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なにわ君さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2036
性別 男性
自己紹介 ●採点基準
10→おもろい(なんらかの感情が揺さぶられた場合も)
7→ややおもろい(おもろくない事はないんやけど、もうちょい)
5→普通(可もなく不可もなく)
3→今一歩(微妙に退屈)
0→退屈(途中眠たくなったりして最後まで観るのがしんどい)
評価は観たときの体調、年齢、精神状態、その他モロモロに影響されまくってます。独自の映画論なんてなくいきあたりばったりのてきとーさで映画を観ます。すんません。なお社会人ですが精神年齢はかなり子供です。好きなジャンルはホラー、サスペンス、SF

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641.  アンダーカバー(2016) 《ネタバレ》 
人種差別主義者ってのは、どこの国にもいます。当然、日本だっています。自分らの人種が一番なんだ、あの人種は犯罪者だ、ゴキブリだ、国から出てけ、とかね。この映画では、そんな人になる理由の1つに被害者意識があげられています。俺がこんなんなのは、社会のせい、会社のせい、学校のせい、この国にいるあの人種のせいってゆうわけです。しかし、本当に恐ろしい者は、そんな彼らを冷静に見てる、その後ろに潜んでる者たちです。この映画はそんな実話をベースにした潜入捜査モノで、なかなか緊張感がありました。一番、差別主義者を煽っていた者が、思想意識はほとんどなく、単に俗物的な理由だけで、差別主義者たちが、そんな奴のいいカモになってるってのも最近の風潮として考えさせれます。派手な映画ではないけど、それなりに楽しめました。
[インターネット(吹替)] 7点(2018-10-25 22:55:00)
642.  クローバーフィールド・パラドックス 《ネタバレ》 
冒頭、主役の女性と夫との会話で始まり、よーやく宇宙に行ったと思ったら、また、そこから地上通信で主役の女性と夫との会話。いや、もう、その絡みはさっき観たから、関係性とか十分理解してるから、はよ次いけやーって、のっけからちょいイラッとしてしまいました。ダメな映画は、しょっぱなから引き延ばし工作にかかるんで、こっちの期待度は一気に冷めて、この映画、ダメダメかもなーって思い観ていたら、本題に入ってっからは、壁の中に女性が埋まっていたり、なくなった手が勝手に動いてさまよったり、シュールな展開とホラー色で、わりと面白く楽しめました。真相とかは、海外ドラマとかのJ・J・エイブラムス、お得意のアレなんで、こーゆう設定好きやねーと、若干、アキレましたが、基本、オチを含め、こーゆう設定、嫌いじゃないです。
[インターネット(吹替)] 7点(2018-10-25 04:24:50)
643.  トレイン・ミッション 《ネタバレ》 
途中、電車の中をウロウロしっぱなしのリーアム・ニーソンにちょっと笑ってしまいました。めちぇめちゃ落ち着きない人にしか見えんかったから。ストーリー自体はよくあるサスペンスアクションですが、それゆえに安心して観れます。迫力もあるし。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-10-23 08:11:26)
644.  海底47m 《ネタバレ》 
最初の30分のドラマはどーでもいいって感じですが、その後、ケージごと海底に落ちてからは、意外にもハラハラの連続で胃がキューってなります。海底のケージから姉妹がどうーやって脱出するか、それだけで1時間近くもたせるために、失敗、不運の連続なので、こーゆう映画で人の失敗行動に対して、イライラする方には向いてない映画かもしれません。それにほぼ海底の姉妹だけがメインなので予算もそんなにかかってないようには思えます。リアリティはわりとあるほうなんじゃないかと。もっとも僕はスキューバもサメに追いかけられたこともないので、推測でしかありませんが。地面がなくなり足元から下が見えなくなる恐怖、方向がわからなくなる恐怖、サメがどっからくるかわからん恐怖など、色んな恐怖があるので退屈はしませんでした。それでもラストシーンは若干長かったかな。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-01-13 00:02:51)
