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黒猫クックさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 791
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自己紹介 猫と一緒に映画を見ていると、ヤツらは私より先にコイツはクソ映画だというのを察知します。ストーリー展開や伏線回収が怪しくなってくると席を立ってしまうのです。だけどそんなおっちょこちょいな映画にだって良いところはいっぱいあるんですよ。
猫のヤツらは冷酷です。

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41.  スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー 《ネタバレ》 
好みが合わ無いとかなりキツイ。
[地上波(吹替)] 4点(2013-01-07 00:23:48)
42.  ドラゴン・プロジェクト 《ネタバレ》 
 ダンスはいかんのだよ。ダンスは。
[地上波(吹替)] 5点(2013-01-05 04:34:58)
43.  縞模様のパジャマの少年 《ネタバレ》 
 侵略戦争の中身は、人の物が欲しいという見境の無さだろうか。自分ならもっと上手く使ってみせるから今すぐ欲しい。だから奪った。ちょっとそれは可視化しすぎだろと言われそうだが、そう言う側面の大きさが質量の多くを占める。  そう言う汚らしさが、大人の社会で取引や職業を介して行われる所まで浄化されて初めて繋がりが新しい様々な物を産出する美しさが産まれるはずなのだが、この時代にはそれが具体的な認識をされていなかった。  そして、その時代はあとほんの四半世紀ほど経つと100年前の戦争になってしまう。恐らくこの時代では、この話が描いた友情が生んだ悲劇への怒りはきっと戦争では無く、処刑作業をしっかりと確認しなかった作業者へ向かっただろう。   現代でははっきりと、侵略戦争への憎悪と狂った思想への警戒心がこの映画のテーマに同調する。描かれていないが、この後父親はいったいなにに対して怒り、なにをするかを想像させる事で更に戦争への嫌悪感を増大させる事に成功している。   で、ちょっと考えて欲しいのは、実効支配や軍で国家を恫喝し場合によっては非軍属の他国民を殺害することも止むを得ないという主張を続け、それに疑問を抱かないでいる塊。排他と自尊と自己顕示の、ナチスやモンゴル帝国の様な狂気を感じる。  欧米圏ではこの映画のように非常に洗練された映画が作られているのに。残念でならない。
[DVD(吹替)] 8点(2012-12-06 16:13:15)
44.  HACHI/約束の犬 《ネタバレ》 
  思わず盛大に涙してしまった。暑くも寒くも無い、とても過ごしやすい4月の中頃に、私は私の猫にであったのだけどその時の事を思い出してしまった。  劇中、ハチは片時も飼い主のウィルソンの事を忘れる事無く寄り添い共に生きた。私もこの様な関係を猫と享受する事が出来て非常に幸せだと思う。私が長い間居なくなっても玄関で延々と待ち続けていた、と家族から聞いたことがあるが、胸がいっぱいになった記憶は私の心にずっと残っている。  飼い主をじっと待ち続ける動物の話は感情を堪えきれない。たくさんの人に可愛がられて、支えられて、じっと。待ち人は来なかったけど、ハチは幸せな日々を過ごせたのだと思う。   私の猫もいつかは居なくなってしまう。もちろんいきなり私の方が居なくなる事もあるかもしれない。その時彼は幸せだろうか。この映画を見終わって彼の背中を撫でると、どう言うわけかまた涙が出てきてしまった。
[DVD(吹替)] 8点(2012-12-05 04:16:43)
45.  機動戦士ZガンダムII 恋人たち 《ネタバレ》 
 Zガンダムが弱すぎるのと、女好きすぎるのと、女の人がみんな痛すぎること。  この三点でこのマンガがダメになっている。ストーリーがメチャクチャだ。
[DVD(邦画)] 4点(2012-12-01 18:32:26)
46.  機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者 《ネタバレ》 
 何か予感させる展開にちょっとわくわくしたのは事実だ。ブレックスやヘンケンのキャラクターはアメリカ製のハードSFに出てきそうな外観で、過去の作品とは決別してきちんとハードな物を作り出すのだろうかと期待させる。   が、時折入るテレビのセルはなんか意味あるの?そこで終わる意味あるの?主題歌とかあれでいいの?  と言う具合に最後まで乗り切れなかった感がある。けどアクションは結構魅せるし、テレビ版の再放送を見てた事もあってそれなりに面白かった。
