81. 予言
30代の僕にとって「恐怖新聞」は子供の頃にどきどきしながら読んだ、なんとも言えぬ空気感があり、どうまとめるんだろうと思って見ました。色々賛否両論はあるかもしれないけれど、このまとめ方は僕は賛成派かもしれません。ホラーテイストをヒューマンチックなエンディングにもっていく事によって、見終わった後に残る余韻が心地いい?ものになっています。あと、結構どきっとするシーンもそれなりに散りばめられていました。事故のシーンは日本映画にしてはめずらしくリアリティがありましたし、小野真弓のシーンは・・・(笑) ただ、「感染」「予言」と見て、最終的にはどちらも頭の中の空想・・・いわゆるサイコホラーになってしまったのが残念です。そうなると、なんでもありなんですもん(笑) 6点(2004-10-04 16:57:31) |
82. BULLY ブリー
若者たちを題材にした映画の場合、習慣やカルチャーのギャップに少々なじめない部分があるのですが、この映画もストーリーはノンフィクションなリアリティがあるにもかかわらず、彼らの日常生活におけるギャップを感じながら見ました。ほんとにこんな短絡的な動機の事件だったのかなと思いながら・・・。「穴」のようなサスペンス的要素はないけれど、ストーリーの切り口は好きです。 6点(2004-01-18 13:47:34) |
83. フロム・ヘル
文化の違いや時代性、またフリーメイソンやエレファントマンといったものに興味はそそられるんだけど、やはり客観視になるのが自分自身残念。けれど、ジョニーデップという人はつくづく器用な人だなと思った。ラストも意外と好き。 6点(2003-11-18 18:27:04) |
84. リベラ・メ
犯人のトラウマ、炎の見せ方、来るぞ来るぞという爆発の瞬間、結構やるじゃんと思った。日本では無理めなロケ、さぞかし大変だったろうなと。(一部CGだったとしても)しかし、見終わった後、暗い気持ちになった事を思い出しました・・・ 6点(2003-11-11 15:39:35) |
85. 穴(2001)
キーラ・ナイトレイが見れておぉ~って感じでした。またゾーラさん、いい感じですね。ブスがかわいいのかわからないところが不思議ですが。例のモザイク無しもよくできましたって感じ。しかし、もしあの男の子が疑われるなら、殺人の動機や殺人そのものについてあまりふれられてなかったのは疑問でした。予告編が、日本と海外で全く違うのも興味深いところです。 6点(2003-11-11 09:02:20) |
86. 狂わせたいの
かなりマニアック。個人的には好きなジャンル。なんか、昔の蛭子さんのマンガ見てるようです(笑)挿入される曲にドーパミン噴出。一人でこっそり見て、悦に浸る作品ですね~ 6点(2003-09-08 10:17:44) |
87. シリアル・ラヴァー
変わったフランス映画だなあ。ブラックコメディ、ひんやり感とユーモア、ほぉ~って感じ。主役の女優、首長いっす(笑) 6点(2003-07-15 16:26:40) |
88. es[エス](2001)
こういう現実がもしあったとしても、映画のためにいろんな部分でデフォルメしてない??と思ってしまった。極限に追い込まれた人間の本性・・・という事であれば「キューブ」みたいな方が僕は好きです。でもどうしてこんなにヒットしたのだろ??? 6点(2003-06-08 15:21:40) |
89. モンキーボーン
かなりお金かかってそうなのに、大こけ、大赤字だったそうで・・・。個人的にはブレンダンファンなので好きですけど。 6点(2002-10-02 12:41:22) |
90. ペパーミント・キャンディー
時間軸を逆にすることで、悲壮感が楽になっているんですよね。こういう試みは難しいだろうに、なかなか素敵な作品じゃないですか。まあ、韓国映画独特の重苦しさは好き嫌いの分かれるところでしょうけど・・・。僕は主人公の男のキャラはすごく嫌いなんですよね・・・ 6点(2002-05-08 19:40:07) |
91. キラーコンドーム
意外と面白かった(笑)アメリカNYを舞台にしているのにドイツ語他いろんな言葉が飛び交ってるし(笑)そして、ある意味皮肉たっぷりなんだなあと・・・ 6点(2002-04-17 10:36:16) |
92. ウォーターボーイズ
竹中直人、一人浮いてるけど(笑)いい味ですよね。なんだかんだ言って青春映画の王道っぽいですね。微笑ましいです。 6点(2002-04-09 10:54:03) |
93. アメリカン・ビューティー
アメリカンな日常にスパイスを一振り効かせた感じ。日本人的には一見とっつきにくいかもしれないけれど、アメリカで評価されたのは納得できるかも。僕自身はあまり後味良くない。でも、ずっと覚えている映画の一つ。いろんな葛藤が交錯している。きっと見る世代によって感じ方も変化しそうだ。 6点(2002-04-09 10:36:23) |
94. 彼女を見ればわかること
