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東京50km圏道路地図さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2604
性別 男性
自己紹介 単なる鑑賞備忘録・感想文です。


※2014年11月10日高倉健逝去。人生の大きな節目。

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41.  宮本武蔵(1954)
どうしても錦之助バージョンとの比較になってしまうが、当時34歳の三船敏郎が若かりし宮本武蔵を演じるのはかなり無理があり、単なるいい年した暴れん坊の中年男にしか見えず、若々しさを表現しているつもりなんだろうが演技も過剰で鬱陶しい。沢庵も貫禄ないし。八千草薫は若くて可憐でそして芯があっていいんだけど。岡田茉莉子の明るさ・元気よさも魅力的。まだ、序盤なので今後の展開に期待したいところ。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2016-01-02 11:17:28)
42.  彼岸花
「人生は矛盾だらけなんだ!」と開き直る佐分利信。自分は娘を持つ父の気持ちは永遠にわからないだろうが、生涯独身を貫いた小津安二郎だからこそ、矛盾だらけの父親を哀れみ、茶化す事ができるんだろうな。人情味があるというより、ある意味冷徹ですらある。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-12-10 11:06:31)
43.  鍵(1959) 《ネタバレ》 
原作未読だが、70歳で書いた作品という事を考えると、この「老いと性」というテーマは70歳にならないと理解できない境地であるのだろう。テーマ的にてっきり中村雁治郎の視点・心情で物語が展開するのかと思ったら、中盤から各々の登場人物の心情が交錯して、ありがちなカネと色が中心の2時間ドラマのサスペンス的なしょうもない展開になってしまい、肝心の「老いと性」というテーマがボケてしまったような。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-11-20 11:35:01)
44.  青春群像 《ネタバレ》 
「労働者諸君!」と寅さんはからかう。ここに出てくる大人になれず、もはや青春とは言い難い30男達も同様に労働者をからかう。前者には嫌味がないが、後者に嫌味があるのはなぜだろうか?それは前者には諦観があるのに対し、後者には田舎町で燻っていながらも、非現実的野心や人生が思い通りにいかない事へのアガキがあるからだろう。まだ、人生を諦めきれない世代が、30を境に最終的に各々の人生を選択を迫られていく。1人だけ田舎を飛び出していくが、その後どうなったのだろうか。60年以上前の海外の映画なので文化や世相も違うし、やや作りも雑なので、理解し難い部分があるのが難点か。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-11-12 16:13:27)
45.  喜びも悲しみも幾歳月 《ネタバレ》 
僻地での何もない暮らし、転勤はあるものの、繰り返されるある種の退屈な日常。それでも、時代や環境の変化に翻弄される夫婦と家族。複数の家族が出てくるが、時代や環境の不運に負けた者、時代の波に乗って成り上がった者、変わらずに職務を全うした者等々、戦前戦後の30年という時間の流れの中で生きた人々の想いを感じさせられた。生きるというのは簡単なようで難しいというか、どうにもしがたい運命・宿命があり、単調で退屈なようでいて天変地異もあるし、それでも時は流れ人は成長していくし、その過程の中に苦労・悲しみや喜びがあって、人間はそうやって生きていくしかないのだろうな。
[DVD(邦画)] 7点(2015-11-10 16:58:39)(良:1票)
46.  白鯨 《ネタバレ》 
復讐の鬼と化する船長。それに付き合わされる船員もたまったものじゃありません。ある種の密室劇でもあり、この世の不条理に立ち向かう執念・根性と、神の試練に立ち向かう勇気を履き違えている印象もあります。でも、やっぱりグレゴリー・ペックはグレゴリー・ペックなわけで、狂気が不十分だったような。原作未読なのでどこまで映像化に成功しているかわかりませんけど、現代と比べれば特撮がショボイ事を割り引いても当時としては充分な出来なのではないでしょうか?
