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やましんの巻さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 731
性別
自己紹介 奥さんと長男との3人家族。ただの映画好きオヤジです。

好きな映画はジョン・フォードのすべての映画です。

どうぞよろしくお願いします。


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人生いろいろ、映画もいろいろ。みんなちがって、みんないい。


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521.  渚のシンドバッド
ゲイであることをカミングアウトしつつデビューした橋口亮輔監督の長篇2作目は、何といっても浜崎あゆみの鮮烈な演技によって記憶され続けるのでしょう。が、別に同性愛がどうのこうのといった下世話な部分以上に、生き方が不器用な青春の肖像を、終始一歩引きながらも温かく見つめ続ける作り手の視線が素晴らしい。素直に感動し、少し胸が切なくなる佳作です。ただ、いつも思うんだけど、橋口監督ってどうして女優を必要以上にダサく撮るんだろう? ここでも、あゆみ嬢はチンケなイモねえちゃんだし…(それがまた良かったりするんだけど…って、フォローになってませんね。ハハ…)
8点(2003-07-23 12:01:38)
522.  スパイ・ゾルゲ
篠田監督に言いたい、本当にこの映画で引退していいのか! と。最初から最後まで昭和史の絵解きに終始して、ほとんど紙芝居状態。監督は「映像による歴史の再現」をめざしたのでしょうが、確かにCGを駆使した昭和の風景は時に感心もさせられるけれど、それが何ら登場人物の、ドラマの背景たり得ていないとすれば、空疎なだけじゃないですか…。ラスト、「イマジン」のインストゥメンタルが、歌詞の字幕とともに出てきてこれが締めくくりとは、一体何が言いたいのか、その真意すら了解不能です。『少年時代』を愛する者として、篠田監督には猛省を促し、本当に「映画」らしい映画を撮っていただきたい。
3点(2003-07-22 16:06:35)
523.  野性の少年
ここでは、役者としても登場するトリュフォー監督の存在感にバラの花束100万本をあげたい。生まれた時から孤児で、言葉もしゃべれない野生児の少年に、親から見捨てられていた自身の幼少時代を重ねつつ、自らは理想的な”教育者=父親”を演じるトリュフォー。スピルバーグがこの映画を見てトリュフォーを『未知との遭遇』への出演を依頼したっていうのも、ホント良くわかる。素晴らしい!
10点(2003-07-17 19:30:23)
524.  世にも怪奇な物語
大方の皆さんも同様でしょうが、フェリーニ編は最高! もう文句なしの満点をあげていい素晴らしさ。で、ロジェ・ヴァディム編が、ジェーン・フォンダ(めちゃ艶っぽいです)が実の弟であるピーター・フォンダに欲情するというアブナイ設定がなかなかなれど、出来自体は3点がせいぜい。さらに、ルイ・マル編もフツーに面白いけど、全然食いたりないんで5点か。(10+3+5)÷3=6あたりが、まあ妥当かと。でも、ゴージャスな映画だよね。この監督、出演者の顔ぶれだけで見てソンはないんじゃないですか。
6点(2003-07-17 19:20:02)
525.  ジョン・カーペンターの要塞警察
初見参はテレビだったのだけど、もう画面に釘付け状態。この陰惨な現代版『リオ・ブラボー』には、確かにジョン・カーペンターのすべてがあるなあ。あの主人公なんて、完全に『ニューヨーク19997』や『エスケープ・フロム L.A』のスネークだし。何なら、カート・ラッセルを主演に、これを”スネーク三部作”のひとつとしてリメイクすればいいのに…などと、思ってしまうのですが、どう? とにかく、カーペンターはやはりいいなあ。暗いくせに、ヘンテコなユーモアもあるし。あらためてリスペクト!