[DVD(邦画)] 6点(2012-12-01 18:30:16)
47.  ハート・ロッカー 《ネタバレ》 
 職業としての軍務。日本人には想像しにくいが、欧米圏のすべての国に常識として実在し我々の勘違いのように邪悪な存在ではない。同一の素材を元にした映画は多数有るが、視点を限定した本作はアメリカ人の気持ちが中心になっているためか、反米感情の強い人には受け容れがたいものがあるのではないだろうか。   いつも思うのは、なんだか理解不能な動機で受験勉強のような動機の不明さと勤勉さで欧米人や国連兵を殺害するテロリスト人口が多すぎることに、おかしさを感じない人が多くないだろうか。アメリカ人がテロリストに殺される事を天罰のように考え、普段はそれを口に出さず、家に帰るとネットではアメリカ人やEU人が爆殺されてはしゃいでいる。その夥しい憎悪がどこから来るのかは皆目見当が付かないが、背中が冷たくなる。   彼らの言い分は「アメリカが中東を壊した」「テロリストが可哀想」「テロリストの言い分を聞け」と言うようなものだが、ロボットアニメのようなイカサマな考えが通る訳が無い。そう言う層に媚びない作りに好感が持てる。リアリティとドラマ性が非常に高く素直に面白かったと言える良い映画だった。   本作の主要人物は、3人の性格が実に巧妙にデフォルメされており、それが現実世界と照らし合わせるとちょっとした怖さが見終わっても残る。班の中で異才を放つジェームズは、職業軍人として適格な人材で有り実は民間や他の公務員になる必要など無いのだが、観客の多くが除隊して就職しなければいけないという民間人的な勘違いをするように描かれていて巧妙だ。彼は正式な職業軍人で有り、特に疑問を持っていない至って普通の兵士だ。少年の死や同僚の死に深く傷つくが、彼は自分に合った業務として軍務を選んでいる。   一方サンボーンは自分自身の人生に絶望感を抱いていて、エルドリッジは特に何も現状に感じていない。日本では観客の殆どがサンボーンやエルドリッジで有り、共感はこちらに集まるだろう。しかし、一歩外に出ればそうではない多様な反応だってある。  一つの映画でも、どこで上映するかによって多様性が失われてしまうという現象も面白い作品だと思う。
[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2012-11-30 12:51:35)
48.  ロルナの祈り 《ネタバレ》 
 国籍の取得を目的としている結婚を数件見たことがある。彼らに共通するのは中途半端な愛情と中途半端な決心で、このままとても上手くいくとは思えないような世界に自分自身が首を突っ込んでいるととは全く気がついていないと言う事である。この映画にも、そんな事をしてただで済むとは思えない人たちが組み立てている異世界がある。  そう言う異世界の中で生きる人たちに共通するのは、愛情や繋がりにすがる心が強いという側面で、この映画を見始めてすぐに国籍だけを取得したいという彼女に違和感を覚えた。   しかしこの違和感は日本人である私に固有の物で、国籍を取得した後様々な脱法行為で行政を食い物にする偽装する側には無いものだ。一時的な情や中途半端な道徳よりも生き方の方が重要で、物語の中でも彼らの心情が語られると妙に納得してしまう。  対価が金やポジションや命と言った、普通に生きていたらそんな危険な犯罪行為への隷従がおかしいと直ちに気がつくはずだが、そうならない彼らには正直感情移入は出来ない。  そんな中でいきなりセックスを始めてしまうあたりが妙に生々しい。子供や国籍といった欲しい物を手にした彼らが突然日本人となれ合い、本当の家族のようになってしまう例も見たが、実態は日本にいながら従来のコネクションから外れるつもりがさらさら無いことも注視すべき点である。   しかしながら、そう言った一見物語にはなりそうも無い事を見事に映画にしてしまうダルデンヌ兄弟の手腕は凄まじい物がある。面白いかどうかは別として、こう言った映画の存在は正しく重要なのだと思う。
[DVD(字幕)] 6点(2012-11-29 15:54:37)
49.  俺たちフィギュアスケーター 《ネタバレ》 
 クスクスできる。フィギュア好きの人とみたらかなり楽しめる。Dreamworksの技術は伊達では無いのである。
[DVD(吹替)] 7点(2012-11-29 13:09:03)
50.  トワイライト~初恋~ 《ネタバレ》 
可も無く不可も無く。 ドラマだと競争が激しすぎて最後まで行かれないと踏んでの映画化だったのだろうか。 正直テレビドラマの面白さを映画の重厚さが上回れない典型的な例になってしまったのでは無いだろうか。  ドラマで1シーズン完結でやってもらえたらボックス買いしてたかもしれない。題材はそれくらいズキュンと来たのだが。
[DVD(吹替)] 5点(2012-11-27 13:07:45)
