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飛鳥さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1679
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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81.  友へ チング 《ネタバレ》 
パッチギやビーバップのようなヤンキー全盛時代の匂いがする。韓国映画だけど、どっぷり昭和な雰囲気。 幼なじみの四人組が大人になって、あの頃と変わったもの、変わらないものが浮き彫りになる。そういう物語は好きなのだが、少年時代を演じる役者と成年時代の役者が、似ても似つかないので両者がつながらなくて混乱する。録画を巻き戻して名前を確認しながらやっと把握したが、そうでないと韓国俳優に馴染みがそれほどないこともあって判別しずらい。韓国映画では『インファナル・アフェア』の時も同じことを感じたが、その辺りは軽視しているのか。例えばハリウッドの『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』は、少年時代と成年時代で誰と誰が同じ役なのかが名前を確認しなくてもすぐに把握できた。 そうした足りない点は幾つもあるが、ヤクザになったジュンソクとドンスの葛藤と哀しい顛末には見所があった。ジュンソクが一番気にかけていたのは自分とは真反対の位置にいる優等生のサンテクだったようで、いつも一緒にいたドンスとしては面白くない面もあったにちがいない。万年二番手だったドンスの屈折した心が痛い。 スキダカラァのCMネタのイメージしかなかったチャン・ドンゴンを、この映画で今更ながら認識できた。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-08-31 01:31:57)
82.  クスクス粒の秘密 《ネタバレ》 
チュニジア出身ケシシュ監督の才能が垣間見える。パルム・ドール受賞作『アデル、ブルーは熱い色』より、こちらのほうがおもしろかった。『ある過去の行方』『別離』のファルハーディ監督と通じるものを感じる。人間の機微を描くのにとても長けている印象。  不器用だけど寡黙で誠実なスリマール親父。仕事はクビになるものの、その人柄から周りの人がほっとけなくて助けてくれる。でも、素人が畑違いの船上レストランなんてやろうとするものだから、うまくいくわけがない。恋人ラティファの娘リムに何かと付き添ってもらってやっとプレオープンにこぎつけたものの、素人集団の綻びが出て、肝心のクスクスが届かないという大失態に。 イライラハラハラさせる状況が実にリアル。料理を待たされるという誰もが経験するイライラに、どっぷりハマってしまう。客が怒って帰りそうになる危機を、ベリーダンスの即興で場つなぎしたリムがすばらしい。かわいい顔に似合わない、ぽっこり出たおなかが印象的で生々しい。この役のためにあえて太ったそうだが、これが妙なリアリティを醸しだしている。モデルのような体型では、素人娘が急場をしのぐ臨場感は出せなかった気がする。  ラストも含蓄があって、想像力をかきたてる。バイクを盗んだ少年達を追いかけて倒れるスリマールの要領の悪さ。倒れて動かなかったので、そのまま死んでしまったのかも。娘のリムが場をつないでる間に、ラティファがクスクス料理を作って船に戻ってきたところで映画は終わったが、ラティファは噂になるほどの料理下手だったはず。その後、客はまずいクスクスを食べてどうなったのか? スリマールの容態と、それを知った元嫁や実の息子、娘たち、リム、ラティファの反応は? その先のドラマが浮かんで、強い余韻が残る。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-08-30 01:50:21)
83.  キューティ・ブロンド
