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Nbu2さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 346
性別 男性
自己紹介 「昔は良かった」という懐古主義ではなく
「良い映画は時代を超越する」事を伝えたく、
 昔の映画を中心にレビューを書いてます。

増山江威子さんのご冥福をお祈りいたします。

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41.  ターミネーター 《ネタバレ》 
改めて振り返ると「現代で命を失った未来人の子供が生まれる(ややこしい)」という設定はありえないのではないか、と考えてしまったがそんな詮索を無意味にしてしまうほど力の溢れた一本。何よりもこの映画は悪役ターミネーターの存在感もさることながらヒロインであるサラ・コナーの成長譚として見るべき。彼女を導く未来の戦士カイル(マイケル・ビーン好演)も良い。そして最後に強調したいのだが骨になったターミネーターのストップモーション撮影!CGに見慣れた人には苦笑ものかもしれないがカクカクだから良いのだ!これにより一点追加。
[映画館(字幕)] 7点(2007-09-09 14:28:45)(良:1票)
42.  ウォレスとグルミット/チーズ・ホリデー 《ネタバレ》 
落ち着いて考えてみたら何じゃそりゃ的な展開ではあるが、そんなことどーでも良くなってしまう雰囲気になってしまうのはシリーズの中で「手作りの、ほのぼのとした」クレイアニメ感に一番溢れているからか。この映画の最大のキャラクターはグルミットよりも月面の自販機くんなのは間違いない。ウォレスがクラッカーを食べるその姿は漫画家杉浦茂氏描くキャラクターのそれと同じで、思わず笑ってしまう。(ひたすら美味しそう)
[DVD(字幕)] 7点(2006-05-13 10:23:07)
43.  ブルース・ブラザース 《ネタバレ》 
古臭いと思われていたソウル+R&Bミュージックに改めて光を照らしてくれた、というただの一点に置いてこの作品の価値はあるのだと思う。冗長すぎるのも各ミュージシャンのパフォーマンスを堪能するには仕方が無い。Do You See The Light? ええええ、私もソウルの光を見ましたとも! 感謝の意を込めてこの点数。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-04-19 22:54:49)
44.  大丈夫日記
ハリウッドに渡って以降チョウ・ユンファがさえないのは多分アメリカ人が「男たちの挽歌」シリーズしか見ていないからだ。「風の輝く朝に」「誰かがあなたを愛してる」といった繊細で優しい彼の演技の資質を使わない、というのはもったいない。「寅さんが好き、渥美清と競演したいんだ」と言った彼の発言はリップサービスではなく彼の演技の器で充分対応できただろう。この映画によって彼は喜劇役者としても稀有な才能があるという事を我々に教えてくれる。美女二人も可愛くて好きだがユンファの友人でいつもハラハラしているレイ・チーホンが特に良い(彼自身も「挽歌」で悪役のイメージがつきすぎたのでこの役は大のお気に入りだとか)「大丈夫」というのは中国語では「立派な、男の中の男」というニュアンス。どこがじゃい!とは思うがみんなでベリ~ライシ~ね~。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-04-17 17:12:05)(笑:1票)
45.  男たちの挽歌
私にとってジョン・ウー作品のツボは「プライドの復権」、つまりプライドを無くした男達が死に物狂いになってそれを取り戻す過程に心震わせ、結果「男(漢でもいい)」として復活したその姿に熱い声援を送るという点にあります。よってそれを演じる役者は駄目な時のシオシオっぷりと、男として熱く燃え上がるときの振幅がこれでもかと違う人でなければなりません。よってニコラス・ケイジは論外で、それは一作目のホー、マークまたは二作目のルンさんくらいにしてくれないと困ります。デジタル・リマスター化されたトールケース版には収録されていない吹き替え版のテンションが熱くて良し!
[DVD(吹替)] 7点(2006-04-17 16:56:18)
46.  SFソードキル
80年代の「日本人=エコノミック・アニマル」という風潮そして日本文化の誤った認識(サムライ≠侍)をベースにした企画の中で漢・藤岡弘は異国の地で異文化コミュニケーションに苦しみつつ立派に「侍」を演じきった、その誇り高い「ど根性」に対してこの点数。・・・・・・えーと、話は2点くらいなんですけどね。
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-02-22 14:07:44)
47.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
満員の映画館で見た初見時でいうなら文句なく10点。ただ月日が変わり先日知り合いの甥っ子(5歳)と見ていた時タイムトラベルのハラハラは大いに楽しんでもらったが50年代とのジェネレーション・ギャップから来るギャグについてはその都度説明をしなければならず、ある意味楽しさの多くを楽屋落ちに頼らなければならない映画、というのは「心に残る映画」として薄いのかなということで評価は今の所これ。歴史?変えちゃえ~みたいな乗りのよさは嫌いではないのですが。
[映画館(字幕)] 6点(2006-05-20 21:53:12)
48.  XYZマーダーズ
「ラブ・オブ・ザ・ゲーム」「シンプル・プラン」など撮っていた時はどうしてくれようかとさえ思っていたサム・ライミ。「スパイダーマン」シリーズもファンとして嬉しさも覚えるがなんといっても彼の魅力は「あざとさ」、これに尽きる。ドーでも良い、馬鹿馬鹿しい事を真面目に撮る姿勢が大好きだ。そんなファンのベストは「死霊のはらわた」「ダークマン」そしてこれ。話としてはどうしようもないが「くっだらねぇ~」で笑える点では一番だ。「これスパイダーマンの監督が撮ったんだって」という事でレンタルビデオ店で手にした君、激しく後悔するよ。逆に面白いと感じたあなた、貴方もバカ映画の魅力に取り付かれた一人だよ。堂々と言うよ、この映画が大好きだー!
