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やすたろさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 288
性別 男性
年齢 54歳

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61.  ライフ・イズ・ビューティフル
まず、グイドのキャラ設定の勝利。グイドの明るい性格と対比して、ラストの悲しみが一層引き立たされる。人を憎んだりしない、お人好しなくらいの素直さを、果たしてあの状況でどこまで現実味のものとして受け止めたらよいのか。やはり、実際には有り得ないシチュエーションだと思うが、私は物語として受け入れたい。グイドがドイツ兵のウソ通訳をするシーンは、最高。自分にとってのナミダ度はジ~ンくらい。
8点(2003-12-25 00:29:59)
62.  マルサの女
とにかく山崎努の演技力に圧倒された。宮本信子も負けじと対抗しており、決して見劣りしない。この2人は、まさに迫真の演技だった。テンポも良く、最後まで飽きさせない作りは見事。俳優としての伊丹さんをあまり知らないが、俳優より監督のほうが絶対才能あると思う(NHK大河ドラマで、やたらほっぺの赤いクリクリ坊や風の吉良上野介の印象しかない)。当時「マルサ」という流行語まで作っちゃうんだからスゴイ。
8点(2003-12-24 01:56:00)
63.  蒲田行進曲
脚本、テンポ、役者とも全てが素晴らしい。もう15年以上前だが、中学生から高校生の頃、夢中になって何度も観た覚えがある。主役3人の生き様、バカバカしくて的外れだったりするけど、そこがまたカッコ良かったなぁ。だって一生懸命なんだもん。役者さんのセリフまわしにも、素直にスゲェって感心した。
8点(2003-12-24 01:14:06)
64.  バグダッド・カフェ
率直に良質な映画を観せてもらったと感じた。主題歌も素敵で、相乗効果大。“時間が長くてもうお腹いっぱい”っていう映画より、“あー、もっと観ていたい”と思わせる、このくらいの長さの映画のほうが満足感が残る。
8点(2003-12-20 16:31:44)
65.  ファーゴ
まず脚本の力に唸らされた。アカデミー脚本賞も納得。物語の展開力が素晴らしい。犯人キャラたちが、その展開の速さについて行けず、必死に何とかしようと(その何とかが犯罪だから始末に悪いが)右往左往するくだりは見ているだけで面白い。なんでそーするの!と言わずにいられない。この映画以来、私は脚本賞の受賞作やノミネート作も出来るだけ観るようになった。
8点(2003-12-18 23:29:07)
66.  ロミオ&ジュリエット
一言で言えばハチャメチャだが、演出やカット割など監督の遊び心満載で、その手法にあきれつつも楽しめた。ここまでやってくれると、潔くて好きだ。特に舞踏会のマーキュシオにはウケた!ロック、ゴスペル、クラシックなど音楽もバラエティに富んでいてかなり楽しめる。デズリーの『Kissing You』が物語に落ち着きを与えてイイ感じ。水槽越しの場面やプールの場面がすごくキレイで好き。
8点(2003-12-18 00:13:44)
67.  ビューティフル・マインド
心を病んだ者に向き合う苦労は大変である。治る保障もなく先の見えない不安。自分の人生まで侵されているような焦り。相手が演技しているのではないかという猜疑心。映画では、奥さんが夜中に叫んだ場面があったけど、本当は一度だけではなかったはずだ。結婚相手が精神に異常をきたしたらフツー離婚すると思うのですが…。赤ちゃんにまで危害が及ぶとなればなおさらでしょ。映画では2人が離婚してないので、そのへんに違和感があった。あと、ラッセル・クロウは数学者なのに体格が良すぎ!ジェニファー・コネリーはキレイすぎ!初デートの色香は大学生のソレではない!心のリハビリに付き合ってたら、もっとやつれるって!でも、やっぱり素晴らしい映画には違いない。途中まで一流のサスペンス映画としてグイグイ引きこまれた。諜報員と精神科医、一体どちらが正しいのか。ナッシュが雨の中、現実に気付く場面の見せ方は見事!感動のラストにつながる、後半のゆっくりとしたテンポとBGMは、優しい時間の流れを象徴していて心地よかった。私は、あまり予備知識もなく観て、ラストで実話だと気付いたくらいなので、この映画を満喫できた。
8点(2003-12-16 23:31:56)
