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コメント数 1963
性別 男性

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821.  祭りの準備 《ネタバレ》 
南の国、四国高知を舞台に描かれる青春映画の秀作!この映画の主人公をはじめとする出演者それぞれにドラマがあり、生活感が感じられる。地方の生活の実感が生々しく描かれている。東京への憧れを抱き、町を出て行く主人公、そんな主人公を見送る原田芳雄が駅のホームからパンをかじりながら「バンザイ!バンザイ!」とエールを送る姿とそんな原田芳雄を消えていく列車の中から見ている江藤潤演じる主人公の姿に知らない都市での生活に対しても希望が感じられる終り方に万感迫るものがある。田舎町の閉鎖的な空気もあのラストがあればこそ、そこに見える希望、大人への憧れ、東京という都会への憧れ、その全てに青春の一ページを感じられずにはいられない。この映画のタイトルにある「祭り」とは主人公の人生への祭り、人生こそ正しく祭りなんだと言わんばかりの監督からの熱いメッセージみたいなものを感じることが出来た。脇を固める俳優陣、竹下景子の初々しさ、主人公の両親を演じているハナ肇と馬淵晴子の演技と存在もこの作品に大きな貢献をしていると言えよう。これまた間違いなく黒木和雄監督の代表作品の一つと言える作品です。
[DVD(邦画)] 8点(2007-08-05 15:20:31)(良:2票)
822.  フルメタル・ジャケット
言葉による暴力が引き起こす人間性、それによる崩壊が何とも凄まじいほどの狂気を見せ付けられることになる。「博士の異常な愛情」が核戦争による狂気とすれば「2001年宇宙の旅」が機械による文明、コンピューター社会によって生まれる狂気とすれば「時計じかけのオレンジ」が暴力というものの持つ恐さだとすると、この映画もまた同じように言葉による暴力映画として捉えることが出来る。戦争そのものの狂気よりも人間が同じ人間なのに人を人とも思わないような差別的な言葉や態度で死に追いやる。それこそが一番の恐さ、やるせなさであるようなとにかくこの映画もまた色んな意味で狂気に満ちている。私にとっての監督、スタンリー・キューブリックはこの映画が本当の意味での最後の映画である。
[映画館(字幕)] 8点(2007-08-04 16:00:51)
823.  父と暮せば 《ネタバレ》 
全編のほとんどが宮沢りえと原田芳雄の二人による芝居と会話によって進行していく。広島に落とされた原爆の被害によって亡くなってしまった父が娘のそばで幽霊となって娘との淡々とした会話を見せつつも戦争の恐ろしさ、惨酷さを教える。二人の素晴らしい演技にどんどんと引き込まれていきます。宮沢りえ演じる娘の父親である原田芳雄に対する言葉使い、父親のことを「おとったん」というのを聞いて、なんて良い娘なんだ!あんな呼び方されたら男はたまりませんよ。宮沢りえは女優を続けていて本当に良かったとこの作品を観て思いました。貴乃花と一緒になどならなくて本当に良かった。心からそう思う。おかみさんになるより女優としてこれからも素晴らしい演技を見せてくれることの方がどれだけ良いか!まだまだ若いのにこれだけの演技が出来るなんて素晴らしい。二人が最後の方でジャンケンをして遊ぶシーン、私はこのシーンが最も好きです。このシーンに込められた父と娘の関係、親子愛に父と娘との深い絆を感じることが出来て良かったと思ってます。
[DVD(邦画)] 8点(2007-08-04 10:40:41)
824.  清作の妻(1965) 《ネタバレ》 
これは戦争映画というよりも間違いなく恋愛映画、それもそこらの生ぬるい今時の恋愛ものなんかとは明らかに違う純愛としての形がある。戦地へともう行かせたくない為に愛する夫の眼を潰す妻の深い深い愛に、女としての愛、エゴイズム、その全てをこの監督らしい凄まじい演出によって見せる。それに応えて見せた若尾文子の演技がとにかく凄い。個人的好みとしては「赤い天使」や「妻は告白する」の方が上だが、作品から伝わってくる苦しみ、刹那さはこちらの方が上かもしれない。
[DVD(邦画)] 8点(2007-07-25 21:48:25)
825.  最高殊勲夫人
増村保造監督と若尾文子のコンビと言えばどちらかというとドロドロしていて、重い雰囲気のものが多いというイメージを多くの人は思うだろう!しかし、今作はそういうドロドロした重苦しさが抜け、良い意味で気軽にそして、皆に奨められる内容になっている。若尾文子に振り回される男達のどいつもこいつも本当にアホな奴!そんな男のアホな一面をコミカルに楽しく描いているのも良い。脇を固める俳優の中ではやはり船越英二が抜群に良い。船越英二の慌てぷりを観ているだけでも楽しい。この監督の灰汁の強さが苦手という人もこれは安心して楽しめると思う。それにしてもこの映画の若尾文子も異常な程の可愛さ、どの男も彼女にメロメロになってしまうのも納得です。
