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飛鳥さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1679
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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41.  ナイル殺人事件(1978) 《ネタバレ》 
事件に居合わせた全員に犯行の可能性と動機がある。ポワロはそれぞれに事情聴取するのだが、全員に対してあからさまに犯人だと決め付けるような挑発的な物言いをする。これはあまりにも無礼で、ドラマとしては違和感を覚える。コロンボも無礼ではあるが、もっとリアルに婉曲的な攻め方をするし人間味あふれるやりとりがある。こういう点で、本作は推理ドラマというよりも推理ショーに近い印象。 犯行手口にも無理がある。サイモンが撃たれた状況で、一人になって犯行を行うだけの時間を作るのはほぼ不可能。騒ぎを聞きつけて誰かが部屋に来る確率のほうが高く、抜け出すのはリスクが高すぎる。また、母親が殺されているのに、ロザリー(オリビア・ハッセー)が下船時にポアロにうれしそうに婚約報告しているのも呆気にとられる。 犯人も含めて何人も死んでいるのに、それを防げたかもしれないポワロたちは憂いもなく、事件解決で何事もなかったかのような表情。つまり、あくまでも机上の推理クイズの延長戦上にある映画だということ。それがわかった上で、推理クイズを楽しめればよし。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-06-20 00:22:13)
42.  脱出(1972) 《ネタバレ》 
4人の楽しい川下り冒険が、2人組の悪漢に絡まれてとんだ事件に。巻き込まれ型なので、誰もがこうならないという保証はないだけにどうなることかと引き込まれるが、最後はなんだか中途半端な幕切れ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-06-18 00:07:29)
43.  続・青い体験 《ネタバレ》 
前作に続きラウラ・アントネッリとアレッサンドラ・モモが主演だが、設定やストーリーは続編ではなく別物。 美しい兄嫁に惹かれる少年の一途な思いに、次第に兄嫁の心が傾いていく。エロはチラリズム程度に抑えてコメディ要素が強くなり、嫁を弟に寝取られる兄貴がとんだピエロ役で、マヌケな夫っぷりがおかしい。 年上の女性に憧れる童貞少年期に見るべき映画。昔はラウラしか記憶に残らなかったが、見直すと同級生のロージー(モニカ・グェリトーレ)がすごい美人なのに気づく。ラウラの発散する年上セクシーフェロモンには勝てなかったということか。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-05-28 23:54:55)
44.  大空港 《ネタバレ》 
群像劇としてよくできている。さまざまな人間模様があり、キャラも立っている。特に、常習犯の無銭乗客の老婆。なんとも食えない婆さんだが、憎たらしくも面白い。保険金のために機内の乗客を道連れにする爆弾犯は、自分勝手でとんでもないヤツ。死ぬなら勝手に一人で死ねと思うが、そんな夫を愛する妻の姿が哀れで切ない。不倫の機長とスチュワーデスのラブストーリーの裏で、無事を喜んで出迎えた妻の姿も痛々しい。着陸に成功してめでたしめでたしばかりではなく、悲喜こもごものドラマが交錯している。  一つ疑問に思ったのが、関係者が爆弾犯と断定するのに勘がよすぎた点。そこへ辿りつくのには、もっと根拠があったほうが良かったように思える。でも、脚本は無駄がなくてとてもうまい。群像劇で人物をしっかり描きながら、いくつもに張られた伏線を収束させる手腕はお見事。『タワーリング・インフェルノ』『ポセイドン・アドベンチャー』と並んで、パニック映画の古典としてお手本的な出来栄え。ただし、演出にユーモアと余裕のようなものがあるので、航空機事故のパニックの緊迫感は薄れている。そういった生々しい緊迫感だけでいえば、『アフターショック』のような近年のパニックものには到底及ばない。