8点(2003-07-17 14:19:11)
526.  嵐が丘(1992)
はっり言って、この程度の代物にレイフ・ファインズと坂本龍一は勿体なさすぎる。ほとんどテレビの水準の安い演出で、原作の香気もなにもない、単なる絵解き芝居じゃん。ジュリエット・ビノシュは…この程度の作品で十分なイモ姉ちゃんぶりでございます。ガッカリ…。
4点(2003-07-16 17:26:26)
527.  アビス(1989)
キャメロンの映画って、いつも男は女の尻に敷かれてますなあ。特に本作のメアリー・エリザベス・マスラントニオは、とにかく”男前”なヒロインぶりで大好き。なんだけど、作品そのものは、キャメロンにしちゃユルイかなあ。まだキャメロン組だったマイケル・ビーンのパラノイアぶりは、なかなかのものだったと思います。合掌。
6点(2003-07-16 17:18:05)
528.  青いパパイヤの香り
いいムードだし、映像もキレイなんだけど、やはりあまりに何もかもが美化され過ぎている感も…。つまり、男から見た女性像とフランスから見たアジア像という2つの「オリエンタリズム」が、どうにもちらついてしまうんだな。決して嫌いな作品じゃないんですけどね、素直になれないや。主人公は、少女時代も大人になってからも、最高。ベトナム女性は魅力的だなあ…って、こういう見方がそもそもこの映画と同レベルか。
6点(2003-07-16 16:43:17)(良:1票)
529.  アウトロー(1976)
家族を殺された主人公が、いつしかはぐれ者たちによる「疑似家族」を作って一緒に旅をしていく。このあたりにイーストウッドらしい屈折した家父長制としてのヒロイズムを見る思い…なんちゃって。とにかく、カッコイイ、深い、面白い、の三拍子揃った大傑作!! ソンドラ・ロックも(この映画の時は)メチャ可愛いぞ!
10点(2003-07-16 16:33:03)
530.  アウトブレイク 《ネタバレ》 
うーん、オープニングは「おおっ!」と期待させられたんだがなあ…。一匹の猿が媒介となって伝染病がまん延していくあたりの展開も、その後の町全体が隔離されてのパニック描写も、十分説得力あり。が、ダスティン・ホフマンの主人公がヒーロー然としてくる後半の薄っぺらなご都合主義には、どなたかもおっしゃっていたが、最も安易なハリウッド調を見た思い。だいたい、あんなに早くワクチンなんて出来るものなのか? …にしても、ケビン・スペイシーって助演の頃から目立ってやがんの。
5点(2003-07-16 16:25:35)
531.  英国式庭園殺人事件
フフフ、英国の鬼才監督も、ここじゃボロクソですなあ。ぼくもグリーナウェイはむしろ大ッキライな御仁だけど、この長篇デビュー作は、それ以降の嫌味な韜晦趣味よりも、よりストレートな才気と気負いがワンカットごとにほとばしっていて、ぼくはそれなりに興味深く見ました。もちろん、単純に面白がれるって代物じゃないですが。知的パズルめいた構成を、知ったかぶって楽しみましょう。
8点(2003-07-15 15:02:30)
532.  永遠と一日
必ずしもアンゲロプロスの映画なら何でも肯定する者じゃないけど、この作品だけは心の底から感動し、たぶん一生忘れられないだろうな。いつもは大文字の「歴史」が否応なく「個人」の運命を翻弄する…てな図式性=観念性が鼻につくところもなきにしもあらず。が、ここではひとりの知識人の内面の「孤独」だけが、きわめてヴィヴィッドに、そして人間的な共感を込めて描かれている。特に、主人公の初老の男が、去りゆく難民の少年に「もう少し一緒にいてくれ!」とすがる場面で胸が張り裂けそうになった…。先入観なしで見てください。ほんと、素直に”良い”映画ですから。
10点(2003-07-15 14:51:24)
533.  東京物語
日本はもちろん、世界的にもトーキー以降の最高傑作だとぼくは信じています。それ以上、何を多言する必要がありましょう。そして、原節子はぼくにとっても永遠の存在です。世の中から映画が失われても、この1本さえあればいいです。ぼくは。
10点(2003-07-15 14:36:17)(良:1票)
534.  チャーリーズ・エンジェル フルスロットル
CGまみれのムチャクチャご都合主義な展開は、ほとんど往年のギャグ・アニメみたい。作品的にはお世辞にも完成度が高いとは言えないけれど、いやー、3人の”エンジェル”を演じぇる(…ハハ、親父だねえ)女優たちの何と楽しそうなこと! 彼女たちを悪役のデミ・ムーアと闘わせるというアイデアだけで、もうカネ払ってもオツリがくるってもんだ。それに、いろんな映画のおバカなパロディが次々と登場するものの、そこには作り手のピュアな愛情が感じられるし。このMcGって監督、ほんと映画狂なのね。特に『雨に唄えば』がお気に入りのご様子。うん、いい趣味してんじゃん。少なくとも『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟みたいな単なるオタクじゃない分、好感度大!
