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もっち~(←にょろ)さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 295
性別
自己紹介 ■H.N.
もっち~(←にょろ)と申します。「もっちの後の『~』」がポイントです。
読み方は「もっちぃいぃいぃ」って感じでにょろにょろ感を出
して発音してみてください。

■My favorites
好きなジャンルは『ドラマ』です。結構簡単に泣きます。
『スリラー/サスペンス』も大好きです。簡単に騙されるので
素直に楽しめちゃえるラッキーな性格です。各方面から酷評さ
れているM・N・シャマラン監督が大好きです。( ̄∀ ̄;)汗

好きな俳優はM・デイモン、E・ノートン、B・デル・トロ、
K・ベーコンです。ベタです。マイナーな俳優では
ヒュー・オコナーを推しています。女優ではJ・フォスター、
K・ブランシェットがお好みです。またまたベタです。
他にも女優ではE・レイチェル・ウッドに注目しています。

■管理人さんへ
どんどん使いやすいサイトになってますね。
感謝、感謝です♪

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81.  ブロウ 《ネタバレ》 
子供の頃、お金が無い事で両親のいさかいを日常的に眼にしていたジョージは、いつの頃からかお金さえあれば幸せなんだと思うようになってしまったんでしょうね。娘が生まれて大切なのはお金じゃないと気付き始めたのは良かったのですが、麻薬で儲けたお金で裕福に暮らしていけるようになった時足を洗ったのに、銀行に預けたお金がすべて没収されてまた貧乏な生活に戻ってしまいました。一番そうはなりたくなかったのに、お金のことで子どもの前で喧嘩をするような親になってしまい、ジョージはもう一度お金を稼ぐためにやっぱり麻薬売買に手を出してしまいました。「お金は幻だ」という父親の言葉を理解していたにもかかわらず、警察に逮捕されて最も大切なものを失ってしまったジョージ。今では刑務所の中で娘が面会に来る事を願って止まない日々です。どんな犯罪者であろうと自分の子供を思う気持ちは誰にでもあるんだよなと思い、僕は感動してしまいました。しかし、DVDの映像特典でジョージ・ユング本人のインタビューを見ると一転して複雑な心境に。彼曰く「問題はドラッグじゃない。子供を育てられない親がいるということなんだ」そうです。それって、「子供を育てられない親」ってあんたのことじゃないの?自分の子供に向かって「お前がすべてだ」と言っておきながら、結局麻薬取引を最後までやっていたじゃない。それであんたは一生獄中で過ごす事になったんじゃないですか。子供が面会に来ないと言って涙を誘っているけど、ジョージは自分の父親が麻薬の売人で、色々な人に迷惑をかけたという変え様のない事実を背負わなくてはならなくなった子供の心境を考えた事があるのでしょうか。子供を思う気持ちに偽りは無いのだろうけど、余りにも自分勝手すぎると思いました。結局他人の立場になって考えられない自己中心的な考え方だから、簡単に(かどうか分からないけど。)犯罪を犯すんでしょうか。大罪を犯した人を美化しすぎた映画だと思いますが、事の顛末はかなり悲惨です。ある意味教訓的な映画かもしれません。
7点(2004-09-14 17:19:00)
82.  HERO(2002) 《ネタバレ》 
ジェット・リーが映画の宣伝を見て純粋なアクションかと思いましたが全然違いましたね。この作品は歴史・ファンタジーでアクションは味付けでした。まぁ、監督が「初恋の来た道」や「至福の時」の監督ですからね。純粋なアクションを期待する方が間違いだったのかもしれません。まぁ、肩透かしを喰らったおかげでちょっと拍子抜けしてしまいましたが、実はアクションは満載なんです(どっちだよ?)。ただ最初からワイヤーアクション全開で、見ていて飽きてしまうのです。そして途中から戦っているのではなく舞いを踊っているように見えるのです。ストーリーはというと、王の命を狙った暗殺者の3人を殺したと見せかけて王に近づいて行くという発想は面白いと思いました。ただ、想像や虚構の映像に重きが置かれていて、無名と王の駆け引きにそれほど見応えが無かったのが残念ですね。無名は結局王を殺すのを止めるのですが、殺すか殺さないか無名が迷っているようには見えませんでしたから、王を殺さないという決断がそれほどドラマチックに感じられませんでした。ただこの映画の一番の見所は「アクション」でも「ストーリー」でも無く「映像の美しさ」だと思います。映像は本当に綺麗だったので是非DVDでご覧になって頂きたいです。
