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TMさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1492
性別 男性
ホームページ http://orionsforever.at.webry.info/
自己紹介 結構いろんなジャンルを見ています。
基本的にしょうもない作品は最初から見ない、もしくは途中で断念しますので高得点をつけることが多いと思います.
 原則として鑑賞直後の印象を書きとめるようにしています。
(基本的に最高点は8点です。それに+α要因があるものについては9点乃至10点をつけております。)



※映画館で見た映画は若干甘い採点になっているかもしれません

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441.  となり町戦争 《ネタバレ》 
 非常に地味な作品ではありますが、その事が逆に議会制民主主義の限界や、戦争というものの実態を浮き上がらせていて恐ろしさを感じさせましたね。   隣町との戦争という題材にしているので「こんなのあり得ない」と感じてしまいますが、良く考えると実際起こっている戦争にしてもそう大差がないことに気づかされるはずです・・・・。   しかし、岩松了の胡散臭さ全開のキャラクターは素晴らしかったですね(いろんな意味で)。 
[DVD(邦画)] 7点(2007-11-09 18:17:12)
442.  少女ヘジャル 《ネタバレ》 
クルド問題は、毎日のようにニュースに出てくるにも関わらずイマイチ良くわからなかったのですが、この作品を観てトルコではクルド人という人種の存在自体が否定されている(た?)事実をはじめて知りました。まあ、この問題についてはトルコ側とクルド人側それぞれの言い分があると思いますが、あるクルド人が語る「我々はトルコ軍とゲリラの板ばさみだ」というセリフがありましたが、力による解決は難しいでしょうね・・・・。  作品としては、ヘジャル役の子の健気な演技も光っていて心温まる良い映画だと思いました。 
[DVD(吹替)] 8点(2007-11-08 18:51:49)
443.  幽閉者 テロリスト 《ネタバレ》 
 見ている方もある意味拷問を受けているような非常に重苦しい映画でした。田口トモロヲの鬼気迫る演技は見事です。ただ、画像がテレビの再現映像みたいで非常に安っぽかったのが残念でした。  テルアビブ空港事件について知識が無いと、おそらく訳がわからないと思いますので、予備知識は入れておいた方が良いと思います。
[DVD(邦画)] 5点(2007-11-06 09:34:15)
444.  クワイエットルームにようこそ 《ネタバレ》 
 素晴らしい作品でした。精神病院を舞台にしている作品ではありますが、「カッコーの巣の上で」のようにその非人間性を告発するわけではなく、そこで起こるいろいろな出来事の中で、自分を取り戻す過程を描いたストーリーです。「認めたくない自分を認める」ことが大切なのかなという感想ですね。   松尾監督らしくユーモアに溢れた作品です。但し、それはあくまでもオブラートであって溶けるまでは非常に楽しめますが、徐々に中から重いテーマが出て来るんですよね・・・・・。最初は笑い声で溢れていた映画館内が最後は沈黙に包まれていました。観終わった後なんかは、まさに入院生活から退院した時のような心境になってましたね。  しかし、主役は内田有紀で良かったです。演技の素晴らしさはもちろん、蕁麻疹やゲロまみれの姿でも鑑賞に堪えうる女優はそうそういませんから。今後も再ブレイクを期待したいですね。    蒼井優についてはもう何も言うことはありませんね。あのオーラをこれからもずっと維持していってもらいたい、それだけです。    日々の生活に精神が痛めつけられていると感じている人に是非見てもらいたい作品です。 
[映画館(邦画)] 9点(2007-11-04 22:02:42)(良:3票)
445.  突入せよ!「あさま山荘」事件 《ネタバレ》 
