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しっとさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 137

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41.  悪魔の追跡
子供の頃に観たトラウマ映画の一本。荻昌弘さんが解説者をつとめていた月曜ロードショーで繰り返し放映されていたと記憶しています。私のおぼろげな記憶では、アフリカを車で旅している途中に、とある部族の土着の宗教儀式で生贄となった若い女性が殺害される場面に出くわして…みたいな感じだったのですが、2年ほど前にテレ東で放映されているのを再見して、微妙に違っている(というか、アメリカが舞台ではないか)ことを発見してささやかながら驚きを感じました。何よりもビックリしたのが、この映画、ピーター・フォンダとウォーレン・オーツという二大スター共演の映画だったことです。てっきり、いい加減に作られたB級映画だと思っていたので…。女性陣が、何の役にも立たないどころか、かえって災いを招いてしまっているあたりが、いかにも70年代のパニック&ホラー映画らしいです。ラストの、怪し気な衣装の信者の群れと火の海に車が囲まれて窮地に追いつめられるシーンは、今でも忘れられません。
6点(2002-12-30 05:13:28)
42.  ラストサマー
監督のヒッチコキアンぶりが存分に発揮された映画だ。さかQさんが指摘されているが、私も、パレードと殺人とを同一のショットに収めるあたりに、監督としての優れた才能を認めた。『スクリーム』の成功は脚本の勝利だったが、『ラストサマー』の成功は演出力の勝利と言えるだろう。ただ、この作品は、ヒッチコックが忌み嫌った謎解き映画そのものであり、さらにヒッチコックが指摘していたように、本作も御多分にもれず、謎が明らかにされていく過程でトーンダウンしていくことになるのだが、そのことをことさら本作についての批判材料にするわけにはいかないだろう。こうしたジャンルの映画が必ずといっていいほど辿ることになる運命なのだから。
6点(2002-12-24 05:50:40)(良:1票)
43.  エアフォース・ワン
米国賛歌型娯楽大作という点で『インデペンデンス・デイ』と同系列の作品ではあるが、本作の方がずっと純粋にエンターテイメントとして楽しめる。何故だろう?本作は、大統領としての職責や、良き夫であり良き父である家庭人としての顔、テロを防ぐための唯一の生命線としての役割など、様々な立場に同時に追い込まれることからくる内面的葛藤がミソで、主人公が一国の首長であるという設定がサスペンスに存分に活かされていて、とても説得力がある。一方、『インデ~』の方は、大統領をヒーローに仕立て上げることそのものが目的であり、それが胡散臭さの原因なのかもしれない。そういえば、ペーターゼン監督もエメリッヒ監督も、ともにハリウッドで活躍するドイツ出身の監督であるが、二人ともこうした米国賛歌型映画を撮る理由には、やはり先の大戦での負い目があるのだろうか。
6点(2002-10-27 06:19:39)
44.  ファイヤーフォックス
前半のサスペンスと後半のSFアクション、二つの要素が交じり合わずにきっぱりと分かれている。前半のサスペンスシーンにおける、緊張感を持続させる演出手腕はお見事だが、後半の特撮シーンは、模型が空を飛んでいるのが丸分かりで、少々キツイ。絶命寸前のユダヤ人科学者の眼前に現われた、黒装束のような飛行服に頭からつま先まですっぽりと身を包んだイーストウッドの姿は、この映画がまぎれもなく『荒野のストレンジャー』や『ペイルライダー』の系譜に連なる作品であることを意味している…というか、そんなことは、イーストウッドファンは先刻承知?今回、ビデオで観直してみて、はじめて気がつきました…。
6点(2002-08-16 05:09:28)
45.  バックドラフト
ロン・ハワードは監督として力量のある方ではあり、娯楽作品としてなかなかの出来になっている。ただ、感動作という側面での盛り上げ方にはやや無理矢理なところがあり、ちょっとひいてしまった部分も…。今回のデ・ニーロは客寄せパンダ的存在。
6点(2002-02-25 10:37:26)
46.  コンタクト
ジョディ・フォスターはホントに魅力的な女優で、彼女の個性や演技力だけでも十分堪能できる。ストーリーもよく練られていて、ゼメキスらしい特撮シーンのうまさもあって、なかなか楽しめた。変な日本文化の描写もご愛嬌ということで。むしろ、北海道を第二基地に選んでくれたことが嬉しいくらい。ただ、異星人との対話のシーンは、うまく逃げたなと思わせると同時にSFの限界を感じたこともたしか。
6点(2002-02-23 10:17:30)
47.  タワーリング・インフェルノ
特撮映画はやはりナマモノか。30年という時を経ると、特撮技術にたよっている部分が大きいからか、どうしてもアラが目に付いてしまう。それは俳優の個性やストーリーではカバーしきれないもので、現時点での作品としての評価にどうしても影響する。公開当時この映画を観ることができたら、きっと評価が大きく変わってたにちがいないが、90年代に入ってようやくこの映画を目にした者にとって、この点数が正直なところだ。
