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FSSさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 854
性別 男性
自己紹介 <レビュアー引退について>

他の方にとってはどうでもいい事ですが(笑)、
こちらでのレビュアーを引退させて頂きます。
理由はあまり映画自体を見なくなった事と、
結局、映画以外にもレビューを書けるAmazonが
レビュー投稿の中心になってしまった事ですね。

長い間、お世話になりました。 2021/11/27
   
<ジャンルの好みについて>

・好きなジャンルは「ホラー」「サスペンス」「ミステリー」。
・嫌いなジャンルは「ミュージカル」「恋愛」「韓国映画」「感動押し付け系」。
・どちらでもないのは「アクション」「SF」「コメディ」「時代劇」。

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421.  スコーピオン・キング 《ネタバレ》 
消費型娯楽映画としてはギリギリ及第点だが、剣と魔法が織り成すヒロイックファンタジーとしては完全に落第点。  何と言っても、主役を始め、メイン登場人物に魅力が無いのが痛い。特に敵の王様と預言者の女性はカリスマ性ゼロ。まるで魅力が感じられない。  ストーリーもあまりにもありがちだし、終盤辺りのご都合主義的展開にはさすがに萎える。もう少しリアリティを考えるか、さもなければファンタジー要素をふんだんに取り入れて、そんなつまらない疑問を吹き飛ばしてくれるくらいハデにやって欲しかった。  アクションも中途半端。もともと娯楽映画として作られてるんだから、中途半端な事をやらずに、もっと剣と魔法を組み合わせた痛快アクション映画を目指して欲しかった。  ラストシーンで、あのお調子者と子供と発明家のジジイが完全に無視されてるのも哀れ。
[地上波(吹替)] 4点(2006-04-15 18:04:43)
422.  エイリアン4 《ネタバレ》 
予想よりは悪くなかったけど、やっぱり「無理やり作った感」は拭えない。結局、いつものようなパターンになっちゃうだけで、基本的なストーリー展開に意外性がない。  どうせやるなら、いつものような「宇宙船内でのエイリアンとの戦い」は今までのシリーズに任せて、もっと「生物進化の可能性」なんてテーマを突っ込んでくれたら、違うテイストになったんじゃないかなと。
[地上波(吹替)] 4点(2006-03-03 18:19:13)
423.  スチュアート・リトル
これまた、いくらでも否定的にも肯定的にも語れる作品だが、あの一家の「家族観」はちょっと気色悪い。何故にいきなり「ネズミ」なのか?「ネズミ」じゃなきゃダメなのか?その辺の動機(?)みたいなものが希薄すぎ。  「種族を超えた愛」というご立派なテーマは分かるけど、「ネズミを家族として愛する」という精神が、どうにも絵空事的と言うか、動物にも簡単に拡大適用してしまうヒューマニズムがめちゃくちゃ薄っぺらく、かつウソ臭い。  食費や学費といった生活費がほとんど掛からないであろうネズミを養子に迎えたって、あの家族にとっては何の負担にもならないわけで、そういうのって果たして本当の愛や思いやりから出た「真の行動」と言えるのだろうか?家族としての愛情を育むことになるのだろうか?  本来ならまず人間の子供を養子にすべきなのに、金銭的な負担の無いネズミを養子にするのって、単にペットを飼う感覚と何がどう違うの?結局、無償の愛や思いやりから出た行動ではなくて、世間的な評価や自己満足が先にあるのでは?という邪な見方をしてしまうw。  また、そのネズミが小利口で、やたら物分りが良く、気持ち悪いほどに優等生的な性格なのも可愛げが無い。飼い猫とのやり取りや、オモチャの車でのカーチェイスは良かっただけに、基本的に綺麗事だけでまとめられているのが惜しい。