カウチポテトで気軽に見るコメディータッチのサクセスストーリー。破綻なくまとまってはいるけれど、ライトな感じで都合よく進むので引っかかりはあまりない。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2015-07-20 23:03:09)
84.  福耳 《ネタバレ》 
とても2003年の映画とは思えない。それより30年程前の1970年頃の映画やドラマのような古さを感じる。それは老人ホームが舞台だからということではなく、ストーリーからセリフ、設定、演出、雰囲気等すべて含めての印象。主人公がフリーターという現代的な要素を入れてはいるのだが。古さの中にはレトロな味わいで今見ても十分楽しめる古典的名作もあるが、これは単に古臭く感じただけで感動もなく、コメディシーンもクスリともできず。懐刀のように出してきた詩も、ちょっとズレているようでバシッと決め手にはならない。これがクドカン作だったらどうなっていたかを見たい。
[地上波(邦画)] 3点(2015-07-18 23:37:15)
85.  ラブストーリー 《ネタバレ》 
純愛ものド真ん中の雰囲気は好きなんだけど、奇跡や運命で片付けるには物語に都合のいい偶然がちょっと多すぎたような。親と子の二代に渡る物語だが、親であるジュヒとジュナの話はもうベタベタの悲恋。「三角関係」「自殺未遂」「親の反対」「戦争」「盲目」「早逝」と、それっぽいアイテムを総動員しながら、愛し合いながら結ばれない二人を描く。そして、その血を受け継ぐ女の娘と男の息子が、二代に渡った愛を結実させるという、いかにも韓国ドラマらしい展開。 ひと昔前の少女マンガのようで突っ込みどころはいろいろあるけれど、ソン・イェジンが魅力的なので、ストーリーの足りないところをカバーしている。『猟奇的な彼女』と同じカノンがBGMに使われているし何だか少し似てるなと思っていたら、監督が同じだった。『猟奇的な彼女』は感情移入できたけど、こちらは少し作りすぎていて、さあここで泣けといわんばかりのポイントでもそれほど入り込めず。  傘の話でジへがサンミンの気持ちに気づくあたりは、ドラマチックで良かった。サンミンのほうは、父の悲恋や、ジヘが父の愛した女性の娘だということも知っていてのアプローチ。一番かわいそうなのは、結ばれなかったジュナでもジュヒでもなく、実はジュナが結婚した相手の女性では? 夫の心にあるのはずっと別の女なのだから、映画には登場しなかったがこの女性の哀しさに思いを馳せてしまう。 また、ジュナの早死にの原因に触れられていなかったが、病死か事故死か、それとも自殺なのか引っかかる。 この映画が都合よく無視している部分に、メインストーリーに付随しているリアルでどろどろしたものが隠されて、綺麗なラブストーリーにごまかされてしまったような気がしないでもない。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-07-16 00:46:29)
86.  ふたりの人魚
苦手なウォン・カーウァイ監督の作品かと思ったくらい。ハンディを多用して、気だるくオシャレな詩情あふれる映画。幻想的というか寓話的というか、独特の雰囲気で酔わせるようなラブファンタジーという印象で、輪郭のはっきりしたストーリーにのめりこみたい向きには合わない。
[DVD(字幕)] 4点(2015-07-09 23:15:22)
87.  ロシアン・ドールズ 《ネタバレ》 
『スパニッシュ・アパートメント』の続編とは知らずに、前作を未見でこちらを見てしまった。そのためか、皆さんご存知の――ってノリで当たり前のように次々と出てくる登場人物にちょっと馴染めず転校生の気分。たぶん、前作を見ていれば違っていたと思うが、それでも男女の恋愛の機微は楽しめる。  完璧な人間ではないことは重々承知で、欠点も含めて愛してくれる女。そんな女よりモデルの美女の元へ走ったバカな男は、やっぱりこれじゃないと後から気づく。時すでに遅しの後悔パターンだけど、ヨリを戻せたのは結果オーライ。 マトリョーシカで一番奥で待つ最後の小さな人形。人形を開ける度に、これが最後か?と自問自答する。良い得て妙なタイトルだけど、続編とわからなかったのが玉に瑕。前作を先に観ておきたかった。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-06-28 00:22:51)
