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元祖さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 201
性別 男性
年齢 41歳
自己紹介 どんなジャンルでも先入観なしに、出来るだけ楽しくみるよう自分に言ってから、映画観賞していきたいと思います。

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61.  ダ・ヴィンチ・コード
「竜の棺」 の別側面版だ! と久々に見て思ってしまいました。  当たり前が壊されることへの拒否というのが強いということ、 それを抱きながらみると さて、まことに怖い物語となりました。  実態があるようでない、ないようである、というのですから 追う旅自体もどうなることやら。  最後の晩餐への説明へのツッコミがあるのも良くて 比較的、無心にみてみると これが高校生のときに観るのとは大きく違い、 哲学が自分に対して不可侵ではないと思ってしまうのでした。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-12-25 23:05:28)
62.  処刑ライダー
月から走ってきて、月に走って行く、という画が良いです。  はっきり言って、処刑するライダー側は無敵で ズルいだろ、こんなん。と思ってしまいました。  復讐の大元であるシーンは度々フラッシュバックするのですが、 それ以上の復讐シーンで圧倒する様が印象的。  あたかも「お前らがもっとも得意と思っていたものを砕いてやるよ」 と表現しているかのよう。  それは痛快というよりも悲壮で パッカードの表情がその悲壮で染め抜かれているのが心に残る。  音楽もキスの仕方も、80's って感じで とりわけハンバーガーは今すぐ戻って食いたい雰囲気でした。  私は今、月に生まれたままなんですかね。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-12-20 21:45:43)
63.  殺人の追憶
最初は田舎と都会の人の渡世についての皮肉モノか、 と思わせつつ、 悲惨さをきっかけにしっかりと泥沼に足を突っ込んで捜査を始める。  悲惨さの描写は秀逸と思うが、 同情の描写はやや物足りないかなという印象。 とはいえ、無垢な少女に貼ってやったバンソウコウというもので 嫌というほどに心が毟られるものではあるか。  私は正直なところ映画が何を描きたいのか、 よりも何を描いたか、が気になる性分です。  最後のシーンは、無念さというよりも、 どこまでもこびり付く記憶を どこかで強いヘラで削り取って欲しい、 そんな風に見えました。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-12-14 22:23:36)
64.  ゾディアック(2007)
僕はこの映画が好きだ。 それは好奇心を超えたところにある、執念というものを 年月経過を得ながら描いているところだ。  結論としては、不毛かもしれない。 しかし、私が映画として想像力をもっともかきたてられるのは、 なにか信念を持って不明にあたる姿であり、 そこに10点中8点 くらいではあるが論理が成り立つことだ。  ジェイク・ギレンホール、という俳優はとても魅力的と思う。 この映画の中ではその熱狂ぶりが、犯人以上に得体が知れない。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-12-10 23:33:10)
65.  ホワイトタイガー ナチス極秘戦車・宿命の砲火
戦争で相手にしているのは亡霊。  ヒトラーの台詞もそうだし、 何より戦車の神様が「天から」見ているという主人公のおそれは 行き着く先に何もないことを示唆しているのだろう。  20年たっても、50年たっても表れるホワイトタイガーは、 あるいは姿形をかえて、この現代社会でもすでに砲撃を開始しているように思います。  歴史は必ず繰り返してしまう、なぜなら、一度死んだはずなのに、 また同じ敵と対峙しているのだから。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-12-08 00:50:49)
66.  オキュラス/怨霊鏡
平均点ホラー、より大いに楽しめました。  ほとんど意味をなさないであろう、 「現実」の証明をセットして、 そのうちの電話で目の前の死んでいる人間から電話がかかってくること そしてその前後で時間軸、あるいは現実/夢が不透明になっていること、 絡み合って、複雑な味わいです。  果たして、鏡に依るものかというのは想像の内を出ませんが、 しかし徐々に鏡というより家の中に自分が捕まる原因の人が 増えていく、というのが実は、弟の精神に巣食うものを 表しているのかも、と思ってみたり。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-12-07 22:57:41)
67.  ビューティフル・デイ
一度奪われた正義を、もう一度振りかざしてみよう。  と、その行動そのものが他人を鏡として 自身に疑問となって降りかかってくる。  正直いって、腐敗してどうしようもない売り買いが為されることには 諦めのような境地で見よ、と視聴者に訴えかけてきて ああ、その通り無念だよ、というものを虚しく映像でみせてくれる。  随所で、誰のためかわからない鐘が鳴り響くような映画であった。 それを句にするもよし。 涙にするも、よし。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-12-01 22:35:38)
68.  ア・ゴースト・ストーリー
ああ、なかなか良い映画だ。  思い出と向き合うゴーストに重さや軽さを持たせたという点を まず評価したい。  それは単に他者から見るゴーストでなく、 自己を見つめ直すゴーストだからと思う。  それは自分の過ごしてきた歴史を他者に感じるのであり、 いってしまえば記憶というものが沈んだり浮いたりする様子である。  途中、写真を落とすなど物理行為でポルターガイストを 苛々しく起こすのもまた、記憶の中に過ごす哀しみ空しさを表現している。  と語ってみたところで、それは一つの見方であり、 それが納得いこうが納得いくまいが、実は自分の過ごした記憶は 自分であれ2度目は無いことを知り、ゴーストとして消えゆく。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-11-30 22:35:46)
69.  ミュータント・タートルズ(2014)
テンポ良く動き回るキュートでポップな10代のカメたち  冒頭の声だけの登場シーンからカメ達の愉快さが伝わってきて、  ミュータントといえばタートルズな私だったので(ファミコン)、 ミュータントってもうちょっと恐いものじゃないの? いやいや、ミュータントってこういう楽しいヤツらなんだよ、 ということを思い出させてくれました。  カメ一人一人のキャラが立っており、 アクションシーンもさることながら、 ちょいちょい入れてくるコメディな動き台詞も巧妙。 エレベーターの中でリズムを刻みだすシーンなんか最高です。  敵は敵でなんかサムラーイって感じで捉えられた日本風の 改造甲冑で、滑稽なはずなんですが、 カメヒーロー+甲冑が不思議なくらいスタイリッシュ。  最後はタワーにぶらさがって、ブラザーが声を掛け合い、 ああ、こいつら良い友達持ちやがって、とカメに嫉妬を覚えるほど。  本当にテンポよく、最後まで抑揚のよく聞いた映画だと思います。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-10-29 14:50:39)
70.  ゾンビランド:ダブルタップ
わけの分からん事を言われながら、ハチャメチャなことが起きて、 収集が決してつかないゾンビ映画。  いや、ゾンビ映画では無いな。 コメディとヒューマンドラマ、そのどちらでもない何か。 独自のルールによって面白さを作り出そうとしている。  見たこともない深海魚の寿司に、たっぷりとワサビが入っているような感覚。 味なんてわかりはしないし、料理名なんて決してわからない。  しかし、たしかに魚の味はするし、ワサビも少し寝かせると辛みが効いてくる。 そんな映画。  今の時代におけるシュール、ってこういうものなのかもしれない。
[地上波(字幕)] 7点(2020-09-11 20:55:19)
71.  バンク・ジョブ 《ネタバレ》 
強盗をはたらくシーンまでは、程よい緊張感あるものの、 ありきたりといえばありきたり。  このまま特に心躍ることなく、エンドを迎えるのだろうかと思いきや、 対立する組織が複数、 心情、身体的なアクションが琴線に触れ、 ギリギリの音を奏でるような緊張感の中で交渉が続く。  強奪した、王室のスキャンダル、というのはちょっと無理やり感否めないけれど、 ジェイソン・ステイサムの重厚感ある強さと、 一定の緊迫感を維持したままに物語が進んでいく様。  見終わったら、思わず小さなため息を漏らして、満足。
[インターネット(字幕)] 7点(2019-12-17 00:02:34)
72.  バトル・ロワイアル 《ネタバレ》 
高校生同士がバシバシ殺し合うという映画。  スプラッターなシーンは少ないのだけど、 高校生という未成年の殺し合いが非常に物議を醸した、ような記憶がある。  大人をばかにするなよ、 という小馬鹿な理由がなんとも皮肉であるが、 さておき、生徒は様々な死に方をしていく。  ふっきれて殺しにかかるもの、 群れてなんとかならないかと呼びかけるもの、 知識・技術で脱出を目指すもの。  と、生徒が描かれる合間の キタノがさすがである。  最後に見せるキタノの絵に、 キタノは子どもの、将来のうちに、 ほんの微かな希望を身近に感じていたのだろう。   もし私がこれに参加してたらどうするだろうな。 自分を守るために攻めるタイプだと思ってるけど、 実際の場面になるとまた違う行動とるんだろうな。
[インターネット(邦画)] 7点(2019-03-24 01:36:51)
73.  ザ・ブルード/怒りのメタファー 《ネタバレ》 
誰一人まともな人がいないような感覚で映画を見進めると、 その思いが間違いだったのか?と自問する時間が訪れる。  精神科医というのがまず特異であるし、 娘と二人暮らしで心に疲れを持ち病む父親もまた辛そうで凡庸でない。  なんとなく奥さんは精神科医にマインドコントロールされているのでは、、、 が見事にひっくり返される様は見事な展開。  後味は決してよくないが、見なければよかったとも思わない、そんな映画。
[インターネット(字幕)] 7点(2019-01-01 23:07:04)
74.  THE ICEMAN 氷の処刑人
良心の呵責というものがなく、 ひたむきに、純粋なる良心がゆえの殺人。  頻繁ではない家族とのシーンだが、 たまに観る団欒だからこそ、 主人公の殺人への徹底ぶりが見え、 その迷いの無さに戦慄を憶えてしまう。  陰の中にあるかのような世界の描き方で、 見る側の気持ちも晴れることなく、 突如として逮捕されるシーンにはインパクトを感じた。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-07-28 19:20:12)
75.  特捜部Q 檻の中の女
好きです。  犯人の動機が、個人的には釈然とはしないものの、 すでに片付けられた事件を、 左遷された過去記事整理部署のメンバーが 必死になって追う姿が良い。  映画をみていると、よく「大局的な」視野で見てしまいたくなるが、 たった1人の命の行方を真剣に考えるのって、 当たり前のことなんだよなぁと。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-05-23 21:33:35)
76.  リンカーン弁護士
面白い。  主人公のちゃらけた感じが、 事件の複雑さを良い意味で間延びさせている。  いわゆる「できる」弁護士が、 しかし、無罪の被疑者を有罪としてしまう怖さを抱えながら、 極悪な嘘をつける被疑者の弁護を担当する。  2度、登場する荒くれ者との絡みも良い味を出しており、 自分が信じきれるところまで、調査をし、 その結果ですよ、という見せ方がとても楽しめた。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-05-23 21:28:42)(良:1票)
77.  黄金のアデーレ 名画の帰還
細やかな出来事を大きく捉えた物語。 ノンフィクションの醍醐味。  細やかとはいうものの、 国を相手取って争いにいたるまでの葛藤は なかなかの迫力がある。  この事件を担当するランドル・シェーンベルクが、 なぜ入れ込んだのか、そこの描写が足りないかな。  金でも名誉でもない、 奪われた、大切な思い出、 ただ家族との思い出を取り戻したい、 それを協業できるように描かれていれば、 もっと感情移入できたかもしれない。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-05-23 21:24:11)
78.  マンチェスター・バイ・ザ・シー
過去への負い目、ともなう現在の無関心。 なぜ彼が不器用といえるほどに人との関わりに消極的なのかが、 過去のシーンとして、一コマ、一コマ、描かれていく、まるで現在と直結しているかのように。  言うなれば泣きっ面に蜂で、自身の辛い過去に、 身内の死が追い打ちをかけてしまうことで、 義務的な甥の保護という立場にたたされ、 徐々に使命感をもって行動するような変化がみてとれる。  それを見た元妻が「あなたの責任ではない」「あなたを愛している」というが、 伝えるタイミングがあまりにも違った。  大切なものを、些細なミス(犯罪ではない、と警察はいっている)で失った後、 自身、そして周囲(自身にとっての周囲)に一番の選択肢を選ぼうとする。  そして、そんな振り回される主人公の甥は、 振り回されるにはまだあまりにも若い。  静かなる映画だが、シーンすべてにくっきりとした色がついている。 そんな作品。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-04-22 21:43:03)
79.  ケープタウン(2013)
血で血を洗う。 表現としてはいささか綺麗なイタリアンマフィアのその法則を、 えげつない描写でこの映画は説いた。  特筆すべきは映画内の大抵の犠牲者が「事件に直接的な関与をしていない」ことだ。 事件の操作にすこし、関わっただけで死に至らしめられる、ころされる。  非情な街なかに、むしろオーランド・ブルームのような 直情的な人間が魅力的に写る。  母親をころされた瞬間から修羅となってしまった、アリ。 それは周囲からとめることは出来ず、 街の混迷は当面のあいだ収まらないことを示唆している。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-04-21 20:30:48)(良:1票)
80.  ルーム
狭い狭い、1部屋から始まる物語。   リングは無限大だ(キン肉マン)  自分探しの旅(を渇望する人々)  引きこもり(部屋にいきる人)  脱出し、初めてセカイを見たジャックは戸惑い、 いつもの部屋に帰りたいという。  徐々に、世界と触れ合う機会を増やし、 母親と一緒に「なんでも挑戦するように」していった。  そこには当たり前とされるような幸せがある。  目を向ければ、きっとそこには当たり前の幸せがある。 スマートフォンという狭い文字列から世界をみるか、 歩く中で自分が全心身で触れ合う世界をかんじるか。  親の「子どもを大切にしたい」「当たり前の子どもの楽しみを与えたい」 そのためにとった行動に対する苦悩と、容赦ないインタビュー。  今後の幸せを少しにおわせながらも、 実は本当の(幸せな?)苦悩はこれからだ、と諭すような終わり方。  自分なら、部屋の中で生活し日々当たり前のことから 新しいことを発見することを選んでしまうかもしれない。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-04-19 14:19:07)
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