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ESPERANZAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

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61.  新・黄金の七人=7×7 《ネタバレ》 
実におもしろい。見たのは何十年も昔の話だが、おおまかな筋は今でも覚えている。それほど印象に残った映画であり、私が見た映画の中でもトップクラスのおもしろさだった。脱出作戦もさることながら、本物の○○を印刷してしまうなんて・・・。 ところでこの映画、黄金の七人という名を持ちながら、ポデスタが出てくるのとは全く違う別物だ。いやそれ以上のものだ。8点をつけているが、最低でも8点という意味。再度見れば9点にも10点にもなろうという8点だ。DVDが手に入ったらと思うが、むずかしいようだ。
[映画館(字幕)] 8点(2011-11-24 19:23:53)
62.  松川事件
長時間にわたり重苦しい雰囲気が漂う。それだけに無実の人たちの苦難は大きかった。 私の少年時代、大々的に報じられた松川事件被告の全員無罪の判決、その裏側には警察の杜撰な捜査と検察のでっち上げ、支配権力者による労働者弾圧などさまざまな黒い部分が渦巻いていた。 今に思えば、なぜあのような杜撰な捜査とでっちあげ、それに裁判所の誤った判断がまかり通ったのか不思議でならないが、それが戦後の混乱期だったのかもしれない。いや、最近の大阪地検特捜部のでっちあげに見られるように、今日もなお起こっているのだ。 不利な証拠をひたすら隠し通し、拷問と脅迫によって作られた検察の筋書き通りの自白、新証拠が見つかってもなお態度を変えない裁判所の姿勢、私たちはこの映画を通して裁判のあり方その他を真摯に学ばねばならないだろう。 
[DVD(邦画)] 8点(2011-11-22 19:34:32)
63.  サボテンの花
いやー好きだなあ。こういう映画、私の好きなビリー・ワイルダーっぽいと思ったら、脚本家が同じなんですね。ダイアモンド様々です。 ゴールディ・ホーンもとってもかわいいです。助演女優賞文句なし。でももっと健闘しているのはイングリッド・バーグマンではなかろうか。カサブランカの時代からは信じられないダンスのノリノリ、まさにサボテンの花、傑作です。
[映画館(字幕)] 8点(2011-11-09 21:53:17)(良:3票)
64.  太陽がいっぱい
昔大変はらはらしながら見たことを覚えている。完全犯罪が何度も崩れかけようとしてきわどく逃れている。そして何もかもうまくいって、南国の陽がさんさんと降り注ぐ中・・・、ラストが衝撃だった。音楽も大変有名だし、とても好きだ。 DVDで改めて見て、昔合点がいかなかったところが解決できたような気がする。
[映画館(字幕)] 8点(2011-10-31 21:27:38)
65.  飛べ!フェニックス 《ネタバレ》 
初めて見たとき、エンジンがかかって飛び立ったときの大感動は忘れられない。モデル機というのは、よほど精巧なものらしい。 今何十年ぶりにDVDで見ると大変懐かしい、これだけ男臭い人間ドラマだったのか。 役者もそろっていて見応えがある。
[映画館(字幕)] 8点(2011-10-17 20:36:18)
66.  秋日和 《ネタバレ》 
小津映画の中でも、とりわけ好きな映画。娘の幸せを願う母とその母を気遣う娘、どこにもあるような主題なのに、小津映画となるとひときわ情感がこもってすばらしい。 本人を差し置いたちょっとしたおせかっかいの行き違いなのだが、それが安っぽいコメディやドタバタ劇にならず、情緒ある独特な雰囲気につつまれる。その淡々と進む奥ゆかしさに、アクセントをつけているのが岡田茉莉子の明るく快活な現代っ子ぶり。それで調和がとれ、物語が引き締まる。彼女が三人の中年男たちと対決する(?)シーンや自分の店にすまして案内するところなど心憎い。 娘も母も一緒に片付くかと思いきや母はやはり日本古来の女性だった。
[DVD(邦画)] 8点(2011-09-30 22:23:34)
67.  ああ結婚 《ネタバレ》 
