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コメント数 885
性別 女性

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61.  8 1/2 《ネタバレ》 
クリエイターの男性は激しく共感しそうな映画監督グイド。 なので影響下にある作品が多く、ボブ・フォッシーの「オール・ザット・ジャズ」(舞台監督ギデオンの自らの死の演出)やトリュフォーの「アメリカの夜」(ジャン=ピエール・レオがドワネル的俳優の撮影現場)の方を先に見てしまったけれど、イタリア的というよりヌーヴェル・ヴァーグのフィルターを通しつつ、根底にイタリアの熱い血も流れているような混沌としたイマージュの連続。 モノクロも女性たちも美しく、その中で自身を持てあますグイド。 フェリーニの傑作として「道」と双璧なのだろうけど、情緒的な「道」の方が一般向きであっても、同じく手前勝手な男性の話でも非常にクールな「8 1/2」の方が興味深くまた見やすくもある。 後続の人たちは共感というより励まされたのかもしれず、「フェリーニでさえあんなに悩んでる」と。 現在・過去・空想のラビリンスをくぐり、生きる活力を取り戻したグイドの「人生は祭りだ、共に生きよう」。 作られて50年たった今でも、この映画はそう語りかける。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-04-10 07:00:21)
62.  NINE(2009)
ミュージカルになった「グイドと女たち」。 細身のダニエル・デイ=ルイスのグイドは、マルチェロ・マストロヤンニとはまた違って、いいのか悪いのか。 元のイメージも部分部分で残されていますが、メインは今が旬の女優たちのステージ。 イチオシは愛人カルラのペネロペ・クルス、エロくても下品に見えないダンスは見応えあってセクシー♪ 「ロープが家にほしくなる」ほど練習しただけのことはあります。 マリオン・コティヤールは貞淑な妻ルイザから一転変貌して魅せ、新キャラのステファニーはケイト・ハドソン、「シネマ・イタリアーノ」は意外とよかったのですが、インパクトありすぎて「8 1/2」から遠のいた感じ。 ソフィア・ローレン&ジュディ・デンチの大御所2人は貫禄。 マーシャルの「シカゴ」よりは好きですが、オゾンの「8人の女たち」の方が華やかではあるかも。 「8 1/2」とは別物として楽しんだ方がよさそうだけれど、オリジナルの屋外セットが女たちを配置する立体的な舞台として活用されていたのは、いいアレンジじゃないかと思いました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-04-09 07:00:03)(良:1票)
63.  マルタのやさしい刺繍
スイスの小さな村はハイジのデルフリ村のようなたたずまい、マルタおばあちゃんのかわいい刺繍入りの下着がハートをくすぐります。 保守的な村人たちがマルタの夢をつぶそうとするのだけど、若い頃の元気をとりもどしたマルタの情熱はそう簡単には吹き消せない。 息子や村人の悪役ぶりがオーバー気味でガミガミうるさいけど、裏でコソコソされるよりはイイかもね。 仲間のうち1人が欠けてしまっても、その分もガンバってあげてほしいな。
[DVD(字幕)] 7点(2013-04-08 08:16:38)
64.  カレンダー・ガールズ
「もういちど輝きたい」オバサマたちの、うれしはずかしのヌード・カレンダー作りがほほえましい。 一躍時の人となりハリウッドにも招かれて、舞い上がってしまう彼女たちが踊らされているのに気づいた時は苦いけれど、そうやって一通り経験するのはいいこと。 ヘレン・ミレンが主演なのはグラマーだからかな? 「リトル・ダンサー」のジュリー・ウォルターズとのコンビでみんなを引っぱり、最後はヌードでなくっても素敵な彼女たち。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-04-07 06:59:59)
65.  プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂 《ネタバレ》 