51.  ニューオーリンズ・トライアル 《ネタバレ》 
 言ってみれば、そんな訳無えで終わってしまうのだが、こう言う法廷をアクション的に捉える娯楽作品もたまには良いものだと思う。結構ペラペラなのだが、広告会社が上手く重厚に外面を整えていて、実際に見てみると笑って済むような内容だったりしてちょっとした驚きもある。   とはいえ、大昔筑紫哲也がアメリカ社会の本質のように力説していたが、チープなトリックで成立してしまうほどアメリカの司法制度も中流社会も甘くない。ファンタジーの世界の出来事として素直に楽しんだ方が有意義だ。
[DVD(吹替)] 6点(2012-11-27 13:02:31)
52.  インビクタス/負けざる者たち 《ネタバレ》 
 凄く気持ちが良くなれる作品だった。大統領を中心に動く群像が様々に求心力を求めて走る。大統領自身が走り続けるため、空中分解を起こしながらもズンズン再構築を続ける。当時のアフリカがそう言う雰囲気だったのだろうか。あくまでも創作ではあるからその辺のリアリティは何とも想像でしか楽しめないのだけれど、スピーディーな場面設計がたたみかけるような演出は独特の後味を生む。   大統領の意志。民族だけでは無い、遺伝子レベルで少し違う人類同士が溶け合う最後にこの映画の真骨頂を見た。白人警官のパトカーのフェンダーに、ラジオを夢中で聞いて居る子供を見つけた。その瞬間の感動はゴールキックの瞬間と遜色ない。  沿道で祝福する国民に送られる大統領の静かさは、もう彼だけが主人公では無いことを枯れ寺院が認めていたが、いち早くそれを知ることが出来たのは勝利の瞬間に興奮したこの映画の中と外の大勢の観客であった。   素っ気ない撮り口のイーストウッド調だが、こう言う毒の無い作品にも上品に溶け合うのがなんだか嬉しかった。
[DVD(吹替)] 8点(2012-11-27 12:57:46)
53.  奪還 DAKKAN アルカトラズ 《ネタバレ》 
 この頃になるとすっかり太ってしまい、アクションがスタント中心になってしまうために見所がかなり限られる。DENGEKIが面白かっただけにセガール様の見所が少ないのは残念だった。
[DVD(吹替)] 5点(2012-11-20 05:28:17)
54.  地球が静止する日 《ネタバレ》 
 毒にも薬にもならない映画だった。既視感のあるテーマ、核心にある部分が既に体験済みの作品となるとやはり退屈に感じられる。とは言え、結構堅いストーリーともいえ、小品としてはそこそこの品質にあるのだと思う。  もうダメかなと思わせる瞬間のとらえ方が不自然で違和感を感じた。そこがスケールを小さくしてしまったのだろうか。もうこれだけ情報に溢れる世界では成立しにくい題材では無いだろうか。
[DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2012-11-20 04:57:53)
55.  ノウイング 《ネタバレ》 
 なんで・・・そんな事をするんだ、と男は端末が描写するドットの集合体に呻く。示された数値をもう一度呑み込もうとするが、どうやっても腑に落ちていかない。明日の夕食の献立位に色々がどうでも良くなると、席を立って洗面台に向かう。  墓標の様なパーティションの群を静かに抜けトイレのドアが見える壁に肩を支えてもらった。  生ぬるく感じたノブに手を掛け、ドアを開けるのまでの時間が永遠に感じられる。  ノウイングを見始めた二時間前、あの記憶が蘇った。新人の頃だ、同僚から聴いた話である。上司の不正経理の証拠が自分のデータの中にある。と言うか、自分がやった事になって居る。動揺を隠し、顔を洗うためにトイレに入ると電話中の上司が居たのだった。 「○○ちゃん?あの金額だけどマズイから部下の方と分割して発注しといたわ」  その現場に出くわした彼は、叱責を上司に抉りつけた。 「なんて事するんですか。あんな処理」   トーンを変えて、続けた。 「もっと上手くやって下さいよ~、あれじゃ芋蔓ですって。ばらけてなさ過ぎですよ」  ケケケと笑う二人であった。  それを僕はドアの前で立ち聞きしてしまった。上司がドアに手をかけるまで動けなかった。そうして出くわした彼はこう言った。 「あ、来週はキミに載っけとくね、悪い。今週はちょっとイレギュラー」 「載ってないから焦りましたって。一蓮托生っつったじゃないですか~今日は焼肉ですねこりゃ」  と、巻き込まれた人間が無力化と思ったら、なんかそこに居る全員いい加減だったみたいな二時間であった。  宇宙人とかパラレルゾーンの住人とか神様とか、そんなんで落ちてるし。これじゃせっかく死んだ人も宇宙人も作った人も等しく有罪である。  ニコラスデカの熱演が台無しであった。
[DVD(吹替)] 5点(2012-11-17 02:40:06)
56.  パトリオット 《ネタバレ》 
