41. バックドラフト
ついこの間、消防士が崩壊したビルの下敷きになるという事故もあって興味を持って見れました。東西問わず消防士の方も大変ですね。職業に誇りを持つというのは見ていて気持ちがいいものです。ドラム缶がボンボン弾ける映像も凄かった。サスペンスの動機と犯人がイマイチ大味な気がして少し残念。 7点(2004-02-12 01:02:33) |
42. レザボア・ドッグス
ハーベイ・カイテルを初めてカッコイイと思った映画です。個人的には「パルプ~」よりこっちが好き。 7点(2004-02-04 21:51:53) |
43. ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ
共産主義崩壊・衰退に伴って幾多の優れた民族音楽が世に知られるようになりましたが、「ソン」はその最右翼。今まではキューバ音楽というと騒がしいイメージしかなかったけど、こんなにまったりとした音楽だとは思いませんでした。 7点(2004-01-15 00:57:36) |
44. ワイルド・アット・ハート
純愛映画なのにバイオレンスでグロテスク。この感覚、他にどこかで見た事あるな、と思ったら漫画「愛と誠」でした。デフォー…「処刑人」も凄かったけど、こちらでも結構きてます。 7点(2004-01-11 13:28:03) |
45. ターミネーター2
コンピュータを破壊した以降はサラ達が死んでも意味無いわけで、何のために追っかけっこやってるのかはっきりせず、1ほどの緊迫感が感じられず残念。ラストは子供の頃、飯森宏一の漫画でそっくりな設定とオチで泣いた事があるので今一つ。 新型Tのアイデアは素晴らしいと思いました。 7点(2003-12-23 20:20:09) |
46. 処刑人
《ネタバレ》 短絡的ながら気持ちは解るラスト。どことなく「沈黙の艦隊」みたい。ただデフォーは最後まで対決してほしかった。アクション映画なのにケルト音楽の軽やかなビートが新鮮。 7点(2003-12-13 23:40:22) |
47. ベイブ
心をこめて「いただきます」が言えるようになりました。(ホントです。)無骨なおじさんがベイブを元気付けようとダンスするシーンが好きです。 7点(2003-12-04 23:00:16) |
48. ミミック
人を襲うために人に擬態するアイデアがイイ。薄暗い地下鉄駅で、そうとは知らず「すみません、今何時ですか?」と尋ねるシーンはゾクゾクしました。ラストはほとんどエイリアン2。 7点(2003-12-02 20:06:14)(良:1票) |
49. ラン・ローラ・ラン
綺麗な映像に全編ジャーマンテクノ流れっぱなしで気持ちよく観れた。 ありそうなネタながら徹底して緻密に作られた感じがイイ。(影の角度まで計算に入れたとか。)情けない彼氏とヒステリックなヒロインにはあまり感情移入できなかったデス。 7点(2003-11-27 22:31:04) |
50. セブン
《ネタバレ》 何かに見立てた殺人(童謡の通りに人が殺されるとか)は推理小説ではよくある手法。ただし本作は単に死体に細工するのでなしに、殺し方そのものが「見立て」になっているのがスゴイ。「大食」の罪で胃袋が破れるまでスパゲティを喰わされる男、「怠慢」の罪でベットに縛り付けられ数百日かけて衰弱死させられる男、「高慢」の罪で自らのプライドのため死を選ばざるを得ない女…等々、被害者が自らの罪を悔いながら死んでいく。 -そういう意味では最後の2つはどうも釈然としない。刑事は「怒り」を露にした事を後悔などしないだろうし、そもそもこの人が人一倍怒りっぽいわけでもない。彼の罪を問うとすればあえて「幸福」の罪だろうが、それをキリストは罪と認めていない。 あと犯人自身「嫉妬」により他の被害者と同格になってしまうのも変。他の被害者と同格という事ははつまり「犯人は神に代わって他人を裁く資格などない」という事になってしまう。(囚人が裁判官になり得ないのに同じ。) これがため「大衆に原罪を自覚させる」どころか、「あんたに言われたくない」とか「彼も寂しかったんだね」程度の印象しか与えられないと思う。それまでが凄かったのでなんとも残念なオチ。 7点(2003-11-21 21:27:01)(良:1票) |
51. カフカの「城」
原作未読。映画見ている限りで不愉快に感じられたのは、閉鎖的な村人ではなく、あまりに自己中な主人公に対してでした。我儘が叶えられないと駄々をこねる躾の悪い子供のよう。今思えば「八つ墓村」のショーケンにも同じ印象が。現状を覆う自由主義(≒無責任主義?)に懐疑的になっている昨今、ある意味示唆に富む映画でした。 [DVD(字幕)] 6点(2009-01-11 08:03:53) |
52. エスケープ・フロム・L.A.
名作である前作のセルフパロディという情報で観たためか、ちゃんとした作りで逆に意外な印象。整形外科病院の不気味さはさすがホラー監督としても名を馳せるだけあるって感じ。(これだけで一本撮れそう。)バスケットボール辺りからグダグダになってきた。ハサミ男と決闘してよ。「よくできたB級」と「安っぽい映画」は似て非なるもの。本作は微妙に後者かな…。 [DVD(字幕)] 6点(2008-02-16 20:03:40) |
53. 精霊の島
タイトルから見て幻想的なお話を想像しがちですが、とある寒村の嫌になる程の日常的な物語。アメリカに憧れる青年によって村がくちゃくちゃになってしまうのはこの国にもあるんだなという感じ。家族同士どんなに忌み嫌いあっても絆がしっかりと保たれている点が印象に残りました。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-09-25 15:02:23) |
54. マルコヴィッチの穴
ネタ的にはこういうの好きですが、何かもうひとつでした。何故だろう? アイデア勝負の映画にしてはあまりにテンポがもったりと、普通のドラマっぽい感じ。 6点(2004-11-22 23:17:47) |
55. RONIN
個人的にはカーアクションは出色の出来でした。コロッセオとかのロケーションも渋い。ただ何か印象に残り辛い。裏社会のプロという設定が好い加減陳腐になってきているのかも。 6点(2004-09-07 23:59:29) |
56. アナライズ・ミー
割合面白かったです。デニーロ、コメディやらせても一級品だなぁ。終盤の展開はちょっとお約束的すぎる気もしました。 6点(2004-09-05 12:28:13) |
57. スクリーム2
犯人が意外性といい演技といい(三白眼ならぬ四白眼…)1より良かった気がする。ただ1のようにパーティの最中に人が減っていく…というようなワクワクする感じが無く、やたら陰鬱というのが難。続編って難しいですね。 6点(2004-09-04 22:13:22) |
58. スクリーム(1996)
いかにもホラーの王道って感じで面白かった。ただ犯人の正体は「クリムゾンリバー」の「あれ」にも匹敵する反則技では… 6点(2004-09-04 22:00:24) |
59. イギリスから来た男
アクション映画なのに静謐な感じが新鮮。映像もセンス良く楽しめました。 6点(2004-08-15 22:41:32) |
60. 裸のランチ
原作の内容を再現する…ではなしに、原作が執筆された状況や作者の妄想を描く事によって原作世界を間接的に表現している…という感じ。「映像化不可能」と言われる実験的小説を映像化する事について面白い手法だなと思いました。 ただ「麻薬とアート」というテーマとかクリーチャーを多用したビジュアル面とかは個人的にいまひとつ新鮮味は感じなかったです。モロッコ・ロケが実現していたらもっと視覚面で面白かったかも。 6点(2004-08-15 21:24:06) |