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おはようジングルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 783
性別 男性

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61.  シー・オブ・ラブ
なかなかサスペンス性の高い作品ですね。最後のオチには十分に納得させるものがあったし、「なるほど!」とも思わせてくれました。それにしてもアル・パチーノ小さく見えるな~。他の役者さんの背が高かったからかな?
[ビデオ(吹替)] 7点(2005-08-15 12:05:04)
62.  ダークシティ
制作費の割には非常に力作である。余計なお金を掛けてないところに秘訣が有りそうだ。あと撮影技術(見せ方)も大いに貢献していると思う。このクオリティーだと本来ならば少なくとも50億はいってるだろう。 作品の内容自体はチープであり、正直言ってB級である。ただ、演出は一級なので幼稚くささが鼻につくことなく格好良く見せることに成功している。SFならばこのくらいの大袈裟なフィクション性が適切かとも思われるので、このジャンルが好きな人には十分楽しめるだろう。むしろ作品としてはAクラスであると言っても過言ではない。
[DVD(字幕)] 7点(2005-08-15 12:00:50)
63.  シャイニング(1980)
原作は、「ホテルの怨念で徐々に狂いだす」っていう設定なのに、ジャック・ニコルソンは最初からイッている。これには原作者のキング自身も怒り心頭だったようである。キューブリックが、内面からの怖さよりもビジュアル的な怖さにこだわったのは、映像作家としての本能であり、その辺が物書きとの意見の相違に繋がったのだろう。 しかしながら、この作品、原作とは大きく意味合いが異なるようであるものの、本質というか素材自体は上手く拝借出来ており、非常に味わい深い仕上がりで有ることは確かである。原作に忠実では無くとも、自分のカラーを出すことには決して失敗していない。原作ファンにしてみれば忠実なのが一番良いのだけれど、こういった味付けされているものも事と次第に寄れば美味しく見れるのだ。つまりは面白く脚色してくれればそれで良いのである。簡単に言うがとてつもなく難しい事だと思う。
[映画館(字幕)] 9点(2005-08-15 11:52:19)
64.  2001年宇宙の旅 《ネタバレ》 
モノリスは人間(猿)に知恵を授けるが、人は殺し合い、機械やモノへの依存度が日増しに高くなっていく。つまりは傲慢になっていくのである。しかしながら技術力だけは目まぐるしく発展していく。後に人類は再び月のモノリスを発見することになる。長距離探査が出来るまでに成長した人類はモノリスのある木星へと向かう。つまりは、人間は未知の知的な存在により思うがままに導かれているのである。 探査船の運行は全てHALによる人工知能に頼り切る。皮肉にも人類は、自分たちが都合良く作った筈の機械とも折り合いが付かず、意見の相違によって殺し合い、作戦は破綻する。正に、地球で独り相撲をとり続ける人類そのものであるように。 一人だけ生き残った乗組員は、宇宙の神秘や偉大さを見る為の旅をすることになり、精神の中で年齢を重ね、最後には人間の創生(実態)までを見せつけられる。モノリスは「宇宙」で有り、生命の源で有る宇宙が生命そのものを創造した。モノリスは人の精神を映す鏡なのかも知れない。個人的にはそういう解釈をしました。 モノリスの意味合いについては、見る人により解釈が変わるだろうし、それで良いと思う。
[映画館(字幕)] 10点(2005-08-15 11:42:03)
65.  ロリータ(1962)
