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もっつぁれらさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 542
性別 男性

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41.  相続人(1973) 《ネタバレ》 
ベルモンド、つまり命を狙われる側の人物像は、背景とか新聞社のやりとりとかを出しながら上手く描かれていたと思いますが、命を狙う側のキャラクター設定が確立されておらず、全体的なストーリーに難があると感じました。 ストーリーの後半まで観てみると、恐らくナチスドイツの残党の思惑が絡んでいると思われますが、歴史の知識が浅いために深くは読み取れなかったところはあります。 単純に大企業をつぶすとかそういった漠然とした意図しか感じ取れず、この辺りに改善が欲しかったところです。 ただ、枝の部分は総じて良いシーンが多く、序盤の麻薬入りの鞄のトリックは斬新で、ここでこの映画に対する期待感が増した感じはありました。 会議のシーンで、親父のイニシャルHC(Hugo Cordell)が刻まれた椅子に座るのを躊躇する仕草で感情を表現したりするところや、肖像画が次々と落ちて狙われていることに気付くシーンも芸術的な感性を感じますし、何と言っても最後の空港のロビーに向かうベルモンドと新聞が印刷されていくモーションのクロスカッティングは緊迫感絶大で凄く引き込まれました。 最後の最後、エンドロールで複数アングルのリプレー映像は完全に蛇足。
[映画館(字幕)] 5点(2021-05-21 00:34:33)
42.  勝手に逃げろ/人生 《ネタバレ》 
「お尻の割れ目が気持ちいい」や「ゴダールさん、後ろから犯して下さい」とかはまだ序の口。 DVD上映でしたけども、映画のスクリーンで修正のかかっていない性器を見たのは初めてですし、放送禁止用語は勿論、表現の内容まで結構ヤバい映画。 突然F1のマシンが出てきたり、「名前は?」「マリリン」「馬鹿にするな」で、改めてちゃんと自分の名前を言うシーンは地味に面白いです。 全編に渡ってスローモーションが至る所に出ていましたが、特に意味があってやっているようには見えませんでしたし、スローになった所に共通する何かというものも分からなかったです。 新鋭の監督じゃあないんだから、実験作みたいなのを作るのはいかがなものかという気がします。
[映画館(字幕)] 5点(2013-01-26 19:20:41)
43.  ザッツ・エンタテインメント 《ネタバレ》 
MGMが自分の好みでない映画を作っていることがわかったある意味自分にとってありがたい映画。 これで、観なくて済む映画が増えたのは助かる(笑)。 この映画の立ち位置的には、MGMの創設50周年記念に作られた作品で、今までの軌跡を振り返ってみようという内容。MGMミュージカルのダイジェストムービーの様相です。 他の映画から借りてきて貼り合わせたフィルムだからストーリーらしきものは当然ないですし、感動とか興味を引くものがあったとしても、それはこの映画だからそう感じるわけではなく、オリジナルのそれにこそそういった評価をするべきで、もしこの映画で評価するところがあるとすれば、ゲストの方々の語りの部分や個々の映画を繋ぎ合わせる編集のテクニックにあると思います。 自分のこの映画の評価が低いのは、そのどちらにも良いところが見出せなかったし、ミュージカルの一つ一つを見ても、とにかく大袈裟で極端にオーバーな演出ばかりなのが受け付けられませんでした。 お客さんのために作られた映画という感じもしませんし、映画のための映画とでも言うべきでしょうか。もっと言ってしまえば、映画で映画の宣伝を行っているというひねくれた考えも浮かんできてしまい、とにかく自分にとっては良い部分が見つからない映画でした。 
[映画館(字幕)] 5点(2011-02-12 18:30:52)
44.  O侯爵夫人 《ネタバレ》 