 あさま山荘事件を警察サイドから、生々しく描いていて非常に面白かったです。連合赤軍以外にも、マスコミや世論、そして警察自身と戦わなければならなかった大変さが伝わってきました。しかし、これだけの大事件にも関わらず、縄張り意識やメンツ、肩書きなどに拘りまくっている警察組織の状況を見せられると非常に暗澹とした気分になってしまいますね・・・・・。    ちなみにこの作品には、連合赤軍の姿(人物・思想等)は殆ど出てきません(銃口くらい)。是非、逆に警察の姿が殆ど出てこない若松孝二監督の「実録・連合赤軍」と合わせて見ることをお勧めします。
[DVD(邦画)] 9点(2007-11-04 20:32:46)
446.  サンキュー・スモーキング 《ネタバレ》 
金と口にものを言わせた情報操作をユーモアを交えて描いている、なかなか風刺が効いていて面白い作品でした(Mod特捜隊は中々笑えます。)。  まあ、アメリカは自由競争の国ですから、自分たちの収益の為なら何でもありなのかなという印象を受けましたね。何というか、すべてが「金」のために動いているように見えて嫌な感じですね(まあ、日本も段々そうなってきていますけど・・・・・)。 
[DVD(字幕)] 7点(2007-11-04 20:04:32)
447.  陽はまた昇る(2002) 《ネタバレ》 
 サラリーマン必見の作品ですね。これを観たら絶対に「よし頑張ろう!」と思う筈です。いろいろな教訓を含んでいる良作です。   ただ、ちょっとVHS側に立ちすぎていて、まるでベータが悪で、VHSが導入されて良かったみたいな風にもとれる感じがするのが、元ベータユーザーで、ベータが無残に駆逐される様を身を持って体験した私にとってはちょっと面白くありませんでしたけど。(レンタルビデオ屋に行っても、VHSばかりでベータなんて殆ど置いてませんでしたからね・・・) 
[地上波(邦画)] 8点(2007-11-01 18:48:23)
448.  実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 《ネタバレ》 
 第20回東京国際映画祭で鑑賞しました。凄い作品でした。上映時間が3時間10分と聞いて、ちょっと長いなと思ってましたが、実際観てみると非常に密度の濃いストーリーに惹きこまれあっという間にラストになっていた感じですね。連合赤軍事件について詳細に描かれているのは勿論のこと、その結成までの流れや時代背景までも触れているので私のようなリアルタイムでは知らない人間でも、非常にわかりやすい作りになっています(用語等は難解なものもありますが)。特にクライマックスの「あさま山荘事件」での山荘内部の状況を描いていて非常に興味深かったですね。    戦後の日本(勿論現在も含む)を総括する意味でも、この作品は多くの人に観てもらいたいです。       
[映画館(邦画)] 10点(2007-10-26 23:37:24)
449.  スターリングラード(2001) 《ネタバレ》 
 正直観る前はあまり期待していなかったんですが予想以上に面白い作品でした。   ヒトラーのナチスドイツとスターリンのソ連という2大独裁国家の戦いということで、とにかく戦闘シーンは非人間的で残酷な描写となっています。敵側のナチスはもちろんのこと、主人公達の側であるソ連についても退却したり逃亡したりする自軍の兵士を射殺しまくったり、上層部はスターリンの粛清に怯え、それを避けることを第一に考えているような連中ばかりですし・・・・・。ドイツ・ソ連のどちらが勝っても負けても地獄が待っているような極限状況の描写は非常に迫力がありました。   こういった、戦争の悲惨さを描くだけでなく、そこにアクション映画的な要素(敵役のドイツ軍のスナイパーを演じるエド・ハリスが本当にハマリ役で素晴らしいです)や人間ドラマが上手く噛み合っていて娯楽作品としても良く出来ています(ちょっと、日本の戦記物アニメの印象に近いかもしれません)。   ラストは、いわゆる「ハリウッド・エンディング」でちょっとイマイチでしたけど、お勧め作品ですね。 
[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-10-16 17:54:49)
450.  松ヶ根乱射事件
