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Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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521.  君がいた夏 《ネタバレ》 
ごくごく単純で何のひねりもない青春回想ものなんですが、こういうのはそれでいいのです。主人公の従姉があくまでも「憧れの女性」であって、初恋風味全開にならないのが、あとの切なさを高めています。ジョディ・フォスターは、頭の切れる才人系の役もいいのですが、こういう田舎のお姉ちゃん的な役も意外に合ってますね。デヴィッド・フォスター節満載の音楽に+1点。ただ、作品の締め方はもう一工夫欲しかった。
[DVD(字幕)] 7点(2010-03-03 23:51:23)
522.  真昼の暗黒 《ネタバレ》 
前半は事実経過をそのまま追った感じで、例えば主人公達が拷問にあったということは分かってもそれによってどんな心理変化が起こったのかということは深く突っ込まれていない。しかし、高裁の最終弁論で、映画の枠内としてはぎりぎりの時間をとって、検察主張の問題点を明快に指摘していること、そしてあまりにも有名なラストシーンで、作品としてのインパクトを残している。何よりも凄いのは、これが実際の事件がいまだ上告審係属中に発表されたものであること。これぞ映画人の気骨。
[DVD(邦画)] 7点(2010-02-05 04:20:56)
523.  聖獣学園 《ネタバレ》 
所詮はB級エロ作品なんだろうと思ったら大間違い。欧米でもお目にかからないんじゃないかというほどのとんでもない暴走アンチクライスト作品です。こんな内容でそもそも映画を製作できて、しかも堂々と公開できたということ自体が驚きです。修道院内が舞台で登場人物の大半はシスターなのですが、善玉のシスター陣は最初から最後までひたすら無意味に辱められ、悪玉の方はその凌辱行為を心底楽しそうに、というか使命感に満ちて真剣に行っています。制作者はそれ以外のことは何も考えていません。そして、カメラや演出も実はちゃんとしており、クライマックスのシスターの1人の強制放尿シーン(!)なんて、時計の針や周囲全員の表情を執拗に捉えるこだわりぶりに目まいがします。本作が主演デビューの多岐川裕美様もしっかり脱がされまくってますが、上半身裸の状態で茨のムチを巻かれ、その棘が乳房に食い込んで血が流れるショットなんて、美学すら感じてしまいます。いろんな人のいろんな執念が凝縮された純度高すぎの一作。
[DVD(邦画)] 7点(2010-02-05 04:00:12)
524.  (500)日のサマー 《ネタバレ》 
この作品が新鮮なのは、いったん2人の関係が終わった後に、さまざまな仕掛けで復縁を予感させておいて(冒頭の「488日目」のシーンからしてそう)、しかもそれをあっさり否定していること。凄くリアリティがあります。その上で、主人公が一番大事な点に気づいて次のオータムちゃんに向かうという二段オチによって、この作品は現実味のあるファンタジーとして見事に着地しています。同じシーンを見方を変えて繰り返したり、期待(妄想)と現実を同時並行したりと、悩める主人公のぐるぐる回る頭の中を誠実に映像化しているのも、後からじわじわと効いてきます。
[映画館(字幕)] 7点(2010-01-31 12:34:42)
525.  何がジェーンに起ったか? 《ネタバレ》 
ほとんどのシーンは家の中で、閉塞的な空間の中に陰湿な描写が延々と続く。ジェーンにくっついて外に移動したとしても、彼女はさっさと用事を済ませ、またこの閉塞空間に戻ってきてしまう。演出力の高さやカメラの巧さも加わって、もう止めてくれ~状態。しかしラスト10分間で場面は一気に青空の下に移動し、それと並行して、それまでのシーンが一気に色を変える。単に残虐非道なだけではなかった、哀しみをたたえた憎み合い。そんな緊迫感があったら、役者陣もやりがいがあっただろう。
[DVD(字幕)] 7点(2010-01-27 22:57:10)
526.  略奪愛 《ネタバレ》 
この作品は、もともと、フジ系の2時間ドラマ「となりの女」として放送されたものなのです。あまりに出来が良かったので、脚本を一部修正して映画化されたということです。「となりの女」は、原田美枝子・奥田瑛二・南條玲子というキャストで、「危険な情事」的展開をベースとしつつも、主人公が段々とおかしくなっていき、かつその中でも孤独と哀切を感じさせる描写が実に見事で、ビデオに録画したのを何回も見ました(DVD化してほしい)。さて、「となりの女」と本作の最大の違いは、こちらでは、本妻が夫の浮気に途中で気づき、しかもその相手も特定し、夫に対してそれを明確に追及しているということです。そのため、三者間の心理的やりとりの綾の部分が削がれることになり、結末のインパクトを弱めています。また、「となりの女」では、ラストのところで、主人公が包丁を手に歩み寄る→夕方、夫がいつものように帰宅する→返り血まみれの主人公が洗濯物をたたんでいる→カメラが一人称で動き、血まみれの包丁と本妻の遺体が視界内に入る、という流れ(しかもこの間台詞なし)のフィニッシュが強烈だったのですが、こちらでは、主人公と本妻が延々ともみ合いになったり、不審を感じた夫がただちに家に急行したりと、三流のサスペンスもののような締め方になってしまっています(何でそんな改変をしたんでしょうか)。というわけで作品としては大きく落ちてしまうのですが、「となりの女」の存在を後世に残した価値はあまりにも大きいので、それも含めてオマケ。
