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黒猫クックさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 791
性別
自己紹介 猫と一緒に映画を見ていると、ヤツらは私より先にコイツはクソ映画だというのを察知します。ストーリー展開や伏線回収が怪しくなってくると席を立ってしまうのです。だけどそんなおっちょこちょいな映画にだって良いところはいっぱいあるんですよ。
猫のヤツらは冷酷です。

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641.  老人Z
面白かったと思う。終わりも割ときれいにまとまっててよかった。  80年代の雰囲気がビシバシ伝わってきた。ほとんど覚えていないが、80年代とはこういうことが何かこうありふれたもののような不自然さが自然だったように思う。髪型、服の形、製品のデザイン待ちのゴチャゴチャさなど、とにかく80年代。91年作とあるが、この映画を作った人たちの時間が80年代で止まっていたのか80年代へのオマージュだったのかは全然わからない。 でもまぁあの髪型でアンナミラーズですからね、意図してないような気がしないでもない。  話題性ばかりでみてみると止め絵としては絵が綺麗で、実はあんまり面白くも何ともないアニメっぽくないアニメが結構多いように感じられる中、話題性が高く止め絵としては絵が綺麗で、実はあんまりアニメっぽくないアニメの本作は楽しくみることができた。  なんだか80年代っていう異世界を堪能できたっていうことでいうと、結構貴重な80分だったかもしれない。80年代は全然思い入れがない時代ではあるけど、こうしてみてみると意外と面白い時代だったんだと思う。
[DVD(邦画)] 6点(2009-05-26 23:22:19)
642.  バタリアン 《ネタバレ》 
テレビ放映の映画の良さが一杯まで引き出されていた。 親戚とか友人と何度も録画を楽しんだ思い出がある。  原語のユーモア以上に、明らかに笑ってしまう台詞作りとその表現は最高クラスではないかと思う。 「バタリアン 吹き替え」で検索をかけると金曜ロードショウ版の吹き替えだったようで、確かにこれのような気がする。 テレビ版の吹き替えが入った映画もたくさん出ていると思うけど、これもおそらく出れば購入してしまうだろう。  どうやらかなりの数の吹き替え要望があるようだけど、発売元に全然その気がないようだ。 なぜ人気があるのか全然わかってないな。と思う。 しかも最新版は値上げまでされているようで、廉価版と同一内容。 発売に関わった人間が客を馬鹿にしてるのが生々しく伝わってしまい不愉快。 原語版は秀作、吹き替えは傑作、字幕は吹き替え準拠で元の雰囲気がメッタメタという変な映画。  吹き替え音声を是非入れてほしい。
[地上波(吹替)] 8点(2009-05-18 03:58:59)(良:1票)
643.  アウト・フォー・ジャスティス
初期セガールにしてはややアクションが雑。 敵の設定が弱すぎるのが難。いつものように弱いのではなく、弱すぎるところがポイント。 セガールの体裁きがきれいすぎて、フォークダンスのようにギクシャクしたスタントマンが躍りかかって、なんとかセガールが形を作るというシーンが目立ってしまった。 スタントマンの質がひどかったのだろうか。  ラスボスの弱さはセガールものの中でも飛び抜けていて、なんでこんな設定にしちゃうんだよってほんとに残念。 最後なんてセガールに武器を持って立ち向かってしまうという一番やってはいけないことを、台所でやってしまった。まったく・・・。  それでも今回、ゴミバケツのある路地(頭から突っ込まれるどころではない)、車の脇(轢かれた方がいいくらいだ)肉屋や定食屋といった包丁や厨具のある個人商店(刃物とフライパンは持ってはいけない、死にたくない場合は椅子がいい)、プールバー(キューが危ない、絶対に折って使ってはいけない)、普通の住宅(手すりや壁の角際で因縁をつけてはいけない)、その台所(もっとも危ない)といったセガールに関わっちゃいけないという場所を網羅しており、そこでセガールに躍りかかるとどういう風にボコられる(もしくは殺られる)かという参考書になっていて大変勉強になる。  実用的なので確実に押さえておきたい。
[地上波(吹替)] 5点(2009-05-17 18:34:20)
644.  エリミネーター 《ネタバレ》 