[DVD(邦画)] 8点(2007-07-22 15:03:21)(良:1票)
826.  銀座二十四帖 《ネタバレ》 
さて、さて親戚に借りて来てもらった「風船」に引き続き勢いに乗って川島雄三監督のこの作品も鑑賞!で、個人的には「風船」より私はこっちの方が好みです。タイトルにもなっている銀座の街並み、風景、昭和三十年代の銀座とはこんな感じたったりするのかなあ?と何だか観ていてそんな雰囲気を十分に感じることが出来た。森繁久彌のナレーションと歌声、やはりこの人「喜劇・とんかつ一代」でも披露しているように歌もなかなかのものです。そんなこの映画、いかにもフランス的な何ともお洒落な雰囲気十分の見応えのある内容に私は満足です。あの名作「第三の男」のパロディも面白かった。そして、相変わらずこの監督の描く女性像、映し出す女性の魅力的なこと!川島雄三監督は女を撮らせても上手い。月丘夢路の異常なまでの美しさ、北原三枝にしても若くて元気で魅力的です。あっ!もう一人、浅丘ルリ子演じるルリ子も可愛い。大した話でもないとは思うのに、これだけ面白く見せることが出来るのは、やはりこの監督の才能の証であると言っても良いだろうし、これは川島雄三監督にしては爆発的なものは無いにせよ、私は十分、楽しむことが出来たので良いと思います。
[ビデオ(邦画)] 8点(2007-07-16 23:04:59)(良:1票)
827.  悪名(1961)
ずっと前から観たくて、観たくて仕方なかった。皆さんのコメント通りの面白さ、既に全員が書かれているようになんてたって、勝新と田宮二郎のコンビが良い。アウトローな勝新とまたそれとは対照的にやたら勝気な田宮二郎、この二人を見ているだけでも楽しい。この映画について書かれている人を観るとやっぱりと言いいますか、予想通り、全員男!これは正に男の映画であって、女には解らん。理解出来ない世界だろうけど、こういうのに男って奴は弱いのでございます。それにしても一番、驚いたのが中村玉緒ですよ。何やねん?あの可愛さは、そりゃあ、勝新が惚れるのも解るってもんよ!この映画は一言で言えば粋な映画!つまりそういう事です。
[DVD(邦画)] 8点(2007-07-13 20:51:17)
828.  あした
やはりと言うか予想通り何かと酷評されてはいるけど、私はこの作品も大林宣彦監督らしい優しさが画面全体通して伝わってきて好きです。どんな人にも心の中に大切な存在である人が一人や二人はいる筈です。そんな大切な人がもう、今はいない。けど、そんな人ともしも、また再会出来るとしたら?そういう人としての思いが描かれています。そして、この映画のタイトルにもなっている「あした」正しくこの映画のテーマは「あした」。この映画が言いたいこと、大林宣彦監督が言いたいことはあしたがあるということのありがたさ、大林監督の映画の多くに見られる「死」についての描き方もけして、後ろ向きなだけの捉え方をしてない。あしたを生きろ!命の大切さ、これぞこの映画の中で一番、言いたかったことだと思います。
[映画館(邦画)] 8点(2007-07-07 18:26:55)
829.  東京オリンピック 《ネタバレ》 
驚いた。流石は市川崑監督だ!ちょいとそこらの記録映画とは違います。オリンピックの記録フィルムを撮るに至って、いきなり東京の街を破壊するというシーンから始まるのには驚かされる。オリンピックを成功させる為に何が必要か?それにはまずは競技会場の設置が必須条件となる。ということは何を意味するか?要するに全て壊した上で新しいものを作る。この発想、それを映像として残す。こんな始まり、誰が思い付きますか?オリンピックの映像となるとただ走ったり、投げたり、戦ったりとそういうシーンだけ映すのかと思わせて、この始まり。そして、この作品、当時のオリンピックに関わった人達の熱い思いが映像として迫ってきます。東京オリンピックを見たことのない私でさえも、当時の躍動する選手達の息使いや地元開催のオリンピックにかける精神のようなものがひしひしと伝わる。いやはや、市川崑監督が一流の監督であり、映像作家であることの証明している見応え十分の記録映画を観た思いでいっぱいになりました。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-07-04 23:45:42)(良:1票)
830.  日曜日が待ち遠しい!