645.  バーニング・オーシャン 《ネタバレ》 
この映画も実話ベースやったんやね。海上採掘場爆発シーンはさすがに凄い。これ助かるのか?の連続で、ヤバい。ラストは実在の人々の映像と亡くなった方々の映像が出る。パトリオットデイほどは心はふるえなかったけど、やっぱ悲しい気持ちにはなりました。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-01-12 21:35:18)
646.  ディストピア パンドラの少女 《ネタバレ》 
子供たちが牢屋に入れられてる。観た感じ普通の子供たちみたい。大人たちにちゃんと挨拶するし。ところが、大人たちは彼らに非常にビビってる。銃を向けて牢屋に入り、彼らを車イスに座らせ、拘束具をはめて、彼らを集団で移動させる。移動先は、1つの教室。そこには普通に女性の先生がいて、彼らは机に向かって座らされ、普通に授業を受ける。全員、とても礼儀正しく、きちんとしてる。笑うし。この冒頭のシーンを見て、まず思った。これ、どーゆう状況?と。しかし、この疑問により冒頭から映画の世界にとっぷりつかっちゃった。疑問の謎はすぐに解かれる。世界には謎の奇病が蔓延し、人々の多くはゾンビみたいになっちゃってるのだ。厳密にゆーとゾンビじゃない。普通に死ぬ。ゾンビは普通には死なないので。ただ、思考能力がなくなり、普通の人間の匂いをかぐと、全力疾走で追いかけてきて、その人間を食べちゃう。犬とか、他の動物も食べちゃうみたい。つまり、世界観はゾンビものとして見てOK。ただし、この映画の主人公は冒頭の恐れられた子供の1人であるメラニーとゆう少女。彼女はゾンビ系の属性なのだが、ふるまいは通常の人間と同じとゆう非常にグレーな存在なのだ。だから、彼女目線で物語を見てると、今、これ、どーゆう状態?ってのがチョコチョコあったりする。透明のお面をつけて車の屋根の椅子に座る少女。シュール。オチは色々考えてしまうけど、僕は、絶望的な状況の中のなんかホッコリって感じに受け止めた。観る人によれば、怖いオチと映るかもしれない。冒頭の状況との対比になってるのは、安直だけど、悪くはないです。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-01-10 22:52:16)
647.  エイリアン:コヴェナント 《ネタバレ》 
もう前作プロメテウスのストーリーなどほとんど記憶になく、しかも意外と前作との繋がりは強いんだけど、それなりに楽しめました。楽しめた点としては、あの白色のエイリアンの姿が意外に不気味で、ゾゾゾてした。口だけある異常殺人鬼って感じが、僕の怖いっていう部分にピタって来た感じです。逆に後半で、例のエイリアン本来の姿が出てからは、そない怖く感じないなんだけど、今度は逆にアンドロイドの怖さが増大して、これまたゾゾゾでした。こちらも異常殺人鬼的な怖さがあって、異常な妄想を実現しようってうするキャラが、オチを含めて怖いです。僕の評価の点数的には前作と同じですが、厳密には前作よりちょっと面白かったかな。ただし、移民団を任せられてる乗組員が、ありえないほど、ウカツなので、その辺のキャラ性にムカつく人にはウケは悪いかもです。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-01-08 22:31:19)(良:1票)
648.  白ゆき姫殺人事件 《ネタバレ》 
前半、綾野剛演じるテレビのディレクター目線で話が進むんだけど、ここはちょいしんどかった。殺人事件から始まるのに、ノリが妙に軽いし、ネットリテラシーのなさが浮き彫りにされてウンザリするし、感情移入度はゼロ。ただ、中盤から白石監督風フェイクドキュメンタリータッチの演出になり、そこから徐々に映画にのめり込んでいき、後半は結構、ハマって楽しめました。
[インターネット(邦画)] 7点(2017-06-14 00:24:17)
649.  ミュージアム 《ネタバレ》 
僕はこの映画の原作の漫画は昔に読んでおります。漫画の印象としては予告犯よりはイマヒトツだったかなー。結末が作者の思い通りにならず、漫画の検閲にかんする表現の限界を作者は感じていたように記憶してます。それで漫画に何やら作者のメッセージを加えた仕掛けを施していたような。もう忘れましたけど。で、映画の方は、終わりまでほとんど原作の漫画通りに進行していました。だから、まあ僕としては観てるうちに、原作を思い出す作業になっちゃったかな。漫画は雰囲気もほとんど同じなので、映画として観るか、漫画を読むか、どっちでも同じ印象かな。ただし、オチは映画の方が断然わかりやすくなっており、あのジワジワくるゾワゾワ感は嫌な気持ちになって、ちゃんと終れました。あと姉弟ネタも漫画にはなかったようなー。そこは忘れたまんまで印象無かったので、素直にちょっとだけ驚けました。
[インターネット(邦画)] 7点(2017-05-24 00:37:04)
650.  日本で一番悪い奴ら 《ネタバレ》 
原作は北海道警察の不祥事である稲葉事件の真相を書いた同名のノンフィクション。その映画化。どこかコミカルタッチに描かれているが、いやはや、どこまでが本当か知らないが、これがマジなら、北海道警察、ヤバすぎでしょ。そして主人公の諸星、どんな性格してねんねん。オモロすぎでしょ、こんな奴。ある意味、純粋とゆーか、頭のネジがぶっ飛んでるとゆーか、銃で点数上げるために、薬とゆうリソースを消費するその感覚、金で銃を買い漁るその感覚、本末転倒すぎでしょ。これ。すげーなー、主人公、そして北海道警察。ものすごくヤバイ事してんのに、普通に警察署で会議してるのが、しかもヤバイ事の全てを、普通にそこでみんなでお話してるのが、日常と非日常のごったまぜとゆーか、なんなんやろこの世界観。税関まで巻き込んでの薬の大量密輸にいたっては、おいおい、大丈夫か日本と、この国の倫理観が心配になってきます。もちろん映画として、退屈はしませんでしたが、最後まで見ると、悪徳でもうお腹いっぱいって感じになりました。役者はみな素晴らしく、特に主役の綾野剛、この変なキャラを魅力たっぷりに表現してて、本当にお腹いっぱいになりました。
[インターネット(邦画)] 7点(2017-05-18 17:00:36)(良:1票)
651.  64/ロクヨン 前編 《ネタバレ》 
誘拐事件の捜査をする警察の映画。なんだけど、この映画はちょっと変わってて、主人公が警察の広報官とゆうあまりこれまで注目されたことない役職で、それにより、とくにこの前半は、警察内部の報道記者クラブと警察の衝突がメインで描かれていて、あれ、冒頭の誘拐事件はあんま映画とは関係ないんかなーと、途中何度も思いました。描かれる世界観があんま馴染みのないものばっかなので、なんでこの人たち、こんなに衝突してんの?と若干チンプンカンプン。ただ、それくらいで、そこまでならんでもって感じはあるんですけど、重厚な雰囲気と新鮮な世界観で退屈はせず、どーなんねやろって感じで、面白くはありました。ちなみに、後半はよーやく誘拐事件に焦点があてられ、そちらの話になっていくので、そっちはそっちでサスペンスフルで違う面白さはあったかな。よくある誘拐事件の警察と犯人の戦いではなく、ちょっと変わった視点からの誘拐事件取り扱い映画、僕はそこそこ楽しめました。しかし、永瀬正敏の鼻水、伸びるなー。
[インターネット(邦画)] 7点(2017-05-18 13:55:27)
652.  ドント・ブリーズ 《ネタバレ》 
僕は映画を観るときの倫理観は結構ユルユルな方なので、娘を交通事故でなくした盲目の老人の家に泥棒に入る鬼畜な主人公でも、ちょっとその背景を描かれると、主人公側に感情移入しちゃって、逆に背景があまり描かれない老人に不気味さを感じつつドキドキして見れてしまいました。ユルユルでごめん。映画は冒頭、盲目の老人が道の真ん中を娘を引きずりながら歩いていくなんかヤバめなシーンから始まり、もうこの時点で、いきなりそのヤバさにゾワゾワしちゃって、このゾワゾワ感は前半の主人公たちを掘り下げる比較的静かななシーンでも常にあり、これが推進力となり、後半のメイン展開まで退屈感はありませんでした。音響もなに気によかった。で、その後半は緊張感の連続で、なんか怖いし、ドキドキするし、盲目の老人が、主人公たちの横を通り過ぎるたびに、ヒーーーッてなっちゃいました。真っ暗な中で、何も見えずにウロウロする主人公たちに絶望感を感じつつ、それでも流石に、老人をボコボコ蹴って、精子を口に突っ込む女主人公にはちょっと、おいおいおいと引いちゃって、老人側に同情しちゃった。この辺の感情移入度の揺り動かし方は、嫌なくらい意図的かもね。かたや、復讐のためには手段を選ばない老人、かたや、絶望的な生活から小さな妹と脱出するためには手段を選ばない女性、そんなトムとジェリーみたいな攻防戦。僕は楽しめたけど、人を選ぶ映画ではあります。
[インターネット(字幕)] 7点(2017-05-02 12:14:37)
653.  葛城事件 《ネタバレ》 
観てる間中、自分の中の不安感がずっとつきまとうような映画でした。過激な場面もあるのですが、どちらかとゆーと、静かで淡々としたシーンが多く、でもそこには確実に、ちょっとした嫌な空気感が流れていて、怖ッとか、ドキドキするとか、強烈に感情が揺り動かされるとゆーよりも、殺伐とした不安感がジワジワと観てる僕を取り囲むってゆーか、正直、観ていてずーっと嫌な気分みたいな、それでいて目が離せなかったです。僕も家庭があり、子供はまだ小さいですけど、こんな風に、ちょっとずつボタンをかけちがって、破滅を迎えないってゆう保証はどこにもありません。そんな不安はいつでも持ってます。それを目の当たりに見せられた感が、この映画にありました。もちろん三浦友和演じるお父さんみたいなキャラは、今では一般的ではないですが、でも、どこか自分にもそんな部分があるんじゃないかと思わさられる部分もあって、こんな風にはなりたくないなーと、客観的な視点で改めて思わされました。田中麗奈演じるキャラが、ちょっと現実離れしてるので、全体的にリアルなのか?と言われれば、そーでもないとは思いますし、観ていて全く誰にも共感できずにオイテケボリになる人もいるとは思うので、人を選ぶ映画かもしれません。若かりし頃の葛城家のシーンがあるのですが、あのあたりからくる、どこにでもあるような家庭が、こーなちゃった感は、切なさと不安感とが入り混じった居心地の悪さを特に感じました。加熱すると丁寧語になるとか、首を吊ってからの麺をすするお父さんとか、なんか絶妙。あー、嫌な映画見ちゃったなー。
[DVD(邦画)] 7点(2017-02-01 15:57:53)
654.  機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起 《ネタバレ》 
今回はシャアとガルマの士官学校もの。前作よりは躍動感があり、またキャスバルが本来のシャアになった物語なところが、ちょっと燃える。アムロがサイド7に到達するラストが、いよいよ、これから本格的な物語が動き出す感じでグー。
[DVD(邦画)] 7点(2016-12-20 15:11:51)
655.  機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル 《ネタバレ》 
何を隠そう、僕はガンダムのキャラでは、ランバ・ラルが一番好きでした。あの軍人魂、男の中の男的感じ、でも優しさもあるとゆうその優れたバランス感覚に、小さい頃から、かっちょいーなーと、彼のおかげで、僕はジオンとゆう国を悪い奴と思えなくて、ガンダムとゆうアニメを勧善懲悪のロボットものではないと、幼少から認識してしまった次第でありまして、で、今回のお話、彼が結構、活躍するわけですが、それだけで、もうなんかテンション高め。後にランバ・ラルの部下として登場するちょい役の兵士たちも、意外な顔見世でそこもよかったなー。でも、それ以上に、セイラとシャアの境遇や母との別れに、意外にもウルウルきちゃいました。彼らの過去はわりと知ってるほうなんですが、こーやって、丁寧に物語として語られると、なんか切ないです。ちょいちょいあるコミカルなシーンには、少し違和感を感じましたけど、元のガンダムが好きなので、許容範囲ですかね。ただ、モビルスーツ戦が好きな方には、物足りないかもしれません。そこは少なめです。
[DVD(邦画)] 7点(2016-12-20 12:58:40)
656.  劇場版 PSYCHO-PASS/サイコパス 《ネタバレ》 
アニメの1期2期ともにサイコーに面白く、久しぶりにはまったので、この劇場版も鑑賞。設定としては近未来の警察もの。攻殻とはまた違った形の近未来の表現で、こちらは人間のサイボーグ化などより、どちらかとゆーとその社会を統治するシステム自体に近未来の表現を示した感じになっていて、主役も女性であるが、攻殻の草薙とは全く正反対の普通の女の子といったテイストであります。社会は人間の犯罪誘発を数値化したシビュラというシステムによって治安が維持されており、その数値が高い者を取り締まる公安の新米刑事、常守朱が主役。アニメシリーズでは、そのシビュラシステム自体にも関わる重大な問題とタイトル通りのサイコパスな犯罪者とを絡めたサイコサスペンス的SFな感じで、毎回、次がどーなるのか楽しみなほど面白く、物語やどんでん返しなども秀逸で、攻殻以外でも、アイデア次第で、面白いSF刑事ものができるんだなーと感心しておりました。で、この劇場版。今回は、日本以外の世界が舞台で、日本の外がどんな風になってるのかが描かれ、そこはとても興味深かったです。でも、テレビシリーズとは違った軍事アクション的な側面が強調されており、僕としては、シリーズ本編の不気味な異常犯罪心理的側面が好きだったので、そーいう意味では、少し物足りなかったかなー。まー、1期の主役の一人狡噛慎也が再登場し、一時的とはいえ、常守と狡噛が再びコンビを組んだ姿を観れたので、それだけでも良かったかなー。次は、劇場版ではなく、是非ともテレビシリーズ3作目を作って欲しいです。ちなみに、映画はシリーズ本編を観ておいたほうが断然良いです。シビュラシステムの不気味さや常守との関係性、他の執行官の背景などは、この映画では全く描かれてないので、そこを知らずに観ても、単なる平凡なSFドラマにしか感じないと思います。てゆーか、映画自体はSFドラマとしては平凡です。
[DVD(邦画)] 7点(2016-12-15 15:19:52)
657.  攻殻機動隊 新劇場版 《ネタバレ》 
攻殻の新シリーズariseの劇場版。このシリーズはこれまでの攻殻の公安9課設立前の話であり、そしてこの映画は、シリーズと完全につながっているために、ariseシリーズを観てなければオイテケボリ感はハンパなく、ストーリーもわかりにくいようになっている。なので、この映画を理解するためにはariseシリーズは観ておいた方がいい。映画としては、これまでの攻殻で述べられていた要素が多く、シリーズファンには新鮮味がないかもしれない。でも、この映画の結末が旧劇場版の冒頭につながる仕組みを考えると、この映画の各要素がもとで、その後のシリーズの出来事が誘発されたとも考えられ、僕は興味深く鑑賞できた。例えば、第三世界とゆうネットの海に流されたゴースト達、それが旧作の人形遣いの原型かもしれないのだ。一方、この映画で述べられるデッドエンド問題なんかは目新しく、面白い問題定義だと感じた。永遠の命みたいな便利な義体化技術、しかし、実は機械であるがゆえに、度重なるメンテが必要であり、そして、時代が進めばその技術も新しくバージョンアップされ、そーなると古い義体などはアップデートできなくなっちゃう。そうまさに今のWindowsとかと同じ現象が義体化に起こっても不思議じゃないわけである。これは目から鱗でありました。機械の体になったひゃっほー、これで老化で死ぬ事はないぞーって考えがちだけど、機械であっても壊れるし、古くなれば朽ちていく。だからこそのメンテ。でもそれも技術革新でできなくなれば、あとはもうボロボロになっていく機械とともに、いつか果てるみじめな人生を送るしかないのである。それはある意味老化と同じ。いや、老化よりつらい晩年を過ごすかもしれない。全然、ひゃっほーじゃないわけであります。やっぱ、永遠を求めるなら、ネットの海へ同化するしかないのかなー。