか。でもこちらの方が、より”不思議な存在”を前面に出していますよね。音楽からしてそうだもんなあ。見事な”幽霊の用心棒”です。 8点(2003-12-01 22:42:25) |
433. コピーキャット
怖いねえ。シガニー・ウィーバーは「エイリアン」にしても本作にしても、追いつめられる女というのが似合っているねえ。小柄なホリー・ハンターとデカいシガニーとの対照もおもしろいですが、ストーリーが最後もうすこしひねって欲しかった。ホリー、とっても好きです(微笑)。 7点(2003-12-01 22:39:43) |
434. 子象物語 地上に降りた天使
ぜひ「脱走山脈」と見比べてください。本作はそのパロディですね。ゾウの演技は可愛いのですが、ストーリーが無理ありすぎで、結末もがっかりです。 5点(2003-12-01 22:35:38) |
435. 腰抜け二挺拳銃
偽装結婚して悪を暴くという”西部の女傑”カラミティ・ジェーン(ジェーン・ラッセル)と、その夫の歯医者ピーター・”痛くないよ(笑)”・ポッター(ボブ・ホープ)が、幌馬車に乗って出かける先々で騒動を巻き起こすコメディです。ラッセルはきつそうな美人だよね。気が弱くて役に立たない男をボブ・ホープが好演しています。彼のこの”腰抜け”シリーズの最高傑作ではないでしょうか。 8点(2003-12-01 22:33:39) |
436. 仔鹿物語(1946)
アメリカ版”ごんぎつね”でしょうか。少年と動物の交流というのは、えてしてドラマ的にはラストに悲劇を描写するのがお決まりのようで、子供の演技力に大きなポイントがあるわけですが、本作もその例に漏れないわけですが、少年の演技力に期待するのは可哀想な気がします。父親役のグレゴリー・ペックが好いですね。自然の本能と人間社会が相容れないというのは悲しい現実ですね。 7点(2003-12-01 22:26:53) |
437. 荒野のストレンジャー
この映画のおもしろさがわからない人はイーストウッドのウェスタンを観る資格がないっていうほど、好い映画ですよ(微笑)。へちょちょ星人さんご指摘の通り、イーストウッドは後に「ペイルライダー」で同じモチーフを使っていますが、こちらの方が、傍若無人な振る舞いをすることにより”生身”に近い印象を与え、あちらは”存在感が不思議”な感じを前面に出した感じでしょうね。”荒野”というのはキリストが彷徨った場所としての位置づけもあるでしょう。彼の正体は観てのお楽しみ(って、ここまで書いたら、勘のいい人にはわかっちゃいますね(苦笑))。 7点(2003-12-01 22:20:30) |
438. 皇帝のいない八月
この頃の日本映画はまだ活力が残っていた気がします。自衛隊のクーデターというと、例の”三矢研究”を想い出します。列車を乗っ取ってというのは、実際にはどうなんだろうなあという疑問がありますが、映画的な手法として、到着時間が決まっている列車という動く密室というのはよく利用される設定ですよね。また、計画の現実性としても、無理があると思うのですが、捨て石とされた渡瀬恒彦たちの人間ドラマを観ると思えばいいのかな。印象的なシーンは、仲間を射殺して敬礼するシーンですね。 7点(2003-12-01 22:08:24) |
439. ドラゴンスレイヤー
わたし的にこの作品はかなり評価高いです。ディズニー製作の映画は、最近のモノ(といっても本作はもう22年も前なのか(苦笑))は実写版の方がアニメよりも好いと思うのは私だけでしょうか? 男装の少女と魔法使いの弟子になった少年が、魔法使い(この爺さんがとぼけたいい味を出しているんです)の助けを借りてドラゴン退治をするというファンタジーですが、かんじんのドラゴンの姿が暗くてよく見えないのがかえって好い感じです(笑)。ド派手なCGシーンなどはないので、それをどう取るかがポイントだと思いますが、私はこういうの結構好きです。未公開作品なのでビデオで探してください。 8点(2003-12-01 11:51:45) |
440. さすらいの航海
船長のマックス・フォン・シドーがいいですね。いかにもドイツ人っぽい感じ(でも実際は北欧だけどね(笑))。意外にも音楽があのブルース・リー映画のラロ・シフリンだったとは、改めて驚いた。 8点(2003-12-01 10:39:39) |