68.  八月のクリスマス(1998)
一篇のポエムのような映画。物語の説明を極力廃した映像を重ね、観る側のイマジネーションに頼りながら進行していく。病気、恋心、死という核心であるはずの要素が省略法で描かれ、語りすぎない“映画の美徳”を感じた。とても優しい抒情詩を味わった気分になれる。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-07 00:34:02)
69.  ロッキー
ボクシングといえば漫画なら『あしたのジョー』、映画なら『ロッキー』が代名詞。どちらも負けの美学である。そう、世のほとんどの人は“頑張っても負ける”のだ。だから多くの共感を得るのではないだろうか。そして、何と言ってもテーマ曲の盛り上がりが最高。気持ちを高揚させるに相応しい名曲である。以後これほど代わり映えしないシリーズが続くのも珍しい。 
[地上波(吹替)] 7点(2006-01-06 00:59:03)
70.  マイ・ビッグ・ファット・ウェディング
あえてギリシャ系の家族にスポットを当てている点がユニークである。主人公が恋に落ちる過程は短絡的すぎる気もする。外見はダメなままでも、内面の美しさで勝負する映画に仕上げて欲しかった。結婚は見た目じゃなく、思いやりや気配りなど心の美しさが一番大事だってことみんな分かってるはずだもの。美しく変身するプロットは女性受けするためには必要なのかな? ちなみに、イタリア系がよろしければ『月の輝く夜に』をどうぞ。
7点(2005-02-05 11:59:22)
71.  インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
お宝を探しての冒険活劇、美女とのコンビ、ギャグも端々に、といった王道パターンではあるが、飽きさせない展開力(ジェットコースタームービーの典型だもんね)で、さすがに退屈しない。アジアンテイストも2作目のアクセントとして良かったのでは。ギャーギャー騒ぐ子どもと女性が楽しかった。
7点(2005-02-04 23:50:56)
72.  熱いトタン屋根の猫
末期ガンの父、財産狙いの長男夫婦、アル中の次男なんて、到底想定できない家族設定だけど、「人間を描こうとする時は、極限状態でなければ駄目なのね」と痛感。親父も決して守銭奴という訳ではなく、至って好漢である。ただ、人生の成功者に有りがちな物質的な豊かさの中で、精神的な愛を見失っていたのだ。死を目前にして子育ての間違いを息子から突きつけられ、虚しさも相当なものであっただろう。親父を演じた役者も血色の良い太った末期ガン患者という違和感を除けば、その演技力は凄まじいものがあった。この家は一見バラバラだけど、根は良識人の集まりである。家庭内暴力やネグレクトといった現代が抱える家庭問題に比べると、まだ救いがあった気がする。
7点(2005-02-04 23:10:01)
73.  座頭市(2003)
黒澤監督から直々に「日本映画を頼む」と言われた北野監督、自身初めての時代劇を撮るに当たって、やはりその存在を意識したのではないだろうか。個人的には『用心棒』、『椿三十郎』をリスペクトして黒澤監督に捧げた作品と思っている。実際、話の筋は『用心棒』に似ているし、最大の見せ場である服部との対決も一瞬で決するあたり、『椿三十郎』がそうであったように、正しい演出であろう。日本の伝統芸を紹介し、海外受けも狙っている点はあざといが、リアルな殺陣とその抜刀音、小気味よいギャグやタップ(!)、電子音のBGMなど新感覚の時代劇として成功している。
7点(2004-11-15 23:42:44)
74.  アンタッチャブル
十数年ぶりに観たのだが、バット殴打シーンと階段シーン以外覚えていなかったので、全てが新鮮だった。とにかくエンニオ・モリコーネの音楽がカッコイイ。カポネ追跡劇も随分と誇張されているのだろうが、役者陣の魅力が満載で音楽と共に十分に楽しめる映画に仕上がっている。
7点(2004-11-14 01:29:25)
75.  めぐりあう時間たち
相当敷居の高い映画である。女優陣の演技目当てに観たのだが、いかんせん予備知識が無さすぎた。1回目は完全に門前払い状態。ネットでせっせとヴァージニア・ウルフと『ダロウェイ夫人』を調べてやっと納得。死について詩的かつ観念的に語られており、監督の思いに到底理解が及ばない。随所に青色が死を具象化するワンポイントとして散りばめられ、色の心理的効果も計算高く利用されている。誰もあのケーキを美味しそうとは思わないだろうし、リチャードが身に纏っている衣装も象徴的だ。余談だが、自分の元妻が鬱状態だったことがあるので余計に心が痛んだ。彼女のために良かれと思ってすることなすことが、かえって妻を追い込んでしまうという悪循環に私も陥った。結局、別れることでしか解決できず、彼女を救えなかった自分の無力さが夫のレナードに重なり、涙がこぼれそうだった。