[地上波(吹替)] 8点(2015-05-04 21:21:36)
45.  エイリアン 《ネタバレ》 
三十年以上前に出来た映画とは思えないほどしっかりしている。今みても、十分おもしろい。最初に映画館で見たとき、同僚の腹を食い破って生まれたエイリアンが飛び出してきたときはビビった。こういう作品は、映画館の大スクリーンで観ないと迫力出ないんだよなぁ。 最後までハラハラさせられる。画面が薄暗いことが多くて、エイリアンをはっきり判別できないのがストレス。それによって、想像力がかきたてられるという効果もあるかもしれないが。
[映画館(字幕)] 7点(2015-05-04 20:41:40)
46.  弾丸を噛め 《ネタバレ》 
馬に乗っての長距離耐久レースがメインの緩い西部劇。 参加者8人にはそれぞれ背負ってきた人生、思惑があって――。 西部劇の殺るか殺られるかのヒリヒリした緊張感を期待して見るなら、のんびりしていて退屈。  しっかり描ききれてないようなところも幾つか。 あれだけ傍若無人だったカーボがあっさり好青年に変身、サムがレースに参加した理由、サムとルークの結びつきなど。 これでは、サムとルークにどこかの小学校の運動会みたいに仲良く一緒にゴールされても、感動しろってのが無理。 一番良かったのが、持病があるのに参加して家族もなく名前も知られずにレース途中で死んでいった老カウボーイの哀愁。 それ以外は心に響かず、豪華キャストなのにもったいない。  人間様には賞金のかかった意義あるレースかもしれないが、馬にとってはただの動物虐待。 馬がセリフをしゃべれて馬目線で描いたほうが共感できそう。
[地上波(吹替)] 3点(2015-03-29 23:46:08)
47.  ビッグ・ガン 《ネタバレ》 
足抜けしようとした殺し屋が、組織から狙われて間違って妻子を殺されたことへの復讐劇。 組織と戦うアラン・ドロンはさすがにオーラがあって絵になるし、滅びの美学がよく似合う。 ただ、ストーリーがありふれていて、序盤でもうあらましが見えてしまって、結局どこにも意外性がない。 それにこういう殺し屋役は、どちらかというと冷たく暗い感じのするアラン・ドロンより、優しさと熱さが滲み出るブロンソンのほうが味があっていい。
[地上波(吹替)] 4点(2015-03-19 23:46:32)
48.  サタデー・ナイト・フィーバー 《ネタバレ》 
一世を風靡した映画だけど、今見るとちょっとダサい。 ディスコフロアで全員が同じフリで踊っているのは、盆踊りと変わらなく見える。 トラボルタのソロダンスも、当時としては最先端なんだろうが、キレのあるストリートダンスを見慣れてしまうとずいぶん緩慢な動きに感じる。 なので、観客が見惚れるシーンであっても、どうしても温度差が出てしまう。 流行ものは、流行れば流行るほどに鮮度の落ちが歴然となって、残るのはノスタルジーだけ。  ダンスコンテストがメインの映画と思いこんでいたがそうではなく、ダンス以外の要素がたっぷり。 友人の転落死、プエルトリコ人グループとの諍い、主人公に失恋して自暴自棄になった女の乱交。 底辺層の閉塞感や家庭の問題が背景にあって、仲間とのドラマやラブストーリーがある青春映画。 ラストは、あれ?これで終わり?って感じで物足りない。 ヒロインがもう少し魅力的なら良かったのに。
[DVD(字幕)] 5点(2015-03-16 21:15:45)
49.  マックQ 《ネタバレ》 
刑事仲間が押収した麻薬の横流しに絡んでいたというありがちな展開。 身近に以外な黒幕がいたり、パターン通りながら作り自体はしっかりしている。 ただ、あまりおもしろくはない。 ジョン・ウェインはやっぱり西部劇のほうがいい。
[地上波(吹替)] 4点(2015-03-15 22:39:51)
50.  サンダーボルト(1974) 《ネタバレ》 
