Menu
 > レビュワー
 > トント さんの口コミ一覧。5ページ目
トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1991
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123456789101112
投稿日付順123456789101112
変更日付順123456789101112
>> カレンダー表示
>> 通常表示
81.  サイレントパートナー 《ネタバレ》 
やっぱゼロ年代以降の作品と比べると、この頃って、ヒッチコックタッチが目立つよね。何かストーリーはデパルマの映画かと思ってしまうくらい。なんて言っても面白いのは、主人公が善良な市民じゃないってこと。犯罪に巻き込まれたのをイイことに、逆に犯罪者に重い罪をかぶせて、自分がお金をくすねちゃうなんて発想は、誰を応援していいかわからないので、感情移入しづらい。そこで女性たちを応援するのだが、一人は殺されてしまう。な~んか可哀想だし・・。エリオットグールドのとぼけた面構えが、ただの主人公じゃないって布石なんだろうね。ぎりぎりのところで映画として成立してる、っていうか・・。観終わった後の変な感じが面白い娯楽サスペンス映画。
[DVD(字幕)] 6点(2015-04-12 14:13:43)
82.  ホーリー・マウンテン 《ネタバレ》 
愛されたい、認められたいというのは、表現者の叫び。でもホドロフスキーは、叫び方が凄くて、見ごたえある作品にしちゃう。その見応えぶりが、寡作な監督なのだけど、巨匠並みの存在感をもたらす所以なんだろうね。自分は凡人なので、ホーリーマウンテンは、すぐ隣にあった位のラストしか思い浮かばない(笑)。それぞれの錬金術師たちのエピソードも面白いし、その連中が山を目指すなんてストーリーも面白い。はまる人がいるわけだよね~。さて、2014年若い奥さんができて、新作が発表された。さて、どんな作品なのだろう?全く、リアルタイムで、どんなスリリングな映画経験が出来るのか、と思うと、映画ファンとしては嬉しくなってしまう。
[DVD(字幕)] 6点(2015-04-11 04:29:37)
83.  出逢い 《ネタバレ》 
いや、意外!これは面白かった。アメリカ映画史上最大のはねっかえり娘、ジェーンフォンダが、こんなに素直な(それでもクレバーだったりするが)女性を演じるとは、驚きであった。馬と車のカーチェイスも初めて観たし、シドニーポラックがこんな素直な映画を創るとは・・いやはや。でも娯楽作品のような味付けでも、ちゃんと社会派に仕上がってるとこは、やはり職人技です。そういえば「大いなる勇者」もシドニーポラックなんですね。姉妹作品みたいな本作。どうりで・・。あまり映画に詳しくない人が、何か面白い映画ない?と言われたら、安心して奨められる一本。
[ビデオ(字幕)] 8点(2015-03-08 05:33:27)
84.  美しき冒険旅行 《ネタバレ》 
見応えがあった。現地人には白人はどう映っていただろうか?WALKABOUTをしていない人間なのに文明の利器で大きな顔をする人間たち、それが白人だ。案外、現地人には軽く見られていたのではないか?白人視点から行くと、「下」に思える現地人だが・・。この現地人の青年は、案外ひ弱な白人女性に思いっきり、大きな気持ちで求愛したのかもしれない。しかしつれなくされる。実際、ふられた現地人が自殺することがあったのか、どうか。自殺という行動も西洋的な発想だからだ。しかし、ニコラスローグを見直した。「錆びた黄金」でウンザリする映像を見せつけられたので、この映画も悪趣味なのだろうか?と警戒して鑑賞していたのだが、さすが名作と言われてる作品だけある。面白かった。しかし、どうよ?って気になったのが、どんな女性もあの現地人と結ばれることは選択しないのかどうか?あるいは女性によっては、現地化を幸せととらえて、一緒になるというケースもあるのではないか?そんな設定を真面目に撮った映画も、観てみたいネ。
[DVD(字幕)] 7点(2015-02-10 01:49:16)
85.  ビッグ・ウェンズデー 《ネタバレ》 