これ、子供の頃テレビでやるたびに楽しみにしていたんですよ。 でも最近やらないのが残念でならない。  ふざけてるのか?というメンバー構成と、髪の毛を切ってもらう最後の仕上げ、もみあげの残し方くらい自然な感じでボスが連呼する「マンドロイド」。 マンドロイドっていう語呂が秀逸すぎる。 B級であることを全く隠さないのがすばらしい。  しかも途中から作ってる人たち全員が話の筋を忘れているとしか思えない展開等々見所がいっぱい。 残念なことにDVDが売っていない。米版にもない。 何とかしてまた見たいなぁ。あのラストシーンが忘れられない。時々ジョンのことを思い出してあげてほしい。
[地上波(吹替)] 7点(2009-05-17 17:10:48)
645.  レッド・ブロンクス 《ネタバレ》 
80年代風味全開のカンフーアクションだと思っていたら、90年代の映画だったんですね。 話の筋がどうにも中途半端だし、衣装に違和感を感じてしまって集中できなかった。  なんていうか、目の付け所がずれている感じがするのだけど、それをきちんと説明できないような感じがある。 でもちゃんとずれている。そういう映画。
[ビデオ(字幕)] 5点(2009-05-17 16:48:42)
646.  ロード・キラー 《ネタバレ》 
意外と面白くて、そこにウケた。 もうふざけてるとしか思えない題名と番組予告がいかにもテレビ東京していて好印象だった。  いかにも激突とかぶっている筋がパチモンっぽくてこういうのは大好きだ。 ちっともオマージュっぽくないんだよなぁ、この匙加減が絶妙。さすがテレ東のチョイスであった。 どっから拾ってくるのやら。  こんな感じにもかかわらず最後まで息が抜けないから笑ってしまう。 2000年代の技術で80年代を再現したような、いい雰囲気。
[地上波(吹替)] 7点(2009-05-17 16:22:58)
647.  死霊の盆踊り
これを新品4242円から3911円に値下げして、「常に在庫あり」から、「通常2~5週間以内に発送します。」なほど売りまくっていたと思ったら程なくして完売しているamazonさんは正気の沙汰じゃないんだと思う。  
[DVD(字幕)] 0点(2009-05-15 00:35:35)(笑:4票) (良:1票)
648.  閉ざされた森 《ネタバレ》 
面白い。 人物同士のやりとりがスピーディで結構会話劇としても優秀な部類じゃないかと思う。 人物がわかりにくい場合は一時停止してメモをとればいいと思う。10秒の停止でテンポが止まることより90分わからないままよりずっといい。 人物が多いからと放り投げては、せっかく結構手の込んだ映画を作ってくれた人も無念に思うだろう。 それからそういうときは字幕ではなく吹き替えで見るのもおすすめ。 文字を読んでいたら顔が見えないので、おそらく字幕で鑑賞することが多いとこの映画だけではなく、日本で有名でない役者はどの映画でも全く顔を覚えられていないと思う。  オチはどうかと思うほどへ?っていう感じなので、普通に驚いた。くると思っていないコースに全く想定していない速度で球がきたっていう状態。 ユージュアルサスペクツ的な手法が技法として固定してきたのかも。素直に楽しめた。
[映画館(吹替)] 7点(2009-05-10 00:42:30)
649.  仄暗い水の底から 《ネタバレ》 
前半の気味の悪さは良かったんですが、いきなりラストまで一直線でテレビゲームの脚本みたいになってしまって、ショボショボです。 ウワァだれかに伝えたい。このショボ感を。 DVDを半額クーポンで借りてきてしまった!スッゴい損した。  何で日本の映画って空想オチとか夢オチとか、客に丸投げオチとかに逃げるんですか??? この負の連鎖はもはや伝統芸能の域に達しているのではないかと。 着信ありと並ぶ日本ショボ映画。 宮崎アニメがあるから良いけれど、日本映画は本当ならこんなもの作る余裕があるわけ無いと思います。 ジブリが徳間から独立後ポニョのムック本まで売ってます。節操ないですね角川書店って。
[DVD(邦画)] 3点(2009-05-03 16:30:37)
650.  プルガサリ/伝説の大怪獣
プルガサリの中の方に、劇場で握手してもらったり著書にサインしていただいた。 ゴジラが好きで少しだけゴジラの話をいろいろしてもらった。 気さくな方だった。  超満員の小さな劇場で脇の階段通路に敷物が敷かれ、そこに座って観た。 意外としっかりした作りで、さらに映像の色や絵作りまできちんと昭和怪獣映画しているあたりに結構感激した覚えがある。  製品として政治的なところとか、いろいろそれは違うんじゃないかとか、それは悪いことなんじゃないのか?という部分にこの映画とは違うところで引っかかりを感じるが、作った人たちは結構な思いがあったに違いない作品だった。 だから正直におもしろかったといってしまいたい。