日常を題材にして淡々と進行してゆく映画はいかにもアメリカらしいと感じた。大きな仕掛けや感動の押し売りが無いのは見る人によっては少し物足りないかもしれないけれど、僕は意外とこういう映画は好きだ。なんとなく独特な感触が後々まで残るような気がする。日本人とアメリカ人の感性の微妙なギャップみたいなものなんだろうか・・・。 6点(2002-04-09 10:21:23) |
95. 太陽と月に背いて
天才をあぁいう風なキレた感じで描写するのはどうかなと思ったけれど、ランボーが感じる一番怖い事ということで、「僕は心の中を見られること」とつぶやいていたのが印象的でした。同性愛的な描写はなんとなく理解できる部分もありましたが、人間として才能の突出した部分と、欠落している部分のギャップが痛々しかったです。同性愛は先天的なものなので、あまりその部分に気をとられるのはどうかと思います(僕はそうですが)。彼らの愛憎よりもお互いの才能に翻弄されるストーリーに興味を持ちました。 6点(2002-04-08 16:19:45) |
96. アイランド(2005)
テーマ、結構好き。金かかってそうなCGや美術も好き。 でも、ヒットしなかったのをスカーレット・ヨハンソンの演技の下手さが原因と言い放ってしまったマイケル・ベイ・・・・。 「チームアメリカ」でぼろくそ言われて、観客に失笑を買うまでになった監督って・・。 [映画館(字幕)] 5点(2005-10-12 16:56:37) |
97. ザ・コア
物語の切り口が新鮮だったので、意外にも楽しめました。しかし、アメリカはこの手の映画が好きですよね(苦笑) 5点(2004-12-27 12:14:30) |
98. 感染
この作品、途中でオチがわかってしまうと急につまらなくなる可能性があるんじゃないでしょうか・・・。最初は「アウトブレイク」的な作品か、「エイリアン」的な作品かなあと思っていたけれど、途中の不条理な出来事や、病院内部の風景の変化が重なるにつれ、これはもしかしたらと(笑)物語には関係ないけれど、実は赤いりんごと痴呆症のおばあさんがキーワードでしたね。でもそうくると、もうなんでもありですもん。ただ、いくつかの不条理は解決ぜず・・・。DVDで確認できるのでしょうか(笑)ブランコや、縫合医師って・・・・もしかしたら意味無しだったりして(笑) 5点(2004-10-04 17:05:33) |
99. IZO
豪華なキャストにひかれて軽い気持ちで見にきた若者、また時代劇っぽいイメージにひかれて気軽に足を運んだ年配夫婦たち・・・大抵みんな途中で席をたっていきました。最後には満席から半分くらいに減っていたような、ある種の観客サバイバルです。反社会、不条理、バイオレンス、嫌悪感、改めて気持ちのいい言葉が見つかりません。しかし、この映画の発しているメッセージに感性の周波数を合わすことができるなら、その違和感を満喫できるのではないでしょうか。僕の中で、もしかしたら「IZO」=「国家」「歴史」そのもの?と頭をよぎった瞬間、あまりのやばさに打ち消してしまいそうになりました。小学校の教室のシーンで「国家とは?」という教師の問いに対する生徒の、「国家とは、ヒトの頭の中にだけ存在する悪質な妄想です。本能的に群れを作る癖のある人類の集団を統治管理するための欺瞞的仮想概念であり、特に偽政者側が必要とし、絶対化しようとする虚構の、基本原理中の基本原理です。」という答えに、触れてはならないものに触れたような不安な気分にもなりました。物語性を探すのではなく、メッセージと言葉と、映像を自分でつなぎ合わす作業で満腹です。飛び散らかってる台詞や言葉や歌の数々を冷静につなぐと、やばさ倍増です。しかし、それが強烈なメッセージとして輪郭が露わになってきます。あまりにも前衛的な描写と台詞を散りばめた、ある種の実験的な作品のようです。切り口は違うけど、寺山修二とかが好きな人なら興味深く見れるだろうとも感じました。全体を貫く漆黒さの中で、桃井かおりと、松田龍平の孤高な存在感に僕はほっとしてしまいましたが・・・。ラストあたりで、松田龍平が、「ふっ」と息をIZOに吹きかけるシーンは見事です。このシーンで最終的にいろんな考えが膨らみます。あと、できれば変なCGやワイヤーアクションは不必要では?とも感じました。コメントをこれだけ書くという事はやはりインパクトは強烈だったんでしょうね。だから、点数は2点と8点という極端な点数をつけたい気分です。 5点(2004-08-29 18:26:36)(笑:1票) |
100. 69 sixty nine
キャストは生き生きしていて見てて気持ちいいんですが・・・。どの部分がクライマックスかというのが見えづらかったんでしょうか。バリ封がメインというのが見終わってからわかるんだけど、フェスティバルがメインだと思い込んで見てた人もいるんじゃないかなあ。最後に回想シーンのごとく一瞬で終わるフェスティバルのシーンと、その後の人生を語る部分については賛否分かれるところでしょうか。原作を読んでいればそういうこともないんだろうけど、僕は原作を読まずに見たもので、少々不完全燃焼気味な後味でした。試写会で主役の二人と、監督の話しが聞けたんですが、そちらの方が盛り上がったような(笑) 5点(2004-07-18 12:01:02) |