[DVD(邦画)] 7点(2010-01-16 23:05:04)
527.  旅の重さ
何といっても一番良いのは、背景の説明をほとんどカットして、余計な台詞や余計なシーンも入れず、主人公の表情、行動、そして現場各地の風景にすべてを託していること。それによって、主人公の旅に向けた初期衝動やその中での感性が、瑞々しく、直接的に伝わってくる。あれこれ考えすぎない方が映画は良いものになるという好例。また、当時19歳でデビュー作であるにもかかわらず、風景負けしない存在感を持ち、三國連太郎や高橋悦史相手にもきちんと渡り合っている高橋洋子の好演が作品を大きく支えていることはいうまでもない。
[DVD(邦画)] 7点(2010-01-10 04:32:18)
528.  東京裁判
ひたすら地道に誠実に記録映像と事実の叙述を積み重ね、しかもそれを膨大な量にもかかわらず系統的に分かりやすく整理している。基本を大事にした一流のドキュメンタリー作品だと思います。この分量でも東京裁判の全体像からしたらごく一部の要約にすぎないのでしょうが、それでも、見た者を「その次」に進ませるだけの力があります。最初から最後まで力強く進む佐藤慶のナレーションも白眉(彼は翌年、大河ドラマ「山河燃ゆ」でよりによって田中隆吉役をやるのだが、どんな気分だったんだろう・・・)。
[DVD(邦画)] 7点(2010-01-02 05:18:30)
529.  ボビー・フィッシャーを探して
ジョー・マンテーニャもキングスレーもフィッシュバーンも、そしてもちろん主演の彼も良い演技をしているのだが、何といってもジョアン・アレンの画面引き締め力が圧巻!その辺にすっと立って視線を一つ動かすだけで、場の雰囲気をすべて形作っています。1シーンだけ登場のローラ・リニーにも注目したいところ。演出面でも、駒音とチェスクロック音の重なりで緊迫感を出す手法、画面上の丁寧な光と陰の作り方、クライマックスの間の取り方など随所にこだわりがあり、単なる物語の叙述にとどまらない一つの世界を創りあげています。
[DVD(字幕)] 7点(2009-12-14 00:48:51)
530.  ブラックブック 《ネタバレ》 
見ているときは先の見えない展開を面白く見ていたのですが、結局はエンターテインメント作品の枠を出ていないんですよね。牢獄に突入して救出するシーンでも、突入もあっさり成功、官憲側の反撃もあっさり成功。同種の例はほかにもいろいろあります。これではいくら物語上の障壁を周到に準備していても、全体が予定調和的に見えてしまいます。主演の女優さんの力の入った演技に+1点。
[DVD(字幕)] 7点(2009-11-25 02:40:19)
531.  白バラの祈り/ゾフィー・ショル、最期の日々 《ネタバレ》 
ただビラを撒くだけで、命がけであった時代と場所がある。そのことを誠実に明快に伝えているという一点において、この作品は後世に残る価値がある。取調官の尋問の丁寧に時間をとったやりとり、ほかにぶれずに身柄拘束下の主人公を淡々と追い続ける描写に、この崇高で神聖な意志に対する制作者の真摯な鎮魂の念が表れている。
[DVD(字幕)] 7点(2009-11-19 02:41:27)
532.  長い散歩 《ネタバレ》 
無駄な台詞を極力削った静謐な雰囲気が心地よい。短時間の回想が持つ切れ味や、そこから導き出される主人公の逃避行への決意の固まりの描写も見事。子役の演技もかなりのレベル(虐待のシーンなんて、演技が前提であっても、あの年の子には普通は精神的に辛いのでは)。主題歌の「傘がない」のカバーも出色の出来。と、見ているときは良い点ばかりが目につくのですが、それでも食い足りない印象が残るのは、「旅に出るまで」の描写の丁寧さに比べ、そこから後がテンションが下がっているからでしょうね。刑事が街中で追いかけてくるシーンなんて、「止めてくれ~」と叫びそうになりました。
[DVD(邦画)] 7点(2009-11-05 02:06:25)
533.  松川事件 《ネタバレ》 
司法の正義を信じる制作者たちの執念が生んだ重要作品。未だ裁判が差戻控訴審で係属中に映画を作ってしまったというのも凄いが、何よりも圧巻なのは、序盤で延々20分以上にわたって朗読される「赤間自白」(最初に拷問によって作成され、後に他の被告人の検挙の根拠となった内容架空の供述調書)と、それに基づいて淡々と進行する「再現」シーンであろう。こういうところで手を抜かず、またおそらくは記録を忠実に反映しているという点において制作者の強い真摯性を感じるし、また、こういう(一見)もっともらしい供述調書でも、事実に反するものがいくらでも作られうるということは、全国民が認識しておくべきである。また、法廷開廷後も、カメラはほかに浮気することなく、忠実に地道に尋問の様子を映し続けるし、台詞の一つ一つからも、被告人の心の叫びを極力大切に扱っていることが伝わってくる。ただし、第一次上告審の「諏訪メモ」や、差戻控訴審で発覚した検察官による重要物証の隠蔽をまるまるカットした(前者は字幕では出てくるが)のは、何でなんでしょうか。裁判の進行上も最も重要な場面であると思うのですが。
