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トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1991
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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61.  デルス・ウザーラ 《ネタバレ》 
文明論的大作。地味な展開を飽きさせずに観せるとこが、さすが黒澤明。シベリアの厳しい自然がスペクタルに描かれる。この頃、日本映画界では黒沢明は名作を発表するが厳しい状況に置かれており(自殺未遂までした!)、ロシアからの資金援助で実現した作品。黒沢明の映画人生を語る上では外せない作品。
[DVD(字幕)] 8点(2017-04-24 11:41:17)
62.  ファントム・オブ・パラダイス 《ネタバレ》 
文句なく面白い!これは古さを感じさせない。今、リメイクされても、ヒットするのではないか?と思うほどの面白さ。まぁベトナム戦争が背景にあるので、ラストの会場の狂ってる様は、ちょっと退いたが・・。でも音楽もキャラクターも最高にセンスある。特にジェシカハーパーの魅力は秀でている。なぜここまで無名なのか不思議なくらい。「オペラ座の怪人」も観てみたくなった。しかし何よりデパルマのセンスを勘違いしていたのではないか?と思うほどの見たことないセンスオブワールド。ファントムはもちろん、スワン、そしてビーフが捨てがたい。今までの自分のデパルマ観に疑問を感じざるをえない程だ!これはデパルマも観直さなければいけないのでは?と焦りすら感じた。なぜデパルマはこの映画のグロっぽいセンスを伸ばさなかったのかなぁ?勿体ないなぁ。キューブリックの陰に隠れていたからかなぁ。ヒッチコックの後継者としての評判が大きすぎたからかもしれない。う~ん、唸った一本だった。
[ビデオ(字幕)] 10点(2017-03-18 04:37:17)
63.  ロッキー・ホラー・ショー 《ネタバレ》 
ニューシネマですね~。ベトナム戦争で正気に耐えられない人がはまったんでしょうね。時代が狂気を帯びると、こういう映画が連発されるのだと思います。しかしその中でスーザンサランドンの役者根性たるや、イヤハヤ。「デッドマンウォーキング」の彼女を最初に観てしまうと、その後の「ぼくの美しい人だから」とか「テルマ&ルイーズ」の彼女に驚かされるのですが、この映画を観るとうなずけます。何故、彼女がセクシーな役を多く演じていたか・・。彼女はそのギョロリとした目で、体を晒してまでも現実を逃げずに見続けてきたからこそ、歳を重ねてからの円熟味のある演技ができるのだと思います。酸いも甘いも噛み分ける人ってこういう女性のことでしょうね。さて、この後は同年代に創られた「ファントムオブパラダイス」を観るかな(笑)。気分はもうベトナム戦争!
[ビデオ(字幕)] 7点(2017-03-18 02:10:37)
64.  ヒッチコックの ファミリー・プロット 《ネタバレ》 
さすが、映画の教科書!2つのエピソードが1つになっていくとこなど、ヒッチコックもやってたんだね。2010年代の映画は、内容が忙しくて、観てる人は圧倒されて、自分で創ろうという気にならないかもしれないけれど、ヒッチコックを観ると、よし!俺もって気がするので、ホント映画の教科書だよね。手塚治虫がヒッチコックをかなり取り入れた感じがしますね。映画だけでなく、漫画とか作劇の勉強にホントなります。でもラストの霊媒師のお姉ちゃんのウインクなど見ると、やっぱヒッチコックの持ち味は、いたずら心にあるなぁと思ってしまう。
[ビデオ(字幕)] 6点(2016-10-02 12:48:06)
65.  クレイマー、クレイマー 《ネタバレ》 
これは面白い。ダスティンホフマンが段々いいお父さんになっていく感じが心地よかった。また子役が可愛いんだ。先は見えなくても、いい家庭が築けるもんだね。奥さん役のメリルストリープは、この作品のイメージが強かったのか、女優としてかなり悩んだようで、その後色んな役を演じて、愛情ある女性というイメージを勝ち取った。彼女の女優魂は、ただ演技が巧いというのではなく、自分のやりたい役を勝ち取るために、果敢に女性映画で実績あげて、この映画の冷たい女性のイメージを払拭した事だ。一番の転機は「ソフィーの選択」じゃないかと思う。
[ビデオ(字幕)] 7点(2016-09-25 16:19:18)
66.  はなれ瞽女おりん 《ネタバレ》 
この世の地獄が見えぬよう、神様が眼を見えなくしたと教えられて育つおりん。まさしくこの映画での展開は、地獄模様。かくしておりんは絶望して、自ら命を絶つ。本当に救いのない映画だった。一体、監督の言いたいことは何だったんだろう?無常だろうな・・。岩下志麻の美しさが、それを際立たせていた。花は萎れるがゆえに美しい。そんな世の無常を謳った映画だった。
[DVD(邦画)] 7点(2016-08-27 20:08:47)
67.  緋牡丹博徒 お竜参上 《ネタバレ》 
藤純子と言えば、僕なんかは東山くんの「山桜」に出てた冨司純子のイメージが強い。僕らより前の人たちは、この緋牡丹シリーズなんだろうなぁ。どれから観ていいか分からないので、とある映画本に紹介された本作を鑑賞。まぁあの「山桜」の品のいいお母さんのイメージあるある。あぁ極道やっても、乱闘しても、品がいいんだなぁと感心。女は度胸。惚れ惚れします。
[DVD(邦画)] 6点(2016-07-23 22:46:23)
68.  ダイヤモンドの犬たち 《ネタバレ》 
最後、逃げられるのだが、テリーサバラスのアップで終わるという、何とも変な映画。テリーサバラスはあまり活躍しないのに、最後余裕しゃくしゃくに「地球は狭い」とか言いますけど、あなた警備のボスなんだから、クビもしくは降格処分でしょうに・・!いいの?クビになって、失業中なのに、その余裕なら、スゴイよ!っていうか、バカだし! もっと汗流せ~~~、テリー(怒)!!
[DVD(字幕)] 6点(2016-06-18 23:22:24)
69.  激怒(1972) 《ネタバレ》 
穏やかなお父ちゃんの変貌。それがこの映画の見所。
[DVD(字幕)] 6点(2016-06-18 23:11:48)
70.  ヤコペッティの大残酷 《ネタバレ》 
一言で言うなら、精液の匂いのする映画だった。ヤコペッティは、自分が子どもの頃、映画館に通っていたとき、やたら彼のドキュメンタリーのポスターがあったが、どれも子どもの見る内容ではなかったので、あれは何だろうと思っていた。あれから40年、発掘良品でとうとう鑑賞してみた。ひどい映像ばかりだが、カメラマンは有名なパゾリーニの撮影担当者らしい。ストーリーも歴史的宗教的な意味があるのだろうけど、それをふまえず観ると、ただのエログロナンセンスである。原案はボルテールの哲学小説「カンディード」から来てるらしい。哲学・・かなぁ、これ(笑)。途中、ホドロフスキーの「ホーリーマウンテン」を思い出したが、彼の方が女性からもてるだろうなぁと思った。最後は、男側の身勝手な世界観をたっぷり描いた後に、若者も同じような苦労をするなどと説教じみたことを言うから、ご苦労さんと心の中でつぶやいてあげた。
[DVD(字幕)] 5点(2016-06-11 22:08:13)
71.  1900年 《ネタバレ》 
見応えあった!地主の功罪を問うた1900年代。戦争もはさむが、そこはあまり描かず、ドラマは2人の男の生活にずっと焦点を絞って描いてる。後半の軸は、地主のデニーロに取り入るサザーランドの犯罪を中心に展開するが、第1部と第2部、それぞれ見せ方を変え、観る者を惹きつける圧巻の5時間ドラマだった。この映画が上映されたのは「ET」「炎のランナー」と自分が映画にのめりこんだ頃の作品だ。当時は長い映画だなぁと思っていたが、印象的なタイトルで心に残ってた。その映画をついに観たぞ!ベルトリッチは、自分が40歳代になって、良さが分かってきたが、やはり映画の天才に違いない。2000年代に入ってからの映画より、1980年代の映画の方が、やはり自分のセンスが培われた頃の作品なので、すっと体に沁みてくる気がする。
[ビデオ(字幕)] 9点(2016-06-01 22:45:41)
72.  ロッキー2 《ネタバレ》 
このシリーズ、実は全部観てないんだよね。元気ない時は、ロッキーに限る、と周囲に言いながらも・・。もう1作目の大ファンであることで止まっちゃってたから。でも2作目も観てみようという気がして・・。それは何かの映画の中で、ロッキー4を何度も観たという男の人が劇中、話してて、へぇあのシリーズ、一作毎に個性があるのかと興味持ちだして・・。そしてこのパート2を観たら、実に人生を描いてて、感心しちゃったよ。今度はマジで潰しにかかると、チャンピオンが意気込むとこから、人生って、クライマックスの後には、必ず落とし前っていうのが発生するから、どの作品にも続編ってありうるよなぁと、ちょっと感心。そしたら面白くてね。。1作とは別の意味で・・。観終わったら、もう興奮して、この勢いで全作観ちゃおうかなとも思ったけど、貴重なシリーズ。大事に大事に。3作はいつかまた元気のない時のためにとっておこうっと(笑)
[ビデオ(字幕)] 6点(2016-04-23 19:16:39)
73.  ウォリアーズ(1979) 《ネタバレ》 
ん?どっかで見たことあるような?あれ?「ストリートオブファイヤー」の喫茶店の女主人じゃん!?彼女、デボラ・ヴァン・フォルケンバーグって言うんだ。そう、ウォルターヒルの初期の作品にもう出てたんだね。つまりこの映画と「ストリート~」は姉妹作品なのかも・・。言うまでもないが、ウォルターヒル節はいいね。これを子守歌代わりに育った我らには、この監督にはどんどん作品を創り続けて欲しい。暴力がテーマのペキンパーと一緒にしないで欲しい。ウォルターヒルは喧嘩がテーマなのだ。落とし前まできっちり描くのが彼の映画のカタルシス。
[ビデオ(字幕)] 7点(2015-06-13 21:35:40)
74.  パワープレイ 《ネタバレ》 
え?これってブラックユーモア?キューブリック並みじゃん!?でもクーデターで政権誕生のラストにするなら、前政権の腐敗ぶりをたっぷり描くべきだろう。じゃないと感情移入、危険すぎてできないよ!こんな危険な人物(ピーターオトゥール演じる不倫はするわ、クーデター仲間のボスを平気で殺すわ)が、大統領になったら、嫌だな~、俺。それにしても訓練がクーデターな訳ないじゃん!?どこまでも指揮官に忠実な軍隊は、おバカ?・・つまりそこまで腐敗していたってことか!?う~ん、ギリギリセーフの内容だな、こりゃ。
[DVD(字幕)] 7点(2015-05-11 01:50:26)
75.  さすらいの航海 《ネタバレ》 
世界史を知らないので、映画が創られたのがニューシネマの頃もあり、ラストは気の毒なんだろうなと思って、ずっと観ていた。なので、船長の座礁をしようという決断、そしてラストの各国が入港を認める声明をしたという結末に、思わず涙ぐんで、この世も捨てたもんじゃないな、と思った。何よりこの映画は、政治の前に、個人は無力だと思い知らされる展開。不当であっても政治判断なら、従わざるを得ないお役人は、頼りにならないな~と思わずにいられなかった。この映画で、変化球を投げて、まず二人の娘を上陸させたのは、娼婦だったというのは、自分の足で立ってる人が一番強いということだろうか。(まぁ映画ですけどね・・笑)・・にしてもセントルイス号!・・歴史は信じられないことがあるものだね。何よりナチの厭らしさが露骨だった。やはり、先の大戦は、正義の戦いだったのかもしれない。すると日本は、悪の方だったのか・・と、皆の寝静まった深夜にしみじみと思い至った一本だ。何より3時間もの長編をだれることなく最後までひきつけたのは、脚本、はたまた原作の力だろう。力作。名作である。
[ビデオ(字幕)] 9点(2015-04-21 02:00:27)(良:1票)
76.  ブリキの太鼓 《ネタバレ》 
時代の発狂を体現したかのようなオスカル少年。戦争の終結とともに、成長を始めるラストが印象的。例え戦時下であっても、人間ドラマは紡がれていく。弱い青年と鈍感な男性と一人の女性。この三人の子とも言えるオスカルは、鈍感なお父さんに発狂し続けていく。鈍感なお父さんが、ナチに迎合して、歴史に翻弄されるのは当然だろう。だけどオスカルは鈍感なお父さんの遺伝子を引き継いでいるので、鈍感に子どものままで居座り続ける。(時代の発狂を、自分に許したオスカルが、それでもまだ発狂し続けていられるのが、矛盾してるようで分からなかった。そんなもん?)父への報復が終わるまで彼は「愚鈍」に子どもで居座り続ける。しかしお祖母さんはそれを見抜いていたのかもしれない、このオスカルの鈍感さを。かくして彼もまた孤独な一人になってしまう。最後の別れのお祖母さんの表情のアップは見事だった。あれで話が引き締まった。面白い作品だと思う。
[ビデオ(字幕)] 8点(2015-04-19 05:55:28)
77.  サイレントパートナー 《ネタバレ》 
やっぱゼロ年代以降の作品と比べると、この頃って、ヒッチコックタッチが目立つよね。何かストーリーはデパルマの映画かと思ってしまうくらい。なんて言っても面白いのは、主人公が善良な市民じゃないってこと。犯罪に巻き込まれたのをイイことに、逆に犯罪者に重い罪をかぶせて、自分がお金をくすねちゃうなんて発想は、誰を応援していいかわからないので、感情移入しづらい。そこで女性たちを応援するのだが、一人は殺されてしまう。な~んか可哀想だし・・。エリオットグールドのとぼけた面構えが、ただの主人公じゃないって布石なんだろうね。ぎりぎりのところで映画として成立してる、っていうか・・。観終わった後の変な感じが面白い娯楽サスペンス映画。
[DVD(字幕)] 6点(2015-04-12 14:12:11)
78.  ホーリー・マウンテン 《ネタバレ》 
愛されたい、認められたいというのは、表現者の叫び。でもホドロフスキーは、叫び方が凄くて、見ごたえある作品にしちゃう。その見応えぶりが、寡作な監督なのだけど、巨匠並みの存在感をもたらす所以なんだろうね。自分は凡人なので、ホーリーマウンテンは、すぐ隣にあった位のラストしか思い浮かばない(笑)。それぞれの錬金術師たちのエピソードも面白いし、その連中が山を目指すなんてストーリーも面白い。はまる人がいるわけだよね~。さて、2014年若い奥さんができて、新作が発表された。さて、どんな作品なのだろう?全く、リアルタイムで、どんなスリリングな映画経験が出来るのか、と思うと、映画ファンとしては嬉しくなってしまう。
[DVD(字幕)] 6点(2015-04-11 01:43:24)
79.  出逢い 《ネタバレ》 
いや、意外!これは面白かった。アメリカ映画史上最大のはねっかえり娘、ジェーンフォンダが、こんなに素直な(それでもクレバーだったりするが)女性を演じるとは、驚きであった。馬と車のカーチェイスも初めて観たし、シドニーポラックがこんな素直な映画を創るとは・・いやはや。でも娯楽作品のような味付けでも、ちゃんと社会派に仕上がってるとこは、やはり職人技です。そういえば「大いなる勇者」もシドニーポラックなんですね。姉妹作品みたいな本作。どうりで・・。あまり映画に詳しくない人が、何か面白い映画ない?と言われたら、安心して奨められる一本。
[ビデオ(字幕)] 8点(2015-03-08 05:27:11)
80.  美しき冒険旅行 《ネタバレ》 
見応えがあった。現地人には白人はどう映っていただろうか?WALKABOUTをしていない人間なのに文明の利器で大きな顔をする人間たち、それが白人だ。案外、現地人には軽く見られていたのではないか?白人視点から行くと、「下」に思える現地人だが・・。この現地人の青年は、案外ひ弱な白人女性に思いっきり、大きな気持ちで求愛したのかもしれない。しかしつれなくされる。実際、ふられた現地人が自殺することがあったのか、どうか。自殺という行動も西洋的な発想だからだ。しかし、ニコラスローグを見直した。「錆びた黄金」でウンザリする映像を見せつけられたので、この映画も悪趣味なのだろうか?と警戒して鑑賞していたのだが、さすが名作と言われてる作品だけある。面白かった。しかし、どうよ?って気になったのが、どんな女性もあの現地人と結ばれることは選択しないのかどうか?あるいは女性によっては、現地化を幸せととらえて、一緒になるというケースもあるのではないか?そんな設定を真面目に撮った映画も、観てみたいネ。
[DVD(字幕)] 7点(2015-02-10 01:49:16)
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