若い頃見て今でもよく覚えている映画。ソフィア・ローレンの演技が大変素晴らしく、忘れることができない。 結婚に縛られたくない浮気男マストロヤンニ、彼を一途に愛するけなげさには心打たれる。彼女が娘くらいの若い女性と結婚しようとした時、必死の行動を起こす。それは仮病だったかもしれないが、周囲の者達は皆協力したし、私だって応援しただろう。 映画のラストで彼女が幸せの涙を流すのが大変いじらしかった。
[映画館(字幕)] 8点(2011-07-31 22:49:34)(良:1票)
68.  男と女(1966)
シンプルながら実に良い映画だ。男と女の感情の違いをまざまざと見せてくれる。 夫を事故でなくした女と妻を自殺でなくした男、男には息子がいて、女には娘がいる。しかも同じ寄宿学校に預けていて仲良しであれば、美男と美女の二人の運命は最初から決まったようなもの。それが確実にその方向に進みながらも一直線といかないところが良い。 ところでこの映画、DVD特典やHPなどを見てみると低予算で作られ、ハンドカメラを使ったり、撮影にも監督自身が携わっている。脚本もよくできているが、細かいところは演技者任せだったりしている。つまり演技が自然なのだ。 だから最初映画館で見た時に気になったA・エーメがしきりに手を髪にやる動作も、おそらく彼女自身の癖なのだろう、それが逆に自然の動作に思えるようになった。 ひとつだけ驚くのは、24時間レースをやった後にさらにモンテカルロからパリそしてドービルと立て続けに運転できるタフさ、さすがレーサー。
[映画館(字幕)] 8点(2011-07-31 07:27:41)
69.  個人教授 《ネタバレ》 
ナタリーがたまらなく美しく、魅力的だった。ルノー・ヴェルレーとほぼ同じ歳の私は、彼と同じようにナタリーを好きになり夢中になった。 彼がナタリーと幸せなときを過ごせば私もたまらなく幸せになり、ナタリーとうまくいかなると私の心も痛んだ。 ラストが何と言ってもすばらしい。フォンタナの心を知ると電話番号を教え去っていく。私は泣けて泣けて仕方なかった。見終わった後フランシス・レイのサントラを探し求めレコードを聴き、感傷にふけった。 40年ぶりにDVDを購入し、改めて鑑賞、青春の想い出が痛く蘇る。
[映画館(字幕)] 8点(2011-07-29 22:32:27)
70.  清作の妻(1965)
若尾文子主演増村映画の「妻は告白する」と並ぶ名作。女性の愛する男への想いは、こちらの方が更に強烈、強烈であるが為に思わぬ行動を取ってしまう。 そして、目を潰されて初めて今まで見えてなかったものが見えてくる。忠臣愛国の模範軍人よりも、もっと大切なものが・・・。
[DVD(邦画)] 8点(2011-07-24 20:41:43)
71.  マイ・フェア・レディ 《ネタバレ》 
映画「マイ・フェア・レディ」の誕生までには、少しばかりの歴史がある。元々はギリシャ神話の「ピグマリオン」それを劇作家バーナード・ショーが舞台劇にし、映画化も行った。バーナード・ショーの死後、ミュージカル「マイフェア・レディ」が誕生し、映画化されたのがこの映画である。 私は、ミュージカルも見て、原作の「ピグマリオン」も見たが、筋書きはどれもほぼ同じである。戯曲「ピグマリオン」がどれほどのものだったか知るよしもないが、映画「ピグマリオン」はアカデミー賞の候補にもなった。しかし、モノクロだからかもしれないが大変地味である。 それに比べるとミュージカルは当時のロングラン記録を作るほどの好評であったし、映画「マイ・フェア・レディ」は満を持して登場しただけに、歴史に残る名作となった。 何と言ってもエキストラの数が多く、1シーンしか出ない登場人物まで豪華な衣装である。華やかさこの上ない。主役のヘプバーンに至っては目が覚めるほどの美しさである。このヘプバーンの出で立ちだけでも、絵になる。 音楽や歌もミュージカルも映画も全く同じで、大変なじみ深い。「踊り明かそう」「スペインの雨」を初め、口ずさみたくなるほどである。 DVD特典の中にあるヘプバーン自身の歌も聴いたが、なかなか味があってすばらしい。おそらく全曲吹き替えなしでも可能だったと思われるが、この頃のミュージカルは「王様と私」も「ウェストサイド・ストーリー」もすべて吹き替え本職のマニー・ニクソンが歌っている。吹き替えなしで歌ったのは、この「マイ・フェア・レディ」のミュージカルで歌っていたジュリー・アンドリュースくらいなもの。「サウンド・オブ・ミュージック」「メリー・ポピンス」など。 なおヒギンズ教授のレックス・ハリソンやイライザの父親のスタンリー・ホロウェイはミュージカルで同じ役をやっていただけに、表情豊かでさすがに上手い。上手すぎる。
[映画館(字幕)] 8点(2011-07-20 18:48:51)
72.  雁の寺 《ネタバレ》 
水上勉の原作を読んだわけではないが、映画を見るだけでもそのすばらしさを感じる。 捨て子として育ち寺にあずられた慈念、母を慕う気持ちはいくら修行を積もうとも消えることはなかった。彼の目の前で繰り広げられる和尚と里子の痴態の数々、それが人を殺めるという犯行を引き起こしたのだろうか。それでも気持ちは救われず木村功の竺道に問いつめる。その結果が寺を去る決心になったのだろうが・・・。 映画は三島雅夫の和尚がすばらしく、若尾文子も美しく悩ましい。しかし何と言っても南嶽が描いた雁の絵、最初に出てきて最後に全容を現す。慈念によって破られた親子の雁、それだけが新しく張り替えられている。物語の主題を現すかのように・・・。
[DVD(邦画)] 8点(2011-07-04 20:06:26)
73.  猿の惑星 《ネタバレ》 
予告編を見て、猿が人間を支配する社会という内容はわかっていたが、それでも衝撃は大きく、ラストシーンは驚きという枠をはるかに超えていた。 それから数十年、その間にもテレビでこの映画や「続・猿の惑星」が何度なく放送された。またDVDが発売されてからは、第5巻まであるセットを買って鑑賞したほどの思い入れた映画である。 さてこの映画であるが、フランスの小説家ピエール・ブールによるSF小説が元になっていることはご存じの方もおられるだろう。彼は第2次世界対戦の頃インドシナ戦線で捕虜となった経験があり、この小説を書いたという。つまりは映画の中の人間が現地人を低く見ていた白人であり、映画の中の猿が日本人を初めとするアジア人だったわけである。 というわけであるから、小説は痛烈な風刺小説であり、映画も風刺映画になっているわけである。したがって、もし人間と猿の立場が逆転していたらどうなるだろうかとか、人間は果たして地球の主人となるべき理由があるのかなどと考えるとこの映画を見る意味も変わってこよう。この映画は単なるSFやアドベンチャー映画とはまったく異なるのだ。 それからまた、ブールは「戦場に架ける橋」も書いたことを知った。そういえば「戦場に架ける橋」も「猿の惑星」も類似点が多いのに改めて気づかせられる。 なおDVD特典を見ると、猿のメーキャップ、マスク作りが実に見事なことがわかる。一見する価値は十分にあると思う。
[映画館(字幕)] 8点(2011-06-09 05:55:37)
74.  さらば友よ
映画の最初の方では、ブロンソンはアラン・ドロンについて回る厄介者という感じであるが、徐々に存在が大きくなり、最後は完全にドロンを食ってしまっている。 何という友情だろう、自分が助かるために決して友を裏切らない、真の男である。逆に甘い顔のドロンが易々と女に騙されてしまったことの方が軽薄。ま、無理もなかったのかもしれないが、「イエーイ」の一言で終わるブロンソンの格好良さ、実に渋い。だからこそ「うーむ、マンダム」になったのか。 
[映画館(字幕)] 8点(2011-05-31 05:33:09)
75.  華岡青洲の妻 《ネタバレ》 
華岡青洲という人は知れば知るほどすごい医学者だ。なぜこれほどまでの人の存在を、学校で教えられなかったのだろうかと不思議に思う。 いくら医学を学び、手術をするのに麻酔が必要だとしても、「麻酔」という言葉すらなかった時代である。麻酔薬を調合して作ってみたところで、人体で実際に使ってみなければ効果はわからない。それを嫁が、母が、「是非私に」にと申し出て競い合う。一つ間違えば命すら保証できないというのに・・・。 このあたりの感動というか、感想というか、私は言葉でうまく表現できない。それほど強烈である。何事も初めて物事を成し遂げるということは、とても勇気が必要とされよう。手術を行った青洲も、実験台になった嫁も母も・・・。 じつに見応えのある映画だと思う。 
[映画館(邦画)] 8点(2011-05-08 12:53:51)
76.  橋のない川 第一部 《ネタバレ》 
この映画は学生の頃、部落問題研究会の自主映画上映会で見た。彼らは部落差別を知るには、原作の小説を読むべきだとさかんに言っていたのだが、私はこの映画だけでも十分にその価値があると思う。 江戸時代の身分制度士農工商の下に「えた、非人」というものがあったことは早くから知っていたが、それがどのようなものか、なぜ被差別部落が生まれたのかまでは知るよしもなかった。それがこの映画を見ていくらかわかったような気もする。 映画では、部落の人たちが理不尽に差別されているのが痛いほどよくわかるし、そのようなシーンの連続である。北林谷栄さんの校長先生に詰め寄るシーン、伊藤雄之助さんの飲んだくれの演技がすばらしい。そういえば伊藤さんは前年脳溢血で倒れ、半身不随から立ち直った再起の俳優活動だったというではないか。ぜひ一度は見るべき映画だと思う。 私が校長先生に代わって おばあさんに言おう。「ホンマにおばあさんのおっしゃるとおりや。わてたちがあんさん方のことを『へった』と言うたらあかんと思うでぇ。とくにお子たちが「へった」とゆう差別語を、差別語と知らんといて使うことは、ほんまおとろしいことや。学校の中で差別があったらあかん。学校で起こることは先生方の責任や。ほんでいっちゃんの責任は、校長であるわての責任、ホンマに悪かったと思うでぇ。これやからはこないな事が起こらんよう気をつけまっしゃろから、どうかかんにんしておくんなはれ」 そして柏木先生にも「柏木先生、『小森の子らに同情せにゃあかん』なぞと言ったらあかん。同情ちゅうことは、相手を低くみておるこつ、そいが差別しとっことになるとと違うとおますか」と
[試写会(邦画)] 8点(2011-05-05 17:56:56)
77.  ロミオとジュリエット(1968) 《ネタバレ》 
この「ロミオとジュリエット」は映画や舞台で何度も上演されたが、ホワイティング16歳とオリビア・ハッセー15歳の主役は、映画史上最も若いロミオとジュリエットであった。それだけ新鮮で瑞々しく原作の年齢に一番近いものであった。 当時オリビア・ハッセーの美しさは際だっており、映画上映前からすこぶる評判が高かった。それに今までの「ロミオとジュリエット」はどうしても、舞台劇(戯曲)のイメージが強く、この映画で初めて映画らしい映画になったのではないかとも思う。 テーマ曲も美しく、映画の雰囲気を余すところ醸し出している。ただ難を言えば、やや現代風になりすぎて、およそ中世らしくないことかもしれない。 
[映画館(字幕)] 8点(2011-04-27 16:22:05)
78.  あなただけ今晩は 《ネタバレ》 
「アパートの鍵貸します」が好きな人であれば、この映画もきっと見るだろうと思う。同じコンビ(監督、主演の男女)で3年後に作られた映画はカラーとなり、おもしろさも増したと思う。 設定は娼婦とひもという余り芳しくない関係だが、おかしさおもしろさの中に現実離れした素敵なロマンスが存在する。これもニューヨークからパリに舞台を移したせいだろうか、見ようによってはファンタスティックでとてもエレガントである。
[DVD(字幕)] 8点(2011-04-21 18:45:05)
79.  続・男はつらいよ
この2作目もすごい。シリーズとして続くかどうかは、第1作ももちろんだが2作目が良くないと続かない。1作目に志村喬が出てきたかと思うと、2作目では恩師役の東野英治郎、母親役のミヤコ蝶々、それに医師の山崎努なども出て豪華。 寅次郎の生い立ちがわかるとともに親子の情をまざまざと感じさせてくれる。
[ビデオ(邦画)] 8点(2011-04-13 15:22:29)
80.  ブーベの恋人
映画「鉄道員」でカルロ・ルスティケリを知り、彼の映画音楽集で「ブーベの恋人」を知った。そして映画を見たのは、彼女とのデート。不覚にも映画館で私は涙ぐんでしまい、彼女とはそれきりになってしまった。 感動的な映画を見るとすぐに涙ぐむことに気づいた私は、それ以来、悲しさのこもったロマンス映画は絶対に一人で見ることにした。 私事はおいといて、映画は実にすばらしい。マーラがブーベを愛し尽くす心が痛いようにわかる、最高のラブロマンスだと思う。イタリア映画は心の描写が実に丁寧で、胸にジーンとくる映画が多いと思う。
[映画館(字幕)] 8点(2011-03-14 10:18:45)
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