7点(2004-03-26 19:03:59)
83.  ミッション・トゥ・マーズ 《ネタバレ》 
1976年に火星の表面を撮影した時に顔の形をした山が発見されて、火星人が作ったとか異性人のメッセージだとか言われて大騒ぎ?になったのですが、改めて解像度を上げて撮影されたその「火星の顔」は全く顔の形をしていませんでした。最初に撮影された時の画像は影のつき方と解像度の低さでたまたま顔のように写っただけだったわけです。この映画は「火星の顔」が本当は実在したと仮定して想像力をいっぱいに働かせて作られたSFファンタジーというわけです。…というわけで「火星の顔」で起きた事故をきっかけに火星に向かうのですが、余りに豪華なキャスティングと火星に辿り着くまでのリアルな人間ドラマが強烈で、この映画のメインテーマでありクライマックスであるはずの「宇宙の神秘」が物足りなく感じてしまったし、SFファンタジーへの急激な方向転換にも違和感を覚えてしまいました。亡き妻がかつて信じた思いを胸にジム(ゲイリー・シニーズ)が新しい次元に足を踏み入れるシーンは感動的なのですが、妻と仲間のために自ら死を選択したウッディー(ティム・ロビンス)の苦渋の選択はもっと身につまされます。
7点(2004-03-26 18:47:03)
84.  真実の行方 《ネタバレ》 
大司教殺しの容疑者アーロン(E・ノートン)をめぐって敏腕弁護士マーティン(R・ギア)とジャネット(L・リニー)が私情をはさみながら法廷で対決するのですが、マーティンとジャネットの2人の複雑な関係がとてもドラマチックで、とても見ごたえがありました。最後の5分間が無くても十分法廷サスペンスとして楽しめる内容なのですが、それを無に帰する衝撃のラストが待っていました。ただここで疑問なのが、弁護士と何十時間も一緒にいた心理カウンセラーを騙せるほどの演技力と周到な計画が立てられるアーロンが、なぜ短絡的で突発的な犯罪を犯したのか…?ということです。あれだけの才能があれば、逮捕される事無く完全犯罪を成し遂げることぐらいたやすいのではないでしょうか。ラストは確かに衝撃なのですが、それまでのプロセスが少し無意味になってしまったところが勿体無かったですね。
7点(2004-03-18 10:48:55)
85.  リトル・ストライカー 《ネタバレ》 
主人公がマンチェスター・シティのファンというところに惹かれました。シティファンということでユナイテッドファンの級友から陰湿なイジメを受けているのですが、魔法の靴を履いたら大変身してサッカーが上手くなってしまい、いじめていた級友を見返すというストーリー。しかし実は意外と奥が深く、主人公の少年の単純なシンデレラ・ストーリーというわけではなく、ウィラル先生(ロバート・カーライル)の過去だったり魔法の靴の元の持ち主の謎だったり、意外な展開があって飽きさせない内容になってます。そして最後はさりげなく人生について前向きなメッセージを発していたりして、ホロっとさせてくれました。秀作です。
7点(2004-03-17 23:39:52)(良:1票)
86.  奇跡の海
自分なりに考えることは色々あるんですけど、言葉になりません。【veryautumn】さんのレビューが良い感じなんで、そちらを是非ご覧になってください。
7点(2004-03-03 22:00:00)
87.  プラクティカル・マジック 《ネタバレ》 