この作品って喜劇ですね。いい歳こいたオッサンが一人の少女に振り回されるという内容なのですが、笑ってしまいます。・・・と、そこで終わらないのがこの作品の凄さでして、笑ってばかりはいられないのである。昨今、少女趣味による異常な性犯罪の増加、夢破れしオッサン達による援助交際、変態教師の発情事件などなど。人々の異常な行動はエスカレートするばかりである。正に先見の明のある物凄い一発。 人間の異常なフェチズムを鋭く突いたこの作品。“博士の異常な愛情”も良いけど、この“少女への異常な愛情”も見所が有りますよ。
[DVD(字幕)] 9点(2005-08-15 11:22:48)(良:1票)
66.  アイズ ワイド シャット
もしかして、人間って本能だけで考えたら一夫多妻制で落ち着くのではないだろうか? 猿がそんな感じですから(ボス猿がグループのメスを最優先で囲ってる)。カメルーン等のアフリカ諸国のいくつかは今でもそうなってます。江戸時代も殿様が大奥ってのを作って側室を囲ってましたよね。 あるいは一人のメスに多数のオスが群がり後尾する。後はメスが単独で子供を育てる(母性本能ってやつ)。オスは次のメスを探して、また後尾しようとする。これは人間以外のほ乳類で頻繁に見られます。 人間だって本能的に言えば、夫婦以外の異性に性的感情を持ってしまうのは当然のこと(健全)に思える。それを行為に移すか移さないかは理性の問題である。その理性とは、やはり妻(夫)や子供を裏切れないという良心の呵責であり、家庭を守るという責任感であり、逆に言うと自分も家族からの信頼感を受けることにより繋がっているという安心感、平穏を崩壊させたくない思いから来るものだろう。 そんな人間の考える“家庭を作る”という制度は、自然の摂理である“本能”とは完全に反比例している? では“夫婦”というのは所詮人間が一人になりたくない為に作ったルールなのであろうか? 或いは他人の侵入を防ぎたいが為の防護壁なのか? そういった夫婦愛(感情)と性欲(本能)とが共存したアンバランスな世界を生々しく捕らえたのが本作である。 妻(ニコール)により“本能的な性”を知らされた男(トム)の嫉妬から生まれた性欲へのフェチズム。強靱な理性を盾に生きてきた男に芽生えた本能的な性への衝動を題材にすることにより、現代社会による夫婦間の生活&性生活の実態をあぶり出した野心的な一本である。
[DVD(字幕)] 10点(2005-08-15 10:52:58)(良:2票)
67.  イントレランス
バビロンの巨大セットで繰り広げられる戦闘シーンに目が行きがちになるが、それよりも“人間の悪意”について探求したグリフィス入魂の熱いメッセージを称えるべきであろう。 死刑制度を題材とした現代の物語・宗教間でのもめ事(バビロン、ヨーロッパ)・キリストの物語・・・、と、過去におこった悲劇を題材にすることで“人間の愚かさ”を浮き彫りにし、現在も続く悲しい行為(イラク戦争など)、なぜ人間は愚かな行為に走るのか? その原因の源を“不寛容”という言葉に集約した、哲学的な作品である。 “寛容でない”“許さない”・・・。  かつて、キリストが台頭してきた時、その奇跡を起こす力を妬んだユダヤ人宗教者はローマ帝国に彼を売った。キリストの存在を“許さなかった”のだ。ローマ帝国も彼の行為を“許さなかった”。つまり“寛容でなかった”のである。しかし、キリストは十字架に貼り付けられ絶命する間際、「神よ彼らを許したまえ」と言い残す。つまり、キリストは自らを欺いたユダヤ人宗教者ならびに、不当な拷問を強いたローマ人を“許した”のである。“寛容であった”のです。 これを安っぽい偽善ととるか、教訓とするかで意見は分かれると思うが、つまりは『人間の許さない心(不寛容)が悪の根源』なのだということをこの作品は強く語っている。 その他のエピソードも、それぞれ統一したテーマで描かれていて「これでもか!」と言わんばかりに(しつこいぐらい)“イントレランス”を語っている。決して難しい作品ではないはずです。 
[映画館(字幕)] 10点(2005-08-15 10:07:34)(良:2票)
68.  マイ・フェア・レディ 《ネタバレ》 