88.  ノーカントリー 《ネタバレ》 
『ファーゴ』でも感じたが、コーエン兄弟の作るキャラは独特の味がある。バビエル・バンデムのシガーがとにかく強烈で、圧縮空気ボンベを携えてのイカレた殺人鬼ぶりが凄い。ここまでくればホラーのモンスターの域で、狙われ追われたら悪夢。 コインの賭けを強いられた店主はさぞ不気味だっただろうが、賭けの意味を知らずに生きていくわけか。不条理で気まぐれな運命のようなものを感じる。それは、シガーが青信号で車を横から突っ込まれたのもそう。  モスが昼間そのまま置き去りにしたメキシコ人に、水を与えるために夜中に現場に戻ったのが何気に良かった。ちょっとしたところにも人物に生の立体感が出ていて、コーエン兄弟のキャラ造形の巧さを感じる。ただ、ストーリーはまとまりがなく、収束せずに謎めいたままの尻切れトンボ。定石をあえて外してくるようなところがあるが、それをやりすぎると破綻するしスノッブにも感じてくる。これがアカデミー賞に値するかは大いに疑問。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-06-21 00:28:23)
89.  ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ 《ネタバレ》 
金、銀、赤のリンゴにそれぞれ焼印を押して投票し、勝ちを競うゲーム。全員が信頼し合い協力して赤を投票すれば全員に賞金が転がりこむが、利己心と不信感から必ず裏切り者が出る。論理パズル的なおもしろさはあるが、ドラマに感情移入するような面白さはない。論理パズルも単発なら集中できてクイズ的に楽しめるのだが、2時間を越える映画だと、複雑な独自ルールを頭の中で整理するのが面倒臭くなってくる。Xの正体も段々どうでもよくなってくるし、どんでん返しの連続パターンも長時間だと飽きてくる。リンゴを燃やしたり、隠し持ったり、色を変えたり、そんなのアリ?ってところもある。 だから、謎解きをされたところで、スコンと気持ちよく落ちてはこない。最後に急に皆が改心したように良い人になって赤が揃うのも、都合がよすぎて笑ってしまう。正直者が報われるハッピーエンドは好きなパターンなんだけど、お花畑すぎて真面目に見たのがバカバカしくなる。 人気連続ドラマの映画化は、成功例がほとんど浮かばない。映画にする必要が感じられないからだが、これもその例に漏れず。
[地上波(邦画)] 3点(2015-06-14 00:57:30)
90.  ワールド・トレード・センター 《ネタバレ》 
圧倒的な重さを持つ真実の物語が、映画にしたために少し安っぽく軽くなった感がある。主人公が救助で活躍するのではなく、ガレキから助け出されるのを待つだけというのもちょっと拍子抜け。9.11のような生々しく重大な事件は、作り物の映画やドラマではどうやってもドキュメンタリーに勝てないように思える。
[CS・衛星(吹替)] 3点(2015-06-06 00:12:32)
91.  ヴィレッジ(2004) 《ネタバレ》 
シックスセンスのシャラマン監督なので期待したが、ガッカリ拍子抜け。森の中に化け物が棲むという村の伝説。その真相が、あまりにも強引すぎる無理筋。思わせぶりな雰囲気だけは持っているけど、ストーリーは穴が目立つ。突っ込みどころ満載のリアリティのなさで、それならいっそのこともっとハッキリとオカルトかファンタジーにしたほうが良かったくらい。
[CS・衛星(吹替)] 3点(2015-06-04 22:57:48)
92.  帰郷(2004) 《ネタバレ》 