[地上波(吹替)] 4点(2006-02-26 16:29:57)(良:1票)
424.  運命を分けたザイル 《ネタバレ》 
あの絶望的な状況からの生還劇が実話と言うのは凄いと思うし、極限状態での選択や諦めずに運命を切り開く姿に、人生の教訓を見出すことも出来ましょう。舞台となった雪山の人を寄せ付けない峻厳で荘厳な威容も恐ろしくも美しい。ただ申し訳ないけど、私も心情的には【斜藥】さんと同じ感想を持っちゃいました。  まず生還した登場人物が「いや~、アレは大変でしたよ」とか「もうダメかと思いました」と語る構成ってどうなんでしょ?もう助かってるワケだから、作中でどんなに絶望的な状況に陥っても、「でも助かるんでしょ?」と妙に冷めた目(というと言い過ぎだけど)で見てしまう。  そのため、劇的に変化する天候の無情さや、迫り来る暗闇と雪の圧迫感はヒシヒシと伝わってくるものの、肝心の取り残された孤独感や絶望感、恐怖感がイマイチ伝わってこない。もし自分が雪山で遭難した時に役に立ちそうなマル特情報も無し(w。  そもそも前人未到・難攻不落の雪山に挑戦するわけだから、命の危険があるのは当然だし、それを覚悟の上で挑んでるんでしょ?そりゃ、どんな状況になっても、それは自らの意思で選び取ってきた必然的な結果に他ならない。それを後から「いや~、アレは大変だったな~」とか、「そんな状況から生還したんっすよ、スゲーでしょ」みたいな事を語られてもなあ、と言うのが本音。いや、凄いとは思うけど、ほとんど自慢話と変わらないじゃんと思ってしまう。誰に頼まれたワケでもない、自分が選んだ道なんでしょ?なら、失敗談を自慢げに披露すべきじゃない。  ラストで再び登山に出掛けるようになってからも、この二人からはまさに作品のテーマであるべき「運命を選び取る覚悟」が感じられなかった。   
[DVD(字幕)] 4点(2006-02-13 01:22:45)
425.  ザ・リング2 《ネタバレ》 
確かに日本版「リング2」よりもはるかにまともな出来。無駄に分かりにくくしただけの日本版よりも、ちゃんと続編らしい続編だし、海外向けに分かりやすいオリジナルストーリーに変更した点も評価できる。  ただ、ホラーとして見た場合、その恐怖演出は「ビックリ箱」パターンばかりだし、ストーリーも分かりやすいとは言え、今度は「井戸の蓋を閉めれば゙☆⌒o(*^ー゚) オッケー♪」と言う終わり方は、ほとんど「臭いものに蓋」の理論で、決着の付け方としてはイマイチ。貞…、もといサマラは物理的な存在じゃないんだから、もう少し、彼女の怨念を解く過程が欲しい。  まあ、やたら複雑にしてつまらなくなるよりは、まだ分かりやすくてつまらない方がマシという事は分かった(w。
[DVD(字幕)] 4点(2006-01-12 18:03:51)
426.  スーパーサイズ・ミー 《ネタバレ》 
いくらドキュメンタリーとは言え、映画として作っているのだから、もう少し芸のある作り方は出来なかったのかな。  まあ、この体当たりの検証法は「ココリコ黄金伝説」みたいでバカっぽくて良いが、他の方も書いているように、そりゃハンバーガーに限らず、同じものを食べ続けてれば健康に良くないのは当然で、ましてファーストフードのメニューなんて、どれも高カロリー・高脂肪である事は、今や誰でも知っていること。それに加え、マクドナルドのように調理法がシステム化されていて、おまけに低価格となれば、その煽りが材料の品質や味に跳ね返るのは当然のこと。  それでも食べ続けたいなら食べればいいし、それで健康を害したとしても、それは自己責任。世の中、食べ物はハンバーガーしか無い訳じゃない。  もちろん、色々な意味でアメリカそのものを象徴するかのようなマクドナルドのビジネス戦略を肯定するつもりはまるっきり無いけど、それを選択する「自由」もアメリカの文化のはず。  