強盗で奪った金を隠したはずの学校がなくなっていた。 だったら、もう一度強盗をやり直そう。 ドタバタコメディかと思っていたら、最後はアメリカンニューシネマ的に哀愁漂うラストに。 コメディ要素はあるが、特に笑えるところもなく。 クライムサスペンス、ロードムービー、アクションなどいろんな要素を詰め込んではいるけど、すべてに中途半端な印象。 ニューシネマもロードムービーも好きなジャンルなんだけど、あまり入り込めなかった。  このシーンいらないだろうと思えるところもチラホラ。 その逆に前フリが弱くて唐突に感じるところもあって、頭部への暴行が原因らしきライトフットの死も伝わりにくく呆気ない。 作りが雑なために、少しグダグダ感がある。 ジェフ・ブリッジスが若い。
[地上波(吹替)] 4点(2015-03-15 22:38:22)
51.  ブルース・リー物語 《ネタバレ》 
見終わって感じるのは、ブルース・リーは唯一無二の存在であること。 演じきれる役者などいない。 いくら見覚えのあるアクションを真似ても、憂いを含んだにじみ出るオーラや技のキレが違いすぎる。 なので映画としてはつまらないが、ブルース・リーという人物を知る一助にはなる。 それでも、100分足らずではブルース・リーの人生を深く描き出しているとはいえず、物足りなさは残ってしまう。 議論を呼んだ謎の死についても、ときどき鎧兜の悪魔に襲われる幻想が挿入されるが、踏み込んだ具体的描写はしておらず、曖昧に逃げたようにもとれる。
[地上波(吹替)] 4点(2015-03-04 22:26:46)
52.  夕陽のギャングたち 《ネタバレ》 
山賊のボスとアイルランドの革命家が手を結んでの珍共闘で、かなり異色の西部劇。 銀行強盗を企むただの悪党が、メキシコ革命に巻き込まれていくのがユニーク。 相乗りした馬車でブルジョアジーに冷たい視線を浴びる農夫が、盗賊の頭の本性を現す冒頭はセリジオ・レオーネらしくて痛快。 ただ、その後が期待ほどではなく、レオーネ作品としてはちょっと物足りない。 反発していた二人に芽生える友情は好みの定番パターンだが、ロッド・タイガーとジェームズ・コバーンにはあまり乗れなかった。 コバーンの演じたのが拳銃ではなく爆薬のスペシャリストというのも、西部劇に求めるものとは違っていた。  レオーネ特有の長回しが見られるが、『ウエスタン』くらいの緊張感と渋みがあれば全く気にならないのだけれど、それが冗長に感じられる。 なので、150分超がやっぱり長くて、2時間くらいにまとめればちょうどいい感じ。 モリコーネのションションション~♪の独特のフレーズが妙に頭に残る。
[DVD(吹替)] 5点(2015-01-11 22:33:09)
53.  バラキ 《ネタバレ》 
裏切り者とボスに誤解されて消されそうになったバラキが、マフィアのオルメタ(沈黙の掟)を破ることで復讐し、FBIとの取引で家族や自身の身を守ろうとする。 髭のないブロンソンに慣れてくるにつれて、ストーリーにのめり込んでいく。 組織の幹部が初めてマフィアの実態を証言した実話ベースで、マフィアの実在の人物が実名で描かれているのが興味深い。 バラキとジェノヴェーゼが獄中で死んでからようやく制作にGOサインが出たようだが、完成までにマフィアからの脅迫など紆余曲折があったというのもうなずける。 実話ベースの作品にありがちな淡々とした流れで、珠玉の名作『ゴッドファーザー』に比べるとドラマ性は低いが、ドキュメンタリー的な生々しさはある。 実話ものといっても2時間の映画にまとめる上で割愛されているエピソードも結構あるようだが、マフィアの大まかな実態は掴めるし、マフィアものが好きなら見て損はない。
[DVD(吹替)] 7点(2015-01-06 23:25:56)
54.  狼よさらば 《ネタバレ》 
ヒャッハーな暴漢に妻を殺された男の復讐劇。 ブロンソンが渋くてかっこいい。 娘は生きてはいるが陵辱されて精神的には殺されてしまったような状態。 なのに犯人は捕まらず、憎悪の対象はニューヨークで悪事を働くゴロツキどもへ。 一人で出かけては犯罪者どもをおびきだして狩っていく。 ゴロツキどもへの今までの鬱憤もあって、私刑が流行るのは共感できる。 ただ、家族を襲った犯人に復讐できなかったのはスッキリしない。
[DVD(吹替)] 5点(2014-12-29 20:22:06)
55.  フレンジー 《ネタバレ》 