これは何だ?サスペンス映画のようで恋愛映画でもあり、いや、それ以上にコメディとしての楽しさにこれが最後の作品となってしまったフランソワ・トリュフォー監督、この監督の人間観察、女性の描き方、あのファニー・アルダンの歩き方などどう真似しても男には無理だ!あんなかっこ良く決まった歩き方は女性ならではの女性にしか出来ません。そんな歩く姿を映し出すカメラワーク、歩き方だけではなくこの映画、男の私には女性にしか出来ない仕草の数々、足を組んで新聞を読む姿、それは殺された女の時もそうです。新聞を読む時の表情のミステリアスなことといったらもう、あんな表情は女性ならではです。映画を楽しむ上で欠かせない一つの要因でもある俳優の演技と表情、それを映すカメラワーク、私は映画は物語だけでなく、そういう所にも楽しみを見出します。この映画はそんな物語とは違う楽しみを見つける作品だと感じる。この作品を見て男は女性のミステリアスな部分に惹かれ、また女性はそうそう、解る。解る。と同姓しにか解らない部分に共感し、またそんな部分を監督は上手く描いていて感心させられる。これが遺作だなんて、勿体無い。これはフランス映画独自の雰囲気が苦手な方にも、そして、この監督さんが苦手な方にも私がこの監督の作品で一番、解り易くオススメ出来る。ハリウッドの大作にしか興味の無い方、こういう映画も良いですよ。
[ビデオ(字幕)] 8点(2007-06-17 18:36:42)
831.  赤い殺意(1964)
これこれ、これこそ今村昌平監督らしい演出の力強さ、後味こそあまり良くないが、何か観ていてゾクゾクとする。寒気のする演出によって生まれる恐ろしい映画になっている。主演の春川ますみの不気味な表情とトボケた表情がどことなく哀しい。哀れな人生をここまでやるか?ここまでじっくり描くか?今村昌平監督!尊敬する東北は青森県生まれの川島雄三監督に対する思いが東北弁の台詞により見てとれる。そして、この映画、撮り方も本当に恐い。電車に煽られる春川ますみが本当に恐い。「黒い雨」も含めてそれ以降の今村作品には不満の方が多いが、やはりこの頃の作品は凄い。まだ未見の今村昌平監督作品がかなりあるので、これがベスト作品かどうかは他のも観てから決めたいと思うが、晩年の今村作品にはないゾクゾクとする雰囲気がこの映画には十分ある。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-06-16 17:58:51)
832.  学校の怪談4 《ネタバレ》 
これは今の時期にピッタリの夏の風情、夏休みの体験、単なるホラーなんかじゃないきちんとした子供の気持ちというものを描いて見せていて感心させられた。兄が目の前から姿を消すことの妹にとっての哀しさ、恐怖、大人なら誰しも子供の頃に一度や二度は経験しているであろう、身近な存在が突然、居なくなる怖さ、そういうものをきちん描いているのと兄を思いやる優しい妹と妹思いの兄、人が人を思いやる姿を子供の視線で描いているところに単なるホラーではない、人間ドラマであり、また素敵なファンタジーとしても描いている平山秀幸監督の力量を感じさせられた。正に夏に見たい。夏にこそ見たい子供の為のそして大人も楽しめるファンタジーだ! 