愛し合った翌日に姿を消した女。八年ぶりに再会して、愛し合った翌日にまた姿を消す。何だろう何だろうと思わせて、結局大したことは起こらないという映画。昔の女に振り回される格好の西島秀俊は、愚直なピエロ役を好演している。監督が最初から西島をイメージして作ったというだけあって、ピッタリとハマっている。片岡礼子が主人公の心を振り回すバツ1子持ち女。女はワザと子供の父親だと勘違いさせるようなことを言ったのか。どうみたって思わせぶりな言葉だし、そんなつもりがなかったでは通らない。 失踪した女の気まぐれな行動が何だかよくわからず、スッキリしない。でも、主人公は結構スッキリしているようだから、それならそれでいいけれど。冒頭とラストは電車に揺られる主人公だが、表情が全然違っている。 男が思いをぶつけた留守番電話を聞いて、女の気持ちが変わっていくのかどうか。これからの展開に何かあるかもしれないし、ないかもしれない、いろいろ想像させる余韻が残る。ただ、これだけだと一本の映画にするには内容的に物足りないような、一時間ドラマでも足りる印象。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2015-06-01 00:01:03)
93.  永遠のこどもたち 《ネタバレ》 
雰囲気が不気味な上に、ときどき音でびっくりさせられるので心臓に悪い。最後にはちょっとメルヘンチックな部分もあり、家族愛もしっかり描かれていて、ただのホラーにはなっていない。 伏線は一応収束させているが、ストーリーで腑に落ちないところもチラホラ。ラウラとシモンの結びつきが、実の息子でもないのに自ら死を選ぶほど強くなったのはなぜか? どうしてわざわざエイズにかかっている子を選んで養子にしたのか? ラストはラウラが同じ孤児院にいた友達5人とシモンに囲まれて生きていくということで、取りようによってはハッピーエンドにも見えるが、その中にトマスも含まれている。トマスは5人のいたずらで殺されたようなものなのに、それにはちょっと違和感が。
[DVD(字幕)] 5点(2015-05-30 02:26:32)(良:1票)
94.  闇の子供たち 《ネタバレ》 
微笑みの国タイの闇で巣食う児童買春と臓器売買。売春でエイズをうつされ衰弱した子供は、ゴミと一緒に捨てられる。臓器を移植するために脳死でもない生きた子供を使う。人間としてではなく物としての扱いに、子供たちは抗う術もない。闇の組織、新聞記者、NPOボランティア、臓器移植を切望する親、それぞれの事情と思惑が絡まって、どんどんストーリーに引き込まれていく。  ところが、終盤に思わぬ大迷走。犯罪者グループが何の勝算もない銃撃戦をやるなんて、まったく理解不能。ああいう犯罪者は、もっと計算高くて冷徹なものなのに。あれじゃまるで考え足らずのサイコ野郎。 ラストの小児性愛者のオチも、狙いすぎていてガッカリ。衝撃的にすればいいってもんでもない。だいたい買春するような小児性愛者が、発覚もしていない段階で罪の意識に苛まれて自殺なんて聞いたことがない。性癖なんだから、捕まっても再犯率のとても高い、根深くて図太いものなのに。小児性愛者の被害にあった児童が、自分を汚されたものだと思い込み、自殺に至るというならありえる話だけれど。 せっかくの社会派の作品を、取ってつけたようなサスペンス的ネタバラシで台無しにしている。そこまでも、おかしなところはあった。まだ生きている子供をゴミ袋に入れて捨てたり、冷静に考えるとありえないような杜撰な点も、よくある「話を盛る」表現として好意的に解釈し目を瞑ってきたが、もうダメ。この唐突で的外れな終盤のおかげで、ドキュメンタリーにもできそうな題材が、完全に嘘っぱちになってしまった。いくらフィクションでも、社会問題的なテーマを扱うなら、もっと本当らしく見せてくれないと。
[DVD(邦画)] 4点(2015-05-26 22:41:31)
95.  ニューヨークの恋人(2001) 《ネタバレ》 
いかにもメグ・ライアンらしい役。40歳にしてこんな役に違和感がないのはすごい。 現代にタイムスリップした19世紀の公爵とのラブコメ。過去が変わると現在が変わってしまうので、元に戻そうと悪戦苦闘するのはタイムスリップものの定番中の定番。 公爵が現代にすぐ馴染みすぎてるし、いろいろ都合よく話が運ぶ。全体的に深みがなくて薄っぺらい。その分、肩は凝らないけれど。アイドル映画並にたわいのない話ではあるが、メグ・ライアン、ヒュー・ジャックマンのファンなら。