かわいいな~。ニコール・キッドマン、ダイアン・ウィースト、エヴァン・レイチェル・ウッドなど、お婆ちゃんから少女まで女性の可愛らしさが詰ってますね~。サンドラ・ブロックは、相変わらずごっついけどね~。しかしそのサンドラ・ブロックと恋に落ちちゃう刑事さん、一見幸せそうだけどあなたも死ぬ運命なんだよ…。つかの間の幸せをご堪能あれ。■追記:そうか、そうか。呪いは消えちゃったのね。どうでも良いけどエヴァン・レイチェル・ウッドはサンドラ・ブロックの娘というよりニコール・キッドマンの娘って感じだったな~。
7点(2004-03-03 21:42:23)
88.  メン・イン・ブラック2
期待していなかった分、楽しく見れました。前作のような大きなゴキちゃんも出てないし…。パグが良かったっす。
7点(2004-02-25 23:53:27)
89.  ビューティフル・マインド 《ネタバレ》 
この映画で関心したところは前半部分で主人公ジョン・ナッシュが見ていた幻覚の世界をジョンの視点で描き、後半では現実に起こっていることをジョンの奥さん、アリシアの視点で描いている点です。ルーム・メイトのチャールズとの思い出、世界を救うという任務とそれをを与えてくれたパーチャーなど、ジョンの掛け替えの無いものが全て幻覚だったということをジョンが受け止められない気持ちは、ジョンの世界を一緒に見てきた観客は痛いほど分かる仕組みになっています。このように統合失調症の患者の気持ちに共感することで、統合失調症の患者が「現実」を認識することの辛さとそれを支える人の辛さも同時に味わい、統合失調症の理解を深められるという見方も出来ますし、偉人の伝記を単純に描くだけで終わらせないところがとても意義があると感じました。ただ、ジョンを熱演したラッセル・クロウは素晴らしい演技をしていたと思いますが、この映画は彼の土俵では無いと思います。幻覚だったエド・ハリスとポール・ベタニーのキャスティングは最高だったと思いますが。
7点(2004-02-21 14:27:26)
90.  ボクと空と麦畑 《ネタバレ》 
パッケージと邦題のイメージでは何となく心温まるほのぼの映画かな~と思って借りてみましたが、本当はイギリスのジメっとした雰囲気とゴミの悪臭が立ち込めてくるような暗く陰湿な話です。友達の死を目撃してしまった主人公の少年の心はスコットランド独特の雰囲気そのままに晴れません。少年の心の闇を癒してくれるのは、彼が発見した麦畑の見える家だけです。その秘密の場所に行く事で彼は心の平静を保つ事が出来ました。そして、息を呑んだのは主人公の少年とその家族が迎える結末です。やりきれなさの残るこの結末は心を沈ませます。しかし、この完成度の高い暗さが、なんとも美しい。
7点(2004-02-19 08:52:54)
91.  ROOM 13
部屋番号が「13」の部屋で起こる、「13」の短編で構成された映画です。  一つ一つの短編はとてもよく出来たサスペンスだと思いました。ただ、サスペンスに簡単に騙される体質なのにもかかわらず、全編を一気に見たせいか頭がサスペンス慣れしてしまって7、8話目くらいから結末が見えてしまいました。と言うわけで13話連続で見るのはお薦め出来ません。
7点(2004-02-15 16:11:27)
92.  愛してる、愛してない...(2002) 《ネタバレ》 
精神異常でほとんど面識も無いのに勝手に恋をしてしまい彼女から見た世界を最初に描き、その後、ロイックの世界を別の角度から語るというストーリーはなかなか面白い。アンジェリクの妄想から生まれた恋物語ですが、どんどん話が大きくなっていってしまい、色んな事件に波及していく様子も無理やりな感じも無く、ストーリーに惹き込まれてしまいました。アンジェリクが画家という設定もちゃんと活かされていたのも良かったです。ラストシーンで精神病院の部屋に薬でロイックの姿を描いていたと言う事は、薬を服用していなかったということ。病気の治っていないアンジェリクはどこへ向かったのか…?怖いですね~。
7点(2004-02-07 04:05:04)
93.  ファイナル・デスティネーション 《ネタバレ》 