「昭和の日本映画」平成脱力バーションという感じですね。田舎の閉塞感をゆるーく描いていて、可笑しくもちょっと恐ろしい映画に仕上がっています。ストーリーを追うというよりも、山下監督の秀逸な人間描写を味わいながら鑑賞しました。  まあ、非常に地味な作品ではありますが、じんわりと良さが沁みこんでくる・・・・そんな映画です。 
[DVD(邦画)] 7点(2007-10-14 18:39:30)
451.  ダスト 《ネタバレ》 
神話や伝説というものがどのように作られていくのかを映像化した作品ですね。中々斬新で面白い視点で作られた映画だと思いました。  まあ、過去のシーンは昔話をしている者の脳内イメージを映像化したような感じなので、兵隊の人数が200人から20人へと急に減ったり、現代の音楽が流れたり、飛行機が飛んだりとまるで劇中劇のようになっています。  「ビフォア・ザ・レイン」といい、この作品といいミルチョ・マンチェフスキー監督の映像感覚は素晴らしいですね。 
[DVD(吹替)] 7点(2007-10-14 18:07:22)
452.  INTO THE ARMS OF STRANGERS ホロコースト:救出された子供たち 《ネタバレ》 
 非常に貴重なドキュメンタリー作品だと思います。  ナチスのユダヤ人迫害からせめて子供だけは逃がしたいと思う親心と、自分は親から捨てられたのではないかと疑う子心のすれ違いが非常に切なかったですね・・・・。ある日突然自分が学校やほかの友達から切り離されてしまう存在になってしまうなんてことは、子供にとっては余りにも残酷な仕打ちですよね・・・・(大人ならある程度予測はつくのでしょうけど)。  しかし、救助された子供たちの何倍(150万人とも言われています)もの幼い命が奪われてしまっているんですよね・・・・・・。 
[地上波(字幕)] 6点(2007-10-08 21:09:47)
453.  エンパイア・オブ・ザ・ウルフ 《ネタバレ》 
「ヨーロッパ最大のタブーに挑む! 」という謳い文句に釣られて鑑賞しました。トルコの極右テロ組織「灰色の狼」がそのタブーであるようなんですが、まだ題材として名前を出すのが精一杯という感じを受けましたね。  「移民大国」フランスのトルコ人社会の裏側(どこまで真実かは知りませんが)を描いているのは非常に興味深かったです。  まあ、ジャン・レノの良くわからない立ち位置、なぜかトドメを刺さない敵達、非常に無理やり感が強いラストのアクションシーン等々突っ込みどころは多かったですが、最後まで飽きずに見ることはできました。
[DVD(吹替)] 7点(2007-10-08 20:13:16)
454.  アララトの聖母 《ネタバレ》 
 ヒトラーはユダヤ人虐殺を決める際に「誰がアルメニア人虐殺を憶えている?」と語ったと言われていますが、この映画はその「アルメニア人虐殺」について劇中劇という形を取りながら現代に伝えている映画です。   劇中劇という形式をとることによってこの問題について説明を加えながら話が進んでいくので、殆ど知識が無くても理解しやすい内容になっています(プロパガンダ的な感じもしますけど)。まあ、例えれば「パッチギ!」の設定をトルコとアルメニアに置き換えたみたいな感じと言えばわかり易いですかね(作風や内容はぜんぜん違うので、暴論かもしれませんが)。   しかしまあ、日本も同様の問題を抱えていて決して他人事ではない話なんですよね。未だに「憎しみの連鎖」を断ち切れずにいる人類の現実には目を背けたくなります・・・・・。   非常に、白黒つけるのが難しいテーマであり、いろいろと考えさせられる映画でありました。 
[DVD(字幕)] 8点(2007-10-06 22:29:17)
455.  ピアニスト 《ネタバレ》 
なんというか、ある程度の年齢に達した人間の心の傷や闇を暴き立て、そこに塩をすりこむような嫌らしい作品ですね・・・・。しかし、イザベル・ユペールの迫真の演技などもあって、心をつかんで離さない不思議な魅力を持つ映画です。後味は悪いですけど・・・・・。  まあ、あんまり自分を抑えこんでしまわず、ほどほどに生きていった方が良いということなんでしょうね。 
[DVD(吹替)] 7点(2007-10-06 21:33:49)
456.  あなたになら言える秘密のこと 《ネタバレ》 