[DVD(字幕)] 4点(2005-12-31 19:38:07)
427.  えじき 《ネタバレ》 
序盤、盗賊の一味が廃屋に逃げ込むまでは期待させるが、その後が陳腐で、後半に行くに従って底の浅さが露呈する。  家人に取り付く死霊のデザインはなかなかインパクトがあるし、服装や小道具なども丁寧に作りこんであって、全体の雰囲気は悪くないだけに、「家主が禁断の儀式でもって、地獄(魔界?)の扉を開いてしまった」という設定がありがちすぎて、ホラーとしての意外性や面白味に欠けている。  殺されていく人間も、強盗殺人を平気でやる悪人なので、たいして感情移入もできない。
[DVD(字幕)] 4点(2005-12-29 17:13:56)
428.  ナインスゲート 《ネタバレ》 
「中途半端」。この一語に尽きる。  ホラーとしてもサスペンスとしてもどっちつかずだし、悪魔の書を巡る「オカルト風味の謎」も、「金田一少年の事件簿」や「名探偵コナン」にでも出てきそうな程度もので、ミステリーの謎解きとしてもありがちで低レベルなもの。  怪しげな「組織」や「陰謀」がらみと言うほど大げさでもなく、結局は金持ちの個人収集家同士の本の奪い合いでしかない。  それでいて「悪魔の書」に魅入られていく「人間の愚かしさや恐ろしさ」にも焦点が当たっていない。とにかく、その辺の突っ込みが甘い。  また、他の人の指摘にもあるように、単に調査するだけの立場だったコルソが、自分の命の危険も顧みずに、調査を続行しても利益が無い「悪魔の書」の謎解きに懸命になっていくプロセスに、納得できる動機が感じられなかった。  すべてが嘘ではなく、真実も隠されているという終わり方や、謎の女の正体をはっきりさせないのも、「見ている者に解釈を任せる」と言うと聞こえは良いが、結局、きちんと結末を描かないで済ませようという安易さが見える。  おまけに、お粗末なワイヤーアクションのおかげで、せっかくの作品の重厚な雰囲気も非常に安っぽいものになってしまっている。  ミステリーとして悪魔の書を巡る「人間の思惑が絡んだ謎解き」に特化するか、それが出来ないなら、ホラーとして「不可知的な存在が絡んだ恐怖演出」を徹底するべき。
[ビデオ(字幕)] 4点(2005-09-07 21:07:56)
429.  アサシン(1993)
無難に出来ている作品ではあるけど、「存在を抹消された人間が、裏の世界で殺し屋としての第二の人生を歩む」とか、「その任務の過程で恋に落ちる」とか、「愛する人と任務のどちらを選択するのか」とか、どこかで一度は見たような、よくある設定。良くも悪くも、始まりから終わりまで、すべてがお約束と予定調和の集合作品。  それが悪いとは言わないけど、全体的にやっている事が生温く、表沙汰に出来ない危険な任務に携わっているという緊張感や、組織の非情さが描かれていないので、普通の女性としての束の間の幸せと、それを失わなければならなくなった時の辛さや悲しみがイマイチ伝わって来ない。  恋人役の男にも何か秘密があるのかと思えば、本当にただの一般人で、ラストなんて完全にほったらかし。別れた後も、「何だったんだよ、あの女。トラブルに巻き込まれなかったから、まあいいか」みたいなノリで淡白すぎる。  お目付け役の男のラストシーンも、組織の掟と愛の狭間で、去っていく彼女を殺すかどうかの苦悩や葛藤をもっと描いて欲しい。一度は背中に銃口を向けるが、やはり撃てずに銃を収めた上で「彼女は死にました」と報告させないと。  もう少しキャラ描写とストーリー展開に深みが欲しい。   
[地上波(字幕)] 4点(2005-09-07 20:17:26)
430.  エクソシスト ビギニング 《ネタバレ》 