シンデレラストーリーという訳で、非常に設定はよく有るパターン。しかし、そこに極上の歌や踊りを織り交ぜるとどうなるか? 更に極上に愛らしい女優を起用するとどうなるか? 更に極上の吹き替えをほどこすとどうなるか? 素晴らしいんです。 ミュージカルでは「雨に唄えば」という非常に優秀な作品も有るのですが、歌や踊りのシーンは「雨に唄えば」よりもこちらのの方が好きです。「雨に唄えば」は非常にコミカルな動きが中心ですが、こちらは派手さは無いけど、古典的な良さの有る雰囲気です。 面白いシーンは競馬場。婦人たちとの会話で、最初は丁寧に喋っているのだけど、ところどころに「ヤッチマッタ」というような発言。徐々にボロを出してしまうイライザが非常に微笑ましく笑ってしまう。とどめは「ケツをひっぱたけ!」。失神している婦人もいました。 メッセージ性もなかなか良いですよ。ヒギンズ教授は、最初は事も有ろうに「賭けと実験」でイライザの教育を試みました。女性を小馬鹿にしていて「男性は偉い」という偏見の持ち主です。ところが最後にはイライザ抜きではいられなくなる。つまりは、女性(イライザ)の存在感を認識したことを意味しています。最後に教授は思い深げに、汚い言葉を使うイライザの録音を聞いていましたね。この描写での僕の勝手な解釈は「正しい言葉」よりも「人の存在感(心)」が大切だというメッセージだと思っています。 
[映画館(字幕)] 8点(2005-08-15 10:06:53)(良:1票)
69.  スタンド・バイ・ミー
見た後で1ヶ月ほど余韻が強く残りました。この作品は、子供の頃に一人でゲームばかりして遊んでた人が見ても何も感じないだろう。使われている音楽も時代を感じさせてくれて効果的。キングの原作では音楽を使って時代描写をすることが多いが、監督はそれを上手く演出していると思う。「ショーシャンク~」同様で原作に忠実でうまく脚本されているし、リバーを筆頭に役者の演技もなかなか見どころがある。 
[映画館(字幕)] 9点(2005-08-15 10:06:21)
70.  素晴らしき哉、人生!(1946) 《ネタバレ》 
天使が降りてきて窮地に陥った主人公の手助けをする。本来ならば「幼稚で在り来たりな設定!」というような烙印を押してしまう自分だが・・・。この作品に関してはそんな考えはとんでもない間違いだ。 「幸せな人生を送る」ということはどういう事を指すのか?、誰でも一度は真剣に考えることが有るだろう。「お金持ち?」「有名人になる?」「好き放題やりたい事をやる?」。この映画は一つの理想を語っている。もちろん、この作品に出てくる主人公のような人にはなれそうもないが、出来るだけ思いやりを持って人と接しようと思わせてくれ、反省させてくれる。見返りを望まない優しさというものは本当に難しいものです。 一人の人間の一生が、いろんな人の人生にかかわっているなんて、すごく自分に対する人生の教訓になる作品でした。 素晴らしき哉、この名作に10点を投票させてください。
[映画館(字幕)] 9点(2005-08-15 10:05:57)(良:1票)
71.  我が家の楽園
こんなに楽しいコメディー初めてです。 思わず笑ってしまう場面がいくつも有りましたが、一番良かったのはトニーの両親を初めて家に招く場面です。姉は下手なバレイを始めるし、母親は母親でおかしな衣装でポーズをとった砲丸投げのおっさんをモデルに絵を描いているし、黒人のメイド夫婦は奇妙なダンスを踊っているし、比較的まともなお祖父ちゃんもダーツを投げて遊んでるし、婚約者のアリスまでも階段の手すりから滑り降りてくるんですから・・・、最高に楽しい場面ですね! ちなみにお祖父さんが最初のほうで「孫が手すりから滑り降りるのをマネして足を怪我した」と言っていましたが、まさかアリスのマネだったとは(笑)、もう最高ですね。 メッセージにも惹かれますよ。“現代人は怯えながら暮らしている”“やりたいことをやる幸せ”という言葉はすごく共感できるし、本当に大切なことだと思います。カビー(トニーの父親)もハーモニカを通じて“人間らしい生き方”に気が付きます。最後に2人でハーモニカを吹く場面では泣いてしまったではないですか! 侮る無かれ、この作品は完全にツボにはまってしまいました。 