7点(2003-07-15 14:29:51)(良:1票)
535.  水の中の八月
90年代に商業映画の世界に復帰した石井聰互監督の、今のところぼくが最も好きな映画。J・G・バラ-ド的な終末感に彩られながら、ひとりの少女が世界を救うという『ナウシカ』的ストーリーは、驚くほど美しいイメージの連続で陶然とさせてくれます。日本映画でここまで美しい映像を見せてくれるのは、間違いなく石井作品だけだ。
9点(2003-07-14 18:31:10)
536.  白痴(1999)
坂口安吾の原作をパラレルワールドもののSFのごとく大胆に(しかし物語はあくまで忠実に!)映像化した手塚真の野心が、すべてに成功しているとは言い難いけれど、見る者をその熱気で引っ張っていく。若い監督が小手先の才気を弄するばかりの作品に自閉するなか、彼の壮大な「ひとりよがり」は、一種爽快ですらある。ぼくは断固支持するぞ! とにかく、オープニングのぶっ飛び方にどうぞ驚いてくだされ。好き・嫌いは別にして、こんな映画、今までなかったから。
7点(2003-07-14 18:04:12)
537.  ローカル・ヒーロー/夢に生きた男
そう、まさに見る者をしみじみと幸福感に包んでくれる至福の1本ですよね。主人公の俗物青年が小さな村の人々のなかで暮らすうちに、いつしか「人生にとって最も大切なもの」に気づいていく…と言う展開自体はありがちなれど、不思議なユーモアと詩情が入り交じった語り口に、クスクス、ホロリ。ビル・フォーサイスという監督は、本物の才人じゃないかな。ちなみに、マイケル・J・フォックスの『ドク・ハリウッド』はこの映画の影響ありありですよ(出来は…だけど)
10点(2003-07-14 17:53:12)(良:1票)
538.  インド夜想曲
それまでハードボイルドもどきの犯罪映画なんかでお茶を濁していたアラン・コルノ-監督が、別人のごとき冴えを発揮。とある人物を探して彷徨を続ける男(だが、探しているのは一体誰なのか。あるいは、彼自身?)を追うキャメラのけだるいというか、アンニュイなタッチが絶妙でありました。ジャン=ユーグ・アングラードも、ドンピシャのはまり役。個人的には、彼の代表作じゃないかと。
8点(2003-07-14 17:44:55)
539.  学校の怪談4
あまりの低評価ぶりに、いささかカッとなっての満点献上。ホラーだとか、子供騙しだとか、そういった以前に切なく、そして心優しい珠玉作品じゃないですか! 何十年も前に死んだ子供たちは永遠に子供のままで、ひとり生き残った男の子が老人となって再会する。そこに生と死の間にあるどうしようもない”断絶”を漂わせて、でもそれを乗り越えるのが「死者を忘れないこと。記憶のなかで彼らは生き続ける」ということだ、と教える本作に、ぼくは感涙しきりだった。シリーズ中でも、最も地味な印象は否めないけど、ここ最近の日本映画じゃ最も美しい1本だと、ぼくは本気で信じております。松之助師匠、絶品!
10点(2003-07-14 15:09:01)(良:3票)
540.  愛すれど心さびしく
カーソン・マッカラーズというアメリカ南部出身の女性作家による長篇小説『心は孤独な狩人』を映画化したもの。聾唖の男が小さな町にやって来て、周囲の人々は彼の優しさや温かさに心を癒されていく。が、聾唖の男は唯一の友人が死んだことでことで自殺。その時、彼に救われた人々は、ようやく誰も彼の孤独を理解してあげようとしなかったことに気づく…。という、救いのないストーリーではあるんだけど、映画は全編ナイーブな叙情と感傷に包まれていて、全編涙なくしては見られない。原作に比べて甘過ぎるという感じは否めないけれど、こんなにも繊細で美しい語り口の映画も、そうはないでしょう。主演のアラン・アーキンが素晴らしく、本作でデビューしたソンドラ・ロックも、ボーイッシュで傷つき易い美少女を好演しています。
10点(2003-06-30 18:28:29)(良:1票)
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