これも「ビギニング」なんて言う割には、別に神父の過去にも、埋もれた教会にも、「始まり」と言うほどの出来事も無く、これを見たからと言って、特に新たな発見があるような内容ではない。  相変わらず悪魔(サタン?)には迫力や凄みが無く、人間に取り付いて何がやりたいのか分からないし、「とんでもないものが解き放たれた」と言うような恐怖感や絶望感も感じない。  結局、このシリーズはキリスト教の宗教観ありきの恐怖であって、よほど熱心なクリスチャンでもない限り、怖さは感じない。もっと狡猾に人心に忍び込もうとする悪魔の姦計をこそ見せて欲しい。
[DVD(字幕)] 4点(2005-09-06 00:21:10)
431.  6デイズ/7ナイツ 《ネタバレ》 
結局、ハリソン・フォードがちょいと頼れる男の役をやるだけの中途半端なサバイバルアドベンチャー。お粗末な内容ではあるが、辛うじて暇つぶし程度にはなるレベル。このゆるゆるな感じが意外と悪くない。  ただ、せっかく少しは感動させられるはずのラストのセリフにセンスが無い。例えば「これからはややこしく生きる事にした」じゃなくて、自分の気持ちを偽らないと言うなら「シンプルに生きる事にした」でしょ。  また、「家と言うより、小屋だな」と言うセリフに対しては、彼女は「ベッドくらいあるでしょ」じゃなくて、「無人島よりはマシでしょ、ウフフ」じゃないと。
[地上波(吹替)] 4点(2005-08-06 23:11:21)
432.  理由(2004) 《ネタバレ》 
事件の当事者たちにインタビューするという形式でストーリーの全貌が明かされていく。その原作を巧く映像化している独特な表現スタイルは面白い。ただ、内容的にはミステリーではなく、あくまで「社会派サスペンス」。  「空洞化した家族像」とか、「浮遊する不安定な個人」といった現代社会の問題に焦点を絞っているようだが、そういうテーマ自体、今やありがちで、インタビューと言う表現スタイル以外、特に新しい切り口も無く、作品を通しての訴求性や具体的代案にも乏しい。  物語の進行はバラバラで整理されていない関係各位の背景事情を、関係者の口から視聴者に対して説明(開示)していくだけなので非常に作業的だし、映画としての面白みに欠ける。  単に事件の関係者が多いために全体像が複雑になっているだけで、意外な繋がりから新たな謎が浮上したり、「謎が謎を呼ぶ」といった展開が少ないため、序盤の謎に対する因果関係や動機といった、文字通りの「理由」が明らかになるにつれ、ストーリー的にはどんどん盛り下がっていく。正直、中盤以降は退屈で見ているのが辛かった。ちょっと時間的に長すぎるのもネック。この程度の内容なら二時間以内に収めて、テンポで見せて欲しい。  各出演者の演技も「素人にインタビューしている」という設定だからなのか、妙に棒読みで下手クソ。ワザとなのか素なのか微妙なところですっきりしない。  結局、ワイドショーに出てくるような程度の事件をちょっと分割して謎めかしてあるだけで、本格ミステリーのような面白い謎解きが出て来るわけでもないので、その辺での娯楽性や意外性を期待すると肩透かしを喰らう。
[DVD(字幕)] 4点(2005-08-03 19:52:46)(良:1票)
433.  ダブル・チーム
やたら上半身裸になる男たちの挽歌。  内容は無い。以上。  唯一学んだ事は、近くで爆発が起こった時はコカ・コーラの自販機を盾にすると助かるかも知れないという事。
[地上波(吹替)] 4点(2005-07-28 01:19:11)
434.  海猿 ウミザル
<原作未読・映画版のみの評価>  すべてが予定調和ありきの典型的ドラマ。  原作をニ時間前後に手堅くまとめた事を評価するべきかも知れないけど、あまりにもキャラ設定やストーリー展開の脚本構成が、この手のドラマのパターンにはまり過ぎている。  前半、ちょっとした友情や恋愛ドラマ、コメディ要素などを入れつつ、一通り舞台とメインキャラを描いた後は、中盤、仲間の死や恋愛、仕事の破綻と言ったお定まりの「トラブル要素」を与えて物語を引き締め、後半、その悲劇を乗り越えさせることで人間としての「成長」と「感動」を描き、ハッピーエンド、という、あまりにもドラマとして定型化された作りに苦笑してしまうほど。  