1141. リトル・ロマンス
ダニエル君のにやついた顔から、ローレンの上目遣いの笑顔から、スリの腕は抜群のじいちゃんから、友人の女の子の歯の矯正にいたるまで、全てが微笑ましいです。明日に向かって撃て!やスティングを見てレッドフォードに憧れるダニエル君。ジョージ・ロイ・ヒルの粋、小気味良さ、僕は大好きだなぁ。ぬるーい話だと頭で思いながら、最後のシーンで思わず涙がこぼれちゃったよ。 7点(2004-04-01 23:12:07) |
1142. 宇宙へのフロンティア
最近、宇宙にすごく興味があって、それでアポロ計画のドキュメンタリー映画がないか探してたんです。そしたらありました。よく見ると、音楽がブライアン・イーノじゃないですか。とりあえず見てみる事に。まず最初にケネディ元大統領が演説をしてるシーンから。そうそう、この映像も見たかったんですよ。60年代までに月面に人類を送るという、この大統領の演説から始まったんですよね。そしてロケットの打ち上げから、船内の様子。さらには宇宙遊泳のシーンも。そう、これもすごく見たかったんですよ。青い地球をバックに漂う宇宙飛行士の姿は、本当に素晴らしい。なんだか体内回帰みたいなイメージを持ちますよね。アポロ17号の船長だったジーン・サーナンが書いた著書には、宇宙遊泳は華麗に見えるけど実際はすごくたいへんなんだと書かれてました。そしてついに月。光と陰が織りなすその色の乏しい世界は、まさしく純粋な美を持っています。宇宙船は月面に降り立ち、それから月面カーを操縦する映像が。いやぁ素晴らしい。月の上から見る風景がとってもいい。ドキュメンタリー映画としては、変に作り込まれてなくていい。宇宙飛行士たちのナレーションもとても興味深いです。やっぱり思うんですけど、アメリカがソ連と競争して勝った理由には、写真や映像をちゃんと記録してるところにあると思うんですよね。こういった映像や写真というものが、それを見る人に大きな影響を与える。その重要性に気づいていたんだろうと思う。アポロ計画によって初めて、地球の写真を我々は見る事が出来た。それは、フラーの「宇宙船地球号」や、または環境保護や、もしかすると「ガイア理論」なんかの概念をも生み出したんじゃないかと思うんですよ。だから、物理的な意味でもアポロ計画はすごく意義があったけど、人の考えという精神的な意味でも、すごく意義があったんだと思いますね。 7点(2004-03-15 01:37:21) |
1143. 座頭市(2003)
豪快に吹き出る血しぶきや、低音響く豪快な人斬り音が、いい意味で現代的。たけちゃんはやっぱ好き勝手つくってるから、それがいいんだね。たけちゃんの映画は、まさしくたけちゃんの映画だもんね。タップダンス、とてもよかったよ。 7点(2004-03-12 00:20:52) |
1144. マスター・アンド・コマンダー
あれ?ちょっとちょっと、皆さん何言ってるんですか!ただのアクション映画だとか、戦闘シーンだけとか、ドラマ性がないとか、何言ってるんですか!この映画の愛すべきキャラクター達が織りなす人間ドラマがちゃんと描かれているじゃないですか!むしろそっちが主でしょうに!プンプン。まぁいいや、人それぞれだし、、、、。やっぱりピーター・ウィアーは素晴らしいストーリーテラーですよ。頼りがいのあるジャック・オブリー船長、でも彼の心の葛藤がすごくいいよね。大嵐の中でさ、縄を切って仲間一人を見捨てちゃうとこ、すごくこうじーんとくるよね。リーダーはたいへんなのよね。それとスティーブン医師。彼もいいよね。ガラパゴス諸島で調査する姿、すごくいいよね。あの人が運悪く銃で撃たれたとき、撃った人に「おいてめぇ何やっとんじゃこりぁぁぁぁ!!」て心の中で叫んじゃったよ。そしてなんと言ってもブレイクニー君。腕切断してもあの前向きさ、そしてやさしさがさ、いいよね。このキャラにほんと親しみまで湧いてきちゃったよ。この映画、アメリカではいまいちヒットしなかったみたいだし、アカデミー賞も結局とれなかったけど、たぶん原因の一つとして見てて痛いシーンてのがあるんだよね。こういうのってアメリカのお客さん好きじゃないから。アカデミー会員も保守的だし。でも本当に忠実に描こうとしたら、こういうのはちゃんと描かないといかんのよね。だからこそピーター・ウィアーさんはそんじょそこらの並監督は違うんだよね。ほんと、いつもノミネートばっかりで終わってるけど、絶対、いつかはオスカー差し上げて下さいよ。貰うに値する人なんだから。 7点(2004-03-05 20:02:36)(良:1票) |
1145. 28日後...
