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トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1991
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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41.  不連続殺人事件 《ネタバレ》 
昭和のころの男と女の情を 殺人事件の動機にしている点で文学作品なんですね。 金では愛は買えない、それがポイントの映画でした。  で、犯人はだれかとか、知的な挑戦を観客にしてるわけではなく、 だから殺されていく人物の描写などもあまり緻密に演出しない。 観てる自分は、あれ?また殺されたのって感じだ。  そもそも不連続とは、どの事件が本当の犯人の意図か、それをごまかすための連続殺人なので 「不」連続殺人というらしい。 劇中、探偵がそう言ってる。 多くの殺人の時に、奥さんがそばにいることで、殺しの本命のだんなに安心させといて、 昔の恋人と組んで、最後だんなを殺す。そういう話でした。   ラストの事件の解明は明快だった。 モヤモヤした世界に一本筋が入るような感じがした。 だから、観終わってみると、面白かったとなるんだね。
[DVD(邦画)] 6点(2019-06-30 11:14:50)
42.  内海の輪 《ネタバレ》 
清張映画。  岩下志麻の体当たりの全力演技が光る。 絶叫、嗚咽、放心。  特に不倫道中ラストの方の蓬莱狭の場面。 ヒッチコックぽくてイイ。
[ビデオ(邦画)] 7点(2019-04-29 20:38:28)
43.  刑事コロンボ/意識の下の映像<TVM> 《ネタバレ》 
サブリミナルテクニックを用いた、ユニークな話。 平成始まった頃、広告代理店がやってるとか話題になったテクニック。  犯人は知的で論理的だけど、 自分の論理に酔ってる幼稚なとこもあるのが、最後ボロが出たときの表情。  面白かった。
[ビデオ(吹替)] 7点(2019-04-26 08:42:00)
44.  刑事コロンボ/策謀の結末<TVM> 《ネタバレ》 
この話が、子どもの頃、はじめて見たコロンボドラマ。 あ~覚えてる、覚えてる、あの場面、この場面。  コロンボが被害者を演じて、倒れ込むシーン。 瓶に傷をつけるシーン。 車で、密輸船を追いかけていくシーン。  旧シリーズの最終話だったんですね。 思い入れもあって、コロンボシリーズでは一番好きな話。
[ビデオ(吹替)] 7点(2019-04-23 09:47:34)
45.  刑事コロンボ/祝砲の挽歌<TVM> 《ネタバレ》 
本作、「刑事コロンボ読本」という書籍の中で、名犯人ベスト10の中に入ってた犯人の一作。 軍の養成学校の校長という役どころ。 なるほど、軍人というクールな顔をもつ男でした。  それでもコロンボが事件の核心に迫りつつあることに気づいたとき、 演技がかった弱音をはくとこが泣ける。そして、コロンボはさらに上手で その時、犯人が誰かに気づいていながら、その泣き言に自分も実は~とか演技がかったセリフで応えるとこは シリーズ屈指の見せ場。
[ビデオ(吹替)] 7点(2019-04-22 23:12:16)
46.  刑事コロンボ/溶ける糸<TVM> 《ネタバレ》 
スタートレックのレナードニモイがまたクールでいい味だしてる。 ピーターフォークとの2大スターの攻防がまた楽しい。  このニモイの犯人役は「コロンボ完全読本」という本に、コロンボ史上好敵手の一人と取り上げられてたので、 興味を持って、鑑賞。 だいぶ昔に見たかもしれないが、コロンボシリーズは何度同じのを観ても飽きない。 コロンボが画面に出てくるだけで、嬉しくなっちゃう。
[ビデオ(吹替)] 7点(2019-04-07 11:55:30)
47.  ストリートファイター(1975) 《ネタバレ》 
しびれる映画の職人ウォルターヒルの初監督作。 ブロンソンがとにかくカッコいい!  後々の傑作の予感を十分感じさせる一品。 ヒルの作品は、「男」論である。 そして、そこに用いられる状況が喧嘩だ。 女のために闘うというものではない。 ただ己で居たいために、喧嘩する。 そんな映画たちの記念すべき作品である。  それにしても男くささには、ハーモニカがよく似合う。
[DVD(字幕)] 8点(2019-03-20 11:10:44)
48.  北国の帝王 《ネタバレ》 
この映画、ビデオで持ってたんだけど、カビてしまった・・(泣)  いやぁアルドリッチの映画はイイよねぇ。 ほんと、ただ乗りと、それを阻止するだけの話なんだけど、 胸を張って、ただ乗りしてるリーマービンがカッコいい。 もはや伝説で、下層階級の人たちのヒーローなんだね。  もうね、新聞やテレビには出てこないレベルの話なんだよね。 アルドリッチって下積みが長かったか、生活が苦しくて、いろんな職業してたのか・・ 映画学校出には描けない男の話を創るのが、アルドリッチなんだねぇ。  ボーグナインがまた敵役として、よく似合う。 彼は、情け容赦なく、仕事を完遂する鬼にピッタシ。 こんな骨太の映画は、いまアメリカ映画には観られないね、残念。 むしろアジアから、こんな映画が出てくるんじゃないかという予感。
[DVD(字幕)] 7点(2018-11-21 22:35:45)
49.  鬼畜 《ネタバレ》 
清張映画。  これ、子どものときに放映当時に何かでCMやってて、それが強烈に自分にインパクトを与えたんだよね。 子どもが3人ブランコ乗ってて、小さな子からいなくなっていくというCM。 子供心にぞ~っとした。  この年になって、ようやくその気になる映画を観た。 邪魔になった子どもを一人ひとりいなくなるようにしていく映画。 実話なんだってね。 一番ひどいのが、長女の女の子。 東京タワーで一人きりになってから、どうなるんだろう?  出てくる女性が二人とも怖いくらい人の血が流れてない。 お金の問題やら、旦那の浮気した子どもだからとか・・ 情けないくらいダメ男の緒方拳。 でも理由があるんだよね。 この男も子どもの頃にあちこちの家を押し付けられてたという過去が・・  清張映画は、事件を起こす人間にも理由があるということを最後の方で言うんだよね。
[ビデオ(邦画)] 7点(2018-11-06 17:26:14)
50.  影の車 《ネタバレ》 
清張映画。  6歳の子どもに殺意はあるか? まぁ芦田伸介演じる刑事が頭固すぎかもね。 子どもって環境によっては心の底で残酷なことを考えてるかもしれない。 天使ってほど可愛いもんじゃない場合もあると思う。  この映画の場合、大事なお母さんを奪った男に対して、素直な感情抱けるわけないでしょ。 不倫を子どもの前でやっちゃいかんッス。 に加えて、加藤剛が自分の幼いころにおじさんを殺してたんだね。 よく出来てるサスペンスだね。  お母さん役の岩下志麻が超きれい。 篠田正浩と結婚して2~3年の映画だから、私生活の充実が顔に出てんでしょうね。 いや~、不倫に走っちゃう気持ち、抑えるの大変だよね(笑)
[ビデオ(邦画)] 7点(2018-11-05 00:58:08)
51.  早春(1970) 《ネタバレ》 
好きだなぁ。こういう少年の悶々とした、自分でも抑えられない様を描いた映画は・・・ 「アンナと過ごした~」も遠くから女性を眺めていたのが抑えられず・・だったもんね。  この少年、ちゃんと彼女がいたのに、年上の女性にいれあげてしまう。 自分を持ってるセクシーな女性に、魅力を感じちゃうんだね。  印象的なのは、女性の看板と裸で浴槽につかるシーンが、ラストのシーンと重なる。 でもその水中での裸の絡み合いは、美しいが、悲劇で終わっちゃう。 「青い体験」のように俗っぽく無くて、女優も美しいから、いっそう性春(青春?)のはかなさが引き立つ。 スコリモフスキの正直な作風が好きだ。 なんで「イレブンミニッツ」みたいな演出をするようになったんだろ?