飛行機事故を予言したアレックスの身の回りの者たちが次々と変死を遂げることで、警察はアレックスが全ての首謀者であるかと疑いをかける。実は全部死神の仕業で死の筋書きが招いているものなのだが…。こんな理由で警察に追われながらも、目に見えない死神を相手に死のゲームに挑むスリルサスペンスなのだが、映画が進むにつれて少しずつテイストが変わってくる。生き残った7人の最初の犠牲者・トッドはバスルームで足を滑らせ、首にワイヤーが巻きついて死んでしまう。次なる犠牲者・テリーはバスに轢かれて即死。3人目の犠牲者の先生はパソコンの破片が頚動脈を切り、最後はキッチンのナイフが胸に刺さって死んでしまう。あそこまで偶然らしく見せかけられて結局死んでしまう人たちを見ると、アレックス達がどのように死神から逃れるのかと言う事は二の次になって、今度は誰がどういう死に方をするのかということが気になってしまう。実はこの映画はサスペンス映画である一方、いかに残酷な死を見せるのかというホラー映画でもあったのだ。しかし、ただのホラーとは違って、「怖いもの見たさ」を満たすだけで終わらない。というのも「死の筋書き」というコンセプトがしっかりとストーリーを支えていて、きちんとオチにも反映されているからだろう。現実にはあり得ないストーリーで楽しませてくれる。映画はこうでなくっちゃ。
7点(2004-02-07 03:14:32)(良:1票)
94.  アメリ 《ネタバレ》 
アメリの世界観は体が水みたいに溶けたり心臓がバクバクしたり、絵の中のキャラクターが話し始めたりするいわゆる少女趣味が強く、いわゆる無垢な少女のような純真さを感じさせる。しかしその一方で、他人のSEXを冷静に恋愛/人生の一部として見つめ、自分がSEXしている最中も表情ひとつ変えずに、SEXという行為を客観的に観察していたりと、夢見る少女とは到底言えない一面も持っている。そういうアメリの視線の冷静さ、客観性は世界に積極的に飛び込めない消極的な性格の裏返しで、SEXに対して冷静ではある一方、好きな男性に対しては真正面から向き合うことができないという矛盾、アンバランスさに人間らしさを感じる。そして「人間らしさ」という観点からすれば、「アメリ」はリアルな人間ドラマである。最後におじいさんの言葉で世界に飛び込む勇気を持てたアメリ。あんな風にそっと肩を押してくれる人の大切さに気付かされた。
7点(2004-02-07 03:06:04)
95.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち 《ネタバレ》 
ストーリーも分かりやく、暴力もコミカルで、安心して見られるというのはディズニーならでは。ただ、ウィル(ローランド・ブルーム)の血が不死の海賊たちの呪いを解く鍵であることは後になって分かってきたり、ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)が不死の海賊の元船長で色々な過去があったりと、それぞれのキャラクターの置かれている状況が変化しすぎて状況把握するのが面倒。主人公たちは水面下での駆け引きや、相手の裏をかこうとしているのだが、状況が把握しずらいのでどんな駆け引きをしているのか分かりづらくなってしまっている。単純にお姫様(エリザベス)を救い出して終わりという単純すぎるストーリーにはしたくなかったのかもしれないが…。ただ、どんでん返しは小さいのをばらまくよりも、大きいの一つだけ、ド~ンと最後に持っていけば十分。妖艶な魅力を持ったベテラン俳優ジョニー・デップ、正統派で美形の若手俳優ローランド・ブル-ム、清潔感がありながら力強さをかもし出している若手女優キーラ・ナイトレイ。本編に冒険のシーンが少ないが、このキャスティングがちょっとした冒険だったのかも。
7点(2004-02-07 02:57:25)
96.  いちご同盟
テレビでやっていたのを何となく見たんですけど、期待していなかった分、めちゃめちゃ泣いてしまいました。岩井俊二と北野武作品以外で邦画で好きな映画ということこの映画です。
7点(2004-01-29 00:11:56)
97.  息子の部屋 《ネタバレ》 
家族の再生がテーマで、息子を失った後の家族の悲しみはすごくリアルで、涙してしまいました。しかし、悲しみの後どう立ち直るのかというところはちょっと疑問が残ってしまいました。監督の意図が理解できませんでしたが、愛する人を失う悲しみは痛いほど伝わってきましたし、父親より先に死ぬのは避けたいなと思いました。