そのまるでマニュアル化されたような脚本構成は、定番と言うより、もはやワンパターンと言った方が適切(だいたい「海難救助の潜水士を目指す若者たちの物語」と聞いた地点で、全体のストーリー展開や終わり方の見当がつくし、今作もまさにその通りの展開だった)。「潜水士」という単語を変えればいくらでも同じような「感動ドラマ」が作れる。  作家養成学校の教材用としては分かりやすい「教科書」ではあるかも知れないが、こんな形式化された演出パターンが見え見えのドラマで感動することは出来ない。
[地上波(字幕)] 4点(2005-07-14 16:32:52)
435.  マウス・ハント
だいぶ以前にテレビでやっていたので見たけど、良くも悪くもコメディらしいコメディだった。  小動物に人間が翻弄される様を笑うと言うより、人間の愚かしさを笑う作品。  ただ、あまりにも展開が予定調和すぎて、面白味や意外性に欠ける。二度見られる内容ではないなあ。
[地上波(吹替)] 4点(2005-07-14 16:00:21)
436.  ミュート・ウィットネス 《ネタバレ》 
その意図的に演出された古ぼけた映像や緊迫感を煽るアップの多用などから、「サイコ」や「サスペリア」といった、古典的名作スリラーに対するリスペクトは感じるが、それゆえ残念ながら、数ある過去作品の模倣以上のものになっておらず、目新しい切り口や恐怖演出が何ひとつ見当たらなかった。  序盤の映画撮影のシーンがダラダラとしている割りに、その直後の殺人シーンへの持っていき方も唐突で違和感がある。殺人者に追われる者に聾唖者を持ってくるというのも、ちょっと露骨で単純。「真実が伝わらないもどかしさ」を演出したいなら、単に「口がきけないから」じゃなくて、もっと違う演出でアプローチすべき。  所謂マクガフィンとは言え、狙われる理由が「何だかよく分かんないけど、国家の陰謀とかヒミツを知ってしまった」と言うのも陳腐。そのためにロシアを舞台にしたと言うのもこれまた安易。  後半、撮影所に潜入する辺りからは、ほとんどコメディのような軽いノリで、前半の真剣さが損なわれている。あのオチもバレバレ。ホラーやサスペンスとしてどっちつかずな感じで中途半端。
[ビデオ(字幕)] 4点(2005-06-28 19:33:36)
437.  茶の味
何か新しい表現や演出を試みようとする意欲は認めるけど、まだ自己満足の域は脱していない。まるで「オレって変わり者だからさ~」と、自分で変人である事を強調したがる人間を見ているような気恥ずかしさがある。単なる変人の突飛な言動や映像のインパクトで驚かせている段階で止まっていて、そこにもっとヒネリや含みを持たせ、作品の中で不条理以上のものに昇華させる所まで行っていない。それに不条理と言うほど不条理な演出でもないし、非日常と言うにはそこで語られるドラマが日常に寄り過ぎている。  それにこの手の不条理な世界を描く事で、逆に「条理の意味」を見出そうとする方法論は、すでにダウンタウンの松本人志が色々とやってきた事で、それほど目新しいアプローチでもない。設定の理不尽さや笑いのレベルで言えば、やはり松本人志の方がはるかに上。  事実、狙った笑いもそれ程センスを感じるものではない。特に序盤の少年の額から電車が出てくるシーンが、いかにも「斬新な表現でしょ~?少年の心象を映像化したんですよ~」と言わんばかりで鼻につく。  また、そこを狙ったものとは言え、全体的にテンポがゆったりし過ぎていて、無駄に尺が長くなっている。ゆったり感とダラダラ感を混同している気がする。各エピソードにほとんど繋がりが無いのも、余計にまとまりに欠けた印象を与える。「なごみ系」なんてジャンルは、その言葉の響きとは裏腹に、生半可なやり方では表面的な笑いを取るだけで終わってしまいかねない難しいものだと思う。  結局、最終的にホロリとさせる、お涙ドラマに終着するというのも、その狙いが見えてちょっと冷める。