 Imdbで本作は6.9点という微妙な点数である。この生々しい点数はどのようなところから来るのだろうか。  この映画ははっきりとエメリッヒであり、僕らが大好きなエメリッヒが散りばめられている。え?そんな戦争だったっけ?ってな具合に脚色されたストーリーはバッチリ歴史ヒーロー物のテンプレートで有り、愛国復讐劇そのものだ。   横隊の正規兵に散兵戦術を採った大陸軍の活躍は、現代の陸上歩兵部隊のような躍動感がありその威力をまざまざと見せつけ、興奮をさせられる。虐殺(大事なことだが、同じ国民同士がツボ)を繰り返すロイヤリストが感情移入を高めて、最終決戦。  ツボを押さえすぎとすら言える鉄壁の作りにとうとうアメリカ人は「スゲー、俺アメリカ人で良かった」と言ったり「リアルじゃない。子供に嘘を教えるな」と言ってみたり。なるほど中間のない映画だねと納得させられるのだった。   なるほど、似たような例に置き換えて考えてしまっては想像力が足りないのかもしれないが、新撰組なんかもどうとでも取りようがあって創作の上ではどちらにも転ばせることが出来る素材としては似たようなものだろうか。  どちらにも言えることはリアルさとか史実観とか、創作物には創作物としての意味合いを汲んでやれよと観る側が大人になることの大事さが要求されることだろうなと思う。   で、要するにこの映画がどうかというと、ネットがない時代の共産ぽい平和主義とか、反米意識とかヒッピー的歴史観とは水と油、Imdbでもそう言う人がめっためたに叩いている。  真っ向からエンタメで立ち向かうどころか、それを使ってざっくり無視する大人なエメリッヒさん半端ねえ。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2012-11-14 17:54:54)
57.  Mr.&Mrs. スミス 《ネタバレ》 
 この妙な安心感はなんだろう。微妙に違うんだけど、たぶんあれか。   南の方から空気に季節の変わり目の匂いがほんの少し交じり始めて、男女共にときめいたりそうじゃなかったり。もう少し待っていると気温が鬱陶しくなって来る。  縄張りの中に居るつがいのメスも子供を産んでしまうと旦那だったオスの顔に獰猛な唸り声をなすり付けている。  あんたが立っているその座標から一ミリでもこちらに近づいたら噛み殺すからそのつもりで、と言う意味なのははたから眺めている僕にも伝わってくる。 旦那としても、イヤイヤちょっとそばで昼寝でも、位のつもりだったのだろうがのっぴきならない。  子育てとプライドの激突、彼らの中ではあくまでも。眺めてる僕からはなんてかわいい奴らなんだの風景である。本気で殺り合ってもまあ死なない。   そう言う平和な雰囲気。似たような温さ。本人は必死。それが何と無く似て感じてしまった原因なんだろう。でもボロ雑巾になってフラフラと帰ってきた彼を見ると、マヌケさが何とも言えないのと、セリフもなく射殺されたキャラのことを思い出して複雑な気持ちになる。   これと比べたら明らかに米製歴史ドラマの合戦とかの方が残酷だったりするけど、そのドラマもこの映画もなんでか猫の喧嘩みたいにアハハで済んでしまう。
[DVD(吹替)] 6点(2012-11-10 00:59:06)
58.  スパイキッズ 《ネタバレ》 
 子供がいないと逆に切ないんじゃないだろうか。無念だ。
[DVD(吹替)] 7点(2012-11-08 04:05:03)
59.  ブラックサイト 《ネタバレ》 
 こう言う映画は結構好きなんだけど、突っ込みどころが多すぎて何とも言えない。SAWを味付けして、メジャーらしい感覚で仕上げているんだけど。  なんて言うか、停電させろとか、ドメインを強制的に停止したらとか、志村後ろ誘拐されるぞとか。そう言う腋の甘さはいかんともしがたい。
[DVD(吹替)] 6点(2012-11-08 03:35:07)
60.  ロード・オブ・ウォー 《ネタバレ》 
 作中に垣間見える事実が真実かどうかは別として、このような世界が構築されてはいけないと言う道理という物の大切さに揺るぎなさがある。  行為に魅力を感じてさえいる自分の浅はかさに気づき、行為の是非を眺める別の自分は後半の展開を戒めと取るか落胆を感じるのかを選べと迫る。   もし、このような才が自分に有ったとしたら、飛び込まずに自制できるだろうか。世の中の道から外れて殺されるまで続く累卵の脇道に、魅力を感じずにいられるだろうか。要するにその根源が金だけでは無いと言うところに、人の煩瑣と言う物がある。   それはさておき、ニコラスケイジさんの生き様マジカッケー。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2012-11-05 17:41:36)
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