ディズニーらしい健全な王道映画、ペルシャが舞台の映画ってあまりなさそうだし。 剣にしこまれた魔法の砂の力でチョコッとだけ時間がもどるのが特色、その映像も面白いです。 孤児だけれど王の息子として育てられたダスタン(ジェイク・ギレンホール)は、アクションもがんばってて。 タミーナ姫のジェマ・アータートンはあまり得意じゃないんだな。 叔父ニザムのベン・キングズレーは「サンダーバード」と同じような衣装なので、すぐ××とわかってしまいます。 兄上の新王もワルかと思ったら、そうでもないのがディズニー。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-04-07 06:50:19)
66.  ジョン・カーター
ターザンで有名なエドガー・ライス・バローズの火星シリーズ。 原作は100年前のスペース・オペラで、高校生の時「火星のプリンセス」読んだ時点ですでに古めかしい気はしましたが、映画も昔のSFアートの雰囲気でレトロ。 過去のSFファンタジー映画でイイトコドリされてるし新鮮味はありませんけど、原点を鑑賞するつもりで見ればいいんじゃないでしょうか。 巨費をかけながら、キャストもスターは緑色人サーク族の声優にまわり、顔出しで有名な人はマーク・ストロングくらいなのが不思議。 火星では重力の違いにより超人になるカーター(テイラー・キッチュ、映画もキッチュだね!)のジャスーム(地球)からバルスーム(火星)への移動は、本よりももっともらしく。 ヘリウムの王女デジャー・ソリスは、日本版の武部氏のカバーアート(紫の衣のデジャーが美麗)のイメージがあって、赤色人なのでネイティヴな感じのリン・コリンズになったのかもしれないけど、実写版ディズニーのお姫さまは個性派美女ばかり? 全11作を三部作にする気らしいですが、あまりパッとせずコケたのでできるのか不明。 ディズニーの実写映画って人畜無害であまり面白味は少ないし。 原作ではカーターは作者バローズの謎めいた知りあいということになっていますが、映画ではバローズは甥になり「スパイキッズ」の男の子が演じています。
[DVD(字幕)] 6点(2013-04-06 06:50:02)(良:1票)
67.  TIME/タイム 《ネタバレ》 
「TIME IS MONEY」で映画を1本作ってしまった、タイムSFとして目新しいのは確か。 監督アンドリュー・ニコルの傑作「ガタカ」のように美意識で貫かれており、人もモノもみな美しく、それだけに脆弱ではある世界。(夜の海で泳ぐシーンがあの映画を思わせます) 後半迷走してる気はしなくもないけど、ユニークな設定だけでも評価したいです。(蛍光ペンで腕に数字書きたくなる) 茶髪のウィッグをつけたアマンダ・セイフライドが新鮮、「トロン:レガシー」のオリヴィア・ワイルドは見た目25才のママ、彼女があと一歩で間に合わなかった時は悲しかった。 タイムキーパーのキリアン・マーフィは意外とおマヌケ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-04-05 07:00:00)(良:1票)
68.  サロゲート
「義体」モノはめずらしくありません。 古いネタならヴィジュアルで勝負しなきゃならないのに、チマチマ凝ってるだけ★ サロゲートの表面ツルピカ加工してあるように、表層的なアレンジしか感じられないSF映画、「T3」のモストゥだから期待はしてなかったけど。 90分なのと本体&義体の2パターンのロザムンド・パイクはよかった。 義体では美しさ、本体では「リバティーン」の夫の心を見失った妻の演技が求められたんでしょうね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-04-05 06:55:06)
69.  星の旅人たち 《ネタバレ》 
