61. 砕け散るところを見せてあげる
《ネタバレ》 UFOのくだりが理解できない。 意味が分からない。 猟奇的な父親役に堤真一は似合わない。 だけどこの映画良いところもある。 それは何だか唯一無二の変わった映画であること。 なんやかんやケチをつけながら見入っている自分がいた。 そして純愛ものだ、そこも好き。 しかし作品名のインパクトが凄いね。 砕け散るところを見せられちゃうのかよ。 すげー怖いわ。 [インターネット(邦画)] 7点(2024-03-09 22:24:52) |
62. 曳き船
《ネタバレ》 なんだか暗い話だよなぁ、なんだかなぁ 浮気をしてたら妻が危篤で病床で妻から愛の告白を受けたけど、妻は死んでしまう 浮気の代償は大きく取り返しがつかない なんだかなぁ、面白くはないわな [インターネット(字幕)] 5点(2024-03-08 22:57:12) |
63. レクイエム・フォー・ドリーム
《ネタバレ》 不愉快なアメリカ映画。 醜い婆さんばかり見せられて拷問のようだ。 気分ダダ下がり。 どうしてくれるんだ!仕事疲れが倍増したじゃないか! [インターネット(字幕)] 1点(2024-03-07 22:18:18) |
64. デデという娼婦
《ネタバレ》 最後、車で轢いてるのかな?! なんかデデがハンドルに触って、マルコを避けたような気もしたけど、、なんか分かりにくいなぁ。 話としてはシンプルで良いんだけど、ラストが私には分かりにくかったので、この点数で。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-03-06 19:58:46) |
65. 生き残るヤツ
《ネタバレ》 ヤク中から抜け出すことのできない男。 舞台は70年台のニューヨーク。 青みがかったザラついた映像。 一度、ドロ沼にハマると抜け出せない生き地獄。 地獄だからこそいっときの快楽を求めて麻薬を求めむさぼる。 警察も卑怯な手を使う。 ヤク中を利用して大物を逮捕しようと画策する。 友人が死ぬ時のリアルさと怖さ。 どうしようもない虚しさの漂う哀しき名画。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-03-04 22:42:12) |
66. さくら(2020)
《ネタバレ》 そこそこ生きてると思い出したくない辛い思い出もたくさん積もってくる。 そんな人生の古傷をえぐられるような映画。 言いたいことは分かる。 辛いこともあるけど元気だしていこう!なんだろうけど、憂鬱にしかならなかったな。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-03-02 21:14:28)(良:1票) |
67. 夜の人々(1948)
《ネタバレ》 夜の人々というより日陰に生きる人々を描いた内容。 破滅に向かう男に付いていく女なんているんだろうか? これは男の願望を描いただけでは? [インターネット(字幕)] 6点(2024-03-01 19:35:10) |
68. 夜、鳥たちが啼く
《ネタバレ》 なんか中途半端な関係だけど、居心地がいいしずっとこのままでいいかも。 ってなわけで、なかなかゆる〜くていい感じの日本映画だ。 この監督(脚本)はラブシーンがしつこいのであまり好みではないのだが、本作もそのシーンは健在。 中央線で通勤途中に見ていたが、急におっ始めたので周囲を気にしながらの鑑賞を余儀なくされた! 松本まりかって幸薄な女性を演じるとピタりとハマる。 女性としての魅力はまだあるけど、すいも甘いも知ってる感じ。 おばさんでもないけどピチピチでもない感じが絶妙にいい。 [インターネット(邦画)] 7点(2024-02-28 20:25:42) |
69. きみはいい子
《ネタバレ》 綺麗な尾野真千子が見たくて鑑賞。 そんな不純な動機を嘲笑うかの様に、冒頭から不安定な尾野真千子が暴れまくる。 それはとても見ていて辛いものであり、とても尾野真千子を魅了的とは感じ難いものだった。 印象的なのは「家族に抱きしめられてきなさい」という宿題。 人に抱きしめられると、言葉では言い表わすことのできない、なんとも言えない温かみを感じる事ができる。 これは生きている悦びを感じる瞬間だ。 辛い時こそ、この温かみがとても効いてくる。 これが印象的。 楽しい内容の作品ではないので、決して好みの映画ではないが、たまにはこういう映画も良いだろう。 人の温かみを再認識することができたのは、とても大きい。 [インターネット(邦画)] 6点(2024-02-25 17:38:31) |
70. 西部戦線異状なし(1930)
《ネタバレ》 戦争中でさえ、前線の状況は理解されていない。 前線から離れた街中では、老人たちが見当はずれな戦争話に花を咲かせている。 戦争中ですらこうなのだから、現在の日本で戦争の悲惨さなんか理解されようはずもない。 だけど、この映画を見ると少しは分かった気になれる。 少し分かった気になれるだけでも、大きさ差だ。 戦争の悲惨さ、不毛さを学べる手段として、この映画の存在意義は高い。 製作されて90年以上も経過しているのに、この映画はその存在意義を発揮し続けている。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-02-24 16:09:19) |
71. 縄張はもらった
《ネタバレ》 話は大して面白くはなかったが演出がとにかく濃くて、さすがは長谷部安春監督だと唸らされた! 特に女性が襲われるシーンや男が拷問されるシーンの生々しさが他に類を見ない。 長谷部安春監督については『レイプ25時 暴姦』(この作品は作品名が過激すぎてここでは登録が通らない!だけど傑作!)で圧倒された記憶があるが、本作でもすごかった。 最後の盛り上がりも素晴らしい。 終盤に向けて少しずつテンションが上がっていく。 数多あるヤクザ映画とは一線を画す、残酷でエロ的変態度の高い作品。 一見の価値アリ! [インターネット(邦画)] 6点(2024-02-20 20:41:21) |
72. 紐育の波止場
《ネタバレ》 ニューヨークの波止場で女が海で溺れていた。 それを助けた男。 彼は船乗りでこの波止場には数日間しかいない。 女を助けた縁で二人は結婚する。 しかし男は船に戻ると言い出す。 逃げる気だ。 船は港を出たが男は海に飛び込み、女の元へ泳いで戻っていった。 二人はかくして結ばれた、めでたしめでたし。 という簡単な内容で眠気に襲われた。 見やすい方のサイレント映画だとは思うが、何かこう心を鷲掴みにされるようなものがない。 すなわち物足りない。 [インターネット(字幕)] 4点(2024-02-16 21:05:51) |
73. もっと超越した所へ。
《ネタバレ》 これは思わぬ拾い物、、悪い意味で。 ここまで奇想天外な内容とは知らずに見てしまった。 全く好みに合わない内容だった。 特にラスト付近。 やたらにテンションの高い女性4人がセリフをまくし立て合うところ。 うるさくて仕方なし! 黒川芽以のクレジットが後ろの方なのも個人的には気に食わず。 [インターネット(邦画)] 4点(2024-02-16 12:35:30) |
74. 緋色の街/スカーレット・ストリート
《ネタバレ》 フリッツ・ラングとモノクロ映像と犯罪映画。 鉄板で面白い。 安定した面白さ。 下手に時間軸をずらしたりせず真っ向勝負で分かりやすいのも好み。 主人公のオッサンがこれまた絶妙に冴えないのがリアルすぎる。 「女で人生を棒に振る」を映像化した内容で、このオッサンが不幸になればなるほど何だかスッキリするのは、私の性格が捻くれているせいだろうか? 女に暴力を振るっていた彼氏が冤罪で死刑になったのに何故だか大して可哀想だと思えないのは、私の人格が歪んでいるせいだろうか? オッサンが女に求婚するが、キモいと拒否られるシーン。 それまでフレンドリーだったのに態度が急に冷たくなる。 女のこの変わり身よう…なんか経験あるよなぁ、酷いよなぁ。 オッサンがホテルで一人落ち込んでいる時、ホテルのネオンサインがひたすら点滅しているシーン。 虚しさが倍増する心憎い演出でとても気に入った。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-02-15 20:22:54) |
75. 間諜X27
《ネタバレ》 ラストシーンがすごい、全て持っていかれた。 若い兵士が叫んで処刑が少し中断、そのちょっとした隙間に口紅を塗る。 死ぬ直前まで美に対する意識を忘れない。 この世の最後だからこそ、いつもの姿で美しくいたい。 目隠しを渡そうとしていた若い兵士の涙を拭う女。 なんたる濃密なラストシーンだろうか! [インターネット(字幕)] 6点(2024-02-13 19:23:06) |
76. ハード・コア(2018)
《ネタバレ》 序盤の内容と雰囲気、これが山下敦弘ワールド全開で10点か9点つけちゃおうかな?!とか思いながら見ていた。 それが埋蔵金やらロボットやらが出てくる辺りから雲行きが怪しくなり、最後は置いてけぼりをくった。 それでも山下敦弘監督の描く世界観はわたしの好みのど真ん中だ。 現代の監督の中では山下敦弘監督が一番好きになった。 [インターネット(邦画)] 7点(2024-02-13 19:16:33) |
77. キンスキー、我が最愛の敵
《ネタバレ》 ドイツが生んだ奇人監督ヴェルナー・ヘルツォークと、彼の作品に何度も出演した“映画史上に残る怪優”クラウス・キンスキーの愛憎渦巻く人間関係を、怪しげに描いたドキュメンタリー映画の傑作。 本作の中でヘルツォークはこう語る。 「私は変人ではない」と。 自身が作成したドキュメンタリーの中で、真面目な顔をしてこんな言い訳を淡々とされると、思わず噴出してしまう。 やはり、このドキュメンタリーは傑作中の傑作。 その他、いたるところでヘルツォークが「自分はマトモ」的な立ち位置でこちらに語りかけてくる。 しかし、ヘルツォークが自身のことをマトモと主張すればする程、逆に「本当かなぁ・・・」という気持ちにさせられる。 キンスキーが奇人であることは映像が雄弁に語るが、ヘルツォークもそれに負けず劣らず奇人であることは明らか。 これは彼ら二人も本ドキュメンタリーの中で認めていることだが、彼ら二人は“似た者同士”なのである。 それにしてもキンスキーは常にキレている。 少なくとも、ヘルツォークが撮ったこのドキュメンタリーの中では。 特に冒頭のキンスキーがキレながら大衆に向かって演説をするシーンが興味深い。 迫真の映像で、これを観るだけでも十分楽しめる。 ラスト・シーンは特別に印象的。 こんなに不思議に心温まる映像は観たことがない。 アマゾンの大自然の中に一羽の蝶がいる。 それがキンスキーの体にとまる。 しかし蝶は逃げない。 逃げるどころか、彼に吸い付いて離れないのだ。 彼がいかに常人離れしているかという隠喩がうまく込められた素晴らしいラストの映像だ。 アマゾンの蝶に愛されるキンスキーも凄いが、この映像を撮って最後に持ってきたヘルツォークも凄い。 ヘルツォークの自己中な語りに苦笑させられ、キンスキーの狂った言動に口をあんぐりさせられ、最後に蝶のシーンで心を温められるという、素晴らしいドキュメンタリー。 皆さんに是非オススメしたい。 [DVD(字幕)] 8点(2024-02-11 18:56:07)(良:1票) |
78. 青春神話
《ネタバレ》 ツァイ・ミンリャンが本作の後、何本か映画を撮れたのは合点がいく。 ツァイ・ミンリャンはデビュー作で最高傑作を作ってしまったからだ。 これだけの作品を最初に発表したら、そりゃあ評価を得て次々と映画を撮る機会に恵まれるだろう。 だけどおそらくこのデビュー作を超えることは出来なかった。 それだけこの作品の出来は素晴らしい。 台湾の都会の空気。 どこか空気は澱んでいる。 そこで若者は目先の快楽をむさぼる。 そこに将来の希望なんてありゃしない。 刹那な快楽と暇つぶし。 そんな若者たちをセリフ少なく映像で表現した紛れもない傑作。 (=映画は脚本が命では決してない) [インターネット(字幕)] 8点(2024-02-09 20:39:06) |
79. にんじん(1932)
《ネタバレ》 何十年かぶりに鑑賞。 にんじんの孤独感、排他感が痛いほど伝わってくる。 母親は実の親なのにあそこまで冷たくなれるものなのか? 現代においても虐待やネグレクトがあるもんなあ。 なぜ実の子供のことを愛せないのかわたしには理解不能だ。 最後が無理矢理ハッピーエンドなのは個人的にはよろしくない。 むしろ自殺してしまう悲劇的なラストをもって、親に愛されない不幸な子供がこの世にいることを世間に訴えて欲しかった。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-02-08 20:54:50) |
80. 灰色の烏
《ネタバレ》 テーマがよく分からない上に超絶つまらなく、そして不快なシーンも多い。 つまりこの作品を見て良かったと思えたものがない。 幼少期のトラウマが何故解消できたのかも理解できない。 少年の役割も不明。 嘔吐シーンがしつこい。 リーダーに魅力を感じない。 [インターネット(邦画)] 0点(2024-02-07 21:24:59) |