[映画館(字幕)] 8点(2009-05-01 16:12:46)
651.  ライムライト
子供の頃、NHKでやっていた(とおもう)のを観て泣いてしまった。 泣いても泣いても止まらない程度に泣いてしまった。 そういうのが初めてだった映画。  人物描写が深いんですよね、特に映画慣れしてない子供には濃すぎた。 この時代にこういう表現が白黒でできるっていうのがやっぱりものすごい映画だと思う。  それから、よく覚えていないけどこれをおそらく子供が一人で観ることができる時間に放映したNHKは非常にいい仕事をした。 テレビを観て子供がヒーヒー泣いてるのを親に見られるのは恥ずかしいじゃないか。
[地上波(吹替)] 10点(2009-05-01 14:32:13)(笑:1票)
652.  ぼくらの七日間戦争(1988) 《ネタバレ》 
そこそこ楽しいと思う。 子供の主張ももっともだ。というか、この映画に出てくる大人の駄目人間ぶりをみていると、大人が駄目なんじゃなくてこの映画に出てくるようなおかしな成人日本人が駄目なんですよ、と劇中の子供たちに教えてあげたくなってきてイライラする。  そういう風に作らないと子供が反撃するお話って作れないのはわかるんだけど、わかるけどやきもきするんですよね。 でも最近、作家が頭の中で想像したかのような「思考回路が分散的にしか搭載されてない大人」が昔より増えているような気がする。  今みるとつまらないだろうし、リメイクを作る技術体系が邦画には存在しないようなのできちんと作られることはないだろうけど、今この原作をベースにきちんとプロの作家である原作者と綿密に作り上げた上で、いい加減で乱暴に作ったクライマックスに逃げないリメイクを今やったらわたしは映画館で観る。  だけど、そうすると社会派ドラマシリーズのダイジェスト版みたいな陳腐で旬も逃がしてる映画になるんだと思う。 結局は自分の願望と発想がそういうレベルだってことにがっかりする。
[地上波(邦画)] 6点(2009-05-01 14:17:37)(良:1票)
653.  キラークラウン
いつみたかわからない。おそらく酔っていたんだろうとおもう。だが、状況を考えるとこれがやっていたのは昼間であろうことが間違いない。 深夜にテレビ東京の映画を観ながら酒を飲むという習慣が一切ないからだ。 しかし、昼間酒を飲みながらテレビ東京のホラー映画を観るというシチュエーションを想像できない。  にもかかわらず、確実に観ている。 恐ろしいほど記憶にこびりついている。すごい映画だ。  作った人たち、普通にアホですよ。こういう映画に高得点をつけるというのは、ちゃんと高品質に作られたけど、嗜好に合わない人にあまり評価されない多くの映画を作った人たちにあまりにも失礼。 何ですかこの着想と、展開と、あと、弱点・・・!  だが失礼なやつといわれても一向に構わん。
[地上波(吹替)] 9点(2009-05-01 14:06:30)
654.  大脱走
わかりやすいということがいかに楽しいか、ということを剛速球で体現する。 高尚であろうとする映画もアリだと思うし、面白いもの。  それでも映画というものは大量に売られる基本2時間の動画であることを考えると、絵画や彫刻とか、それ自体芸術として成立するものとはちょっと違う。 そこに対する挑戦心のようなものが芸術的な映画が生み出される原動力になっている要因の一つだと思う。 でも、芸術家として評価されようという動機ばかりが強く、芸術としても映画としてもそれほどうまく機能していない映画も多い。  そういう作品ばかり見て、自分まで高尚になった気でいられる時間よりも、大脱走をみていつまでもおもしろさの余韻に浸っていられる時間の方が遙かに建設的だし、何よりも長い。 もういつみたか覚えていないほど昔にみたのに、シーン一つ一つがすぐ思い出せる。 その記憶がまた楽しい。 こういう剛速球型の映画を観ると、いかに映画が楽しい媒体なのかがよくわかる。
[地上波(字幕)] 9点(2009-05-01 13:53:20)(良:1票)
655.  恐怖のメロディ