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-05-20 21:17:34)
49.  AKIRA(1988) 《ネタバレ》 
「ナウシカ(宮崎駿)」と「AKIRA(大友克洋)」は、ぜひ漫画版を読了していただきたい、と思っている50代おっさんの呟きであります。ヤンマガでの連載を中断してまで作者が映像化する、とワクワクして鑑賞した高校生の私。映像と音楽は素晴らしかった(レビュー点数は全てこれに対して)のだけど、もう?でした。で今考えると原作が途中だったという事もあったのでしょうが、「アキラの危険性=制御できない力」を示すシーンがオープニングシーンだけなので、第二のアキラたる鉄雄の危険性が観客に伝わらないまま不良少年の小競り合いで終わってしまったストーリーテリングの駄目さがこの評価なのではないか、と。後に完結した漫画を読了し、東京を壊滅させた少年アキラ=「人類には制御出来ない科学=(原子)力/核」、そして老人の顔をした子供達(タカシ・キヨコ・マサル)=「人類が過去の経験と理性によってコントロール出来ている叡智」のメタファー(隠喩)であり、テーマの一つとして「行き過ぎた科学の発展と平和への有効活用」が込められてる、と思った私としましてはやはりこの作品を映画で見てはいおしまい、ではもったいなさすぎると感じた訳ですよ。そして「超能力を持った子供」設定は「子供の持つ無限の可能性+その裏に見える嗜虐性→科学の輝かしい発展とその知識を悪用される疑念」の具現化、である事と合わせて「大人は理性的だ冷静な判断だと弁明してるけど『核のボタンを押す』という行為なんて結局子供じみた感情的、癇癪の発露でしょ」という皮肉を示してるのではないかと。(居るでしょ、「正義/平和の為」とか言ってる国家指導者。)本作は「核と平和」を描いた日本発のエンターテインメントとして「ゴジラ(’54)」にも勝るとも劣らない名作と私は勝手に思ってますので重ねてしつこいですが、劇場版を鑑賞しただけで終わるのはもったいない。漫画版を読了するとっかかりとして機会があればぜひ。
[映画館(邦画)] 5点(2022-04-03 15:48:24)(良:1票)
50.  あしたのジョー2 《ネタバレ》 
2018年5月に4Kデジタル・リマスターのブルーレイが発売されたのだが、「日本の映画会社もやればできんじゃん!」というくらいの物凄いクオリティ。但し今回の点数はこの画質に対してのものであり、出崎統/杉野昭夫コンビの作品を堪能するのなら絶対TV版を見ていただきたい。ポイントは2点。①TV版では登場人物各位がそれぞれ彼らなりに「真っ白に燃え尽きる」事を模索している人間群像劇である点が物凄く丁寧に描写されていて印象深い。それはマンモス西/ウルフ金串やオリジナルキャラであるルポライター須賀清、また統一戦を戦うレオン・スマイリー。白木葉子も彼女なりに、ボクシングに惹かれた者として責任を全うする矢吹丈の「同士」として描かれているのは気のせいか。②よくアニメ映画で聞かれる『声優か俳優か』という課題、私はこう答える「キャラクターに合ってれば、どっちでも良い」。あおい輝彦と藤岡重慶のコンビは俳優がアニメ作品の声優として携わった最高峰のクオリティと、考えてます。後は下記レビュアー皆様のご意見にまったく同意。という事でこのテレビ版のリマスターも、宜しくね。
[ブルーレイ(邦画)] 5点(2018-06-27 18:31:31)
51.  裸の銃を持つ男 《ネタバレ》 
OJいろんな意味でお疲れ様。そして「アカデミー助演男優賞俳優」という肩書きを鼻で笑うかの様な存在感を見せ付けるG・ケネディ、あなた漢だよ。そしてレスリー・ニールセン。「ポセイドン・アドベンチャー」を先日見直して船長役で出ていたあなたがこうなった事に良い年のとり方を感じたよ。あともう一つ。「浜辺でラリアット」自分もぜひやりたいよ。馬鹿馬鹿しさが良い。
[映画館(字幕)] 5点(2007-09-15 13:23:18)
52.  スペースバンパイア
落ち着いて拝見するとこれ、トビー・フーパーの映画としては「悪魔のいけにえ」以降の彼の作暦上、良い仕事をしていると思いますが裸でねぇ。ええ、当時中学生の私も行きました。青春の思い出ですね。脚本ダン・オバノン(「バタリアン」)で音楽ヘンリー・マンシーニ(「ムーン・リバー」だよ、あの!)キャストもスタッフも粒ぞろいなのに、作品がこれでは監督の器の問題なのでしょうか。
[映画館(字幕)] 5点(2006-04-16 13:20:00)
53.  時空の旅人 《ネタバレ》 
私の中では「どうしてこうなった」一本として印象に残る。 2021年「角川映画祭」にて久方ぶりのスクリーン。 何故か過去に痛い目に合った作品の再鑑賞。ホント自分はひねくれ者だ。  スタッフはその時代においての最良の人材を集め、キャラクターデザインは萩尾望都、 音楽(主題歌)は竹内まりや、プロデューサーりんたろう。あ、因みに私の極私的 竹内まりやベストトラックは、ベストアルバムに未だに未収録なのが?な 「TECO'S THEME(テコのテーマ)」なんですよ。萩尾望都ならば 「トーマの心臓」「とってもしあわせモトちゃん」「イグアナの娘」がいいかな。 どーでもいいか。  今回角川映画祭の宣伝文句に「出版界の連動や当時は画期的だったTVCMを使った宣伝 など、大規模なメディアミックス展開を行い絶えず時代をリードしている~」とある。 だからこそこの作品は駄目になってしまったんだと思う。 私もたくさん見ましたよ、眉村卓の角川文庫、萩尾望都の画集、竹内まりやの音楽、 そしてファミコンのクソゲー。「一流集めたんだからみんなおいでよ」みたいな宣伝活動。 良い映画の根幹たる「魅力的な脚本とキャラクターの創造」がないがしろにされたまま。  タイムトラベルをテーマにするなら、隣に未来人がいるかもしれないリアリズム (BTTFとかターミネーター)なり、おとぎ噺的ファンタジーに徹すればいいのに中途半端。 キャラクターの行動規範が「未来の戦争を回避する為に過去の歴史を改変する」 のは判るが「関ヶ原の戦いの結果/本能寺の変を発生させない」必然性はあるのか。 時空の間に飛ばされた森蘭丸、どうなったの?そこはラスト、現代のシーンにとりこまなきゃ。  角川映画の功績は魅力的な女優:薬師丸ひろ子/原田知世/渡辺典子の主演、 新人監督:森田芳光/相米慎二/和田誠の起用にあったと思うが、悪しき慣習を 生み出した=映画の作家性・芸術性を軽視し、スポンサーや広告会社からの 宣伝比重を大きくしてしまった点、未だに映画業界に残るよろしくない風潮を生んだのは (あるでしょ、素人の声優とか役者とかよくわからないタイアップとか、何とか)駄目でしょ。  同じ1986年に制作された「天空の城ラピュタ」、観客動員/収入記録では ジブリの作歴上「レッドタートル(2016)」に次いでワースト2位だけど、 その評価と後世に残した影響はそれこそレビュアーの皆様がご存じのはず。 そして何より角川映画で成功した作品は市川崑/大林宜彦/澤井信一郎といった 「プロの映画人」が制作した、作家性溢れる作品が多かった事も証明してる。  現代クールジャパン現象の根幹はアニメと漫画、ゲーム。 そういった意味では狙いの付け所はドンピシャだったのに。あ~あ。 長文失礼しました。
[映画館(邦画)] 4点(2021-12-15 08:45:53)
54.  クリスティーン 《ネタバレ》 
この作品に関しては私は映画関係者に、ふざけるなと言ってしまいたい。私は初期キング作品のファンで「ペット・セメタリー(83)」位までは原本と辞書を照らし合わせて読んでいたほどである。この作品については映画化が先に来て翻訳/文庫化(87年)は後だったので、最初見た時は「車が殺意を持って人に襲い掛かる」という点と58年型プリマス・フューリーの造形、車が自然に治ってゆく描写のみ印象に残った程度であった。で原作小説を読んでみる...なんじゃぁ~こりゃぁぁぁぁああああ!(松田優作風に)まずこの作品はホラーの体を装った素晴らしい青春小説である事、そしてクリスティーンの殺意の根本は、元の持ち主であったローランド・ルベイ(作中では車をアーニーに売り飛ばした後、直ぐ死んでしまう)=青春時代~老年に至るまで何一つ幸せの無い(と思いこんでいた)男の怨念→「あいつら良い気になりやがって」という恨み節というポイントがまるっきり抜け落ちてるじゃないか。名翻訳家深町眞理子氏がこの作品の翻訳をしていることもこの原作を愛している理由なのだが、彼女も翻訳あとがきでこの映画化に関して「そりゃないよ」と述べているくらいなのだから本当、なんて改悪をしてしまっただよなんですよこれ。「クリスティーン」「クージョ」「ファイアスターター(炎の少女チャーリー)」については映画じゃなくて原作を読んでいただきたい。と思いきやこれらみな絶版扱い。トホホ。
[ビデオ(字幕)] 3点(2018-05-08 21:37:10)
55.  ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀
「製作総指揮ジョージ・ルーカス」を信じて映画館で見た俺はケツの青い少年だったよ。
[映画館(字幕)] 3点(2006-05-06 10:55:57)
56.  メガフォース
同じ時期に上映されていたブレードランナーの誘いを蹴り、この映画を見に行った私は映画を見るセンスのない男だと思います。これもまた映画を見る眼のこやし。そういう映画でした。
[映画館(字幕)] 3点(2006-04-15 22:12:39)
57.  悪魔の毒々モンスター 《ネタバレ》 
という訳で40過ぎのおっさんが無修正・デジタルリマスター版を劇場で見ましたよ。ただ「無修正」=修正されようがされまいがこれでウヒョー!な気持ちになるわけないし、リマスターされてもエログロが綺麗になるわけでなし(逆にリアルっぽい→本物?に見えてくる分、たちは悪い)大画面で見る分これほど困った進化はない。ただ俺にとってトロマ映画を鑑賞すること=童心への回帰。何というのか...小さい頃泥だらけになって遊び道に落ちている汚物にギョッとし、広場の隅にまとめて捨ててあったエロ本の束に「見たい...でも周りの目が..」みたいな気持ちの発揚がこの映画を見ていると抑えられない。加えていじめっ子をやっつけ、悪徳企業をぶちのめすヒーローになる。さらにさらに(ここ大事)自分の顔を気にしない、美女(!?)と恋におちる。こりゃ男の理想だな。そんな男の夢をまったくもってどーしようもない映像で具現化するトロマ、素敵だ。お父さんホタテマンだし。最後にこのレビューに『「カブキマン」もこの調子でお願いします』と書く予定だったがなんとトロマ社、過去の作品をyoutubeで無料公開しており某ーンダイビジュアルとかーブリも少しはこの器の大きさを見習えよ、と忠告してあげたい。締めは関根勤氏と同じくこれで。ヴィバ!トロマ!【2021年追記:youtubeのトロマチャンネル、さすがに過去の作品を無料公開する事はこのご時世なのでなくなったものの、好々爺となったロイド・カウフマン氏は相も変わらず素敵な投稿をし続けてるのはうれしい。いつまでもお元気で】
[映画館(字幕)] 2点(2013-03-06 11:43:40)(良:1票)
58.  プラトーン
何というのかなぁ、良い食材と性能の良い道具を使用しているのにもかかわらずシェフの腕が悪いから不味かった、そんな感じの映画だな。(悲しい音楽とスローモーションを使用してというのはある意味映画人としては芸がないと思うのだがいかがなものか。役者が頑張っている分逆に力量のなさが目立つ)しかもこのシェフ、「店内は私語厳禁」位の押し付けを平気でかましてる分だけ逆に腹が立ってくる。ある意味アカデミー賞を取ったんだから、宣伝は一流なんだろうけど。
[映画館(字幕)] 2点(2007-01-11 23:59:00)(良:2票)
59.  ウォータームーン 《ネタバレ》 
多分この映画で監督工藤(の名を借りた長渕の独裁状態)が述べたかったのは「人が生きていく中で安易に迎合するな、死にものぐるいで頑張っていこう」という頑張っている人達・または安易にその日を過ごしている者への奮起のエール、そしてそんな空虚な人生を送るような日常を生み出す社会への疑問という内容だと思うんですよ、これ。だったら別に「僧侶で宇宙人」という題材を使った映画などにエネルギーを注ぐより、素直に人々の魂に届く「歌」でいいじゃんか、というのが正直な感想。リーマンブラザース位馬鹿でかい、ダイナマイト級の話の破綻した内容を見せつけれた上に最後、「生きて生きて、生きまくれ!」というのは感動以前に余計なお世話である。それになお加えてこの作品の評価を下げているのは映画に関してはプロでもなんでもない者が一本の作品を蔑ろにしたという事実に対して。書き直してみたものの、まだ冷静になれないなぁ。
[映画館(邦画)] 1点(2008-09-23 00:25:30)
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