[DVD(邦画)] 7点(2009-10-11 04:47:22)
534.  おくりびと 《ネタバレ》 
納棺師の作業を指先までしっかり撮りきっている、その敬意に満ちた撮り方だけでこの作品は存在価値がある。銭湯の女将との再会時の会話の一言が、後の妻の主人公への見方を変えるところにつながっている流れなど、語り口も巧妙。決して素材に寄りかかっていない。
[DVD(邦画)] 7点(2009-09-26 04:06:02)
535.  約束の旅路 《ネタバレ》 
なかなか日本では目にする機会のない題材だけに、それだけで新鮮。普通の映画だったら、イスラエルに到達するまでの困難をあれこれと設定するところであるが、この作品は、移住自体はあっさりと済ませた上で、その後の主人公が人生において背負った十字架に焦点を当てているところに意味がある。前半は、じっと息をひそめるような少年の視点で描写が統一されており、地に足の着いた説得力ある描写となっている。後半が、別の映画になったかのようにあれよあれよの急展開になってしまったのがやや残念。
[DVD(字幕)] 7点(2009-07-30 23:25:54)
536.  ブレードランナー/ディレクターズカット<最終版> 《ネタバレ》 
ホネは一言でまとめられるくらい単純なお話なのに、デコレーションへのこだわりだけでここまでのものを生み出したスタッフの執念が凄い。真面目に筋を追いかけるよりも、独特の空気に身を委ねてたっぷりと浸る映画。というのは制作者の自己満足に終わってしまう場合が多いんだけど、この作品は貴重な成功例。そんな中にもいろいろ小ネタもあったりするから侮れない。
[DVD(字幕)] 7点(2009-07-13 00:57:04)
537.  帰らざる日々 《ネタバレ》 
終盤の入口くらいまで、描写に工夫のないありがち青春ものと思いながら見ていたのです。ところが、すべてを裏返す最後の現代パートが秀逸で、主人公がそもそも帰省することになった裏事情のオチを含め、一気に全体をもう戻らないセピア色の過去に封じ込めています。特に、根岸季衣の「何でこんなところ走るのよお」の一言とともに、あのときの道を走り続ける主人公にクレジットがかぶさってくるエンディングが実に格好良い。こんな締め方は反則です。
[DVD(邦画)] 7点(2009-07-10 04:44:48)
538.  愛を読むひと 《ネタバレ》 
前半部分だけでも、年上のお姉さんと少年の一夏の想い出的ロマンスとして十分成り立っているし、そこだけで作品にすることも可能なボリュームがあるのですが、「その後」「さらにその後」までしっかりと一つの世界にしてくれているのが嬉しいではないですか。同じ監督・脚本の「めぐりあう時間たち」同様、余韻と間を大切にする演出と、一つ一つの言葉に意味を込めている脚本が、それを支えています。また、各シーンを的確に彩っている照明のセンスも印象的で、特に、最後のファインズとレナ・オリンの対面の場面の希望に満ちた明るさは、物語自体はアンハッピーエンドであるにもかかわらず、未来への拡がりを感じさせてくれます。
[映画館(字幕)] 7点(2009-07-06 00:09:14)(良:1票)
539.  風と共に去りぬ
これだけ重厚で華麗な作風でありながら、同時にスピード感とテンポの良さをも備えているのが素晴らしい。とても70年前の作品とは思えません。4時間ほとんど出ずっぱりながら最初から最後までテンションを維持し続けているヴィヴィアン・リーのパワーとオーラも凄い。また、ゲーブルもそうなのですが、台詞は割と仰々しい言い回しのものも多いのに、それを自然にするっと言ってのけて、しかもそれを時間をかけて応酬してくれるものだから、見ていてとても心地いいのです。ただし、この2人+オリヴィア・デ・ハヴィランド以外の俳優陣には、もう少し個性が欲しいところでした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-04-10 00:42:16)
540.  小さな恋のメロディ 《ネタバレ》 
昔見たときには、何か盛り上がりなくあっさり終わってしまったなあという感想を持っていたものです。しかし、今見ると、少年少女の日常生活を地道に描写しているのが、作品に地に足の着いた雰囲気を与えていますね。むしろ、主人公2人の直接的な会話は必要最小限であり、オシャレなフレーズも気の利いたやりとりもないのが良い。また、だからこそ、決めの「僕たち結婚します」という一言の原始性・初期衝動性が、この上なくストレートなインパクトを発しています。ただ、最後はドタバタになってしまったというのは前から思っていましたが、再見してもやはりそうでした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-03-22 03:21:58)
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