映画の展開の方は、アクションが豊富で、どんでん返しも多く、僕は楽しめたほうかな。ただ、しゃべってる内容の半分以上は何言ってるかあまり理解してないのは、いつもの攻殻以上かもしれない。旧作は物語自体は結構わかりやすかったけど、こちらは本質のストーリーはそんなに難しいことじゃないんだけど、なんかわかりにくいんだよねー。参考までに、arise全体の内容を簡単に説明すると、ようは、ファイヤースターターってゆう謎のウィルスがあって、これに感染すると、なんか嘘の記憶をかまされて、何者かの思惑どうりに動いちゃう。で、そのウィルスにより様々な事件が発生。攻殻メンバーは各事件を解決しつつ、ファイヤースターターの謎を追い、この劇場版でファイヤースターターの正体を突き止めるってお話。
[DVD(邦画)] 7点(2016-12-13 00:18:02)
658.  009 RE:CYBORG 《ネタバレ》 
009またやってるみたいなんで、その前に前作にあたるこれを拝見。わかります。わかりますぞ。このアニメが評価が低いのが。そりゃサイボーグ009ときて、この物語じゃ、納得しない人多いっしょ。全員揃わないわ、活躍しない人おるわ、クライマックスあんま盛り上がらんわ、なんか話が難解やわ、終わり方がお客さんの解釈にゆだねる系やわ、ダメっしょ。ただ当初の企画の押井監督版なら、001が犬で、003がおばーちゃんになってるそーなので、それもどーなんやろって感じやけど。でもね、でも、実は正直にゆーと、僕は、このアニメ、ちょっと好きです。攻殻っぽくアレンジされてる世界観、サイボーグたちがみんなリアルな感じになってるとこ、サスペンスタッチで、そこに現代のアレンジが施されて、最後まで結構ワクワクして観ました。009の加速装置のヒョエーーーな表現、なんか気持ちいい。003がエロくてしかも索敵能力サイボーグとゆう新たな解釈が素敵。002がアイアンマンみたいでかっちょいい。004のニヒルさ、001の超能力の頼もしさ、005のパワフルさ、なんかいい。監督は最後の解釈を、あの世界は002の脳内って言ってたらしいけど、そこは、見た人が好きにしたらえーんちゃう。恐らく、監督自身もテキトーにゆーて、本当は作った本人ですら、確実には決めてないっぽいし。天使の化石は、00ナンバーのサイボーグっぽくも見えるので、そこは狙いやとは思うけど。ラストは僕も、え?これで終わり?って肩透かしになったけど、全体的な雰囲気は好きです。この雰囲気のまま、攻殻みたいにテレビシリーズ化して、各話で、それぞれが、普通に悪を倒すのに活躍するってお話、作って欲しいなー。でも、次の009はこのイメージをそのまま引き継いだ感じなので、新作がちょっと楽しみなアニメでした。
[ビデオ(邦画)] 7点(2016-12-08 18:36:55)
659.  ヒミズ 《ネタバレ》 
原作はタイトルは知ってたけど、読んだことがなくて、まさか、こんな過酷な青年の話だっとはね。でもそれ以上に凄いのが二階堂ふみ演じるヒロインの家庭。家でおかーさんが死刑台を作っていて、完成したらその娘が首をつるってどんな家庭環境の設定!?ストーリーはともかく、俳優たちの表現には引き込まれるものがあった。特に主役とヒロインは、かなりエモーショナルでテンション高めなんだけど、その感情表現に実在感があった。クライマックスで夜を過ごす二人の会話にとうとう僕の涙腺が決壊。
[DVD(邦画)] 7点(2016-12-03 21:03:16)
660.  エクスペンダブルズ2 《ネタバレ》 
前作の祭りより、格段にクオリティーがあがっている。本当の祭りはこれからで、前作は序章と言えるほどに。ちゃんとした監督を使ったら、こーも違うんですね。冒頭の戦闘シーンが特に迫力満点で、この冒頭シーンだけで、前作のクライマックスは軽く超えていた。シュワルツネイガーの「I'll be back」に対して、ブルース・ウィリスが「戻りすぎだ。俺が戻る」には、さすがに吹いてしまった。あとチャック・ノリスは強すぎだ。
[DVD(字幕)] 7点(2016-12-01 18:38:31)(良:1票)
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