 正直、「この邦題はどうなんだ?」と観終わった直後は思いました。「イザベル・コヘット監督作品の邦題はこの路線で行こう!」という方針なのかも知れませんが・・・・。この邦題から秘密の内容を勝手に「酷い失恋をしたのかな?」とか「自分の過失で大切な人を失ったのかな?」とか想像してしまっていたので、実際に秘密が明らかになった時は、爆弾を落とされたかのような衝撃を受けてしまいました・・・・・。   ただ、良く考えてみると、この感覚はまさにティム・ロビンスが受けたものと同じなんですよね。彼も恐らく軽い気持ちでハンナの秘密を聞き出そうとしていた筈ですから・・・・。そして、最初は第三者的にストーリーを追っていたのが、秘密が明らかになってからは完全にティム・ロビンスとシンクロしてしまいました。そう考えると、この邦題はこの邦題でありだなと思いますね(そこまで考えてるのかどうかは知りませんけど)。   今も、この世界のどこかで争いは起こっていて、ハンナのような秘密を抱えて生きている人が大勢いるということを決して忘れてはならないし、再び同じような過ちを犯さないようにしないといけないというメッセージが強く伝わってきましたね。   この監督の作風やセンスには脱帽です・・・・・。非常に重いんですけど、観終わった後不思議と爽やかな気持ちになった作品でした。 
[DVD(字幕)] 8点(2007-10-05 18:47:06)
457.  コールド マウンテン 《ネタバレ》 
 オールスターキャストによるアメリカの時代劇という感じですね。まあ、基本的なストーリーラインは結構ベタなんですが、ところどころで生々しい描写があったりして、単なる恋愛ドラマでは終わっていません。  それと、レネー・ゼルウィガーの存在は大きいですね。彼女が登場してから、作品に何となく活気が出てきましたからね。  あとは、大画面で見たいと思わせる美しい自然の映像が印象に残りました。 
[地上波(吹替)] 6点(2007-10-05 17:46:30)
458.  ロード・オブ・ウォー 《ネタバレ》 
 派手な戦闘シーンこそありませんが、戦争というものを当事者達とは別の一面からわかり易く描いていて非常に興味深い作品でした。   兵器産業という業界が存在する限り、世の中から紛争は無くならないということなんでしょうね。まるで、自動車をセールスするかのように兵器を売り歩くニコラス・ケイジの姿がフィクションでは無く事実に基づいていることに暗澹とした気分にさせられます・・・・。    最後に流れる「最大の武器供給者は米、英、露、仏、中である。この5か国は国連安保理の常任理事国でもある」というテロップは非常に重いですね。映画としては、とても面白い作品となっているんですけどね・・・・・。(しかし、オープニングの銃弾の製作から使用されるまでの一連の流れはユーモラスですけど恐ろしいですね。) 
[DVD(字幕)] 8点(2007-10-02 12:47:00)(良:1票)
459.  お父さんのバックドロップ 《ネタバレ》 
 ボクサーものの映画は良くありますが、プロレスラーやその家族の映画って伝記物を除けばそんなにないですよね・・・・・。この作品の時代にまさにプロレス好きだったので、非常に懐かしさを感じましたね。本気で、プロレスこそが最強の格闘技だと信じていましたからね・・・・。あの、ラストの異種格闘技戦なんて内容や結果は違いますけど、猪木対ウィリーを思い起こさせますからね(試合会場には「極真」の大きな文字が!)。もう、本当に当時の空気が一瞬甦った感じでしたね。  ただ、試合前のマイクパフォーマンスはちょっと狙いすぎでしたね(まあ、その後の南方英二のツッコミは絶妙でしたがw)。  関西を舞台にしたのも中々良かったと思います。笑って泣けて、ノスタルジーに浸れて・・・・楽しい映画でした。 
[地上波(邦画)] 8点(2007-09-27 18:35:16)(良:2票)
460.  蝉しぐれ
ストーリーは、何となく現代のサラリーマン社会にも通じるものがあって非常に面白かったです。時折映る自然の姿も美しく、心癒されるものがありました。  ただ、一部のキャスティングや演出にちょっと違和感を感じましたね・・・・(ふかわりょうは意外に良かったですけど)。 
[地上波(邦画)] 7点(2007-09-26 18:32:43)
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