うーん・・・ちょっと入り込めませんでした。 自分の感覚で言うと、見に覚えのない妊娠をして苦しんでいる娘がいたら助けてあげるのが家族ってもんなんじゃないの?って思う訳なんですが、時代背景を考えると名誉とか体裁とかを重んじるのはしょうがないのでしょうね。 母親が策を謀ったとき、侯爵夫人は伯爵のことを肯定的に見ていたのに、いざ当日になって伯爵が現れた途端、悪魔だと罵って拒絶するあたりの皮肉っぽさは面白いと思いましたが。 後から考えると、伯爵が結婚を急いだのは、自分の悪事を隠そうという不純な動機があったからなんですよね。「遅かったか・・」とか言ったりして、相当なワルですぜこの男は。
[映画館(字幕)] 5点(2007-01-05 22:29:41)
45.  アルカトラズからの脱出
よく「大脱走」と比較されるこの作品。私はどちらかと言えば「大脱走」のほうが好きだ。 以前、テレビのドキュメンタリー番組で刑務所から囚人が脱走した時の再現をやっていて、全員が外に出されてバスケをしている最中に看守が牢屋の中をくまなくチェックする、といったことをやっていたので本作品の牢屋の管理の仕方がどうしてもヌルく思えてしまい、素直に楽しめなかった。また、本も読めるし楽器も弾ける、さらには、牢屋の中も完全にマイルームと化してフカフカの布団で寝ているのを見ればこれはもう面白いと思える訳がない(マッチを使っていたのにはビックリ!)。 この映画では脱走の過程を描くことに重点をおいているが、その割には肝腎な場面での緊張感が感じられず、映画としての評価となればどうしても低くなってしまう。これを見るくらいなら上記の「●●アンビリーバボー!」などのドキュメンタリーを見た方がまだマシであろう。 最後のエンドクレジットで出る転がった人形の首のカットは“脱獄は悪”というこの監督の考えが出ているような気がする。つまり、この主人公を悪役として見せたかったのではないか。だとすると、この映画の人物描写を徹底的に排除した淡々としたつくりは間違いであるとは言えず、見る者の主人公への感情移入を拒んだこの監督のやり方は評価に値するかもしれない。 けど、せめて、主人公の投獄理由くらいは出して欲しかったけどなぁ・・・
5点(2004-08-27 14:44:34)(良:1票)
46.  ロイ・ビーン 《ネタバレ》 
酷評するコメントが一つも見当たらない中で勇気をもって言わせて頂きますと、自分にとってはこの映画は典型的な駄作。 冒頭から熊のように肥えた体を見せられた時点で、「ウワッ!イヤな予感!」と思い、立て続けに銃の乱発シーンも見せられれば、「はいこの映画、終了~」となってしまうわけなのであります。 こんなしょーもない映画を最後まで見た自分を褒めてあげたいと思う中で、読み取ったストーリーはというと、元々あった町には無法者が住み着いていて、そこにロイ・ビーンがやって来る。銃をブッ放して一網打尽にしたところで何処からともなくアンソニー・パーキンスが登場し、死者を弔って早々と退散(「その後、自分は死んだ」というモノローグでしたが、どこから語ってんだ?)。 熊を連れた男が現れ、熊を引き取って共に暮らすという展開になりますが、簡単に人を殺してしまうこれまでの流れを踏むと、熊だって同様に映画の最後までは生き延びることはできないだろうという事は容易に想像がつくわけで、元々の飼い主よりは画面に映る時間は長かったもののやはり大した役割やメタファーも与えられることのないまま死亡(死んだ時の血糊のリアリティのなさは失笑モノ)。 更に話は進み、白髪の殺し屋もさんざん叫び狂った挙句背後から撃たれて瞬殺だし(ここは笑うところ)、この土地は自分のものだと主張する弁護士もロイ・ビーンに軽くあしらわれ、ストーリーにおいての存在意義は熊にすら及ばずこちらも即終了という有様。これだけの脇役が町に現れては消えてゆくという展開の上、終盤の銃乱射に続く大迫力(笑)の町の炎上シーンの後に映画は完結・・・ともなれば、タイトル通り主人公ロイ・ビーンの物語と言うよりも、むしろ舞台となったこの町の沿革物語としたほうが良いような気もしてきます。 最後の手紙の内容も、まぁ、何となくお涙頂戴っぽい感じでフィニッシュに漕ぎ着けてはいますが、それまでのハチャメチャ感との落差には唖然とするしかなく、感動とはまた違った涙が出てきそうになりました。(て言うか、あれだけの大炎上で何で六法も手紙もポスターも焼けずに残ってんだ?)