伝説の兄貴たちは多くを語らない。ただ"その時"が来たら、ちゃんとそこに現れる。ベタベタの友情ではない。共に戦い、そして終わりが来ると「また」と残して、みんな日常に戻って行く。新しいヒーローを温かい目で見守りながら・・。青春映画の傑作です。
[ビデオ(字幕)] 9点(2014-11-15 03:00:13)
86.  オルカ 《ネタバレ》 
昔観たより、面白かった。同時期の「ジョーズ」が傑作過ぎ!あれと比較してはイケナイのだ。これは男と男の勝負の映画の海洋版。(でも巻き添え食ったメスのシャチと同乗員の女性は気の毒過ぎ!)今となっては面白いアイデアだよ。新たに3DCGを使って創り直すと、もっと斬新な映像ができるんじゃないかなぁ?しかし、シャーロットランプリングを何とかして笑わせたい、俺は!何であんな目をしてるんだぁ!?もう映画の内容は先が読めすぎてたので、そればかりが気になってた。ジョディフォスターと似てる、何故?。やはり出演した映画が悪かったのだろうか?彼女は「愛の嵐」という訳の分からん映画にでてたもんなぁ。でもそれは女性映画監督だったもんなぁ。とか、そんなことを考えてばかりいた。
[DVD(字幕)] 6点(2014-10-19 03:27:39)
87.  ウッドストック 愛と平和と音楽の3日間 《ネタバレ》 
このイベント最中の雨は、歴史を変えた雨と言えるかもしれない。あれでみな裸になり、 イベントで一体化することで、「みな一つ」という感覚を味わったのかもしれない。そんな50万人の若者がやがて、社会の中核になり、平和とは垣根を取り払うことだと確信めいて行動することで、世界を引っ張り、時には衝突し・・。感慨深いものがある。それにしても時代は垣根をはらう方向に行くのだろうか?それともやはり風土に根差したそれぞれの環境からくる文化の違いを尊重することが大事と考えるのだろうか?ふと思ったのだが、銭湯文化の衰退と、格差社会の到来は関係がある気がした。往年のミュージシャンの演奏を聞きながら、ふとそんなことを考えてしまった(笑)
[DVD(字幕)] 8点(2014-10-14 12:49:11)
88.  エル・トポ 《ネタバレ》 
ホドロフスキーといえば、バンドデシネのメビウスの原作者。だから映画冒頭は、画面をメビウスのマンガの絵に置き換えて、観ていた。でも話が案外、面白い。そして、その世界が最後まで、どんでん返しとか、宇宙人とか、アクション・CGとか一切そんなのに頼ることなく、だれずに展開する。ホドロフスキーの世界観は、一流の芸術家のそれだ。世界は広い。人間の芸術は凄い。ホドロフスキーが新作を発表するという。我々は、彼とリアルタイムに接することができて、後の世代に羨ましがられるかもしれない。
[ビデオ(字幕)] 9点(2014-07-28 21:45:22)
89.  愛の嵐 《ネタバレ》 
女性監督で、戦時中にユダヤ人女性がナチスに酷い目にあったという設定からして、こりゃダークボガード、ボロボロにされるわ、と思って観ていたら、???。シャーロットランプリング演じる女性があまり頭が良くないのは分かるんだけど・・。
[ビデオ(字幕)] 7点(2014-06-23 11:53:05)
90.  こわれゆく女 《ネタバレ》 
何とも不安定な映画である。女性というのは、価値の判断基準みたいなとこがあって、その基準がこわれてるのだ。ちょっとつらい映画体験でもあった。なんで2時間以上もこわれた女性のローランズの演技を見せられるのかと・・。他の映画のしっかりもののローランズを知っているから、なおのこと演技が浮きだつ。ピーターフォークも怒鳴ってばかりで感情移入できない。さらにカサヴェテス独特のドキュメンタリーっぽい作風だ。よってこの夫婦を冷静に見ている2時間だった。「バージニアウルフ」くらいにひねりがあれば、まだしも・・。映画はラスト、子どもが母親をかばって、彼女は女としてのアイデンティティは失敗だったかもしれないが、母としては居場所ができた、という感じか・・。まったく人生、どこに落とし穴があるか分かったものではない、と身をひきしめた。どんなことで自分を見失うか、分かったもんじゃないよ。あの冒頭の寂しい彼女に酒を飲まし、手を出した男はどうなったのだろう?