[映画館(字幕)] 9点(2005-08-15 10:05:16)(良:1票)
72.  サウンド・オブ・ミュージック
この映画が公開された時代はミュージカル映画が全盛だった頃です。数々のミュージカル作品が作られましたが、その中でも個人的な評価はNO1。 家族のつながりを優しく表現した作品ですが、終盤ではオーストリアという国も一つの家族ととらえて見ました。「エーデルワイス」の曲を国民が歌うシーンで絆はひとつになります。 こういう作品を先に作られると現代の映画関係者は困りますね。
[映画館(字幕)] 9点(2005-08-15 10:04:15)
73.  奇跡の人(1962)
ノンフィクションというのは、フィクションに比べて物語の変化の幅が狭くて、意外性の小さい作品に成りがちなことが多い。それもその筈で、実話を題材とした作品は、史実を曲げることが出来ない為にどうしてもそうなってしまう。しかし、この作品はそうでは無い。生まれて間もない状態で、目も見えず耳も聞こえなくなったヘレン。暗闇の中で何も分からずさまよっているヘレンに対して「心」を目覚めさせるという、通常では信じられないような「軌跡」が実際に起こっているからです。この衝撃の事実は完全にフィクションを越えています。 甘やかす事が愛ではない。心と心を闘わせることで人の感情は導き出せる。本当に深いメッセージだと思います。
[映画館(字幕)] 8点(2005-08-15 10:03:21)
74.  アマデウス ディレクターズカット
設定・脚本・映像・配役・演技・音楽、全てにおいてトップレベル。抜け目のない脚本は、見る側に長いシナリオを退屈させることなく配慮して見せている。豪華な演奏の演出は群を抜く迫力。独創的なモーツアルトの描写は斬新。演技もそれにピッタリ付いてくる。天才と凡人、それぞれの心の葛藤が根深く描かれている点が興味深い。 ディレクターズカットの方がストーリーの流れがが良く分かる。 もちろん蛇足的な付け加えは一切ない。
[映画館(字幕)] 9点(2005-08-15 10:02:33)
75.  ビッグ・フィッシュ 《ネタバレ》 
有る程度の理解力が必要な作品ですね。父親の突飛な夢話は、実際に彼が体験した話しに空想的(ファンタジー)な尾鰭を付け加えているものである。母親の「全てが作り話ではないのよ」という言葉や、息子が浮気相手と勘違いした女性の話は以外と重要な意味を持っています。父親の語る突飛な部分(ファンタジー)を除けば、形は違えど息子に語った夢物語と同じ意味合いを持つ人生を歩んでいたのです。だから、沢山の人が彼を慕って葬儀に参列したのです。 しかし、これを単なる“作り話”や“夢物語”として片づけてしまう人には感動も何も無いだろう。正に物語り序盤の息子状態ですね。まぁ、そんな鈍感な人は少ないのですが・・・。 
[映画館(字幕)] 9点(2005-08-15 10:01:35)(良:1票)
76.  時計じかけのオレンジ
昔から美術に興味があって、高校から現在に至るまでその系統の事柄にたずさわって来ました。そのせいか今でも自分の部屋にはゴッホの『ひまわり』が壁に貼られている。若い頃に、思いつきというか、シュールで格好言いというだけの理由で貼られてたものである。自分自身、若い頃はゴッホ.ピカソ.シャガール.キリコ.ダリ.ウォーホールといった印象派アーティストの作品は好きでは有りませんでした。彼らの技法は個性を出す為だけのものだと思っていたからです。 しかしある日、何気なく部屋で仰向けに寝ころびながら上目遣いに『ひまわり』の画を見た時に気付いたのです。一瞬のことですが、ひまわりがそよいで見えたのです。動きの有る絵。ゴッホの訳が分からない筆遣いはそういう狙いというか、静止画とは違う次元のモノを表現していたのに気付きました。 このキューブリックの『時計じかけのオレンジ』も同じ事が言えると見終わった後つくづく思いました。 若い頃って経験が浅いから大きな目で見れない(見えない)事って有りますよね。大人になっても見えてない人もいるようでは有りますが・・・。