ヒッチコック得意の巻き込まれ型サスペンス。 連続ネクタイ殺人犯に間違えられての不利な状況をどう脱するかだが、ストーリーが平凡。 脱獄して復讐に訪れたところ、たまたま犯行現場に遭遇しただけで、主人公が解決したわけでもない。 真相を解明する警部も、前半はほとんど話に絡んでなくて存在感がなく、終盤で急に出てきた印象。 奥さんの料理のシーンはブラックでユーモラスだった。
[地上波(吹替)] 5点(2014-12-16 00:39:00)
56.  ジャッカルの日 《ネタバレ》 
着々と進めるドゴール暗殺計画に並行して描かれる懸命の捜査。 捜査を巧みにすり抜けていく殺し屋の冷徹さが浮き彫りになって、結果はわかっているものの目が離せない。 犯罪者とはいえ、プロの凄みを感じさせる。 サスペンス性は見応えがあったが、殺人描写の中には「え?」っとなることも。 夫人がベッドで一切の抵抗もせずに眠るように殺された演出には、強い違和感。 ラストでお辞儀の動作を予測できなかったのも、凄腕の暗殺者としてはお粗末。 死んだ人間になりすましてパスポート申請なんて簡単にバレそうな気もするけど、当時のイギリスのシステムなら可能なのだろうか。
[DVD(邦画)] 6点(2014-12-14 01:48:41)
57.  今のままでいて 《ネタバレ》 
当時19歳のナスターシャ・キンスキーの男たちを虜にしてしまう美しさが堪能できる。 役柄は父のような男と関係を持つ16歳の女子学生で、スレンダーなヌードも披露。  娘のような若くて美しい女に積極的に迫られ、あっという間に関係を持ってしまう、中年オヤジの願望を実現したような内容。 それが、本当に血のつながった父娘かもしれないと疑惑が明るみになって葛藤が生まれる。 この中年オヤジが情けない。 自分の娘かもしれない若い女と寝てしまうなんて。 近親相姦だったかどうかは藪の中。 母と同じ別れ方をするのも予測がつき、なんてことないストーリー。 ナタキンだから成立する、ナタキンを鑑賞するための映画。  ナタキン以外で何気に印象に残ったのは、ジュリオがフランチェスカの父宅を訪れ、笑い話をしようとして失敗するシーン。 なんとも間の悪い空気感がリアルでムズムズする。
[DVD(字幕)] 5点(2014-12-12 23:35:33)
58.  フレンチ・コネクション 《ネタバレ》 
地下鉄を追うカーアクションは迫力十分。 捜査の巻き添えで通行人や車掌が撃たれたり、主人公のポパイが仲間のFBIを誤射したり。 手段を選ばず逮捕に執念を燃やすポパイの奮闘もむなしく、最終的には主犯を取り逃がしてしまう。 刑事もののお約束を逸脱する展開に、実際の捜査ではこういうものなのかもしれないと思わせるリアリティを感じる。 ただ、カタルシスは得られないし、事件としてはよくある麻薬捜査で新鮮味はない。
[DVD(吹替)] 5点(2014-12-08 19:53:39)
59.  ヒッチコックの ファミリー・プロット 《ネタバレ》 
ヒッチコックの遺作としては、物足りない出来。 やっぱり全盛期のキレは見られない。 コミカルな演出がわざとらしくて寒いだけ。 サスペンスの邪魔をしている。 インチキ霊媒師のフランに突然霊感が宿ってダイヤを見つけるラストには脱力。
[地上波(吹替)] 4点(2014-12-07 11:18:39)
60.  レッスンC 《ネタバレ》 
自由恋愛クラブといっても、売春クラブをキレイな言い方にしただけ。 ただ、そんなにどぎつい内容ではなく、初体験に憧れる女子高生と男子高生の実にたわいない話。 毒にも薬にもならない、ちょっとエッチな青春コメディ。  クラブのセッティングもなかなかうまくいかず、結局結ばれたのは最初から恋愛感情のあったデビーとフィッブスだけ。 ナターシャ・キンスキーがキャピキャピした同級生の中では、すでに大人の雰囲気で浮いて見える。 実際、早熟だったので他と経験値も違っただろうし。 主役だけれどそれほど魅力的には映っておらず、この作品ではまだブレイクしないのもわかる。 これならむしろ他の女子生徒のほうがいいくらい。
[DVD(字幕)] 4点(2014-12-02 22:21:40)
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