[ビデオ(邦画)] 8点(2007-06-11 19:11:18)(良:2票)
833.  抵抗(レジスタンス) 死刑囚の手記より 《ネタバレ》 
これはまた一つ面白い脱走ものの映画を見つけた。絶対に脱走不可能と言われたドイツ軍占領下の収容所における一人の男が脱走を図るまでの模様がじわりどわりと描かれています。全編のほとんどがクローズアップで撮られているのだが、この映画では脱走する為の色々な工夫が緊張感を持って描かれています。安全ピンで繋がれた手錠を外そうとしたり、バックに流れるモーツァルトの音楽がなかなかの効果をもたらしていて、何だかまるでその場に自分が放り込まれているような凄い描写によって、主人公と一体化するような心理的恐ろしさというものが生まれるほど白黒の画面構成も見事です。ただ、あまりにも暗い内容なので「大脱走」や「ショーシャンクの空に」といったようなアメリカ的な開放感、爽快感はないので爽快感のみを求める人には向かないかもしれませんが、見て損はない作品になってますし、アメリカ映画との違いを比べて見るのも悪くはないのでは! まあ、いずれにせよよく出来た映画であることだけは間違いありません。
[ビデオ(字幕)] 8点(2007-05-27 19:03:17)
834.  SOSタイタニック 忘れえぬ夜
まずは「タイタニック」と聞いて、何を思い浮かべるか?ほとんどの映画ファンは真っ先に監督ジェームズ・キャメロン、主演にレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットの二人といった作品を思い浮かべることでしょう!そんな作品の遥か昔に同じタイタニック号沈没の悲劇を描いた作品がこの作品でして、ジェームズ・キャメロンが撮った「タイタニック」の様に安易な恋愛ものを取り入れ、そして、多くの大金と物凄いCGなどこの作品には一切無縁のこれこそ本物のタイタニック号の悲劇を描いてる作品です。確かに映像的には劣るかもしれないし、それはただ単にCGなどによる映像の迫力に劣るというだけであって、作品の持っている力強さと迫り来るメッセージでは明らかにこちらの方が数段、上です。特に凄いのが、この作品はどれもが本物のセットで撮影しているのではというぐらい今みたいに特殊技術なんかなくても一つ一つのシーンが丁寧に撮られているのが観ていて分ります。白黒ならではの白黒だからこそ迫り来る恐ろしさがここまで上手く描かれているし、下手な恋愛ものといった余計なものが無いので好感も持てます。死を目前にして、最後まで最善を尽くそうとする人たちの姿と一人一人が生き抜くためには何をすれば良いのか?といった人と人とが協力することの大切さをドキュメンタリー風に描いていることで、更にこの映画の持っている悲劇というものを一層、浮かびさせる本当に観ていて恐い映画だと思いました。
[ビデオ(字幕)] 8点(2007-05-26 16:50:59)(良:2票)
835.  トラック野郎 故郷特急便 《ネタバレ》 
お~い!そりゃねえぜ!桃さんよう!せっかく、石川さゆり演じる結花さんに「私、あなたの奥さんになるの!」てあんなこと言われてるのに、でも、それでもやっぱり桃さんは桃さんなんだよね。桃さんらしく、同じドサ周り同士、トラック野郎としての男生きに、そして、愛する女のためにと自分を犠牲にして尽くす姿、それは桃さんらしい別れの台詞にこれぞ桃さんなんだ!これぞトラック野郎なんだとばかりにこれまたとにかくやたら熱い!ライバルとの喧嘩の後のなんだかスッキリとした爽快感、相変わらず、やってることは滅茶苦茶だけど、そんな星桃次朗という男に惚れた。何もかもかっこ良過ぎる。このシリーズのこれが記念すべき10本目にあたる今作、どことなく女の哀しい部分がより強調されているけど、そんなドラマとまた男のバカな一面がやたら熱くて気持ちが良い。
[DVD(邦画)] 8点(2007-05-18 21:53:34)(良:1票)
836.  トラック野郎 度胸一番星 《ネタバレ》 
切ないなあ!桃さんの恋がようやく叶った。夢を掴んだて思っていたのに、本当に切ないぜ!父親の夢である「金山」金探し、そして、金を掴もうとした瞬間、大雨によって流される土石流の犠牲となって亡くなってしまう桃さんの恋のお相手で桃さんに初めての逆プロポーズをする片平なぎさ演じる水名子さんが本当に哀しい。桃さんとトラック仲間で一番の親友、ジョナサンとの喧嘩に友情、ライバルジョーズこと譲治との喧嘩、そして、そんなライバル達が桃さんの見方となって最後は応援する。これこそ正にこのシリーズならではの熱い、熱い男達の友情にどんなに滅茶苦茶でも私はやはりこのシリーズが好きです。最後に一言!「故郷は遠くにありて、思うもの」良い言葉です。
[DVD(邦画)] 8点(2007-05-17 21:02:59)
837.  囚われの女
何だか凄い物を見た様な気がする。まるで、アンリ=ジョルジュ・クルーゾー番の増村映画でも見ている感覚を覚える。見てはいけないけど、見たくなる。そんな妄想映画!それにしてもこの監督の作品、相変わらずの怖さ、ヒッチコックとは違う怖さというものがある。この監督の作品に外れ無し!
[DVD(字幕)] 8点(2007-05-06 12:34:08)
838.  あした晴れるか 《ネタバレ》 
ここ最近、芦川いづみ目的に川島雄三監督作品以外での芦川いづみばかり観ている。勿論、そうなると自然に石原裕次郎を観る機会も増える。そんな二人の作品、最近見たこの二人の映画ではこれが面白さという意味では一番面白かった。新聞社で働く石原裕次郎演じる一人の青年とそんな石原裕次郎と共に行動する芦川いづみ、更にはバーで働く一人の女との駆け引き、男と女との壮絶な戦い、石原裕次郎が撮った写真をめぐり、やくざまで出てきて(巻き込んで)の何ともハチャメチャな展開と言葉の応酬が面白い。石原裕次郎と芦川いづみの喧嘩ばかりしてはいてもそんな喧嘩がどこか楽しくて良い。二人の上司が君はどんな子が好きなのか?常に眼鏡をかけていて、いつも不機嫌そうな芦川いづみとエリザベス・テイラーとを比較するという何とも比べにくいなあ!エリサベス・テイラーも良いけど、私は断然、芦川いづみです。そうだなあ?芦川いづみをハリウッド女優に例えるならどちらかというオードーリー・ヘプバーンかナタリー・ウッドだと私は勝手にそう思っている。とにかくこんな不機嫌そうな芦川いづみでもやはり可愛くてたまらん。
[ビデオ(邦画)] 8点(2007-05-04 11:04:51)(良:1票)
839.  陽のあたる坂道(1958) 《ネタバレ》 
うわ~なんてメチャメチャ可愛いんだ!芦川いづみ最高!勿論、石原裕次郎も生意気な弟に振り回される役目、芦川いづみ演じる妹の足のケガは自分のせいだとばかりにあの生意気な弟を庇う兄を見事に演じていて好感が持てるし、またそんな石原裕次郎に色々嫌がらせさせられたり、それでも耐えて忍んで石原裕次郎演じるこんな男に想いを寄せて女としての優しさと哀しさの両方を演じている北原三枝も素晴らしい。特に表情が何とも素晴らしい。それにも増して芦川いづみですよ。なんて可愛いんだろう!あんな可愛い子に朝の7時に外苑前で待ってますなんて手紙もらったらそりゃあ、外苑前だろうが、国会議事堂の前だろうが、上野動物園だろうが、あたしゃどんなに早起きしてでも会いに行きますよ!本当にそのぐらいとにかく芦川いづみが可愛い。可愛いなんてもんじゃない。可愛すぎる。参った!本来ならば、暗くて陰気な物語であるはずなのに、出演者の演技と素晴らしい表情のおかげで爽やかな気持ちになれた。そうそう、それと寅さんファンの私にとっても初代おいちゃん役のあの森川信さんが寅さんシリーズ以外で観られる作品としても貴重な作品てことで、いずれにしても3時間以上もある長い作品なのに長さなど感じずに観ることも出来た。それとジミー小池て名前聞いて、ジミー大西を思い出してしまった。ジミー大西、今、何してんのかな?ちきしょうめっ!こんな近くで芦川いづみの顔を見れるジミー小池こと、民夫が羨ましいこと。あぁ、私も芦川いづみと踊りたい。
[DVD(邦画)] 8点(2007-04-23 21:42:44)(笑:1票)
840.  続・与太郎戦記 《ネタバレ》 
いやあ、笑った。笑った。フランキー堺、この人、本当に見ているだけで楽しくて楽しくて、好きだなあ!そんなフランキー堺演じる主人公、前作以上のハチャメチャぶりが大いに笑える。憲兵隊に呼び出され、スパイになるためにと訓練させられ、伴淳演じる部隊長の浮気相手と結婚させられることとなり、そんな話の中で見せるフランキー堺の演技と伴淳とのやりとりがとにかく可笑しくて可笑しくて、後半は笑いぱなしでした。軍隊の話で、ここまで笑わせるのはこれは出てくる俳優、演じている俳優の演技の力がかなり大きく、フランキー堺ファンの私にとっては前作も面白かったけど、それ以上に笑わせてもらいました。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-04-17 21:42:00)
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