[地上波(吹替)] 4点(2015-05-24 21:38:11)
96.  フローズン・タイム 《ネタバレ》 
失恋をきっかけに不眠が続き、時間を止められるようになった主人公。その能力を利用して客を勝手にヌードデッサンのモデルデッサンにしたけど、猥褻行為に走らなかったのはさすが美大生というべきなのか。 同僚とのラブストーリーは特にこれといったこともない。皆が止まっているときに一人だけ動いたヤツがいたが、それが後のストーリーに絡んでくるのかと思ったら、それっきり出てこなかった。フットサルなど要らないシーンが幾つかあるように思える。監督が元々は写真家だけに、映像的にはおもしろいけれど、物語としては弱い印象。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2015-05-17 00:30:15)
97.  エグザイル/絆 《ネタバレ》 
見始めて、あれ?どこかで見たメンツで既視感があるなと思ったら、ジョニー・トー監督が『ザ・ミッション 非情の掟』のメインキャストをもう一度集めた作品とのこと。 ラストの銃撃戦の幕開けに、キャプテン翼かと思うような連携プレイで高く蹴り返された缶。それが床に落ちるまでにすべてが終わっているというマンガのような演出。もうコントの域に達するくらい、いちいちキザで臭いんだけれど、それをてらいもなくやってのけるのがこの映画。リアリティなんてクソくらえで、あくまでダンディにスーパーカッコよく決める。 香港ノワールは、どこか日本の任侠ものやハリウッドの西部劇に通じるものを感じる。 幼馴染みだった5人の積み重ねた過去がほとんど描かれていなかったので、5人の絆の強さの根拠を実感することができなかったのが残念。
[DVD(吹替)] 6点(2015-05-15 00:31:00)(良:1票)
98.  西瓜 《ネタバレ》 
水不足の台湾を舞台に、西瓜を抱えた不思議ちゃんとAV男優の奇妙な恋。シュールすぎて付いていけず。それに、セリフがほとんどないので状況が把握しづらい。男が女にAV男優をしていることを隠している設定のようだが、それもわかりにくかった。ただでさえ苦手なミュージカルシーンがシュールで、しかも随所に挟んでくる。 好きになった男がAV撮影している場面をいたたまれない表情で見つめる西瓜女。わめく女の口にいきなり男がぶちこんだラストだけは、究極の変態プレイのようでちょっと面白かった。
[DVD(字幕)] 3点(2015-05-12 22:17:55)
99.  ジョンQ-最後の決断- 《ネタバレ》 
息子を手術させるために拳銃を持ってERに立て篭もった時点で萎える。やってることが滅茶苦茶で、好感が持てないというのは主人公としてどうなのか。 それが例えアメリカの低所得層に冷たい医療制度や理不尽な医療現場への反逆であっても。それはアメリカで時々起こる黒人暴動も思い出させる。鬱憤を暴発させて犯罪に足を踏み込んだ時点で、もう同情はできない。主張自体は真っ当なものでも、暴動や犯罪で要求が通るなら、それはテロリストの要求に応じるのと根本的には変わらない。 犯行現場のヤジ馬たちは拍手喝采していたが、とても共感できず、強い違和感が残る。そういう風に描かれているということは、アメリカではよっぽど医療保険制度の問題に不満が多いのだろう。この点は日本と違うので、実感があまり沸かずに共感できなかったところもある。 ラストはあまりにも都合の良すぎる奇跡が起きる。そうなるんだろうなとは思ったが、これでは薄っぺらいような気もする。
[地上波(吹替)] 3点(2015-05-07 00:45:21)(良:2票)
100.  ムーラン・ルージュ(2001) 《ネタバレ》 
豪華で迫力のあるミュージカルだけど、ストーリーが陳腐。 ミュージカル好きにはウケそうだけど。 超美形で歌もうたえたニコール・キッドマンには感心。 ユアン・マクレガーの色のなさというかアクのなさが、キッドマンを引き立てているよう。
[DVD(吹替)] 4点(2015-05-04 21:16:19)
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