日本でのクリントイーストウッドの印象があまりにも本国と違うがために、イーストウッド監督作品の持ち味が誤解され、その誤解されているというフィルターで鑑賞されてしまう代表的な作品ではないかと思う。  基本的に日本で見られるイーストウッド監督作品評には必ずマグナムやアメリカの象徴とアメリカ的な悪との対決と言うような文章がついて回るが、多種多様な人種や国の人が書く本国のレビューでそういう語られ方をしているのをあまり見かけないことを考えると日本独特の考え方なのかなって言う気がしないでもない。 テレビ東京で昼に放送される映画のみでそういう評価がなぜか固まってしまったローカルなイーストウッド評ではないかと思う。堺正章がオーストラリアで、孫悟空を演じる日本人人気アクターという評価をされていた(最近である)とかという話があるけどそれ以上の偏向かもしれない。  そういうことを全く考えずに観たとき、ソリッドな脚本と相まって持ち味が強く引き出されていると思う。 初監督とはいえ、同年ダーティハリーの時にも映画的なフィルタをかけつつも写実的に見せる独特のドキュメンタリ的写実的絵作りを見せていて(一部シーン代打)、すでに技能的な習得をしていることをうかがわせる。 DVDの特典などによく入っている、監督としての評価や手法にかんする評論にしても高技能な職人という言葉がしっくりくると思う。  イーストウッドは80年代にはすでに高評価を受け、ペイルライダーでフランスの文化勲章を受勲している。同作品は日本で一番誤解されているイーストウッド作品でもあると思う。 そういう背景を踏まえ恐怖のメロディをみると、また違った評価になるのではないか。
[DVD(吹替)] 7点(2009-04-30 01:03:06)
656.  ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女
原作ものの悪いところを最大限に引き出してしまっている。 読んでいないが、あまりにも雰囲気が継ぎ接ぎで単なる映像化の一例になってしまった感じだ。 一巻でファンが悶えるポイントを、らしい映像化でつなげていったという感じではないかと思う。 おそらく中終盤が持つだろう原作の中核的な色ではなく、80年代風ファンタジー映画という個性でまとめられているのは疑問だった。 もしこの雰囲気が原作の雰囲気であればそれは原作が原作ものを売りにしているファンタジー映画に劣る可能性があるがそうではないと思う。  原作ものは、原作があるからベースの話はしっかりしているはず。という誤解を上手に使わなくちゃいけないと思う。 指輪物語でさえ序盤のフワフワ感から中盤以降後半に進むに従って急速に固まっていく感じ。  指輪物語が映画化されるとき、最終盤の味わいを基準に序盤の雰囲気を入れ替えて、開始からラストまで一貫した物語がどっしりと据わるというところに文字通り「重さ」があった。 正直、通常のシリーズものでは作ごとに同一のスタッフでも雰囲気や話作りが異なるのが普通。 だけど、ファンタジーものはそうはいかない。締まった雰囲気と筋の通り具合が一番重要だから。  指輪物語は原作ものがすでにして完成品であるという誤解をこの上なく上手に利用して、原作愛読者でさえ完全に映画化されたと一瞬でもそう思ってしまう筋を作って見せた。 原作で一番深く没入する、終盤の下りのあの雰囲気で全編をリフォームし、序盤からラストまでぶれずに紛れもなく指輪物語であるという認識を与えていた。  こういう良い作り方がすでに存在するにもかかわらず、素直にパクらずビジュアルに振った作りをやってしまったのが残念。そのビジュアルも、明らかに金がかかってないシーンが混ざっているせいでただの暇つぶしにもってこいのそこそこ面白い映画になってしまった。ファンタジーものの金字塔のはずなのに・・・。  とはいえ、ただの映画であれば、そうつまらないものではないからこれはこれで良いのかなと思う。 かわいそうなのはやはり、原作を擦りきれるまで読んでいる愛読者だ。 愛読書がこれじゃなくて良かった。
[DVD(吹替)] 6点(2009-04-26 19:52:18)
657.  リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い 《ネタバレ》 