[DVD(字幕)] 10点(2005-08-13 18:22:30)
77.  暗殺者
暑苦しい・・・。これ程までに皆さんの意見が一致してしまうところが恐ろしい。 スタローン&バンデラスのコテコテ焼きそばコンビの印象がそうさせているのかとも思えるが、映画の内容自身もムサ苦しかったね!。汗が出るほど恥ずかしい幼稚なシナリオ(爆発有り、撃ち合い有りのお約束ハリウッドスタイル)もそうだし、怒りで湯気が出そうになる程チンタラしたテンポ(特に銀行と廃墟になったホテルのシーン)。ウンザリするほどの再放送回数・・・、あ!コレは映画のせいでは無かった。 超駄作という訳でも無いが、こりゃダメだという感想しか出てこない。
[地上波(吹替)] 3点(2005-08-07 09:08:27)
78.  あしたのジョー2
丹下段平はジョーの魅力に惚れ込んだ。彼のどこにそんな魅力が有るのか?、ボクシング(喧嘩)の才能に魅せられた。それも有るだろうが、ただそれだけでは無いように思う。幼い頃から流浪の旅を続けることにより宿った闘争心。それとは逆に温かい人間味。自分勝手だが一直線。その割には、目標を失うと茫然自失となるような精神的に弱い面も持っている。・・・いろんな面で他の人(凡人)にないモノを持っている。白木葉子やノリちゃんも同じ所に惚れたんだと思うよ。丹下段平や白木葉子はジョーに頼まれて面倒見てた訳では無い。~人を寄せ付けるモノとは何かを考える。それもこの作品を楽しむ要素の一つであり、妙味だと思うんだけど・・・。
[地上波(吹替)] 7点(2005-08-07 08:42:40)
79.  あしたのジョー(1980)
これを見ても『あしたのジョー』の本当の良さは分からない。しかし、「『あしたのジョー』って有名な漫画だよね!。取りあえず話の大筋だけ見とこか~」という人には打ってつけの一本である。 ちなみに私自身がその口である。数年後にテレビの再放送を見ることになったのですが、テレビの再放送の方が数段良かった。例えば『ガンダム』も短縮版として映画化されているのですが、こちらは映画版の方が断然好きなのです。なぜなら、映画で照会されたもの以外のエピソードに魅力を感じないので、省いて貰った方が良いと思ったからである。それとは逆に『あしたのジョー』の場合は映画にはないエピソードにも面白いものが多く、無駄が少ないと感じました。つまりは時間稼ぎが少ないと思うのです。
[地上波(吹替)] 6点(2005-08-07 08:22:08)
80.  ヒットラー 第1章:覚醒/第2章:台頭<TVM>
思いこみが激しく、自分に対して自信過剰。人の後ろを歩くことを極端に嫌い、前に前に出ていこうとする生まれ持っての闘争心。外見は大人しく映るが内面の燃えさかるエネルギーは半端ではない。こういう人間って、チョットした切っ掛けを掴むと一気に突っ走るんですね。 小さい酒場での演説から始まって、それに同調する人がどんどん集っていく。彼の演説は“熱心な政治に対する思い入れ”“母国への忠誠”という生半可なものから来ているのでは無い。そんな表向きな感情を後目に“自分の力を認めなかった他人への怒り”“自分の考え方にそぐわない人への恨み”という感情が明らかに先立っていく。 この作品はおそらくテレビ映画かと思われますが、かなり重厚な仕上がりになっています。一人の人間が史上最悪とも言われる犯罪者への道を突き進んでいく様を余すとこなく描いた見応えのある一本である。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-06 18:52:40)
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