7点(2004-11-13 13:37:59)
76.  ディープ・インパクト(1998)
『アルマゲドン』よりは地に足のついた話である。無理やりな話の中にも現実味を探ろうとしている努力は見られる。地球上でのやり取りは納得いかないものの、シャトル内での描き方は説得力のある演出であった。任務に失敗し犠牲者が出るあたりは、然も有りなんだし、目をやられた乗組員と船長との会話や最後の決断に至る話し合いは感涙ものである。お約束と知っていながら、家族との別れのシーンにはウルウル来た。無意識のうちに、宇宙飛行士に自己犠牲の精神を強いている自分を再発見してしまった。この映画のことは知らずに『ロード・オブ・ザ・リング』(イライジャ)、『25年目のキス』(リリー)、『ジュラシックパークⅢ』(ティア)を先に観ていたので違う楽しみ方もできた。
7点(2004-09-11 22:27:52)
77.  卒業(1967)
あまりに有名すぎるため、テレビ番組でもラストシーンが堂々と流されるというネタバレがまかり通る極めて稀な映画である。もはやマナー違反にすらならないらしい。私も確か、先にラストを見せられてから全部を鑑賞したクチと思う。ダスティン・ホフマンの等身大の冴えない男っぷりが共感を誘う。十数年ぶりに観たのだが、その場面転換の巧みさに驚かされた。映像テクニックも凝っており、決してラストだけの映画ではないことをうかがわせる。余談だが、世紀の失恋男の名前はカール・スミスっていうのか。同情するなー。
7点(2004-09-02 23:53:11)
78.  羊たちの沈黙
サスペンスものとして久々のアカデミー受賞作、しかも主要4部門制覇と話題になったので期待して観た覚えがある。主演2人が演技賞を獲るだけあり、すぐに引き込まれた。レクター博士の存在感が圧倒的すぎて、いくつかのシーンには鳥肌が立つ程。確か、アメリカで行われた映画史に残るキャラクター投票で、上位にランクされていたような気がする。それも納得の演技である。2作目のクラリスがジョディ・フォスターでなかったことが残念でならない。
7点(2004-08-16 23:10:28)
79.  ラストエンペラー
公開当時、高校生。純粋で世間知らずなボクは、「中国でも皇帝くらいになると英語喋れるんだぁ」と感心して観てました(←アホ)。話題の映画だったし、世界史を選択していなかった自分としては「後学のために」と思ってガマンしながら観たことが懐かしい(←エライ!)。高校生が勉強する歴史入門編としてはよく役立ちました。その後、テレビのドキュメンタリー等でもしっかり復習させていただきました。歴史を知っている大人が振り返りながら観るのと、歴史を知らない若者が追体験しながら観るのは、明らかに感じ方も違うはず。今は前者だけど、当時の自分は間違いなく後者でした。自分としてはいい時期に観れたなって感じです。
7点(2004-08-09 17:53:20)
80.  王立宇宙軍 オネアミスの翼
既出のコメントをなぞるようで恐縮だが、リアルタイム世代としては、コレは独特な雰囲気を醸し出し、他とは一線を画した作品として印象深い。知名度も全くないオリジナル企画を立ち上げたこと、明らかに冴えない脇役顔のキャラを主人公に据えていること、言語・衣装・生活文化に至るまで細部にトコトンこだわった世界観を構築していることなど、インディーズ的(当時そんな言葉は一般化してなかったが)なパワーを感じた。10年以上久しぶりに観たのだが、内容はほとんど覚えていなかった。でも、『宇宙軍軍歌』は実はお気に入りである。昔、ラジオのリクエスト番組で、この曲をリクエストしたヤツがいて、「敢えてソレかい!」とツッコミを入れた覚えがある。それ以来、あのマイナーコードが耳から離れないのだ。劇中ではあまり聴けないのが残念。坂本龍一の音楽は何とも言えずいい。ちなみに日本人として初めて宇宙に行った某テレビ局社員(当時)の第一声は「これ本番ですか?」だった。
7点(2004-08-06 18:49:14)
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