[映画館(字幕)] 4点(2014-02-12 00:25:00)
47.  タワーリング・インフェルノ 《ネタバレ》 
全体的にスローすぎるというのが率直な印象。 こういったパニックものというのは、スピード感を出してスリルを持たせた方が良いと思うのですが、冒頭での倉庫のボヤへの対応の遅さから、早くも期待が薄れてしまったような感じで観ていました。とにかく、最初から最後までスピード感が全くなく慌てるそぶりをする人が少ないからなのか、どうしても冗長な場面ばかりになってしまって、そこが良くなかったような気がしました。 火事が倉庫から飛び火しても、マックイーンは悠長に建物の図面を眺めているだけで、さっさと階上に飛び込んで行って他の団員に指示を出すとかしてリーダーシップをとるような活躍を最初からしてくれてれば格好良かったのに、見せ場は後半のみだったのが残念ですし、ポール・ニューマンに至っては建築家の役で出ていましたが、建築家が奔走すること自体すごく疑問で、しかも自分のオフィスに隠し部屋を作って他の人間が仕事をしている最中に情事に耽るという大馬鹿者で、それなりの活躍はしましたが偽装を指示した社長にも匹敵するほどのワルな印象が残ってしまったのが自分にとっては良くなかったです。 また、子供二人と婦人を鉄パイプを伝って降りるシーンのあの安っぽさ。ちょっとスリルのあるシーンを作ってみましたみたいな、いかにも取ってつけたような感じのドキドキ感を味わうのにちょうどいい長さ(笑)の鉄パイプだったので笑ってしまいました。 色々とレビューを拝見したところ、人物描写が丹念で良いとの意見をよく目にしたのですが、ヒッチコックの某パニック映画を観たことがあるせいか、映画開始から15分くらいで早くも火が出ていたので、ちょっと本題に入るのが早すぎたように思えます。これだけ多くの登場人物が出てきているわけですから、もっとそれぞれの人物描写を掘り下げていった方が良かったのではないかと思いました。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2011-02-27 16:53:09)(良:1票)
48.  ブラック・ムーン 《ネタバレ》 
ひとことで言うと、幻覚を見ているような映画。 意味不明な事だらけだし、当然意味なんか求めるもんじゃない。 誰にでも当てはまると思いますが、こういう妄想系の作品って完全にフィーリングの相性ですので、監督によって合う合わないが決まってくるものだと思います。 例えば自分ですと、ゴダールなんかだと面白く感じたりもする一方、シャブロルやこの映画だと特に何かを感じたりというのはなかったです。 ヒロインのパンツがスルスルと脱げてしまったり、目覚まし時計を窓から何個も投げるところが面白くて、ちょっとコメディの雰囲気も出ていたような感じがありました。 たまに現れるユニコーンと、ピアノの鍵盤の上を歩いていた猫が名演。冒頭の穴熊もそうですし蛇やムカデなど、動物を自由自在に操っている映画って、それだけで不思議な感覚が倍増するような気がします。 それと、若干ブニュエルの影響を受けているような箇所もありましたね。
[映画館(字幕)] 4点(2011-01-16 22:42:15)
49.  ハッスル(1975) 《ネタバレ》 
ロバート・アルドリッチ!俺はオマエを許さん!!フランスを代表する超大物女優カトリーヌ・ドヌーヴに「イッてもいいわよ。わたしもイキそう・・」などという卑猥なセリフを吐かせやがって(怒)! それに、あのストーリーは何なのだ???テンポが悪い、間が悪いと言ったらありゃしない! 娘の遺体を見せられたオヤジが警部を殴るシーンも全然オヤジの心情が表現されておらず、あっけらかんとした殴り合いには「ナニやってんだコイツら?」くらいにしか見れない。 織物工場で相棒が窓から忍び込んでくるシーンも、どの位置から入り込もうとしているのかが読み取れないため全然緊迫感を出し切れてなく、また、美人でもない脇役女優をアップで見せられるのは苦痛以外の何物でもない。メインキャラ2人の対話の内容ときたら洒落心もウィットもない、実にセンスに乏しい台詞ばかりで観ているこっちが恥ずかしくなってしまう(“ビンゴ”にはセンスの欠片も感じられないし、他のシーンで使いまわしすぎてかなりウザイ)。 ところで、「カトリーヌ・ドヌーヴ~フランス映画を変えた女優~」と銘打ってこの映画を上映していたので、当然大好きなフランス映画かと思い観てみると、全然とんでもない!思いっきりアメリカ映画ではありませんか!フランス映画を期待して観てみたらアメリカ映画だった・・・って、これは痛かった!しかし、観終わってからよくよく考えてみると、“HUSTLE”って英語じゃん!!!私がバカでしたm(_ _)m
[映画館(字幕)] 3点(2005-03-12 02:16:27)(笑:1票)
50.  ピンク・パンサー2(1975) 《ネタバレ》 
全然笑えないんですけど・・・。どこが面白いのかサッパリ。コメディ映画で笑いがとれないというのはもはや犯罪に等しい。存在価値ゼロ以下。宝石が綺麗だったのとオープニングのアニメーション(キックボードがこの時代からあったとは驚き)は良かった。実質ピンクパンサーシリーズ3作目のはずなのにこの邦題はいただけないだろうということで、邦題マッチング評価は1点とさせていただきました。 
[ビデオ(字幕)] 3点(2004-10-15 23:48:34)
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