[DVD(字幕)] 7点(2014-06-07 20:16:25)
91.  座頭市と用心棒 《ネタバレ》 
噂には聞いていたが、勝新がこんなにいいとは・・。三船さんも画面に出てきた途端、しかもあの黒澤「用心棒」の三船さんが!もう嬉しくなっちゃってね。でもただの「ゴジラ対キングコング」じゃないんだね。話も中々面白い。で、丁寧に観ていくと、どうも「用心棒」の用心棒じゃない。隠密?あれ?で、第3の刺客、登場!名前が九頭竜。もうサービス良すぎでしょう!座頭市が主人公なのは間違いないんだけど「怪物」すぎて感情移入ができないんだよね。でもこれが座頭市シリーズの面白さと見た!勝新はやはり天才だよね♪
[DVD(字幕)] 7点(2014-05-29 23:01:40)
92.  チャイニーズ・ブッキーを殺した男 《ネタバレ》 
ストリップで女性を食い物にする店の経営者が、いっぱしの悪をきどって、本物の悪を出し抜こうなんて思うから、こんなことに・・。でも女性って、どんなとこでも自分を見失わず、たくましく生きてんのね。ストリップの女性たちの観客を、舐めて踊ってるのがよく分かります。女性は強い!ジョン・カサヴェテスも、奥さんの「グロリア」ジーナローランズに鍛えられてるのかな?ちょっとニヤリとしちゃいました。映画の冒頭、ジョンカサヴェテスは面白い撮影をすんだね~と素直にドラマに入り込めなかった。なんかドキュメンタリーちっくな映画術ですよね。
[DVD(字幕)] 7点(2014-05-24 06:28:22)
93.  オール・ザット・ジャズ 《ネタバレ》 
キューブラー・ロスの「死の瞬間」の怒り、拒否、歩み寄り、絶望、受容、この5段階が分かりやすくミュージカルで描けてたら、大いに満足だったのになぁ。ラストの方のミュージカルはちょっと駆け足だったかなぁ。しかし、この作品は、ボブフォッシーの半生を描いたというが、つまり彼は身を削って、傑作「キャバレー」(未見)、「レニーブルース」を創り、自分の人生が垣間見えたところを、この作品に仕立て上げたのか!?何たる作家魂!まさに死の瞬間!この映画は、豊富な踊りがたくさん繰り広げられるが、私のお気に入りは、主人公が身を削りすぎて、演出が浮かばない時、愛人と娘がいとも簡単に、楽しい踊りを彼に見せつけるかの如く、家で踊ったシーン。一番、酷かったのは、やはり彼が苦し紛れに演出した、アクロバットストリップショー。もう観てると、こんな踊り、よく綺麗なダンサーが踊るのを認めたなぁってことしか考えれんかった。やはりプロは凄いや・・。
[ビデオ(字幕)] 7点(2014-05-24 06:15:00)
94.  ザ・ビッグマン 《ネタバレ》 
これ、あまり知られてないでしょ?でも、とっても面白いんですよ♪高校の頃、テレビで初めて観て、ものすごい影響をもらいました。これそっくりのマンガを描いてね、投稿したり・・。自分の中ではとても大事な作品だったみたいです。あまりにも観たいので、ネットで買っちゃいました。そしたらプリントから録画したんでしょうね、映像が粗い。でも観たら、やっぱり面白いんだよね~。これ、TIME誌のおすすめカーチェイスベスト15にも選ばれたくらいのカーチェイス有り、金庫破りのアイデア有り、西部劇のジュリアーノジェンマの格闘シーン有、話が二転三転するハラハラ有、男と女の悩み有、もうてんこ盛りなんだよね。日本ではあまり知られてないのがモッタイナイです。思い出の作品なので、特別に10点(笑)
[DVD(字幕)] 10点(2014-04-29 18:11:46)
95.  カプリコン・1 《ネタバレ》 
昔はこんな独創的なストーリーがあったんですね。まぁ陰謀ものと言えば、言えなくもない。映画しょっぱなから、グイグイ引き込まれます。ラストの空中アクションは、観てる方が軽く酔っちゃうほどのカメラワーク。今ではアトラクションとかで珍しくないですけどね・・。この時代にこんなシーン、撮影してたってとこが凄い。💮8点!
