41. シックス・センス
《ネタバレ》 肉体派のブルース・ウィルスがこのような繊細な役も出来るということに吃驚しました。また、子役の凄さには呆れるほどでした。あれだけ役にのめり込める俳優さんがいるとは、さすがアメリカです。死後の霊魂が迷い彷徨うというのは、仏教ではよく言われている(殺されたとか、自殺したとか、あまり幸せな死?を迎えられなかった場合)ので、話そのものはあまり新鮮さがありませんでした。子役に5点です。 [DVD(字幕)] 5点(2007-10-10 20:03:11) |
42. 北京のふたり
《ネタバレ》 皆様の評価は高いようですが、私は「こんなの嘘だ!」「こんなの嘘だ!」と叫びながらしか観れませんでしたので、評価は最低となりました。アメリカがこんなプロパガンダ映画を作ったのはOOのせい?最低最悪の映画です! [DVD(字幕)] 0点(2007-09-28 23:55:05) |
43. 陪審員
《ネタバレ》 題名から法廷物を期待したのですが、アクション風でややがっかりしました。特に明らかに有罪のボスを無罪に説得していく過程の掘り下げが浅く、こじつけみたいに弱くかんじました。陪審員制度の怖さはある程度描写されていたと思います。復讐劇であるのならば、もう少しじわじわ苦しめた後に自滅させる、といった方がすっきりしたと思いました。最後にユダの人形が焼かれていたのは、誰を裏切り者として象徴しているのかがあいまいだったような気もしました。ボールドウィンの扮した悪役は、頭も切れ、はまり役で、こんな悪人を主人公にしたDVD映画があれば、即買い求めるのですが・・・。 [DVD(字幕)] 5点(2007-09-23 18:26:24) |
44. ゴッドファーザー PART Ⅲ
《ネタバレ》 歌劇「カバレリア・ルスチカーナ」の話題が出たところで、パートⅢを見直しました。印象的な音楽が流れるのは、マイケルが娘を失って慟哭するバックに使われていました。Ⅰ、Ⅱに比してやや評価の低いところは、やや殺戮シーンに差がみられたためなのかなとも思いましたが、あるレベル以上の女優さんが出ていなかったので、華がなかった殺伐としたものに終わってしまった為かもしれないとも思えました。最後は糖尿病の最後らしい姿でした。痩せた犬が近寄っていったのが印象的でした。 [DVD(字幕)] 7点(2007-09-11 23:01:14) |
45. 依頼人(1994)
《ネタバレ》 原作者J.グリシャムに引かれて観ましたが、主人公のマークがあまりにこましゃくれた感じがして不愉快でした。脇のマルダーノ役をやった役者さんが、結構切れやすい危ないヒトを演じていたのが印象に残りました。 [DVD(字幕)] 3点(2007-09-07 00:32:36) |
46. 今そこにある危機
《ネタバレ》 ▼トム・クランシー原作の「ジャック・ライアン」シリーズの中で一番好きな映画です。息もつかせぬテンポの良さはさすがです。▼ボゴタでの麻薬組織によるテロのスケールの大きさには度肝を抜かれました。多分、現地ではあのようなテロが実際に起こっていることは、友人から聞いてはいたのですが、びっくりしました。▼秘密作戦の特殊部隊の生き残りのシャベスの迫力には、惚れ惚れしてしてしまいました。大統領役の「ドナルド・モファット」は、「LAコンフィデンシャル」でも悪役トップをやっていましたが、なかなかの悪役ぶりで好きな俳優さんの1人です。 [DVD(字幕)] 9点(2007-08-31 18:13:32) |
47. 羊たちの沈黙
《ネタバレ》 「ハンニバル・ライジング」を観た後に観たら、初めて観たときとは違った印象でした。レクター博士はもう完成した悪魔になっていました。クラリス捜査官はやはり、ジッディ・フォスターが一番なんでしょうかね?レディ・ムラサキとはやや異なっているとは思うのですが、レクターの永遠の恋人なのでしょうか、小生には理解不能です。でも、バッハのゴルドベルグ変奏曲は、ライジングのそれとは異なっていたように聞こえました。日本の女優さんでムラサキを演じ得たのは、夏目雅子?岩下志麻?。 [DVD(字幕)] 9点(2007-08-26 00:56:24) |
48. ロシア・ハウス
《ネタバレ》 スパイ物でショーン・コネリーが出ていれば、かなり激しいアクションを期待した小生がアホでした。各地でのロケ風景がよかったので1点、ジェリー・ゴールドスミスの美しい音楽に1点のみしかあげられませんでした。ミシェル・ファイファーという女優さんに魅力を感じなかったのも印象が薄い原因かもしれません。しかし、結局は、わけのわからない中年男女のロマンス(?)映画だったのかなぁ・・・? [DVD(字幕)] 2点(2007-08-24 22:58:11) |
49. ピースメーカー
《ネタバレ》 この映画に対しては、種々のコメントがありますが、小生の感想は以下のようです。 1 一言で言えば、よく練りこまれたシナリオのポリティカルアクション映画と思いました。シナリオはマイケル・シーファーと言う「クリムゾン・タイト」や「サハラに舞う羽根」を書いた人とのことで納得しました。 2 かなり大掛かりなロケを行っており、臨場感を高めるのに役立っていた。 3 小生の大好きな映画音楽家であるハンス・ジマーの音楽で、冒頭のロシア軍用列車の驀進するバックに流れていた悲しげなロシア民謡風音楽で思わず唸りました。さらに、テロリストの外交官が弾くショパンの「遺言」は、本当にこの映画の主題歌と言ってもよいくらいぴったりでした。その他、民族音楽風の音楽には流石ハンス・ジマーと感嘆しました。 4 ニコール・キッドマンは、知性溢れた女優さんで、役にぴったりでした。クルーニーとの関係も、仕事仲間という感じで好感を持てました。ただ9人の兵士が亡くなったと泣いていたのは、監督が女性だから?とやや白けました。 5 サラエボでは、墓石に亡くなった人の写真を挿入するという事も初めて知りました。 6 色々解釈はあるようでしたが「ピース・メーカー」とは、国連を指しているような気もしました。それ故、テロリストが国連会議場のあるNYを狙ったように小生は感じました。 [DVD(字幕)] 8点(2007-08-22 19:26:06)(良:2票) |