もう一つの「サン・ジャックへの道」といってもよいのでは。 「監督」エミリオ・エステべスが父親マーティン・シーンに贈った、サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の旅。 父親が自分たちを養うために、二流映画にも出演していたのを知っているエステべスからのプレゼントは、シーンにとって何よりもうれしいものであったはず。 飄々としてコミカルな「サン・ジャック」よりシリアスな作風、それもそのはずシーン演じる眼科医トムは急死した息子ダニエル(エステべス)の遺灰を背負い、息子のかわりに聖地を目指す。 800キロの行程を共にする3人の仲間の存在が、時に彼を元気づけ時に苛立たせもするが、息子を失った彼は経験したことのない旅の実感と新たな家族を得たようなもの。 遺灰が要所要所に撒かれバックパックから減るごとに、トムの重い心を軽くしていくかのよう。 サンティアゴを越え、スペイン最西端の波高い海に最後の灰を撒く彼はふっきれた表情。 遠かった息子を身近に感じ、その心と共に歩んだトムはもう一人ではないのだろう。 トムとダニエルの父子の情と同時に、シーンとエステべスのそれも感じとれる静かな佳品。
[DVD(字幕)] 8点(2013-04-04 07:00:04)(良:1票)
70.  サン・ジャックへの道
女性監督コリーヌ・セローが描く、旅の一群。 遺産相続の条件を満たすための巡礼の道程は1500キロ、フランスからスペインの聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへ。 気丈な教師クララは神経質な長男ピエールと犬猿の仲、アル中の次男クロードは失業中。 彼らに加え人種も背景もちがう総勢9人のグループは、素晴らしい自然の中ひたすら目的地めざして歩く。 少しづつ生まれる家族のような連帯感が、余分なプライドを心から剥がしていく。 文盲の少年に教師魂をかきたてられるクララ、ノルマを果たしても仲間といたいピエール。 「キリスト教もイスラム教も同じようなものさ」 こんな気持ちのゆとりがあったら、宗教戦争なんておこらないのかもしれない。 「夢」はここだけフランスのエスプリという感じでシュール。 兄弟の歩み寄りもさりげなく、悲劇にも幸せへ通じる道がある。
[DVD(字幕)] 8点(2013-04-04 06:50:40)
71.  インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 《ネタバレ》 
「レイダース」の2年後の1938年。 1作目の雰囲気に戻そうとしており、サラーやマーカス(デンホルム・エリオット)もカムバック。 新味をだそうと「モスキート・コースト」でハリソンの息子だったリバー・フェニックスが少年時代に扮し、見栄えがします。 長年の確執のあるパパ・ヘンリーのショーン・コネリーとは、12才しか違わぬコミカルな意地っぱり父子。 ヒロイン・エルザは役柄も女優さん(アリソン・ドゥーディ)も得意じゃなくて。 ナチスも再登場し、嬉々としてナチスたたきするスピル先生は「趣味でしょ~」としか。 蛇、虫の次はネズミの山でしたが、気持ちワルイというよりカワイソーになっちゃって。(エンタメムービーのために大量に動物を投入する人間は勝手なモンです) 飛行船やら戦車やら盛りだくさんで楽しいけれど、何となく古く感じてしまった3作目。 インディとパパの父子愛も少々ホコリっぽかったよう。 でも鎖帷子を着た十字軍の生き残りのオジイサンは700年待ってた感じが出てました。 19年後にまさかの続編が作られるまでは、ルーカス&スピルバーグの華々しいシリーズは、コレで幕を下ろしたと思ったのでした。
[映画館(字幕)] 7点(2013-04-03 07:00:01)
72.  インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
1957年、懐かしいインディとマリオン、ハリソンの老体アクションもなかなか。 彼ら以外は新顔で敵もナチスからソ連に。 「ハムナプトラ3」とは違い、オリジナルの監督・キャストによる新作はまずまずで、ラストはスピル先生の昔ながらの嗜好が出た感じ。 ドリュー・ストルーザンによるポスターが、彼も全盛期を過ぎているのがわかる出来なのが残念。
[映画館(字幕)] 6点(2013-04-03 06:50:13)
73.  インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