[CS・衛星(吹替)] 6点(2015-10-27 21:27:53)
47.  無法松の一生(1958) 《ネタバレ》 
これが九州男児なんですかねえ。東京下町の寅さんを見慣れてると、乱暴で粗雑な所がちょっとアレで粋や美が感じられないですけど。『シェーン』や『遥かなる山の呼び声』のように立ち去るわけでもなく、小倉に留まり続けて少年から青年まで成長を見守り、夫人に心情を吐露して死んでしまうストーリーはあまりにも切ない。太鼓のシーンはインテリ先生への対抗意識、己の存在のアピールなのかなと考えると人間臭さも感じます。全体的に駆け足でもあり、心情表現が弱く、やや人間の機微が感じられないところが難点かな。それにしても奥さん鈍感にもホドがあるだうよ。歌子(吉永小百合)のような女子大生じゃないんだからさ。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-06-23 11:33:44)
48.  狩人の夜 《ネタバレ》 
冒頭にクーパー夫人が出てきてテーマらしい事を述べているのだが、これがその後の展開とどうも結びつかない。「偽預言者に気をつけろ」と言ってもクーパー夫人は少年から事前に情報インプットされてるわけで、騙された前半の人々とは違うし。「心の清い者は神を見るだろう」と子供達の顔が出てくるが、少年は父との約束守ってるだけで、心が清いかどうかも微妙だし、少女は幼いだけだし。少年はカネのために、両親が死んだ事を悔やんだのだろうが、人形ぶちまけるのもちょっと唐突かなと。群集が騒ぐのもなんだかよくわからないし。全体的にキリスト教が関係しているようだが、どうもよくわからない作品。ロバートミチャムは名演だったとは思うけど。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-06-11 16:28:20)(良:1票)
49.  夕やけ雲 《ネタバレ》 
大人の都合で振り回される子供達。そこには支配・被支配の関係がある。親に気を使う子も入れば、反抗する子もいるだろう。それは現代でも変わらない。姉と弟がよい対比になっているが、二十歳過ぎて大人になって自分で稼げるようになると親に逆らうのかもしれない。親の世話になっている=いろんな事を諦めなきゃいけない。「遠くのモノはよく見える」と諭す母親。が、妹への「迎えに行くからな!」に少年の意地を見た。現代なら23区に庭付き店舗型の一軒家があって(下町の設定のようだが、どうやら高台に位置しているようだし)、家業を継げるというのは勝ち組なんだろうなと思うと、モノはないが夢と希望に満ち溢れた当時とモノは溢れたが夢も希望もない現代との対比にもなっている。
[DVD(邦画)] 6点(2015-06-09 10:25:27)
50.  汚れなき悪戯 《ネタバレ》 
手が動いた時は「おお~!」と思わず声を上げてしまいましたが、ラストは突き抜けてしまって信仰心のない自分は頭がポカーンとしてしまいました。キリスト教にとっては生物学的死が悪という事でもないので、楽園での母との出会いという望みを叶えるために主がそうしたのかな?としか・・・。そもそも母を知らずに育った少年が母を求める事にもちょっと違和感ありましたし。いろんな意味で衝撃的でした。私はこの作品も歌も全く知らなかったのですが、子供の頃見たとか歌を知ってるという人が多い事にも驚きです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-06-05 13:11:07)
51.  悲しみよこんにちは 《ネタバレ》 
自由奔放な父娘の前に現れた常識的な大人の女性。そもそもなんでこんな父親に惚れたのかが疑問ではあるが、あれこれ介入されたら17歳の娘にとってはウザイ存在だろう。自分の企てが相手を傷つける事に目覚める所に唐突感はあるが、後先考えない小娘の誠実と解釈すべきなのだろうか。そして、その後に起こる悲劇。自殺か事故かは永遠に謎だが、これだけの大人の女性が失恋程度で自殺するとも思えない。精神不安定な状態での運転ミスによる事故だろう。が、娘は悲しみを一生背負っていく事になる。そして年齢と共にその悲しみも変化していくのだろう。懲りずに女をひっかえとっかえしてる父に愛想がつきないのが不思議だ。まだ子供であり、そのうち父が女の敵であるという事に気づくのだろうか。ちなみに原作は未読だが、18歳でここまで書けるのはスゴイと感じると同時に18歳でないと書けないのかなとも思う。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-05-23 09:03:11)
52.  弁天小僧 《ネタバレ》 
市川雷蔵には全くと言っていいほど興味はなかったし、名前ぐらいしか知らなかったので、食わず嫌いもどうかと思い鑑賞。身のこなしも軽やかで、チンピラ風情は出ていて、まあ悪くはないなと感じていたのですが、単なる詐欺師・泥棒であって、悪は成敗しても、最後の一線を守る矜持みたいのがあるのかと思いきや、ラストで捕方まで残虐に刺しまくって逃げようとするシーンに唖然。これじゃあ猶予をくれた勝新への義理が立たないし、粋とは言えないでしょうよ。ここは素手か峰打ちに出来なかったんですかねえ。もうチンピラ以下のどうしようもない奴で、家族との対面に何ら心動かされるものはないし、ちょっと自分の美意識とは違うものを感じました。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2015-05-20 00:40:44)