意外と面白くない。 発想は面白い。原作があって、これがそう言うちゃんとしたおもしろさを狙ってヒットしているんじゃないかと思う。 で、そうだとしてもなんでちゃんと作られなかったんだろうか。  ぱっと見それなりに金が掛かっているのに、ちゃんとしていない。 別に映画なんだから大人が子供っぽい話を観るのも全然楽しいことだと思う。 それがうまく良い方向に行くこともあるから話をうまく練りきっていないのは仕方ないとしても、アクションやキャラ設定も含めた登場人物の見せ方が変。 そう言う変さが決定的にCGの悪さで隠されている。CGの質感がもの凄く駄目。お金を掛けたモーションが手書きアニメのような雰囲気で浮きっぱなし。同じ労力でわざわざ不自然な映像を作ってしまったという感じ。 なんでだろう、アメコミのようなカット割りをCGで実現、というのを直球ど真ん中でやろうとしたんだろうか。 現実にない大げさな動きを独特の様式で表現するという手法を、勘違いしちゃったっぽい。  実際の所は分からないけど、何か映像がいろいろな事情が折り重なって駄目なモノになってしまったんじゃないかと邪推してみた。 しかし、この映画の出来があまり良くないことより、こういうCGが悪い方向に作られているモノが大げさにプロモーションされることによって、ハリウッドのCGは・・・とかCG臭いとかそう言う言われようで語られる事の方が問題ではないかと思う。 そうじゃなく、いろんな悪い不自然な部分があると最終的に絵が嘘くさい事になるけど、最終的な絵的嘘くささのために、悪さの素となる部分が隠れてしまうことが一番良くないと思う。 悪い部分も好意的に楽しんで観よう、と言うスイッチが絵の変さが気になりすぎてオフになってしまうからだ。
[DVD(吹替)] 5点(2009-04-26 07:28:40)
658.  ナチョ・リブレ/覆面の神様 《ネタバレ》 
割と面白かったと思う。 何も持たない人が、自分の中に僅かに残る憧れというか力というか、そう言うモノに何となく強く突き進んでしまうプロットは悪くないと思った。  登場人物らに疑念が無く、見ているこっちもあんなに綺麗なシスターがくっつくわけ無いじゃんと言う邪念を払ってみさせるバランスはなかなかにウマいんじゃなかろうか。 毎日がスッと過ぎていく人間には、この画面の中にすぎていく時間のゆっくりさにはなんというか憧れのような感覚が沸くのではないかと思う。そういう見せ方も何となくいいなぁって思った。  最後の決戦なんかも、素直に応援できた。何でだろう。 純粋な気持ちで見た方がどうやら面白いようだ。ジャックブラックが好きなので余計面白く観ることが出来た。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-04-25 20:48:40)(良:1票)
659.  レッドクリフ Part I 《ネタバレ》 
正直面白かった。 合戦シーンのボリュームも満足のいく尺だったし、ラブシーンとか入っていたので映画としても緩急ついていて○。 三国無双みたいな戦闘アクションなんてコーヒー吹きますよ。そのくせ迫力あってかなり○。   最小限に絞った武将の数で、きちんと物語が進行していくので感心した。 そもそも、実際の合戦で指揮官が一騎打ちなんかしてたわけがねえだろ。と、思いながらも楽しく読んだりみたりしてる多種多様な三国志もこういうバリエーションが増えて楽しいもの。  演技も正史も小説もマンガも、そんな訳ねえだろとつっこみながら楽しく読むもんです。三国志は。 正史だって文科省認可の英語の教科書みたいなものでしょう。確かに大筋で間違ったことは書いてないけど、現実のツールとしては嘘でしょう。 当時の現実なんて学者でもあんまり分からないのだから素直に楽しんだら2時間お得だと思う。
[地上波(吹替)] 7点(2009-04-19 23:56:45)
660.  時空の旅人
面白くね~。メガトン級につまらない。 この古くささ・・・当時の国産車のインテリアのボタンをさらに増やしましたみたいな機械とか、80年代の原宿ホコテンのようなファッションといいひどい。 80年代が未来そのものである、と信じていたんだろうか、制作者達は。  さらに当時のアニメに良くある、フレーム数は多いけど作画の汚さ(雑さ)を味と言ってしまうような画風が耐えられない。ほとんど止め絵なのにビームとか落ちてく花びらとかそんなとこだけやたら描き込まれてる。 ずさんきわまりないです。  86年てラピュタが公開されてますよね?なのになんという水準の低さ。 作画、キャラクター設計、脚本全部が雑。昔の日本てこんなのでお金動いてたんだ・・・ ナウシカはこれより古いのに、作り込みの違いが歴然。 昔だからひどい訳じゃないですよこれ。  角川書店と徳間書店の色の違いがよく分かる。 角川って一体どこから金がわいてくるのか知らないけど、まともじゃないと思う。
[地上波(邦画)] 1点(2009-04-19 23:34:42)
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