「インディ・ジョーンズ」っていうと、コレが浮かぶ人が多いんじゃないかな? 他の3作とは雰囲気の異なる「魔宮」は、学究的でもなく、地理的な移動も少ない(上海→インドのみ)けど一番好きです。 コレがなかったらどれも似たような感じになって、こんな人気シリーズじゃなかったのでは? 歌手ウィリー・スコット(ケイト・キャプショー)がコール・ポーターの「エニシング・ゴーズ」を上海語で歌う、ミュージカル風のオープニングからして華やか♪ インディの助手?ショート・ラウンド(キー・ホイ・クァン)がちっこいのに小生意気でこれまたカワイイったらなく、ハリソン・フォードは「カサブランカ」風の白いタキシードに始まり後半ワイルドに上半身をさらす、このトリオの魅力が充実。(インディがウィリーといいムードになっても、「レイダース」の前の年(1935年)の設定なのでOKというのがなかなかズルイ) 2作目の勢いとゆーか八方破れなエネルギーにも満ちていて、理屈より感覚の自分好み。 クライマックスはミニチュアも使用したトロッコ、つづいてのつり橋とノッて作ったように見えながら、スピルバーグはあまり好きじゃなさそうですが。 芸術的なマット・ペインティング(背景画)が活躍する作品でもあり、子供っぽいかもしれないけど冒険心にあふれ、レイダース・マーチも一番お似合い♪
[映画館(字幕)] 9点(2013-04-02 15:06:45)(良:1票)
74.  ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎
いくつかのホームズ作品の香りを漂わせるストーリー。 でも「ホームズ物」としてよりも、19世紀の学窓での3人の若者のひとときの青春が輝きを放つ。 ビッグベンを横切り夜の闇に飛翔する人力飛行機や、エリザベスが叔父と住む学舎の最上階の研究室も憧れ。 まだアナログとデジタルが同居する時代で、ステンドグラスの騎士は黎明期のCGながら見せ方の巧みさもあって、怪奇よりもエレガントな美しさ。 清々しく心地よいテーマ曲も耳に残る。 (好きでも8点にできないのは、邪教集団ラメ・タップの描写が前年の「魔宮の伝説」のそれに似すぎているから。 3人の幻覚シーンは、食いしんぼうワトソンへのお菓子攻撃が可愛くおいしそうで絶品。 エリザベス役のソフィー・ワードはこの映画が一番魅力的です)
[映画館(字幕)] 7点(2013-04-02 08:25:50)
75.  レイダース/失われたアーク《聖櫃》
昔のパルプマガジンの連続活劇の雰囲気をだしつつ、スピルバーグの思惑は「ジェームズ・ボンド映画を作りたい」。 全翼飛行機などハイライトの作り方は007によく似ていますし、サラー役のジョン・リス=デイヴィスはこの後「007/リビング・デイライツ」にも出演。 ハリソン・フォードにとってはハン・ソロにつづくヒーロー、80年代前半は彼の黄金期。 インディがハットをかぶっていることで、スタントも目立ちにくいのですよね。 なよなよと女っぽくない酒豪のマリオン(カレン・アレン)は、ヒロイン単独で見れば一番魅力的かも、プレゼントされて身につけるドレスが2着とも白なのがシンプルな美しさ。 冒頭のガイド、若きアルフレッド・モリーナは、20数年後のドック・オクを予言するかのように「多触手」のモノしょってたりする。 考古学の謎解きも入れキチッとした作りで、そのぶん地味ではあるかもしれませんが、整合感はシリーズ随一と思われ。 ソフトでは他の3作品と統一感をもたせるべく、タイトルに「INDIANA JONES AND…」が付けられています。
[映画館(字幕)] 8点(2013-04-01 09:42:24)
76.  ハムナプトラ/失われた砂漠の都
一応リメイクでも、「新しいインディ・ジョーンズを作りたい」のが本音のスティーヴン・ソマーズは正直でいいネ。 CG時代のインディの役割を果たした作品。 レイチェル・ワイズにツタンカーメン王墓発見者カーターが心を寄せた援助者カーナボン卿の令嬢エブリンの名をつけたのも、エジプトへの愛があってよいです。 エブリンとリック(ブレンダン・フレーザー)に対して悪のカップル、イムホテップとアナクスナムンがいるのも好対照。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-04-01 07:01:11)
77.  パピヨン(1973) 《ネタバレ》 
独房のシーンのコントラストのきいた映像は、絵画的な芸術性でもってパピヨン(スティーブ・マックィーン)の生への執念を見せ、ドガ(ダスティン・ホフマン)との長きにわたる友情もよい。 パピヨンが金庫破りではあっても、殺人犯は冤罪であるという複雑な立場も一筋縄ではいかない人間味。 が、一番心に残るのはハンセン病の首領との関わり。 最初は彼の姿をはっきりとは見せず、徐々に観客に慣らしていく。 慣れてしまえばどうということはない。 自分が病から逃れられないのを知っていて、カンパの缶をパピヨンに渡す彼には「せめてお前だけでも自由に」との思いがあったろう。 その気持ちを缶と一緒に受けとったパピヨンは彼の腕をしっかりと握り締める。 首領は他人が感染しないのはわかっていても、積極的には自分に触れたがらないのを知っているだろうから驚いたはず。 そしてパピヨンの体温とともに、久々に病をわすれて人間らしい気分を味わえたはず。 彼がパピヨンに思いやりを示したからこそ得られた、この触れあいの瞬間はとても尊いと思う。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2013-03-11 04:39:59)(良:3票)
78.  大脱走 《ネタバレ》 
個性的なキャラクターたち、前半の楽しそうな脱出大作戦、脱出後の明暗もさることながら、独房王ヒルツ(スティーブ・マックィーンは、10年後の「パピヨン」よりまだ首がほっそりとして若々しい感じ)のオートバイ疾走シーンが爽快。 とうとう観念して、倒れたバイクのオイルタンクを馬でもたたくようにポンポンと軽くたたくのが印象的で、「おたがい精一杯がんばったから、もういいよな。おつかれさん」って感じだろうか。(その気持ちわかるよ) 軽快なマーチ曲は「史上最大の作戦」「戦場にかける橋」とならんで有名♪
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-03-09 07:00:01)
79.  ノーウェア・ボーイ/ひとりぼっちのあいつ 《ネタバレ》 
ジャーーーン♪ イカしたオープニング。 アーリー・ビートルズをただなぞるのではなくベースにとどめて、音楽にめざめた若者の青春とその母たちの愛憎を織り交ぜた物語。 「幻影師アイゼンハイム」で少年時代を演じたアーロン・ジョンソンが若きジョン・レノン、ポール役のトーマス・サングスターももう子役ではなく純粋で才能ある音楽青年を演じ(「バック・ビート」と違いポールのキャラクターは非常にいい)、ロック・ミュージックに魅入られ刺激しあう彼らからは50年代の音楽ムーヴメントの熱気と息吹が感じられる。 叔母ミミの元で育ったジョンに音楽の手ほどきをしたのは、離れていた実の母ジュリア。 水と炎のように違う彼女たちに息子として愛されるジョンにとってはいいことばかりではない。 ミミとジュリアの場合は確執が深くとも姉妹であることで和解の糸口もあり、嵐が去って彼女らが並んで庭に座るシーンでは、それまで2人の衣装に使われていた黒と赤がグレーとピンクに変わっていて、2人の拮抗する心が穏やかに薄まったのをうまく表現していた。 だからこそその直後の悲劇が痛ましいが、陽気なジュリア寄りだったジョンがミミの元に戻ってきた時には安堵を覚えた。 冷静なミミの方が自分のために「息子」を愛しているのではないように感じていたからだろう。(抑え目のK・S・トーマスがすばらしい) ジョンはその「母」からも巣立って仲間と共に音楽の道をゆく。 アート系の女性監督がアーロンによってマザーにされるというオマケもついた、映像感覚的にも優れた青春映画。
[映画館(字幕)] 8点(2013-03-09 06:55:02)
80.  ポンヌフの恋人
ビノシュが望んだ結末でなく、カラックスが望んだ結末だったらどうだったのだろう。 どちらがよかったのだろう。
[映画館(字幕)] 7点(2013-03-08 18:12:02)
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