まぁ、皆さん言うように、確かに疑問を言えばいろいろあるかもしれませんが、そもそもゾンビ映画にそんなリアリティを求めたらゾンビ映画自体存在しないわけで(笑)、、、。ボクはロメロよりもむしろ「バタリアン」を思い出しましたね。だって感染者さんたちの足が早いのなんのって。あれじゃあ運動不足のボクはすぐ捕まって噛み殺されますね。終わり方がすごく清々しくてよかった。DVD借りてみたんだけど、それにはちゃーんと別エンディングも収録されてて、そっちの方はなんとも暗い、けどまだそこにも希望を見いだす、ていう感じのエンディングだった。確か本当はこのエンディングだったんだけど、これじゃ暗いからっていうんで清々しい方のエンディングにしたんじゃなかったかな。 7点(2004-03-05 19:05:33) |
1146. マイケル・ムーアの恐るべき真実 アホでマヌケなアメリカ白人
最初のさ、木が立候補するやつ、笑ったねぇ。よくやるよなぁ。マイケル・ムーアはこんなことよくやるよね、ほんとすごいよ。訴えられないのかな? 7点(2003-12-23 01:15:16) |
1147. U・ボート
いいですねぇ。一枚一枚構図がしっかりしてますねぇ。手持ちで撮るスピーディーな船内シーンが特にいいです。この音楽ってよく聞きますけど、この映画のサントラだったんですねぇ。覚えときます。 7点(2003-12-12 22:03:25) |
1148. ファインディング・ニモ
いやー、またピクサーにやられてしまった。前作モスターズインク同様泣いてしまいましたねぇ。狙ってるのがみえみえだなぁと思いながら、じーんときちゃう。負けました。ピクサーの勝ちです。これからもどんどんボクを負かしていって下さい。 7点(2003-12-12 21:41:05) |
1149. 霊幻道士2/キョンシーの息子たち!
正直、今見るとむっちゃダサダサですね(笑)。なんつーか、衝撃的っていうよりは笑撃的といった感じです。でも、息子キョンシーと子供達が手を取り合うシーンは、なんだかちょっとじんときてしまった。 7点(2003-12-05 20:11:55) |
1150. コール
シャーリーズ・セロンがなかなか熱演でした。最後の車、飛行機、トラックのアクションシーンはすごくスピード感ありました。 7点(2003-11-07 16:53:24) |
1151. マトリックス レボリューションズ
ミフネ船長、よかったなぁ。すんごいがんばってた。ザイオンのシーンもよかったし、最後のネオとスミスの対決もすばらしかったです。結末も、そう来るか、、、、よしとしよう。 7点(2003-11-06 22:51:45) |
1152. 秋刀魚の味(1962)
いいねぇー。あったかいよねぇー。この映画って、全体的に暖かい色を多くしてますよね。それが内容とあってるんだまた。よかったです、お父さん。 7点(2003-10-30 21:20:30) |
1153. 大逆転(1983)
いやぁ、笑えたなぁ。やっぱりぬいぐるみ着せられて本物に好意もたれるとこ、最高だなぁ。あのシーンに7点。 7点(2003-10-30 21:10:24) |
1154. ウォール街
なかなかよかった。ダグラスの嫌な奴っぷりがはまり役だった。オリバーストーン自信も1カットだけ出てきます。 7点(2003-09-26 22:01:14) |
1155. ホーリーマン
うん、なかなかよかった。笑えるところもありました。こういう話ってアメリカ映画の定番の一つとしてありますよね。ジェームズ・ブラウンもカメオ出演してます。 7点(2003-09-05 20:41:32) |
1156. ラグタイム
いい映画です。みなさん、いい演技してました。あらためて、ミロシュ・フォアマンのすごさに感服です。乳まるだしで、100万ドルほしいの!と言うところが印象的でした。 7点(2003-08-04 23:53:18) |
1157. ランボー
警察がすごくひどい人に見えた。アクション映画として普通に面白い。逃走劇の醍醐味といった感じ。それで、見ていてすごく痛さが伝わってくる。崖から飛び下りるとことか、自分で腕を縫うところとか、見ててすげぇ痛い。最後の男泣きは、僕もじんときた。わかりやすいメッセージ性が逆によかった。 7点(2003-07-18 23:17:59) |
1158. ザ・ヤクザ(1974)
《ネタバレ》 上半身裸で刀姿の高倉健、かっこいいなぁ。アクションシーン、特に終盤のは、とてもいいですよ。指詰めるガイジンは初めて見たな。 7点(2003-07-12 00:59:25) |
1159. ヒドゥン(1987)
面白かった。確かにターミネーターを彷佛とさせます。マクラクランの落ち着いた態度、表情がいいです。展開も飽きさせませんし、隠れた傑作といっても言い過ぎではなないかもしれません。 7点(2003-07-07 21:32:03) |
1160. ソラリス
僕が本作で気に入ったのは、宇宙船とソラリスのデザインだ。ソラリスはとても美しく、宇宙船内のデザインは、形状、色、質感など、実に僕好み。(地球と宇宙船内で色の対比により区別してる点がわかりやすくていい)さて、タルコフスキー版と比べると、(比べる事自体が間違ってるのかもしれないけど)全体的に軽く、(時間はおよそ半分)哲学的要素は若干減り、娯楽作品へと変わっているが、だからといって駄目だとは言わない。本作は恋愛、二人の愛を主軸においていて、舞台はSFだが実際はラブストーリーなのだ。情緒的要素があり、電子的でありながら感情に訴えかける音楽もなかなか。惑星ソラリスや原作を読んでいないともしかするとわかりにくいと思う人もいるかもしれない。本作のマイナス要素は、もう少しソラリスそのものに説明があってもよかったのではないか。そして、ラストも予想通りで、も少しひねりのある、より浸透なラストを期待した僕には、若干もの足りなかった。まぁしかしながら、ソダーバーグの映画の中でも本作は非常に見やすく、わかりやすい方で、僕の中でのソダーバーグ評価は上がった、と思う。 7点(2003-06-29 23:56:59) |