[ビデオ(字幕)] 8点(2014-04-29 18:00:14)(良:1票)
96.  ビッグ・マグナム77 《ネタバレ》 
クリスティばりのミステリーと、派手なカーチェイスやマグナムをドンドン撃ったりするアクションもふんだんなサービス満点の娯楽映画。しかし娯楽優先のため、人間描写が粗い。こんな兄妹、まぁいないでしょ(笑)鑑賞後、何も残らないけど、楽しめます。
[ビデオ(字幕)] 7点(2014-04-20 23:48:18)
97.  フレンチ・コネクション2 《ネタバレ》 
久々に名作「フレンチコネクション」を観たら、続編も気になって、借りてきた。ⅠとⅡ、合わせて観たら、アメリカとフランスの国風の違いが分かって、面白い!ポパイは敵にヤク中にさせられるんだけど、何とか立ち直って、最後、1作ばりの犬のような犯人を追いかけるシーンが見られて、自分としては満足。監督は「ブラックサンデー」のジョン・フランケンハイマー。フリードーキンほどの洗練さはないものの、この人のアクションは大味でラストがあっさりしてるんだよね。このシリーズのスピンオフ、ロイシャイダーが主演の「セブンアップス」もカーアクションが凄まじく、面白い。「フレンチ」の名刑事2人にそれぞれ主演の映画があるなんてのも、この時代の創り手もファンも映画を大事にしてたからだろうね。いいなぁ、こんなん。
[DVD(字幕)] 7点(2014-04-19 15:09:27)
98.  もう頬づえはつかない 《ネタバレ》 
中途半端な愛がなぜ生じたのか?原作者の体験がベースだからだろうか?そこら辺が未整理で、話としては何が言いたいのか、よく分からなかった。森本レオ演じる、作家くずれが一番身勝手という感じだが・・。ハシモトくんが哀れだね。まぁ女性の部屋には、簡単にはあがらないことです(笑)。原作では下着の汚れが一番印象的だった。さすがに映画ではそこは描かれなかったけど・・(笑)
[DVD(邦画)] 6点(2014-04-06 21:04:47)(良:2票)
99.  コックファイター 《ネタバレ》 
この映画で闘鶏を初めて見た。まさか武器をつけて、どちらか死ぬまで闘わせる競技とは・・。言葉を発さなくなった主人公は、自分の調教した鶏が負けて、死んでいく毎に、心が一緒に死んでいったのかもしれない。最後、女性の鉄槌で彼は言葉を発す。しかし、それが優勝したからなのか、自分を案じて叱ってくれた愛のためなのか、そこがよく分からなかった。結局、「男の生き様を描きました」とかいう言葉で、説明可能な感じの、意味のさほど感じられない映画だった。
[DVD(字幕)] 7点(2014-03-22 23:19:36)
100.  ルナ 《ネタバレ》 
美少年の秘密を描く展開で、最後、本当の父親の愛のビンタと共に、母親のさらなる真っ直ぐな歌声が響くクライマックスで見事に幕。これぞ映画的説得力の醍醐味。こまった展開に対して、どのように落とし前をつけるのか、その興味で引っ張っていくのも、映画の見所の一つ。それに加え、ベルトリッチは音楽の使い方が見事である。その音楽でラストの主人公の心の整理と、母親の音楽の芸のさらなる進歩を掛け合わせ、見ごたえのあるフィナーレにしている。確かに、女性観が粗いとの指摘もあろう。似たような素材と言えば、ルイマルの「好奇心」(未見)。ベルトリッチの映画でも度々監督の分身が出てくるが、彼は相当の映画青年である。フィルターを通した女性観が出来上がっているかもしれない。(あるいは日本の女性とイタリアの女性の違いか?)(あるいはベルトリッチの人生の振幅の大きさなのかもしれない。)しかし彼はそこを乗り越えて、映画的説得力で、演出していくとこに自分はいつも「感動」させられてしまう。「結婚しない女」のクールな女優に、あんな演技をさせたいなどという下衆な監督ではないのは確か。映画は錯覚の芸術とも思う。普段、感じることできない「感動」をさせる映画の可能性に自分は魅せられて、またDVDを借りてしまう日々である。
[DVD(字幕)] 8点(2014-02-23 08:50:09)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS