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黒猫クロマティさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 497
性別 女性
ホームページ http://kuroneco.livedoor.biz/
年齢 59歳

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81.  赤い河 《ネタバレ》 
いや~、カッコイイすよ、カウボーイ。動きにムダがないところがクールです。あのような環境でぐずぐずしてたらアッと言う間に死んじゃうんでしょうね。皆さんご指摘の通り牛の迫力には恐れ入ります。大暴走シーンは勿論のこと、河を渡るシーンや終着点の町に溢れる牛。それを馬で当たり前にかき分ける様子にも感銘を受けます。やっぱ昨今のコピペに頼るCGとは大違いですよ。強い父親との対決を経て一人前の男になるってのがアメリカ人らしいっすよね、イイ意味で。あの唯一の女性も素敵だ。私ももっと早くに生まれたかったなぁ。個人的に西部劇の音楽と風景はたまらなく郷愁をそそるのです。母がジョン・ウエィンが好きで子供の頃良く白黒TVで見ていた記憶が甦るのでしょうね。
8点(2004-11-15 11:45:39)(良:1票)
82.  白夜の時を越えて
舞台は1940年代のヘルシンキ。男がいなくちゃ生きて行けない母親は、生まれたばかりの双子の女の子を祖母に預けてドイツ兵と家出。やがて祖母が死に、孤児院の双子の元に母親が迎えにきます。双子は母親の恋人が所属するサーカス一座で成長するのですが、やがて男には逃げられ親子三人でドサ周りの旅芸人としての生活をスタートします。北欧らしい何とも言えない寒さと強さと、そして柔らかさを持った映画で、多分少女漫画が好きな人はハマるんじゃないかなぁ。生まれた時から何かが足りない。ただ何かが確かにそこにあったという記憶と肌触りだけが自分の中に刻み込まれていて、いつもいつも幻の記憶を想って喪失し続ける魂。そんな風な映画です。ただ、画面がかなり暗いので、劇場で見る分には素晴らしい夜の風景を味わえるのですが、TV画面の場合もしかしたら見づらいかもしれません。
8点(2004-09-14 14:04:35)
83.  子供たちをよろしく
シアトルのストリートチルドレンを追ったドキュメンタリー。売春、ポン引き、麻薬に盗み。しかし彼らは意外な程あっけらかんと逞しく生きていて、カメラの前で将来の夢を語る。家にいられないから逃げてきた彼らだけど、やっぱり親の愛情を切に求めているんだなぁ。それがアル中や服役中や自分を虐待する親であってもだ。こういう子供たちを見ていると、ホントに「大人はなにやってるんだ!」と腹が立ちます。ラストに流れる「TAKE CARE OF ALL MY CHILDREN」でトム・ウェイツは「子供たちを迷わしてはいけない」と唄っている。まるでライ麦畑のキャッチャーのようなのだ。
8点(2004-09-14 12:38:51)
84.  酔っぱらった馬の時間
イラン映画はその誠実さは伝わるものの堅苦しいところがちょっと苦手なのですが、この作品はマジッド・マジディに代表されるようなイラン映画とはかなり趣が違います。やはりクルドとイランは全然違うんだなぁ(当たり前か)。なんとなく昔見た「路」と言うトルコ映画を思い出しました。グッとこらえた感情が、それでも全身からにじみ出る子供たちの姿はまさにドキュメンタリーのよう。兄弟たちの為に必死で働くアヨブですが物理的に子供にはできないことってあるんですよね。厳しい自然と共に生きるのは彼らの宿命。だけど、紛争や地雷で親を亡くし、子供が急いで大人にならざるを得ないのは納得できません。厳しい生活は見ていてツラい。でもその感情は同情とは全然違うんです。誇り高く美しい彼らの顔を見て、毎日文句たらたらで生きている自分を恥じ入ってしまった映画でした。
8点(2004-09-08 14:15:57)(良:1票)
85.  エイリアン
映画見て本気で文字通り手に汗かいたのはこの映画が初めて。
8点(2004-08-18 10:55:48)
86.  さよなら子供たち
戦争の暗くて重い影については皆さまが書かれている通りなんですけど、私がもうひとつこの映画を見て苦しく感じたのはルイ・マルの罪悪感と言うか懺悔と言うかそんな気持ちです。この映画の重さとは到底比べものにはならないけれど、子供の頃友人に対して行った残酷な仕打ちを今も心の中に抱えている方って多いのでは?他人が聞いたらありふれた事と思うかもしれないし、被害にあった友人は忘れてしまっているかもしれない。けど、本人にとっては今も苦しくてとても他人には言えないこと。出来ることならその時に戻ってあやまりたいこと。それをついに告白したような、何とも言えない苦しさに胸が締め付けられるような映画なのです。
8点(2004-08-18 10:44:16)
87.  メメント
映画館で見ましたけど、難解ですか?う~ん、むしろ頭イイ人ほど混乱しちゃうのかも。私は自慢じゃないけど記憶力が悪くて、特に一瞬にしてストックしている記憶を検索して物事を判断するってのが苦手。だからかな、映画見ながら思いっきりガイ・ピアーズのパニック感というか焦燥感を体感して手に汗握ってしまいました。それに、例えば死んだら天国に行くんだったとしても、生きてる時の記憶がないなら、ただ単純に土になるのだって同じじゃないかなぁ。10分ごとに記憶を無くすって事は10分ごとに死の恐怖を味わうって事じゃない?そう考えると記憶ってなによ?人生ってなによ?単純に見た目のおもしろさだけじゃなくて、そんな虚しさや哀れさまで味わえてしまうのがこの映画。「バツグンに面白い体感型ムービー」と私は思います。
8点(2004-08-16 21:09:16)
88.  長靴をはいた猫(1969)
小学生の時学校の体育館で見たんだけど、大好きだ。その後TVで何度も見たし、最近ビデオも手に入れた。今見ると若干色が褪せて見えるんだけど、相変わらず楽しいしクライマックスの魔法がとけるシーンには感動しちゃう。あのシーンが後のカリオストロに繋がるんですかね。
8点(2004-08-11 14:17:52)
89.  眠狂四郎 炎情剣
シリーズ第5作。海賊を滅ぼした藤堂藩の江戸家老と、その海賊から没収したお宝を幕府に献上する仕事に携わっていた商人「鳴海屋」の悪巧みに狂四郎が巻き込まれる話し。監督は三隅研次なので映像がスタイリッシュ。狂四郎もガチガチにハードボイルドだし、虚無感垂れ流しで素敵なのよ!チャンバラシーンもいい感じに配置されていて満足です。鳴海屋を演じる西村晃のヌルっとした小悪党ぶりがまたいいんだよな~。相手役には中村玉緒が登場。色と欲の固まりみたいな女を熱演しているんだけど、終始ギンギンに目に力入れてるのがチト疲れますね。なんとなくロミー・シュナイダーを思い出したりして。ラストがまた渋いんだなぁ。ヒドイっちゃヒドイんだけど。なんせこの作品の惹句は「犯すもよし。殺すもよし。」だからねぇ、オイオイどこからもクレームつかなかったか?って感じです。
8点(2004-08-06 16:33:46)
90.  怪談(1964)
怪談なんだけど怖いと言うより悲しい話だった。肉体は滅びても尚、あまりに強い情念から地上にとどまり続ける魂は崇高でさえある。この映画を見ていると日本と言う国が作品中に出てくる古い時代の延長上にあることをすんなり感じる事ができる。時代劇であってもハリウッド風の今の日本映画とは全然違う。制作年の65年と言えば私が生まれた年で東京オリンピックの翌年なんだけどこの頃の日本人の感性はまだ日本らしかったのかなぁ、我々は何かとっても大事なモノを経済発展と引き替えに失ったんじゃないかなぁなんて思いながら見た。ところで「耳なし芳一」だけど、耳、お経書いてないのメチャ目立ってるじゃん。誰か気付けよ!と思わず突っ込んだが、良く考えれば「こんなでっかい誤植!どーして印刷しちゃうまで誰も気づかないのさ?」って事があるんだなぁ私の仕事でも。うんうん、分かるよなんて変なとこに同情したりして・・。
8点(2004-06-16 13:52:26)
91.  インドシナ
これはちょっときました。個人的に好きなのですよ、時代と運命に翻弄されながらも強い意志と情熱を持ち、自ら嵐に突入してもみくちゃになる人の話しが。↓【sophie】様のレビューにこの映画の雰囲気がバッチリ書かれているので、そちらを参照頂きたいです。肌にまとわりつく湿気を感じる映像、特に船で湾内を漂う美しく幽玄な映像は頭にこびりついて離れません。取りあえず私も、今も忘れられない昔の男を探して旅をしようかな、とか年甲斐もなく考えたりして・・。
8点(2004-06-15 14:20:46)(良:1票)
92.  インテリア
結婚30年の夫婦と三人姉妹の物語。父親が久しぶりに揃った三人姉妹に対し、突然母親との別居を切り出すことから始まる。神経質で完璧主義で何もかも自分でコントロールしなければ気が済まない母親が起こす自殺未遂。母親とは正反対の女性との結婚を準備する父親。母親を気遣いながらも自らの生活を守る娘達。それぞれの心理が丁寧に描かれている。人間誰しも幸せになりたい。けど、自分の幸せが他人の不幸に繋がる事も多々ある。その場合どうするか?罪悪感とどう折り合いをつけるか?他人ならば思い切って切り捨ててもいい。しかし家族となるとそう簡単には解けない複雑な呪縛がある。親の姿に自分の行く末を見る。かと言って「犠牲になる」のは偽善ではないか?「人生は少し鈍感な位でなければ生きて行くのは難しい。」と言っていた作家がいたが言えてると思う。舞台となっている海岸の風景や登場人物達の立ち位置なども計算されていて美しい。薄いガラスのように繊細な作品。
8点(2004-06-01 13:52:09)
93.  永遠のモータウン
モータウン・レコードの黄金期にスタジオ・ミュージシャンとして活躍した「ファンク・ブラザーズ」にスポットを当てたドキュメンタリー。初期のポップ・ミュージックの世界では演奏者のクレジットをレコードに載せていなかった為、彼らの名前は長く人々に知られることはなかったのですが(モータウンでは初めてクレジットされたのがマーヴィン・ゲイのアルバム「WAHT'S GOING ON(71)」)、モータウンの命である、あのグルービィで甘酸っぱい独特のサウンドを作ったのは彼らだったのです。映画ではファンク・ブラザーズのメンバー達により、彼らが活躍していた当時の様々なエピソードや如何にしてそのサウンドが生まれたかなどが語られます。これには「へーっ」と一々感心しちゃってホント勉強になりました。そしてその合間には再結成されたファンク・ブラザーズの演奏をバックにブーツィ・コリンズやベン・ハーパー、チャカカーン等が「REACH OUT I'LL BE THERE」「ヒート・ウェーヴ」「悲しいうわさ」等の名曲を唄うライブシーンが挿入されるワケです。これがね、もぉ~たまらんのです。演奏することが好きで好きでたまらない連中の、魂の底から沸き上がる音楽の喜びに胸が熱くなったです。↓【すぺるま】さんご指摘の「AIN'T NO MOUNTAIN HIGH ENOUGH」なんか思わず立ち上がって拍手しそうになりましたよ。このへんの音楽が好きな人は必見!大スイセン!
8点(2004-05-05 14:39:07)
94.  炎のランナー
宗教とか差別とか馴染み深くないと考える方もおられるかもしれないけど、それはあくまでシチュエーションであって「信念を貫く」って事の難しさと大切さは万国共通だと思う。そう言った意味でこの映画はとってもキリっとした良い映画だ。思想の部分から離れてもスポーツの持つ緊張感やカタルシスも良く表現されていて飽きさせない。英国上流階級の鼻持ちならない美しさも十分堪能できるし、言うこと無いッス。「人間なんて・・」と落ち込んだ時に見ると元気でるかも。
8点(2004-04-12 15:18:20)(良:1票)
95.  日の名残り
たまりません。様式美を愛するイギリス好きの私には超ドツボな映画。アンソニー・ホプキンスが執り仕切る優美で洗練された貴族の生活。台所で、食卓で、遊技部屋で、彼が行う様々な仕事にウットリした。BGMがまた素晴らしい(【ともとも】様に同感)。人生の大事な選択って発車のベルが鳴り終わってから扉が閉まるまでの電車のように、ちょっとでも躊躇すれば乗り遅れてしまう。けど、乗ったら乗ったで果たしてそれで良かったのかと自問自答。それでも時は容赦なく過ぎてゆくのだ。この役はアンソニー・ホプキンスにとっての最高傑作だと私は思うなぁ。まさに緩やかに暮れて行く「日の名残り」を存分に味わえる作品。
8点(2004-04-05 15:44:31)(良:2票)
96.  親愛なる日記
「親愛なる日記よ、この世には僕の大好きなことがある!」という出だしで始まる今作は3つのエピソードからなる日記風の作品で、出演はモレッティ本人。第1話「ベスパに乗って」は彼が観光地ではないごくごく普通のローマの町をベスパで移動する話し。最後はパゾリーニの殺害現場に到着して終わる。第2話「島めぐり」では静かなところで仕事をする為にTVドラマ中毒の友人とイタリアの島々を回る。第3話「医者めぐり」ではある日突然原因不明の激しいかゆみに襲われたモレッティが医者から医者へと渡り歩き、様々な薬にまみれる話しで、これは実話。全編ユーモアと風刺に溢れているのだが、ネガティブなところがあまり無くてどこかすっとぼけた雰囲気がとても楽しい。そしてちょっと切ない。イタリアの内情に詳しければもっと何倍も楽しめるんだろうなぁ。この人の独特の映像センスというのは私にはかなりツボで、ベスパを後ろから追うカメラの距離、その速度、風景、音楽、絶妙の間、何から何まであつらえたようにしっくりくるのだ。「ジャック・タチとウディ・アレンを足してイタリアで割ったら全然別なモノが出来た」そんな感じでしょうか?と言ってもまだ2作しか見ていないので見当違いならご免なさい。
8点(2004-03-18 17:29:31)
97.  SWEET SIXTEEN
家族と一緒の当たり前の暮らし。それを手に入れる為に15歳にして大人のように振る舞うことを余儀なくされたリアムの痛みが辛かった。ほんの少しの運命の違いで、私がリアムだったかもしれない。あるいはピンボールだったかも。大人がしっかりしなくちゃダメだよな、ホントに。
8点(2004-03-15 14:12:54)
98.  眠狂四郎 悪女狩り 《ネタバレ》 
シリーズ第12作目にして最終作。大奥の権力争いと隠れ切支丹が絡む話しで、切支丹の男が狂四郎になりすまし辻斬りを繰り返す。印象深いのは遂にニセ狂四郎を斬ったか!と思いきやそれは鏡に映る己の姿だったという場面。これは悲しい。但しこの時代にありがちだが意味不明のサイケデリックでエロっぽいシーンは正直言っていかがなものかと思う。ちょっと勘弁して欲しいのだが、原作者の柴錬的には三隅研二が撮った「無頼剣」の如く格調高い時代劇よりこっちの方がお好みかもしれない。ラスト、狂四郎に斬られた切支丹のニセ狂四郎は「神よ!我らの罪を許したまえ。願わくば御許に・・」と祈りの言葉を唱える。すると狂四郎が言い放つ。「貴様を救う神があるか。俺も確かめに行きたいものだ。」ぎゃー!かっこいいーーーーーーーーーっ!!これを言いたいが為だけに登録したようなもんです。ハイ。しかし雷蔵は本当に次の158本目の映画「博徒一代・血祭り不動」を最期に神がいるのかどうか、確かめに行ってしまうのだ。37歳の早すぎる死。そして私はいつの間にか彼の歳を追い越してしまった。
8点(2004-03-02 16:43:59)(良:4票)
99.  25時(2002)
誰にとっても人生は一度きりだ。昨今簡単に「自爆テロ」とまるで新しい爆弾の一種かなにかのように言われるが、自爆する人にとってもたった一度の人生。その決意は並々ならぬものがあったろうし、彼らにその決意をさせたのは「神」ではなく「人間」なのだと言うことを理解しなければ問題の解決とは程遠い。なので【veryautumn】さんの意見は全くもっともで、私も9.11について語られる時いつも気にかかることだ。しかしこの映画については【?すぺるま代表取締役社長】さんの「社会派ではなく1本の映画として完成度が高い」と言う意見に同意する。これはニューヨークを舞台に描かれたベニオフの原作にスパイク・リーが非常に個人的な感情を織り交ぜて作った映画だと思う。他人をヤク中にした金でゴージャスな暮らしをしてきたモンティ、その金で高価な買い物をするナチュレル、分かっていながら傍観者でしかなかったジェイコブとフランク。モンティと彼にまつわる人々の一度きりの人生が失われた原因は、彼ら自身にあるのだという真実をスパイク・リーは提示し続ける。その上での圧倒的な喪失感、そして再生への希望。ビート詩人がポエトリー・リーディングをしているかのようなこの映画での「スパイク・リーの復活」を素直に喜びたい。  
8点(2004-02-16 12:02:32)(良:3票)
100.  殺陣師段平(1962) 《ネタバレ》 
50年にマキノ雅弘監督が発表した同名作品のリメイクで、昔ながらの殺陣師である段平の芸根性もの。「新国劇」を旗揚げし演劇にリアリズムを求める沢田正二郎に「おまえの殺陣はリアルじゃない」と追い返された段平はふてくされ、泥酔してケンカ。ボコボコにされながらも、助けに入った沢田には「殺陣の研究してたんや!」と言う段平。この出来事を取り入れた立ち廻りが評判になって「新国劇」は人気を得るが、どんどん演劇の幅を広げる沢田に対して段平は殺陣一筋。やがて蜜月は終わり段平は一座を去って行く。殺陣に一生を捧げた段平の最期が迫力。布団に半身を起こし、迫り来る死と闘いながら「老いた国定忠治の殺陣」を沢田につけるのだ。刀がわりの衣紋竹を握りしめたまま死んで行く段平の壮絶な最期に「男」を見た!雷蔵目当てで見た本作だが、鴈治郎にすっかり参ってしまい、お坊ちゃんな雷蔵がマヌケに見えてしまった映画だった。
8点(2004-02-03 16:30:23)(良:1票)
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