53.  赤線地帯 《ネタバレ》 
「職業に貴賤はないが生き方に貴賤がある」と誰かが言ってたのを思い出した。苦手な群像劇で物語に深みはないんだが、5人各々の生き方の違いは際立っていたし、メッセージ性は強かった。法律施行前の不安・混乱状況は伝わってきたが、結局現代でも職業としては存在している事を考えると、この混乱はなんだったんだろうという貴重な記録映画的な側面もある。 風俗産業がセーフティーネットとして機能しているのは現代も変わらないし、簡単に稼げる事から抜けきれない人もいるだろう(主婦でコキ使われるのが嫌で戻ってきた女性が印象的)。人間が逞しく生きていこうとする限り、そして肉体労働で効率よく稼ぎたいという人がいなくならない限り永久になくならない職業なのだろう。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-05-13 12:48:19)
54.  風花(1959)
善光寺平は去年行きましたけど、50年以上前はこんなだったんですねえ。その後オリンピックも開かれ、今は新幹線も通る大都会で、東京へは100分で行けるし。家や身分に縛られて生きる事の窮屈さ。随所に出てくる東京という地名。当時の人は有馬稲子に希望を感じたのでしょうか?時代は変わり、女性も生きやすくなって今はよい時代になったような気もしますが、結婚相手選びや上京幻想等々変わらぬ価値観もあるのかなと。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-05-10 10:11:55)
55.  浮草
私にとって川口浩とは探検隊長であり、役者しているのを見るのは新鮮。あとは京マチ子と若尾文子の妖艶さは今の女優には無いものを感じます。ストーリーは平凡なんですが、登場人物が皆関西弁なので東京人の私にはテンポよく感じられました。<追記>11年ぶりに再見。旅芸人というのはどれほど世間体が悪いのか、今の時代からは想像つかないが、堅気が良いとは思いつつも戻れずにヤクザな稼業を辞められないところは、ちょっと寅さん的な雰囲気はあるかな。関西ノリのガラの悪さには全く「粋」が感じられないけど。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-04-30 11:43:23)
56.  南国土佐を後にして
シリーズとして確立していないせいか、役名が「滝伸次」でないので違和感がある。ずっとスーツ姿でやや優等生的でもあり、シリーズ後半に比べると暴れん坊ぶりがちょっと足りないのが難点か。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2015-02-16 10:23:48)
57.  独眼竜政宗
錦之助はよいんだけれども、脚本が史実と違うし、色々と滅茶苦茶というか無理があって、これでは渡辺謙の大河に劣るな。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2014-10-24 10:44:13)
58.  銀座旋風児 《ネタバレ》 
小林旭は地方都市でギター背負って馬を乗り回すのがお似合いな、ちょっと田舎臭いニーチャン風情が魅力なのであり、蝶ネクタイした宝飾デザイナーとして「お前たちは国民の敵だ!」などど野党政治家のように天下国家を語り、銀座で大暴れってのはどうも違うような気はする。似てるシリーズとしては「男はつらいよ」というよりは「網走番外地」的というか。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2014-10-23 12:17:04)
59.  アパッチ(1954) 《ネタバレ》 
女・子供が出来ると、男は争いを止めて安定的な暮らしを求め畑を耕す。結果、平和社会になると。保守系与党が「早く結婚しろ!子供産め!」と議会でヤジとばすのもわかります。が、農耕ならまだ自主性はありますが、現代は会社員として奴隷的に働かされますからねえ。で、年取ると戦いを止めてしまうと。なんだか切ない話でした。 また、インディアンの苦悩を描きつつも、結局は白人=善って描き方してるところはどうにかならないのかと。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-07-19 09:09:10)
60.  風雲児 織田信長
信長の成長ぶりや心情変化がうまく表現されている。錦之助と香川京子の夫婦の距離感がよいね。  <追記>10年ぶりに再見。これは夫婦愛を描いた恋愛映画だな。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2014-06-28 23:36:33)
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