7点(2004-01-26 00:05:48)
98.  マルコヴィッチの穴 《ネタバレ》 
マルコヴィッチのことをよく知らないと何でマルコヴィッチの中に入りたがるのか?と疑問に思っちゃいますが、理由はちゃんとあります。彼の演技は他の俳優から見ても異色であるが故に、彼の演技から何かを学ぼうと多くの映画関係者がマルコヴィッチと仕事をしたがっているのです。それはジョン・マルコヴィッチは俳優としてだけでなく人間としても他の人とは全く違う感性を持っているからです。その感性の源とされるのが、マルコヴィッチは常に自分とは何かという哲学的な問いを自分に課していることです。そのこだわりは他の人に比べて異常に強いようで、マルコヴィッチと一緒に劇団を立ち上げたことがあるゲイリー・シニーズは「マルコヴィッチは20年間、自分の目の裏、自分の心の裏にあるものを理解しようとして演技をしてきた。」と言っています。実際、映画の中でマルコヴィッチは自分の頭の中に入り、新たな次元を垣間見ることになります(この行為はまさにマルコヴィッチが20年間続けてきたこと、そのもの)。そういう意味ではこの映画「Being John Malkovich(マルコヴィッチになること」はマルコヴィッチの考えていることを知ってみたいというマルコヴィッチのファンの欲求に応えたものであると同時に、マルコヴィッチが抱える彼独自の問いに対する一つの解答を映像で示したものだと思います。この映画で見られる世界がまさにマルコヴィッチが求めていた解答だとは思いませんが、マルコヴィッチの穴(Being John malkovich)という映画はマルコヴィッチの人生観をそのまま表したもので、本当は彼だけのための映画なのではないかと思いました。
7点(2004-01-24 05:52:04)(良:3票)
99.  マイ・レフトフット 《ネタバレ》 
優しさ、愛情、嫉妬、怒りなど、クリスティーの感情がよく描かれてましたね。結婚する相手がそばで自伝を読みながらクリスティーが自分の過去を回想するというストーリー構成も好きでした。ただ、結婚相手の彼女とのエピソードをもっと盛り込んで欲しかったかな~とは思いましたが…。最後に、この「マイ・レフトフット」はクリスティー・ブラウンの半生を綴ったものなのですが、同時にクリスティーの母親がクリスティーに与えた続けた愛の軌跡(奇跡)の話でもあったように感じました。
7点(2004-01-22 11:29:31)
100.  ブルース・オールマイティ 《ネタバレ》 
神様の力を使って次々に騒動を巻き起こすシーンの数々は面白いし、ダメ男が自信満々で色んなことを成し遂げる様子は本当に爽快。そして、次はどんなことをしてくれるのかとワクワクしっぱなしでした。しかし、それほどジム・キャリーらしさが出ているかと言ったらそういうわけでも無く、むしろ脚本・演出で笑わせるタイプの映画でしたね。(面白ければ何でも良いんですけどね。)ただ、十分笑わせてもらったのには大満足なのだけど、土台となるはずのドラマ部分が甘かったのがちょっと不満です。神様の力を手に入れたブルースは何でも出来るようになるが、人間の意志までは操る事は出来ないというところがこの映画のミソなわけで、今まで普通にあった大切なものを改めて見つめ直し、最愛の彼女・グレースとやり直す事がこの映画の主軸なのです。しかしこのメインテーマであるはずのブルースとグレースの恋愛ドラマが「おまけ」程度ぐらいにしか描かれていません。だから映画のラストで「グレースが幸せであればそれで良い」というブルースの願いが希薄に感じてしまうしまうし、映画自体に締まりが無くなってしまいました。欲を言えばブルースとグレースのドラマをもう少し丹念に描いて欲しかった。そうすれば大いに笑った後にはホロリと泣ける良い映画になったはず・・・。
7点(2004-01-13 01:49:31)
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