[DVD(字幕)] 7点(2018-10-06 15:56:58)
52.  パラダイス・アレイ 《ネタバレ》 
レスラー映画って少ないんですよね。 ミッキーロークの「レスラー」とか「カリフォルニアドールズ」とか・・  それを「ロッキー」のスタローンが監督。 同じく下町風で、いい塩梅に仕上がってる。 しかもスタローンは、強い弟の美味しい役はやらず、 ちょっと調子のいい次男役を好演。  これが後で効いてくる。 下町の苦さを一番味わう役どころ。 今までの敵役レスラーと酔っぱらうシーンは名場面でしょう。  派手さはないけど、中々の佳作です。
[DVD(字幕)] 7点(2018-06-23 19:18:02)
53.  フェリーニのアマルコルド 《ネタバレ》 
特にストーリーらしきものはない。 群像劇かというとそうでもない。 フェリーニの子ども時代の思い出を映画にしたような感じだ。  これは「道」や「甘い生活」のフェリーニというより、 「81/2」に近い。 画面のどこかに映画的仕掛けがあり、それで最後まで観せるという映画だ。  何よりニーノロータの音楽がいい。 僕は青春時代、「81/2」と「アマルコルド」の彼の曲を先に聞いて、どんな映画なんだろうと 胸をワクワクさせていた。 ついに観る機会を得たときの気持ちは舞い上がるようなものだった。 映画の楽しみは、こういうところもある。
[DVD(字幕)] 7点(2018-06-02 15:02:11)
54.  叫びとささやき 《ネタバレ》 
完成度が高いという本作。  女性3姉妹にメイドを加えた、4人の女性の恐れ、悩みなど魂の彷徨を描く。 されどベルイマンの女性観から描かれるその様は、若草物語のようには行かない。 彼の死生観は私には分かりかねるが、それでもまっ当な演出で、とつとつと我々の前に差し出してくる。  神への深い信仰あっての解釈なのだろうと思う。
[ビデオ(字幕)] 6点(2018-04-02 00:36:56)
55.  ジョン・カーペンターの要塞警察 《ネタバレ》 
警察署を襲撃・・・なんちゅう過激な・・ でもどっかで観たことあるような・・ あぁそうか、平成にいる自分はリュックベッソンで経験済みだ。 (「レオン」「キス・オブ・ザ・ドラゴン」)  籠城ものといえば、アメリカ人ならアラモ砦だろうと思ったら、 この映画のタイトル、最初の予定では「アンダーソン・アラモ」だったとか・・  カーペンターはいいね。 アイデアで勝負してきて、男くささで味付けする。 アイデア抜きだとウォルターヒルの映画みたくなってしまうね。  でもいきなり女の子を銃で撃つなんて、こりゃ映倫も眉をしかめたろうに(笑)
[DVD(字幕)] 7点(2018-03-17 22:20:10)
56.  ダーク・スター 《ネタバレ》 
カーペンターの記念すべき学生の頃の作品。 しかもエイリアンのダンオバノンと組んで・・(この映画の後、仲が悪くなったらしいが) 4年の歳月がかかった割には、世間に認めてもらえず、挫折を感じたと本に書いてあった。  とにかくチープなのは仕方ないが、カーペンターってこれからずっと自主映画のような匂いを 作品に漂わせるんだよね。 これは、その記念すべき最初の作品なのだね~。  AIが生意気で、哲学論争もちかけると、悩むのがおかしい。 エイリアンも笑える。 彼のユーモアが随所に見られ、とにかく笑える。
[DVD(字幕)] 7点(2018-03-17 14:56:38)
57.  フレンジー 《ネタバレ》 
ヒッチコックが再び息を吹き返したと言われた作品。ヒッチコックでは珍しく、女性の裸が出てくる。他にも美として女性をとらえていたヒッチコックがこんなシーンを撮るとは?という場面も。当時のR指定になったらしい。 主人公の女友達が魔の手におちた瞬間の演出がヒッチらしい。犯人と部屋に入った途端、カメラがずーっと下がっていって、建物に外に出ることで、絶望をあらわしていた。ヒッチコックのようにユーモアある会話の飛び出すキャラクターが、殺されるのは胸が痛い。 やはりヒッチコックは人間描くよりも、サスペンス映画を撮る方に重きを置く人なのだなぁと思う。 当時のこの映画を観て、手塚治虫はサイコパスの短編漫画「ペーターキュルテンの記録」を描いたのではないかと推測した。発表時期が重なるからね。
[ビデオ(字幕)] 6点(2017-10-16 12:24:24)
58.  悪魔のいけにえ 《ネタバレ》 
うわぁぁぁ・・。容赦なく残酷な映画の古典。本来、この手の映画は観ないのだが、有名なトビーフーパー監督が亡くなられたので、鑑賞。この監督作品は「ポルターガイスト」が結構、好きだったけど、出演者に不幸が続いたりして、以後気持ち悪くなり、この手の映画はあまり観なくなった。ニューシネマらしく、観終わった後に、「あぁクソみたいな現実だけど、こんな映画よりまだましだ」と別の意味で元気(?)になる映画ではある。自分の中では「時計じかけのオレンジ」がトラウマになっていたのだが、この映画よりましだった。もし、この映画を若いころに観ていたなら、今頃は犯罪者予備軍だったかもしれない。あぁ恐ろしい。本当に映倫はしっかりしてくれよ。こんな映画、子どもに観せたら、いかんでしょうが!アメリカがベトナム戦争で、いかに国内が激しくのたうちまわっていたか、まさに心に錆びたナイフでキリキリ切りつけられるように刻まれる一本。悪夢ってこんなんだろうなぁ。
[ビデオ(字幕)] 6点(2017-09-02 01:29:01)
59.  さらば愛しき女よ 《ネタバレ》 
セリフ一つ一つがウィットに富んでて、面白い。チャンドラー作品は、ストーリーテリングの教科書みたいなもんだから、話が二転三転して惹きつけられるよね~。またロバートミッチャッムがどんな時にも慌てない探偵に実にはまってて、他にもチャンドラー・ミッチャムコンビの「大いなる眠り」が某レンタル屋の企画ものでDVD化されてて嬉しい。しかし観終わった後のこの人間不信感はなんだろう(笑)。このような「人間」不在のストーリーには、美人がつきものだが、シャーロットランプリング、こういう世界観にピッタシ!多分、普通の女性なんだろうけど、あの目つきからこういう裏切る美人役が多くなってしまったのは、なんか気の毒だなぁ。他の女優では、キャサリンターナーやキムべイシンガーにもチャンドラー作品に挑戦して欲しかった。
[DVD(字幕)] 7点(2017-07-15 23:16:40)
60.  ファイブ・イージー・ピーセス 《ネタバレ》 
才能をもっているが、自分を大事にできないために、逃げ回っている男の話。旅の途中、拾う二人の女性のおしゃべりが印象的だ。汚れをまき散らす社会から逃げてるというこのヒッピーたちのおしゃべりが、後になって、ニコルソンが真面目な芸術家一家の実家に帰って、段々と彼の存在のために家族が汚れていく様相の伏線になってる。そこでニコルソンは自分のいるところはどこにもないと狼狽する。(実際はカレンブラックという恋人がそばにいるのに!)最後の男の寂しさをあらわすかのような、どうしようもなさを感じさせる逃避のシーンがニューシネマの魅力なのだが、それにしても哀しすぎる。 無名だがスーザンアンスパッチという女優が好きだ。実家でニコルソンが好意を寄せる女性。彼女の「ランニング」とか「ナッシュビル」とか出演作は少ないものの、いい存在感を出してる女性だ。彼女の存在でとりあえず映画の体をなしてるような感じも受ける。
[ビデオ(字幕)] 6点(2017-06-24 13:58:58)
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