[DVD(字幕)] 4点(2005-06-25 17:24:57)(良:1票)
438.  エイリアンVS. プレデター 《ネタバレ》 
「フレディVSジェイソン」で免疫が出来たから、それほど落胆する事はなかったけど、思っていた通りの中途半端な内容だった。  結局、こういう「夢の共演」に対して見る人は何を期待しているかと言えば、共演者同士の、今作の場合はプレデターとエイリアンの純粋な「異質と異質のぶつかり合い」を見たい訳で。これが異種格闘技なら、ボクサーは相手が誰であれ、あくまで「ボクサー」として戦って欲しいというのがファンの気持ちでしょ。ボクサーが関節技に付き合ったり、ボクシングのテクニックを華麗に駆使する事なく試合が終わったら、やっぱりつまんない。それはもはや「ボクサー」ではない訳で、そうなると「異種格闘」という大前提が崩れてしまう。  今作は、そういう意味で両者の「良い所」を出し切れずに終わっちゃった感じ。戦闘シーンの演出も迫力不足。あんな怪物同士の死闘にしては、まるで凄絶さに欠けている。  また、どうせなら誰が誰の味方とかじゃなくて、人間、プレデター、エイリアンの三つ巴の攻防が見たかったなあ。人間は知恵で、プレデターは機械で、エイリアンは体力でw。  それはそうと長老プレデターさん、どうせならリプリーにも戦士の槍をあげて下さい。その資格ありすぎるでしょ。   さ~て、お次は「ターミネーターVSエイリアンVSプレデターVSジェイソンVSフレディ」か~。夢は膨らむなあ(*´д`*) 
[ビデオ(字幕)] 4点(2005-06-04 20:32:50)
439.  奇人たちの晩餐会 《ネタバレ》 
これはコメディと言うよりはドラマでしょ。タイトルやパッケージの説明から、「ピンクフラミンゴ」並みの、奇人・変人たちの凄まじい饗(狂)宴かと思い、相当に覚悟を決めて見始めたが(笑)、実際は非常に行儀が良く、まるで大人しい優等生的な作品だったのには、さすがにちょっと拍子抜けした。  「バカをバカにするつもりが、その行いの不道徳さゆえに、自分自身が人生のバカを見る」という、よくある含蓄を含んだ因果応報ドラマであり、笑いによって人生哲学を鮮明化させるというのも分かりやすい。  そういう観点でなら別に悪い作品ではないけど、コメディとして見ると、笑いの部分に斬新な要素はまったく見当たらず、「ボケとツッコミ」という基本中の基本に則ったオーソドックスなもの。  それにこの手の「バカがボケて場を混乱させる」というタイプの笑いは、それこそ欧米以上に「お笑い先進国」である日本も昔からやってきた事だしねえ…。笑い慣れしている人にとってはあまりにも笑いの作り方が普遍的すぎて物足りないでしょ。  コメディを媒体に、人間ドラマを際立たせるという点では良質な脚本ではあるけれど、「ボケとツッコミ」というお笑いの基本部分は前時代的でベタベタだし、フランス風味のジョークなど、日本人の感覚として受け付けない部分も多い。   ちょっと評価され過ぎじゃないかと思うので、この辺の点で。
[ビデオ(字幕)] 4点(2005-06-04 19:20:25)(良:1票)
440.  アナコンダ
これ、以前にビデオで見てたのすっかり忘れてて、テレビ放送もしっかり見てしまった(w。つまり二回も見ている訳です、オレは。  まあ、この手のB級映画としては割と丁寧に作ってあって、見ている間はそれなりに楽しめる。アニマルパニック映画(?)の系譜としては及第点。  ただ、さすがにストーリー展開もオチも何もかもが、あまりにも予想通りで、笑っちゃうほど。はっきり言って、時間つぶし以上の価値は無いです。二回も見ている訳ですが、オレは。
[地上波(吹替)] 4点(2005-05-21 22:02:40)
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