6点(2002-02-18 11:36:23)
48.  スターシップ・トゥルーパーズ
いろんな意味で過剰な演出は監督の狙い通りに成功しているんではないだろうか。徹頭徹尾コミック調の演出は血なまぐさい描写や被写体の数の過剰さをカバーしていて、金がかかってるんだかチープなんだかよく分からない特撮シーンや各キャラクターのどことなく表面的な演技もおそらくあらかじめ計算されたものだろう。娯楽映画としてよくできているだけでなく監督の個性を十分に発揮した点で、なかなかの作品と言えなくもない。
6点(2002-02-13 08:50:09)
49.  シックス・センス
謎解きに血眼にならない私のような単純な観客にとっては、やはりラストはあっと驚きです。あー、ナルホド、そういえば、ブルース・ウィリス、いっつも同じ服着てたなとか、オスメント少年以外とは会話をしなかったなとか、頭の中でフラッシュ・バックしながらつじつまを合わせて、なかなかよくできてるなと納得…。ただ、ホラーとして恐怖感を感じさせるような演出にいまいち成功してなかった気もする。
6点(2002-02-03 07:56:08)
50.  ミッション:インポッシブル
デ・パルマにしちゃ普通の映画だなぁって思って観続けてたんですが、TGVとヘリのチェイスシーンになって、ようやくデ・パルマ節が発揮されました。爆風を受けて吹っ飛ぶトム・クルーズがナイス(死語?)。全体としてはよく出来た娯楽映画だと思う。ただし、ドラマを知らない世代だから素直に楽しめたというのもあるかも…“ライカー副長に押し寄せる災難、実は陰でピカード艦長が…!?”なんて映画あったら、どんなによくできてても私は嫌だ。
6点(2002-01-26 09:18:32)
51.  シン・レッド・ライン
ナレーションはテレンス・マリックにとって何よりも重要な映画技法のようだが、戦闘シーンのリアルな映像とからむとどことなく表面的でスノッブな印象を受ける。映像の力強さは、監督よりもカメラマンの力量によるものか。
6点(2001-11-25 14:57:30)
52.  ブレーキ・ダウン
昨日、テレビで観たばかりです。スピルバーグ監督『激突!』へのオマージュに溢れた作品。犯人像がなかなか明確にならない前半から妻の救出劇へと転換する後半への流れも緩慢とせず、緊張感を持続させる。70年代のアクション・サスペンス映画を彷佛とさせるが、プロットの面白さで“見せる”映画が少ない昨今、なかなかよく出来た映画だと思いました。
6点(2001-11-25 13:24:52)(良:2票)
53.  フォレスト・ガンプ/一期一会
外国人が評価に困る映画。面白い娯楽映画だけど、アカデミー賞を総ナメにするほどか?と、観てる間はアメリカ人になった気でいないと理解できないような…。さすがに、半世紀の歴史をなぞって描こうとするとやたら上映時間が長くなってしまうなぁ。最後ら辺、ちょっと疲れました。
6点(2001-11-20 16:09:48)
54.  フォー・ルームス
凝ったカメラワークやストーリー構成など、個性を感じさせる映画。私も4話目が一番好きです。観たあと、とくに感想がわかない映画でもあるけど…。
6点(2001-11-20 15:51:28)
55.  フォーリング・ダウン
キレたマイケル・ダグラスは意外と珍しい。いつものエリート役よりむしろこんな役の方が合ってるかも?目が笑ってないマイケル・ダグラスって、かなり恐い。ストイックな感じのショートヘアも似合ってるし…。街中で出くわす嫌な奴をマイケル・ダグラスが片っ端から成敗してくれる痛快娯楽ムービー(?)。
6点(2001-11-20 15:24:33)
56.  沈黙の戦艦
テロリスト集団に孤軍奮闘するヒーローという設定と作品の雰囲気からして『ダイ・ハード』を意識した娯楽作品のようだが、やはりクオリティはじゃっかん落ちる。それでも、十分に楽しめる映画。ただ、セガールのあまりの強さにハラハラする場面が少ないのはマイナス。
6点(2001-11-19 15:21:20)
57.  ヒート
白昼の路上でのド派手な銃撃戦は迫力満点。ただ、デ・ニーロとパチーノという実力派の両雄が同じカットにちゃんと収まってるシーンがないのは残念。映画としては並の娯楽大作というところか。
6点(2001-11-19 04:13:14)
58.  トゥルーライズ
キャメロンらしい、ソツのない娯楽大作。ツボを心得た演出でハラハラしながら最後まで楽しめました。
6点(2001-11-16 15:55:48)
59.  テルマ&ルイーズ
ハーベイ・カイテルは大好きな俳優なんですが、この作品に限って言えば、彼が一番いらない。ストーリーの流れに大きく関与してくるわけでもなく、なんだか存在が中途半端。彼がいなければもっとシャープな作品に仕上がってた気がする。
6点(2001-11-16 15:50:17)
60.  チキンラン
飛行機の中で吹き替え版を観ました。『ウォレスとグルミット』がすごく面白かったので期待して見てたのですが…登場人物(?)がちょっとしゃべりすぎ。クレイアニメで2時間持たせるのは少し無理があるような。それでも作品としての完成度の高さは認めざるをえない。
6点(2001-11-16 15:27:38)
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